ベルリン 2泊3日 (2-2)：ペルガモン博物館

2009/08/14 - 2009/08/14

2009年8月のベルリン旅行 第2日(その2)ペルガモン博物館

2-1. 博物館島
http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10646196/
2-2. ペルガモン博物館
http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10646375/
2-3. カイザー・ヴィルヘルム記念教会
http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10646378/
2-4. 6月17日通り
http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10646379/
2-5. ユダヤ人犠牲者記念館
http://4travel.jp/traveler/amsterdam/album/10646380/

エリア ベルリン(ドイツ)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ペルガモン博物館に入場しました。展示の目玉は紀元前180年ごろに築かれたペルガモンの「ゼウスの大祭殿」。19世紀にトルコ南西部の丘陵地帯ペルガマで発掘された遺跡をここに移築、復元しています。これだけの規模の遺跡がベルリンでみられるのは、帝国主義列強の遺跡発掘競争の結果です。

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ペルガモン遺跡全景。中央やや左にあるコの字型の建物が「ゼウスの大祭壇」。

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「ゼウスの大祭壇」階段上から左翼。海の神々と巨人族との戦いの様子がレリーフで再現されています。

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「ゼウスの大祭壇階段上から右翼


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ギリシャ神話の海の神々と巨人族との戦いのレリーフ。左は万能の神ゼウス、右は巨人族の長ポルフィリオン。

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海の神々と巨人族との戦いのレリーフ。左はアテナ女神、右は勝利の女神ニケ、女神たちの足元には巨人族

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ペルガモンのアテネ神殿

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ペルガモンのアテネ神殿の門館

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展示室(2)へ。古代ローマ時代、紀元2世紀に築かれたミレトスの市街門。20世紀初頭にアナトリア半島で発掘されました。

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床のモザイク。狩りをしています。

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床のモザイク。ヒョウの図柄です。

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トラヤヌス座像

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ユノー神殿「巫女カルティニアの廟」

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トラヤヌス座像とミレトス市場門。

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ミレトス市場門をくぐると、そこはバビロニア。紀元前7世紀ころに築かれたイシュタール門がそびえています。ウルトラマリンブルーが鮮やか。高価なラピスラズリを惜しげもなく使った豪華なつくりです。

イシュタール門

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イシュタール門から行列通りの模型。この遺跡はメソポタミア南部、シュメール・アッカド地方で発掘されました。

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イシュタール門をくぐったところに展示されている、彩釉煉瓦の壁。バビロニアの南宮殿の玉座の間に飾られていたもの。

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イシュタール門の彩釉煉瓦の壁に交互に描かれている動物は、牡牛とドラゴン、別の名をシリシュ(sirrush)。シリシュは神話上の動物で、うろこを持つ胴体で首と尾は長く、猫のような前脚、鷲の爪のついた後脚、頭部には角、そして蛇のような舌を持っています。

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行列通りに彩釉煉瓦で描かれたライオン。ライオンは、イシュタール女神の象徴。

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レリーフの高さは、人の大きさと比べるとこんな感じで、目線の高さがライオンの目の高さにあっています。

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模型と比べると、行列通りの幅はかなり狭く再現されています。

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一方で高さのほうは、現物にあわせて再現したようです。結果として高さの割りに幅が狭いので路地を歩いている感じになっていますが、実際にはイシュタール門へとつづく大通りです（模型からの目測では２５ｍ幅道路）。

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