2011/04/09 - 2011/04/10
58位(同エリア163件中)
紅い翼さん
4月初旬。九州の桜はそろそろ見納めの頃…。
今回は、以前から一度訪ねてみたかった山鹿温泉を絡め、
1泊2日で熊本近辺を小旅行してきました。
〔1日目行程〕
・花岡山~金峰山(雲厳禅寺)~田原坂公園~山鹿市内/山鹿温泉
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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博多駅7:20発 九州新幹線さくら403号で熊本へ。
九州新幹線は今回が初めての乗車。
熊本までは約40分と、とても便利ではありますが、
ゆっくりと鈍行電車に揺られていくのも、
旅の醍醐味の一つかなあと個人的には思ったりします。
熊本駅到着後、早速駅前でレンタカーを借り、いざ出発です! -
まずは、熊本駅の北側にある花岡山(標高は132m)へ。
丘の上なのであまり広くはありませんが、桜の名所として有名だそうです。熊本駅 駅
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山頂は桜が満開です…
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山頂にある仏舎利塔。
案内板によれば、インドのネール元首相から世界平和の祈願を込めて寄贈された御仏舎利を納めているそうです。 -
仏舎利塔と桜。
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ここからは、熊本市街を一望できます。
(写真右上は新しくなった熊本駅)熊本駅 駅
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加藤清正公が、熊本城築城時に、この山から多くの石を切り出したといわれており、その際に腰掛けたといわれる「腰掛石」もありました。
熊本城 名所・史跡
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次に、熊本市内を離れ、北西部の金峰山にある雲巌禅寺に向かいます。
金峰山 自然・景勝地
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宮本武蔵像がおでむかえ。
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駐車場に車を停め、竹林の中の道を通ってお寺をめざします。
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ゆっくり歩いて10分弱で雲巌禅寺に到着です。
案内板によれば、雲巌禅寺は、南北朝時代に中国からの帰化僧東陵永與によって再興されたそうです。 -
雲巌禅寺の本堂です。
ここから先は有料(大人200円)です。
入口すぐの(ミニ)宝物殿には、
かの有名な「宮本武蔵自画像」や「佐々木小次郎と巌流島で決闘したときの木刀」などがありました。 -
イチオシ
五百羅漢像。
淵田屋義平という人が、江戸時代に24年間にわたって奉納したとのこと。
斜面一面に羅漢像が安置されている空間は圧巻。 -
苔生した羅漢像。
まだ9:30くらいで、他の観光客もいなかったので、
とても静かな空間をゆっくり散策できました。 -
こちらが「霊厳洞」。
宮本武蔵が、1643年にここに篭り、「五輪書」を書いた場所です。 -
階段を登っていくと…
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洞の内部には、観音像が納められてます。
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最後は、西南戦争の激戦地田原坂です。
現在は、一帯が公園として整備されています。
ここも、桜の名所として有名だそうです。田原坂駅 駅
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田原坂の頂上付近にある「弾痕の家」。
資料館の一部として復元したものだそうです。田原坂駅 駅
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こちらがその「田原坂資料館」(入館料は210円)。
中には、当時の戦闘の状況についての解説図や、
実際に使用した大砲や銃などが展示されていました。田原坂駅 駅
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イチオシ
公園内を散策。
桜はすでに散り始めで、花びらが道をおおっていました。 -
桜の枝には、葉もでてきています。
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休日で天気もよかったためか、かなりの人出でした。
これでレンタカーは返却し、バスで次の目的地である山鹿へ向かいます。
しかし…、熊本駅までの国道が予想外に混雑していたので、レンタカーを返却できたのが13:00過ぎになってしまった。
バスの発車まであまり時間がないため、コンビニでカロリーメイトを調達。待ち時間に昼食をとる。熊本駅 駅
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熊本駅前バス停から、13:27発産交バス山鹿バスセンター行に乗り込む。
山鹿バスセンターに14:49着とおよそ1時間20分の路線バスの旅。
ゆったりと車窓をながめてました。
山鹿バスセンターには、コインロッカーがあったので、荷物を預け、早速街歩きを開始!熊本駅前停留場 駅
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イチオシ
観光案内所で地図を入手後、まずは山鹿のシンボルである「八千代座(国重文)」へ。
しかし…、今日は興行を行っているため、中の見学はできないとのこと…。
古い建物なのにいまだ現役なんだなあと感嘆していると、
受付の方から、「明日なら入れる」との話を聞き、今日はあきらめることに。八千代座 名所・史跡
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街歩きを再開。
山鹿は、豊前街道の宿場町で、江戸時代には細川藩の参勤交代の道になっていたことから、今も古い町並みが残っている。 -
八千代座のすぐ近くにある、護國山金剛乗寺です。
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この石門は、1804年の作だそうです。
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金剛乗寺の山門。
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金剛乗寺の本堂。
街中なのにこの空間だけはとても静か。 -
本堂にも山鹿灯籠?
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こちらも八千代座から近い「山鹿灯籠民芸館(国有形文化財・入館料210円)」
この洋館は、1925年に銀行として建てられたものだそうで、中には金庫室もありました。 -
沢山の種類の灯籠が展示されていました。どれも技が細かい!
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イチオシ
館内2階から。
灯籠と洋館による和洋のコラボレーション。 -
灯籠祭りのポスターになっている鶴田一郎先生の美人画も展示されていました。
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山鹿灯籠民芸館のすぐとなりにある湯の端公園(公園というより「広場」に近いですが)には、山鹿の湯を使用した「あし湯」がありました。
ここで地図を見ながらちょっと休憩………次は、大宮神社をめざすことに。山鹿灯籠民芸館 美術館・博物館
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あし湯から道路を挟んで向かい側にある「薬師堂」です。
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薬師堂の目の前にあった飲泉塔。
さすがは温泉地ですね。
泉温は32℃くらいだそうですので、ちょっとぬるめでしょうか。
地元の人もお湯を汲みにきていました。 -
「温泉通り」を散策している途中に「長源寺」というお寺があり、
その山門前に記念碑がありました。
西南戦争の際に、薩軍がこの山鹿まで進軍してたんでしょうか。 -
大宮神社に到着しました。
有名な山鹿灯籠祭りは、この神社の祭事だそうです。 -
大宮神社の本堂です。
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神社の朱色に映える桜。
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温泉通りを戻り、豊前街道沿いの古い町並みが残る通りを、
菊池川に向かって散策します。
こちらは、「千代の園」という醸造元です。 -
菊池川にたどり着きました。
この一帯は昔から米どころで、菊池川の水運が物流の大動脈として発展し、山鹿がそれら物産の集積地点だったそうです。
河川敷には、一面に花が咲き乱れてました。 -
菜の花の絨毯…多すぎ?
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そろそろ日も傾いてきたので、山鹿市内の本日の宿へ。
山鹿温泉は、平安時代の文献「和名抄」に温泉郷として登場しており、1000年以上の歴史があるそうです。
ゆっくり温泉につかって(あと湯上りのビールで)、
明日の英気を養いました。。。
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