スペインの旅2007③セビージャの世界遺産　Spain 2007　Sevilla,World Heritage

2007/10/27 - 2007/11/03

世界遺産セビージャの大聖堂　2007.10.30

スペインの旅2007　　　2007年10月27日（土）～11月3日
JTBオーレ・エスパーニャ8（マドリード、コルドバ、セヴィージャア、グラナダ、ミハス、マラガ、バルセロナ）

ヨーロッパの主要国は出張や旅行で何度も訪れていますが、スペインは今回の家族旅行が初めてです。自動車会社勤務の私にとって、スペインは仕事で行く機会がなかったのが主な理由です。
私は初めての国へ行くときには団体ツアーに参加することにしていますが、それは不案内な国・地域では、それが旅行を楽しむという目的に最も適切に対応できるからで、割高な旅行費用は二の次に考えています。
今回は家族旅行なので尚更です。
JTBの定番商品である「オーレ・エスパーニャ8」は結果的に家族にとって他のツアー参加者との交流ができたり、また多くの観光スポットを効率よく見学ができたりしてよかったと思います。
また好天に恵まれ、後半には白い雲が見たくなったほどで、一度だけにわか雨に遭いました。
　　　────────────────────────
2007年10月30日（火）
今日は午前中セビージャ市内観光をし、午後は昼食後グラナダへバスで移動します。
市内観光の見所はなんといっても1987年「セビージャの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館」の 一部としてユネスコの世界遺産に登録されたセビージャ大聖堂（カテドラル）です。
15世紀初頭から約1世紀かけて完成したカテドラルは、ローマのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次いで世界第3の規模を誇る大聖堂となった。

朝一番で訪れたスペイン広場は1929年のイベロ・アメリカ博覧会の会場として、建築家アニバル・ゴンザレスによって造られたもので、半円形の大きな建物の前には、レンガとタイルを組み合わせたスペイン各県の特徴や歴史を描いたタイル画のベンチがある。

撮影　CANON EOS 40D EF-S 17/85 IS USM　　　　yamada423

写真と説明文をひと通り読んだ後、元画像に拡大してご覧いただくと
、文字や人の表情などがかなり詳細に見られますのでお勧めします。
次の写真へ>>　でページが送れます。

現地の日の出・日没時刻はこのクチコミ記事で簡単に調べられます。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10177076/

☆お気に入りブログ投票（クリック）お願い★
http://blog.with2.net/link.php?1581210

エリア セビリア(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

セビージャの宿泊ホテル　オキシデンタル・セビ-ジャ

オキシデンタル・セビージャの外観です。8：32

出発前にホテルの周辺を散策しました。
街路樹にオレンジが生っています。

住宅の門の横にムクゲに似た花が咲いています。
陶製の表札がおしゃれです。

日差しの強い国らしく、ベランダの日よけが目に付きました。
色・柄は個性的です。8：50

スペイン広場の塔の右に下弦の月が見えます。9：49

スペイン広場では民族楽器を演奏していました。
アンプ付です。

スペイン広場は1929年のイベロ・アメリカ博覧会の会場として、建築家アニバル・ゴンザレスによって造られた。
広場はレンガとタイルを組み合わせた半円形で、スペイン各県の特徴や歴史を描いたタイル画のベンチがある。（新個人旅行　スペイン）

このタイル画はラ・マンチャ地方を象徴する「ドン・キホーテ」を描いたもので都市名CIUDAD REALが上に書いてあります。

15年近い経験の現地ガイドの説明はきわめて詳細でした。この2007年の時点は、今考えるとスペインの土地バブルがピークだったようです。

タイル画のベンチで記念撮影です。10：03

ツアー同行の皆さんで左が添乗員です。

広場ではカラフルなみやげ物が売られています。

セビージャの市電は低床式の比較的新しいものです。

カテドラル（右奥）横のコンスティテューション通り。

正面はカテドラルとヒラルダの塔ですがまずは右のアルカサル（世界遺産）の宮殿に入ります。

ムデハル様式の美しい庭園アルカサルの庭ではこのピンクの花が目に付きました。

花はグロリオーサそっくりです。

アルカサル（世界遺産）の庭で見かけたこの花は何の花でしょう。見たことはありますが。

花は色、形、大きさがグロリオーサ（ユリ科）にそっくりですが樹高が10ｍ以上もあり、植物分類上は全くの異種です。
どなたか掲示板で教えてください。

中庭の格子模様がユニークです。この日も終日快晴でした。10：36

アルカサルは14世紀後半、残虐王として知られるペドロ1世によって立てられた宮殿。
グラナダから建築家を呼び寄せ、アルハンブラ宮殿を模して造らせた宮殿は、ムデハル様式の代表例といわれている。（新個人旅行　スペイン）

イスラムの宮殿らしくモザイク・タイルが美しいのが特徴です。

微細な彫刻模様には圧倒されてしまいます。

ユニークなアーチ型の窓からは中庭が見えます。

タイル画に囲まれた部屋を天窓？からの光が包みます。

宮殿の庭には南国らしくカナリー椰子が植えられています。10：58

巨大なタペストリーはこの国の（人類の？）歴史物語でしょうか。

このタイル画には様々な人や動植物が描かれていますが、異教徒には物語？が理解できません。

アルカサルの見学を終えて一休みです。
右後ろ向きが現地ガイドです。

これから歩いて隣接するカテドラル（大聖堂）に向かいます。11：58

世界遺産のカテドラル（大聖堂）近景。
右の塔はセビージャの街並みを一望できるヒラルダ（風見）の塔で、イスラム寺院のミナレットに16世紀に鐘楼部が増築されたもの。
高さ96ｍの風見部分から眺めるパノラマは壮観です。

パリ・ノートルダム寺院のバラ窓のような豪華ではないが、可愛い模様のバラ窓（ステンドグラス）です。

キューバのハバナ大聖堂から移されたコロンブスの墓。
コロンブスの棺はカスティーリャ、レオン、ナバーラ、アラゴンの国王が担いでいる。（新個人旅行　スペイン）

これはカラフルなステンドグラスです。

ヒラルダの塔の途中から見た大聖堂の上部です。

ヒラルダの塔の上から見た西方向で、中央右は円形の闘牛場です。

ヒラルダの塔の上から見たセビージャの街並みです。
それほど大きくないのが分かります。

ヒラルダの塔の上から見た南方向で右手の方形の建物は世界遺産のインディアス古文書館です。

塔の上の鐘楼部には24個の鐘があるそうです。12：39

カテドラル（大聖堂）出口の免罪の門は形がユニークです。

免罪の門から出てきた人々は天気が良すぎて暑そうです。
中はコルドバのメスキータと同様に「オレンジの庭」です。

カテドラル横のコンスティテューション通りの市電。

脱線した市電の復旧作業中です。

街角のキオスク。ＡＢＣマートとは違います。

プエルタ・デ・ヘレスPuerta de Jerez の噴水。インパチェンス？が綺麗です。

鋳鉄製のベンチはなかなか優れたデザインで気に入りました。
帽子は私のです。

一般的な集合住宅はマドリードと同様に4〜5階建てです。
立派な外観で、中を見たかったですが観光客には無理ですね。

オレンジの庭からの出口です。13：18

街中を歩いて食事に向かいます。

個性的なデザインのレストラン。
男性の観光客は殆どリュックです。私もそうです。
ここに入ったのではありません。

牛の面もフラメンコの絵も、見ていてとても楽しいです。

現地ガイドと添乗員です。

イタリア、スペインなどラテン系の人々は陽気で屈託がなくいいですね。
ゲルマン（ドイツ）やアングロサクソン（イギリス）ではこうはなりませんね。

昼食のレストランにて。
私の席は左の手前です。14：02

ツアー同行の皆さんです。
天井に吊るした生ハムからの肉汁受けの皿がキノコに見えませんか。

ここにも名の知れぬ乾燥食材がいっぱいです。
ニンニクは判ります。

屋外の席もご覧のように混んでいます。
人気の店なのでしょう。

私が旅行するときのレストランの選び方は、なるべく混んでいて席を探すのが大変な店にします。まず外れはありませんね。

こんな素敵なバルコニーが羨ましいです。

ブルンバーゴのうす紫の花に癒されます。

市松模様の舗装が逆光に浮かび上がって美しいです。

これは、コロンブスの記念碑。14：52
セビージャは、コロンブスが新航路探索へ出発した地でもあります。

コロンブスの記念碑はバルセロナの海岸にもあります。

午後はグラナダへ向かいます。16：07
見渡す限りのオリーブ畑です。

自動車道路A-92でグラナダへ向かいます。16：08

この日のバスのドライバーです。16：22

グラナダに近付くとこのような山が見えてきました。17：24
この日も終日快晴で、まだスペインで雲を見ていません。

この旅行記へのコメント （2）

• フローレンスさん 2013/03/04 18:23:01

  同じ頃、同じ様なツアーに行ってました！ビックリ！！

  yamada423さん
  今日は、スペインの旅2007にお邪魔しています。
  パリの予習をする予定だったのが　ついついちょっと・・のつもりで覗いてしまいましたら、見たような風景・ホテル・・・フラメンコの舞台まで同じ！
  
  私も友人達と4人で　2007年9月24日から10月1日までJTBのツアーでスペインを旅行していました。
  アルバムを取り出して確認してみると　私達はヘルシンキ経由でマドリッドから入り　ほぼ同じコースを辿ったみたいです。アルハンブラ宮殿にも行きましたが、遠い割には良くなくて（主観ですが）セビリアの宮殿の方が感動があったのを思い出しました。
  
  セビリアとバルセロナは　個人旅行でもう一度行ってみたいと思っています。
  懐かしくて思い出しながら見ていると　すっかり夕方になってしまいました
  Oh,No!
  バルセロナ編のアップ　楽しみにしています。
  
  お騒がせして失礼いたしました。

  yamada423さん からの返信 2013/03/04 19:47:37

  スペインの旅8日間

  フローレンスさん おはようございます。
  
  > 私も友人達と4人で　2007年9月24日から10月1日までJTBのツアーでスペインを旅行していました。
  
  私はほぼ1ヶ月あとのJTBの人気の定番コースでした。私は家族同伴で参加のパックツアーでしたが、家族にとっては日本人同士の仲間がたくさん一緒で楽しかったそうです。
  仕事では行く機会のなかったスペインですが、好天に恵まれ、密度の濃いツアーを体験したので個人的にはスペインはもう十分です。
  バルセロナ編に書きましたが、自動車の変速機の設計が専門の私にはガウディのあの不規則な曲線芸術には馴染めなかったです。
  
  今は5月に行くプロヴァンスとパリの学生工業視察団OB/OG旅行の準備中で、いろいろ構想して楽しんでいます。計画段階からの旅行ブログも3月中に立ち上げようとしています。
  　　yamada423