春のナポリ・カプリ島・アマルフィ海岸その04～カプリ島（後編）

2011/05/01 - 2011/05/02

ヴィッラ・ジョビスから、ホテルに戻って一休み。
その後は夕焼けを見にもう一度アウグスト公園へ。
濃い日差しに照らされた景色はとても綺麗でした。

そしていよいよ翌日は青の洞窟のラスト・チャンス。
（と言っても、カプリには一泊だけですが）
なんとか入れます様、よろしくお願いします。

エリア カプリ島(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

街歩きを再開。
まずはウンベルト1世広場。“MUNICIPIO”とは市役所／町役場のこと。

ムニチーピオ・・・どこかで聞いたことがあると思いきや、ナポリの広場の名前でした。
アリバスが停まるはずだった広場です。

空の青さも最高！
なぜか張りぼてに見える時計塔。

午後6時ごろ日が傾いて街の色が濃くなります。

なんか、かっこいいシィニョーラ

コントラストがくっきり。

レトロなタクシーとドヤ顔のドライバー

階段途中の床屋さん

写真撮ってたらお兄さんと目が合った。
撮っていい？と断って一枚頂きました。
すごいアゴの割れ方でした。

階段で上れる場所があったので上ってみた。
するとこの絶景！
雲が掛るヴェスヴィーオ山、右端にウンベルト1世広場の時計台。
表紙写真にしようかと迷った一枚。

建物の隙間からサン・ステファノ教会。

カプリのお土産どれにしようか。

真夏の地中海。という感じの一枚。

ビシッと決めたカメリエーレ

超高級ホテル クィシサーナ・グランド

夕暮れ時にどこにいるか？いつもどの旅でも重要なポイント。

この日はアウグスト公園にしました。

午後6時15分ファラリオーニが一番綺麗な時刻。

このあと、Buca di Baccoで夕食。
評判に違わず、どれもおいしかった。
結構人気の様子で混雑していました。

これは食後、ウンベルト1世広場。

午後9時ごろ、さすがに人通りが少ない。

夜の時計塔

夜のカフェ

普通の街並みがとても綺麗。

Via Camerelleも人が少ない。
みんなどこへ行ったのかな？

ホテル近くのお店

レジーナ・クリスティーナに戻ってきた。
ＴＶではビンラディン容疑者殺害で持ち切り。


明日はなんとか青の洞窟に入れますように！

翌朝5時40分。恒例の早朝街歩き開始。
クィシサーナ・グランド前を通過。

通りを北上してウンベルト1世広場に向かいます。

ホテル・ラ・パルマの前を通過。

ムニチーピオの広場もひと気がない。

マリーナ・グランデを見下ろすバルコニー。
青の洞窟、この天気なら大丈夫かなー。

時計台の時刻は午前5時45分

Via Romaも徐々に明るくなってきた。

お土産屋さんのディスプレイ

日の出はもうすぐ。

サン・ステファノ教会の上空をふた筋の飛行機雲。

今度は南側の海を見に行こう。

サン・ジャコモ修道院。
どう見ても今日は絶好の好天（のような気がする）。

午前6時15分ソラーロ山の絶壁が赤く染まっていた。
青の洞窟は9時オープン。

でもとにかく早く行ってみることにした。

当然ホテルの朝食はキャンセル。
バス停近くのバールでブリオッシュとエスプレッソが朝ごはん。

6時30分発のアカナプリ行きのバスに乗ります。
キップ窓口は当然閉まってます。
運転手に一日券を頼んだのに伝わらす、一回券になってしまった。

約12分でアナカプリ、ヴィットリア広場到着。乗客は4人。

乗り換えのバス停はもう一つ先で降りればいい、とは帰国後に知りました。

ひと駅分歩いて7時発の青の洞窟行きのバスを待ちます。

約15分でグロッタ・アッズッラに着いた。
この天気なら大丈夫？

洞窟への石の階段にも日が当ってます。

おじさん一人がつりをしていた。

さあどうか？？波も穏やかに見えるけど。
当然まだ誰もいません。

それより目に着いたこの看板。

ありがとう。日本は負けません。

ずっと波を見て9時になるのを待った。
あまりに誰もいないので何度かバス停に戻ったり。

やっと9時になった。このころには後ろに7-8人が並びだしました。

・・・しかーし、なんとそのあと空は曇り、波もうねってきてしまった。
なんで何でー！！

9時過ぎに小舟を曳航したボートが現れた。

結局この日はクローズ。波の高さで判ってたけど。
おじさんによると、今日はもう一度午後1時に判断とのこと。

そんなこと昨日ホテルの人は言ってなかったぞ？
朝一でダメなら、一日ダメと言っていたはず・・・。

失意の中一旦カプリに戻り、宿泊していたホテルに戻って様子を聞いた。
「青の洞窟は今日もクローズ。残念だけど、またカプリに来る理由ができたじゃないか」
そう言われた。
ここでも午後1時の再判断なんて、微塵も知らない様子。
ホテルの情報なんてかなりいい加減だったことが判明した。

近くのカフェでこのドルチェを食べた。
これはうまいっ！ちょっとだけ気分が回復。
いろいろ考えたけど、結局青の洞窟への入場の可否は現地に行かないと分からないようだ。

ここまで来たんだ。
最後まで諦めず、午後1時のチャンスに賭けることにしました。

カフェを出たら、空が晴れていた。
よしっ、午後1時にはだいぶん早いけど、もう一度洞窟に行こう！

正午過ぎ、バスを乗り継いで青の洞窟に着いた。
石の階段を下りたその瞬間、ボートが洞窟に突入しているのが、見えた・・・。

やったー！良かったー！諦めなくて良かった。
このまましばらく、お願いだから、海よ、うねらないでくれ。

列は15人待ち。なかなか進まず、気持ちだけが焦る。

お金はどこで払うの？
しばらく分からなかったけど、このボートで支払うようです。

およそ30分並んで、やっと小舟に乗れた。
さっきのボートで入場料4ユーロ、ボート代8.5ユーロ、合計12.5ユーロを払う。

さあ、いよいよ突入！

洞窟の中は本当に別世界。
一瞬で世界が一変する。

写真を撮りまくるけど、写真の色と実物は違う気がする。
2-3枚撮ったところで、そう思った。

写真ばかり撮っていたので、直にもっと見ておけばよかった。

ああ、本当に一瞬の出来事のよう。

あっと言う間に終わってしまう、夢のような瞬間。
でも、形容できない美しさだった。

カプリに来て良かった。大満足でした。

すぐにバスを乗り継ぎ、カプリのホテルで荷物を受け取り、（青の洞窟に入れたことは内緒にしました）フニコラーレに乗って、ここマリーナ・グランデに到着。
すぐ13時30分発のソレント行きのフェリーに飛び乗り、カプリを後にしました。片道14ユーロ。

もうすでに空は曇ってました。

晴れて波も穏やかなのはあの一瞬だけだったのかも・・・。


続きはこちら
http://4travel.jp/traveler/-196-196-196-196/album/10570854/

この旅行記へのコメント （4）

• わんぱく大将さん 2011/07/23 08:46:16

  空と洞窟のブルー

  でいめいとさん
  
  今年は涼しいバルセロナに遊びに来ていただき有難うございます。
  
  旅行記拝見させていただきました。　　ヨーロッパ、ラテンの空のブルーと青の洞窟のブルー、美しいですね。　　１時まで待って、見れてよかった！
  きれいに、撮られてますね。船は揺れると思うのに。。。
  
  　大将

  でいめくと さん からの返信 2011/07/24 10:48:40

  RE: 空と洞窟のブルー

  こんにちは。初めまして。
  メッセージ頂き、ありがとうございます。
  
  青の洞窟、ほんとに見られて良かったです。
  粘った甲斐がありました。
  
  写真はたくさん撮ったうち、ましなものを選んだだけです。
  その他にいっぱい失敗写真もありますので・・・。
  
  旅行記にも書きましたが、もう少しじっくり直に見ておけばよかったです。
  ほんとに一瞬で終わった感じでした。
  

  わんぱく大将さん からの返信 2011/07/24 19:15:25

  RE: RE: 空と洞窟のブルー

  > こんにちは。初めまして。
  > メッセージ頂き、ありがとうございます。
  >
  > 青の洞窟、ほんとに見られて良かったです。
  > 粘った甲斐がありました。
  >
  > 写真はたくさん撮ったうち、ましなものを選んだだけです。
  > その他にいっぱい失敗写真もありますので・・・。
  >
  > 旅行記にも書きましたが、もう少しじっくり直に見ておけばよかったです。
  > ほんとに一瞬で終わった感じでした。
  
  でいめくとさん
  
  タイプミスで、お名前、間違ってて、すみません。　　　大将>

  でいめくと さん からの返信 2011/07/25 23:27:14

  こんばんは

  全然大丈夫ですー、
  というより全然気づいていませんでした。
  ご丁寧に、ありがとうございました。
  これからもよろしくお願いします。