のんびりするには最高のロケーション！

*ランギロア、キアオラの情報は共に少ないため、皆さんのお役に立てれば嬉しいです*

ダイビング目的のランギロアでキアオラに５泊しました。ビーチｏｒ水上でツアーの価格が随分違うので迷いましたが、思い切って奮発。結果、大正解でした。

【天気・気候】
１月は雨季で、初日の夜は不安になるくらいの暴風雨でしたが、翌朝には止み「これぞ南国！」な晴天続きで嬉しかったです。
気温は27-29度。タヒチ本島とは違い、カラッとした暑さで快適でした。
【立地】
空港とティプタ村の中間にあります。ティプタ村までも徒歩20〜30分。「ちょっと買い物を…」が出来る店もありません。島の一本道も街灯など無く、夜は真っ暗闇になります。
アバトル村まで自転車を借りて行こうと思いましたが、「炎天下、８?以上のサイクリングはツライ」と経験者に引き止められました。
結局、アバトル村散策は次回訪問のお楽しみとし、念願のゴーギャンパールまでは、レセプションにて送迎車を予約していただき行くことが出来ました。
アバトルまで行かれるなら、ちょっと高くなりますが２人乗りスクーターかレンタカーがオススメです。
ティプタ村までならのんびり歩くのもいいと思います。
【部屋】
コテージは４４番。
立地的に、４３〜４６番がベストロケーションです。
モルディブのOne＆Onlyリーティラの水上コテージに比べると、キアオラの水コテはこじんまりとしていますが、その分無駄が無く動線が良くて便利です。
シャワーとバスタブ、トイレも別々で、シャワー・トイレ各入り口にはドアがあるので快適です。テラスも広々としておりデイベッドでゆったり昼寝出来ます。
コテージ下には、昼間は色とりどりの熱帯魚やゴマモンガラ、夜はボラにサメに赤エイ等がやってきて、毎日パンでの餌付けを楽しみました。
コテージ下の浅瀬のサンゴはあまり発達していませんが、魚影が濃く、波も穏やかなのでシュノーケルを楽しむ方がたくさんいました。
コテージから、クロールで遠泳していたパワフルな年配の外国人男性もいました。
【設備】
ベッドはキングサイズで広々。収納スペースも十二分です。
バスタオルは室内用とビーチ用があり、気持ちよく使えます。ドライヤーもなかなか充分な風量です。
ミネラルウォーターは500ml＠１人/１日いただけますし、コーヒーや紅茶もあります。冷蔵庫には何も入っていないので、日本から持参した炭酸飲料などを冷やしておけました。
お湯もポットがあり、一瞬で沸騰するので大変重宝します。
シャワーの水圧も、海外には珍しく？　充分すぎるほどでした。
念のため、日本から水を２L×３本持参しましたが、１本余りました。
【食事】
…こんなものでしょうか。
キアオラリニューアル後、美味しくなったとのクチコミもあったので少々期待して行きました。が、ステーキはスジが多く固く、味がありません(ステーキソースなんて概念はない)。
ホタテ貝柱のソテーは美味しかったですが、６粒で3000xcp以上（現在の相場で4000円以上）…。1.5Lのミネラルウォーターが500xcp(約700円)。さすが物価世界一、タヒチ。
とはいえ、キアオラ唯一のレストラン。徒歩圏内にレストランはなく商店も無いので、ここで食べるしかありません。　不味くは無いのですが、醤油の味が恋しくなります。
事前にクチコミを読んで、日本からカップ麺やスープ春雨を持ってきて良かったー！！　味の面でも価格の面でも持参必須です。２日に１度は食べてました。

ランチは主に、隣接するMIKIMIKIバーでサンドイッチをいただきました。
サンドイッチはフランスパンにチキンや野菜を挟んだシンプルなものですが、美味しかったです。価格も950xcp(1300円）、マンゴーネクターやバナナネクターが390xcp(550円）。安心のお値段です。
雰囲気は、レストランもバーも、とても素敵でしたよ。
【その他】
ランギロアはタヒチ島やボラボラ島と違い、とても人がのんびりしていて親切です。
日本人客も、私たちを入れて３組のみ。新婚旅行カップルはいませんでした。
(ランギロアには海以外の観光があまり無いので、大半の観光客はボラボラやモーレアに行ってしまうようですね)
また、日本人スタッフのヒロコさんにも大変親切にしていただきました。
彼女はＳｐａマネージャーで大変お忙しく、レセプション等でお目にかかれることはあまりないのですが、それでも私たちを気遣って時折部屋にお電話をくださり不便はないかどうかの確認や、島内観光の手助けをしてくださいました。

お料理にはもう少し工夫をしてほしいところですが、全般的に大変居心地のよいホテルでした。
ランギロア内には他にも感じの良さそうな中規模ホテルや、たくさんのペンションがありますが、次回も是非またキアオラに宿泊したいと思います。