2026/09/20 - 2026/09/22
62796位(同エリア87484件中)
KARIさん
村上春樹さんの新刊『夏帆』を読んで、舞台になった武蔵境や、早稲田の村上春樹ライブラリーに行きたくなり、東京へ行ってきました。二泊三日の小旅行です。
中日はお友達と栃木の那須へ、皇室の風を探しに。
武蔵境の夏帆に出てきそうな場所は、小説とグーグル・マップを見比べたり、チャッピーに相談しながら探し、実際に足を運んで想像を膨らませました。
登場する場所のモデルに感じる場所がいくつかありましたが、あくまで小説を読んだ個人の考察です。
これは三日目の、たっぷり村上春樹編
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ホテルの朝ごはん
パンケーキやドリンクバーもあったけど、二日間ともカレー。
昨日買った那須のチーズをトッピングして、チーズケーキドリンクと -
安心お宿 荻窪店
駅近で中央・総武線と東西線が、行きたいところに便利だった。
Agodaのセールで、連休なのに一泊5,000円はお得過ぎ。
台風一過で快晴! -
もう一度武蔵境へ
午前中は夏帆ちゃんの家と、『とぎや』の商店街を探す。
小説に出てくる「改札はIC化されており、無人だった」からのイメージに合う方の小さな改札を出て、南口へ。
武蔵野プレイスのすぐそばに出た。
武蔵境を含む三鷹エリアは、昔、春樹さんが住んでいた場所と言われている。
『夏帆』の舞台を探しているうちに、三鷹つながりで『羊をめぐる冒険』の印象的な場面、"水曜の午後のピクニック"に辿り着いた。
夏帆ちゃんの家がありそうだと思った場所も、ピクニックの場所も、春樹さんが住んでいたと思われる場所も同じ大沢エリアにある。いろいろ重なって、何かがありそうな気がした。
夏帆ちゃんは26歳の絵本作家で、『羊』に出てくる三鷹の彼女は26歳で亡くなった -
そんなことを考えていたら、隣には観音院
この入口は入りたくなるでしょ。
ご先祖様の宗派だったし、入らなきゃ -
ここでお彼岸だったことを思い出し、参拝させてもらった
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古い歴史があるお寺のようで、めっちゃ素敵な中庭!
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南口駅前から狛江行きのバスに乗り、国立天文台で下車
小説の中の夏帆ちゃん家は、「武蔵境の駅からバスに乗って15分ほどのところにある平屋の一軒家」
調べて、やっと条件にぴったりな場所を見つけた -
天文台の中にある『三鷹市 星と森と絵本の家』
古い日本家屋で絵本の家!?
と見つけたときはびっくり。
ここではないですか、春樹さん?
縁側もありそうなのに、休館日だったのが残念(一日目に予定していたのに行けなかったから)。
縁側の下を覗いて「ありくいさん、ありくいさん、あの、ひょっとしてそこにいませんか?」をやってみたかったな! -
空が開けた、『神の子はみな踊る』に出てきそうな場所
蝶やとんぼが飛んでたり、虫の音も元気!東京にある貴重な場所だ -
天文台を見学しようか迷っていたら、黄色い蝶が門から外へ出ていった。
なんとなく、こっちに行けってことかなと思って、次の場所へ向かう -
グルッペ三鷹店
夏帆ちゃんのお家から「バスで停留所ふたつ」行くと、スーパーマーケットのある商店街があるらしい。
近くに商店街がないか探したけど、ぴったりな場所は見つからず。
このお店は春樹さんの三鷹時代からありそうだけど、商店街ではなさそう。
暑かったので、飲み物を買って涼ませてもらった。
行かれたことありますか、春樹さん? -
Cadot カド
もう一軒、バスから見えて気になったお店へ行ってみる。
海外のお菓子や地元の果物も扱う食料品店。
なぜかレジ横にパッションフルーツが売られていて、これがとってもおいしかった。
近くに何かないか聞いてみたところ、天命反転住宅なんていう言葉が返ってきた! -
三鷹天命反転住宅
住むと死にたい気持ちがなくなるお家だったかな。
もう少し詳しく教えてもらったけど、何それの話!!
見学やショートステイもやってるらしいから、今度ぜひ訪れてみたい。
心の向くまま街歩きは、こういうのがあるから楽しい! -
大沢のバス停に向かう途中に、大きなアゲハ蝶がいた!アゲハ蝶なんて、子どものとき以来。
夏帆の中では、夏帆の叔父さんが武蔵境のことを「まさに文明の果つるところだ」と表現している。
私も大沢の辺りの地図を見ただけだと、何もなさそうだと思っていた。
でも実際に歩いてみるとそんなことはない、いいとこだった~!
洗濯物やお布団が干されている家が多いのも、なんだかよかった。
夏帆ちゃんが住んでいてもおかしくないエリア -
近くにはおっきなスバル
とても村上春樹ぽい。
夏帆ちゃん家の商店街候補に入っていた、南口の富士見商店街や中央商店街は、時間がなくて行けなかった。
次は武蔵境駅に戻って、北口からバスで15分くらいのとこにある商店街へ向かいます -
稲荷神社前で下車
一軒家が多くて明るめの雰囲気だった南口側とは結構違って、北口側はアパートやマンションが多い -
グリーンパーク商店街でとぎや探し
この入口で、もうここだの雰囲気 -
ここですか、春樹さん?
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!!!!
包丁研ぎ 致します!?
まさかここまでとは!
近くのお店の方に聞いたら、5年前くらいからあるとのこと。
店構えは模写と違うけど、これって感じ。
夏帆の中のとぎやを解釈するのは難しい。
夏帆ちゃんが物語の中で置かれる状況に応じて、同じとぎやの主人が、役割を変えて登場する。
旅行のあとに夏帆を読み返すと、また違う読み方ができた。
夏帆は、世界の不思議な仕組みを、キャラクターや物語を通して描いているみたい。
ありくいの奥さん
自分の中で気になったことや、望んだことが、あとから外の世界に現れてくるというように、自分の内側と世界が呼応するさま
佐原
人生にやってくる不条理な出来事のように、自分の意思とは関係なく人生にやってくるもの。悔しいけれど、そこから何かが生まれる。
とぎやの主人
世界から何かが差し出される瞬間そのもの? -
この商店街に残っている数少ないお店では、和菓子屋と洋菓子屋にお客さんが来ていた。あとは文具店やご飯屋さんがあったり。
道路を挟むと、大きなサミットが賑わっていた。
時間が足りず武蔵境はここまで。
実際に歩いて空気を吸って、街の雰囲気を感じると、夏帆や春樹さんの世界が、自分の中で膨らんでいく感じがして、とっても面白かった!!
三鷹駅行きのバスに乗って、次はアリクイのいる西葛西の動物園へ向かいます -
トウキョウ ミタイワラ
東西線に乗って、東京の中心をまたいで東側へ。
西葛西はインド人街らしい。インドに行ってみたいので、インド菓子を食べてみる。満席だったのでテイクアウト。
ガネーシャ様がいらしてテンション上がった。素敵なインド系の場所にはたいていガネーシャ様 -
チャイ、カジュ イチジク バラフィ、ラドゥ
ラドゥが気になっていたけど、素朴で好き。ひよこ豆と砂糖でできたお菓子かな?
どちらも結構甘いから、スパイシーなチャイが合う。日本ぽい綺麗な味がした -
江戸川区自然動物園
ここのアリクイは夫の方が、なんだか村上春樹ぽい雰囲気。
ありくいが想像つかなくて、動物園まで来てしまった。
夫、あなたもなかなか意味がありそうね。
奥さんを通して夏帆ちゃんに影響を与えたり、とぎやでは大きな出来事を引き起こしたり‥
それすらも自分から生まれているのかもしれないと考えると、ほんとややこしい! -
アリクイの奥さん
夏帆の中では、ありくいの奥さんが、自分の内側と外の世界をつなぐ存在として描かれている。
この象徴になるものは、自分では違うものになるんだなということが、旅行を通してよくわかった。
ここの奥さんは少し痩せて見えた。ずっと食べ物を探してる様子だったのが切ない。
お昼ご飯はどうしたんだい? -
早稲田へ
村上春樹ライブラリー!
春樹さんのたくさんの本を目にするだけで胸がいっぱい早稲田大学 国際文学館 (村上春樹ライブラリー) 美術館・博物館
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村上春樹巡り最後の場所
なので、春樹さんのオーディオルームに座って、音楽を聴きながらゆっくりした。
春樹さんの書斎コーナーや机の上の写真を見れてとても幸せ。
春樹さんが通っていたと思われる戸山キャンパスまで歩いて、疲れと空腹が限界だったので荻窪へ戻った -
荻窪駅南口の小松庵
東京、最後のご飯もお蕎麦。
今回の旅行は、副題を商店街と蕎麦屋巡りにできそう。
東京のクラフトビール巡りしたかったのに、お店とタイミングが合わず、なぜかこうなった -
更科そば
なぜなら、メニューにかつ煮を見つけたので。
シンプルなお蕎麦が合う -
食べかけですみません。
食べかけの写真でも載せたくなるくらい、おいしいかつ煮でした -
みそ田楽とビール
飛行機に乗るの止められないかないかなと、不安になるくらいほろ酔いができあがった。
こちらはお客さんがひっきりなしで、一人ご飯、子供連れ、カップル、親子とかいろんな層の人が来ていて活気があった。
店員さんもテキパキ。地元にあるのがうらやましくなるお店 -
荻窪のこの通りはご飯屋さんがいっぱい
誘惑を通り抜けて、ホテルで荷物をピックアップして空港へ向かいました。
そして帰ってから、旅の思い出と一緒に『夏帆』をもう一度読み返した -
羊男 村上春樹ライブラリー
『夏帆』と『羊をめぐる冒険』の"水曜日のピクニック"
旅行に行く前に、三鷹と26歳という共通点を見つけて気になっていた。
帰って読み比べたら、『夏帆』の冒頭の夏帆ちゃんと佐原のシーンと、『羊』の僕と三鷹の彼女のシーンに、似た空気感を持つ場面があることに気がついた。
でも、そこから立ち上がる世界は、まるで違う…
旅行を通して春樹さんの世界に浸って、もっと作品を楽しめるようになった気がします。
最近の言葉に「歳月こそが、作品の値打ちを判定するもの」とあって、すごく納得した。
『夏帆』には、春樹さんが積み重ねてきた歳月が、熟成されて詰まっているように感じました。
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旅行記グループ 東京・日帰り栃木 二泊三日
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