2026/06/09 - 2026/06/11
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Ravshanさん
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旅行の概要(第3部・完結編)
タオルも着替えも忘れたまま、氷点下の滝へ決死のダイブ!?裸足で鋭い岩を越え、骨の髄まで凍る大自然の洗礼を受けたら、なんとUAEの無敗MMA選手と遭遇。帰り道のカフェでは生焼けケバブに翻弄され、「トボログ(チーズ)」を「トゥボルグ(ビール)」と聞き間違えられ、言葉の壁に大笑い。翌日、標高3139mの最高峰は行けなかったけれど、60歳の超人ドライバー・チャリが「誰も知らない秘密の鍾乳洞」へ連れて行ってくれた。片手に水を持ったまま崖をスイスイ登る彼を見て鳥肌。漆黒の洞窟では「ムーンミルク」が神秘的光を放ち、猛毒のカラクルトとご対面。帰り道、チャリは見知らぬ家に車を停めて…実は自分の家。自家製のチャル(発酵ラクダミルク)や庭のプラムを無料で振る舞ってくれる、遊牧民のあたたかすぎるおもてなしに胸が熱くなる。過酷で笑いあり、感動ありのコイテンダグ遠征、ついに完結。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
-
皆様、コイテンダグ遠征レポートの最終章(第3部)へようこそ!
前回の第2部では、世界最長の「恐竜の足跡」への過酷なトレッキングを終え、時刻は14:20。目の前には氷のように冷たい風が吹き抜ける美しい滝。しかし、大急ぎで出発の準備をしたせいで、ビーチサンダル、着替えの乾いた服、そしてタオルをすべて車のトランクに忘れてきたことに気づいた絶望の瞬間でお別れしました。今回はその続き、波乱万丈のダイブから、誰も知らない秘密の鍾乳洞探検、そして心温まる現地のおもてなしまでの全貌をお届けします! -
🌊 1. 峡谷パルクール、無敗のMMA選手、そしてタオルなしの「滝ダイブ」
いざ滝へ向かって進み始めると、そこは恐竜の台地以上に危険な道のりでした。小さな水流が何千年もかけてツルツルに磨き上げた巨大な岩の上を、まるでパルクールのように飛び跳ねて進まなければなりません。足元が非常に不安定で、ご年配の方や体力に自信のない方には絶対に不可能なルートです。
なんとか滝の始まりに辿り着くと、そこで信じられない出会いがありました。なんと、UAE(アラブ首長国連邦)で活躍する無敗(6勝0敗)のプロMMA(総合格闘技)選手がプライベートで訪れていたのです!まさかこんな世界の果てのような山奥で出会うとは夢にも思いませんでした。
さて、肝心の滝へのダイブです。タオルも着替えもない私たちですが、仲間の「人生は一度きりだ!」という言葉に背中を押され、覚悟を決めて服を脱ぎ捨てました。死んだ鳥が転がる崖のそばを通り抜け、鋭い石が転がる氷のような小川を裸足で進み、順番に滝の真下へ!
骨の髄まで凍りつくような強烈な冷たさでしたが、それは同時に、最高に爽快な大自然の洗礼でもありました。
🍢 2. 生焼けのケバブと言葉の壁:「トボログ」か「トゥボルグ」か?
滝から上がり(濡れた体のまま)急いで地元のカフェへ向かいましたが、ここでの食事は散々な結果に。カウルマ(肉の炒め煮)は骨と脂ばかりで、リュレ・ケバブに至っては中が生焼け。パンもカチカチでした。
その後、名所である「ガイナル・ババ」の泉へ。運転手のチャリが湧き水を豪快にすくって飲む横で、ガイドのメカンは一口飲んで「泥と魚の匂いがする…ブルブルッ」と試飲をギブアップ(笑)。私たちは鋭い石が沈む湖で靴下を履いたまま泳いだりもしましたが、急激な気候の変化とあの生焼けケバブのせいか、帰り道ではみんな少し体調を崩してしまいました。
夜、ホテルで「まともなご飯」を食べようと買い出しに出かけた際、大爆笑のハプニングが起きました。
ロシア語でカッテージチーズを意味する「トボログ」を小さな店で探して店員に尋ねると、彼女はビールと勘違いして「トゥボルグ(Tuborg)ならあるよ!」と嬉しそうに缶ビールを出してきたのです。 トルクメン語でチーズは「ドラグ」だったと思い出して言い直すと、今度は発音が悪かったのか「ダラク(Darak=くし)ならいるか?」と聞き返され、私たちは笑いをこらえきれず店から逃げ出しました。結局、大きなスーパーで豚のローストや冷たいコーヒーなどを買い、超濃厚な1日目がようやく終了しました。 -
🦇 3. 二日目:超人ドライバー「チャリ」と行く、誰も知らない秘密の鍾乳洞
翌朝、標高3139メートルのトルクメニスタン最高峰「アイリババ山」へ向かう予定でしたが、国境付近の厳重警戒エリアのため、大臣クラスの特別な許可が必要だと直前で判明し断念せざるを得ませんでした。
しかし、私たちのドライバーであるチャリは、ここで引き下がるような男ではありません。
「よし、それなら観光客が誰も行ったことがない、秘密の鍾乳洞へ連れて行ってやる」と提案してくれたのです。
廃墟となった古い鉛鉱山の跡地を抜け、そこから先は道なき道を1時間半もよじ登る超過酷なルート。断崖絶壁の縁を歩くこともありました。ここで、60歳であるチャリの「真の姿」が明らかになります。
スポーツ資格を持つ私たちアスリート陣が必死に手足を使って崖を登っているのに、チャリは片手にペットボトルの水を持ったまま、足だけでスイスイと重力を無視して登っていくのです!私たちがルートを見失って大声で呼ぶと、遥か上の草の上で寝転がって待っているという超人ぶり。
登山の途中で、代表のラフシャンから「調子はどう?」と呑気な電話がかかってきて大爆笑しながら、ついに洞窟の入り口へ到着しました。 -
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💎 4. 光の届かない漆黒の世界:ムーンミルクと猛毒のカラクルト
洞窟の中は、光が一切届かない漆黒の世界です。暗闇の中で仲間が2回も激しく転びましたが、懐中電灯で照らし出すと、そこには想像を絶する別世界が広がっていました。
外は気温40度を超える猛暑だというのに、洞窟内は白い息が出るほど寒冷です。頭上には無数の鍾乳石と石柱が垂れ下がり、石で作られた天然のお椀(リムストーンプール)には重炭酸カルシウムが溶け込んだ水が満たされ、「ムーンミルク」と呼ばれる白い結晶が神秘的に輝いていました。
大量の蚊が冬眠するように壁に張り付き、猛毒のクモ「カラクルト(黒後家蜘蛛の近縁種)」の姿に鳥肌を立てながらも、地球の奥底に触れるような感動を味わいました。帰りの過酷な下り道では、チャリが教えてくれた天然クーラーの風が吹き抜けるトンネルで火照った体を冷やしました。
🐪 5. 遊牧民の温かいおもてなしと、砂漠の隠れ家リゾート
ホテルへの帰り道、「冷たいアイラン(塩味のヨーグルト飲料)が飲みたいね」と車内で話していると、チャリが見知らぬ家の前に車を停めました。
すると、小さな女の子がお盆にたっぷりの自家製「チャル(発酵させたラクダのミルク)」を運んできたのです。なんとそこは、チャリの自宅でした!彼は遠方から来た私たちからお金を受け取ろうとせず、それどころか庭で採れた甘い自家製プラムやリンゴまで持たせてくれました。彼の粋な心遣いと温かいおもてなしに、私たちは心から感動しました。
遠征の最後には、この辺境の地には不釣り合いなほど立派な、プールやジャグジー、美しい内装を完備したエリートな隠れ家リゾートも発見しました。過酷な大自然のすぐそばに、こんなに快適に過ごせるオアシスも存在しているのです。
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