2026/08/14 - 2026/08/14
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mom Kさん
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二度目の基隆は20年ぶりだった。蛤蜊湯の美味しさが忘れられなくて出かけた。バスターミナルから歩いてすぐに、屋台街が見つかった。昔は、汽車から降りて真っ直ぐ歩いた記憶。
油飯の湯気に誘われて、一緒に注文。満足。その後、食べ物屋台街を抜けて、さらに小さなお店が連なるエリアに入って行った。荒物屋さんを覗いたり、小さな買い物をしたり。いつもの歩きを楽しんでいたら、角の珈琲ショップの前を通りかかった。通りに三つぐらいだったかな。小さなテーブルが出ていて、店先だけのカフェ。なんだか美味しいオーラが出ているので、注文して受け取り、座った。うん、これは気に入った。
それからまた20年が過ぎた。目的は、蛤蜊湯と珈琲になった。
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華陰街をまだ歩いていなかった。1本北の通りは、早朝のためだろうか。とてものどか。
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旅社の看板が向こうに見える。あとは住宅が中心。いずれここも開発の手が入るのだろう。
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台北駅に戻ろうと曲がったら、小さな市場通り。サツマイモの山に「金山」名の札。名産地かしら。
ぷっくら小ぶりで、見るからに美味しそうなタケノコだけを地売りしている。立ち止まり、見上げる売り手と言葉を交わすご近所さん。城中市場はこれがもう無くなった。 -
台北発10:24発の區間車は、11:14に終点基隆駅に着いた。往復TWD62は敬老だから。国鉄らしい在り方。少年F氏のアッパレが聞こえた。
苗栗が気になっている。名前に惹かれてる。行き先表示でよく見るから。今回も無理だなあ。 -
エスカレーターを上がったら、駅舎の変貌に驚いた。
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駅前がこんなことになっている。
どっちに向かえばいいの。
出口は二つ。
壁の地図を見る。 -
改札口は一つだった。コンコースに客家の干し肉屋さんが出店。向こうにコンビニが見える。
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ifがあるかもと進んで見れば、◯ター◯ッ◯ス。ここではオリジナルcupでなく、これですか。持ち手しっかり、網状もしっかり、デザインに感心していたら、同じように立ち止まった同年代女性に話しかけられた。彼女の顔も苦笑混じり。「こんなのが、こうなるのねえ。」と私は解釈して、頷いた。お値段はどこにも書かれていなかった。びっくりしそう。
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西出口がすぐ街並みの賑わいと見えた。降りて進んでみたものの、どうも違う。大きな陸橋を越えて、おぼろげな記憶の町並みに入った。大事な1食だけは珍しく予習していた。ようやく仁愛市場に辿り着いた。店先に出てきた店主に尋ねたら、「この上よ。」笑顔付きで教えてくれた。
階段を上がったら、呉姳麺館だった。 -
基隆で四度目の蛤蜊湯。(一度、基隆夜市へエンちゃんの車で連れて行って貰った。私がせがんだから。)
このお店は、針生姜だけでなく、薬味が二種トッピング。お味は薄めで上品。 -
「男子漢蚵仔盖飯」の字を見て、一気に澎湖の美味が蘇り、注文票にチェック。番号が電光表示版に点灯されるまで待つ。
席に案内される。届く。プリプリ牡蠣に味付けはない。私は示された調味料コーナーからワサビと台灣醤油を選んだ。トッピングの中に台灣たくわん。澎湖に軍配。お隣さんは、「綜合」や蝦や蝦麺、蝦飯を選んでいた。次はアレにしよう。イカ麺もある。台北からLunchに来る価値大いにあり。 -
お腹も気持ちも落ち着いた。2階をゆっくり見て廻る。
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店頭の大皿に魚の頭のアラ炊きが見えたのには驚いた。
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ただ1店。ステーキのお店。通路は狭く、どのお店も皆さんの食べているひと皿が見える。
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手足の手入れや美容院のお店も混在。珈琲の看板が隅っこに1店。カウンターの器具も年季が入ってる。立ち止まったけれど、ここではない。
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半数はお寿司屋さんではないかと思えるほど多い。呉姳麺館に劣らずの賑わいは、お寿司屋さん。それもにぎり専門店。東港でもこうはいかなかった。あちらは黒マグロのお刺身が中心。こちらはどのお店もサーモンがネタの中心。
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角の屋台果物やさんで、プラムにあの魔法の香辛料がかかっているのが目にとまった。手持ちのタッパーに6個入れてくださいと頼んだ。4個でいっぱい。♂「あと1個入れるね。」小さめを選んでくれたけど、蓋が閉まらないので口に入れた。45元。お二人の優しげなもの言いが気になり、戻って写真をお願いしたら、お父さん店主は店前に出てこようとしてくれる。これと一緒にお願いします。と言ったら、また定位置に戻ってくれたけど、そばのお母さんに声をかけてくれない。自分だけポーズ。私、「謝謝」。お父さん、「アリガトウ」。
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さあ、次の目的。珈琲に。市場周辺を広く歩いてみたが、それらしい記憶の珈琲店が見当たらない。20年前と変貌甚だしい。調べておいた珈琲店に向かった。
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その住所は號と呼びたくなる通りで、界隈に同じようなシックな珈琲店が三店も集まっているエリアだった。
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Cappuccinoを注文すると、「アイスですか。」と尋ねられた。飲んだことはない。でもそう言われるのは、きっと今の季節は、よく飲まれているのだろう。「はい」と応えた。
これならさぞかし美味しいアイリッシュコーヒーが飲めるだろう。メニューには無かった。と、思う。
このクリームはなかなか混ざらない濃厚さ。氷がクラッシュされて溶けにくい。カウンター内は静かな若い二人。 -
旅日記を書いて過ごした。最初の一口からおいしさ変わらない。出てからも後味の余韻が残った。
” 基隆の珈琲は、美味しい ”。上書きされた。 -
カンカン照りの中、渡辺珈琲を探し、辿り着いたのに、雲行きが怪しい。ポツポツ降ってきた。もう一度思い出の夜市街に向かった。文房具屋さんの前を通りかかった。
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ボーペンの種類が多く、しかも安価。色も楽しんで5本購入。54元。ゆっくり見たい店内だけど、5時半迄に帰宅する約束。
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本降りになりだした中、夜市の準備が始まっていた。
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駅が見えない。ビルの前に立っていたガードマンさんから「どこを探しているの?」的なことを尋ねられた。「基隆駅です。」と応えると、「あっちだよ。」と言う。
また橋を渡って行ってみても見えない。
港の向こうのはずと戻ってこの横断歩道を渡ったら、警備員の女性に「ここは行けない。」と止められた。迂回する方を指さす。 -
彼女を向いたら、ずっと見守ってくれていた。手を振ったら、振り返してくれた。
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駅舎がやっと向こうに小さく見えた。大きいはずが周りのビルの影になっている。
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画面をアップ。やっぱり基隆は雨の街。靴の中までずぶずぶ。
駅に着いたら、台北行は3:54。改札口の女性係員さんが、尋ねる私に「2A!」と、間髪をいれずに声と手で示す。
発車1分前だった。往復切符が台北駅自動販売機で勝手に出てきた幸運を思った。 -
翌日の朝ご飯。基隆の大きな八百屋さん店頭で、「金山」の文字を見たので、一袋購入。皮が薄く、一晩水につけ、手でゴシゴシするだけでこの通り。蒸してみました。確かに美味。土がとても細かくて赤い。ああ、天ぷらにすれば、もっと美味しいお芋さん。
やっぱり来週末は、豐原へ行こう。
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この旅行記へのコメント (3)
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- へけけさん 2026/08/17 09:56:09
- 基隆アッパレの続きです
- ごめんなさい 飛んじゃいました。
ちょくちょくって書こうとしたらchくchになっちゃった。 ちょくちょく「幸福水泥」の貨車が写ってたので、急に台湾行きたくなりました。ありがとうございました。 へけけ
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- へけけさん 2026/08/17 09:51:59
- 基隆アッパレ
- K小姐 早安
20年ぶりですか 変わっちゃいましたね。 とは言え、横丁のごちゃごちゃした風景や市場や港周辺は昔のまま。 あなたが求めてる風景や人のやさしさが残ってる。
自分的には基隆駅が地下化されちゃってから興味なくなっちゃいました。地平時代の駅が好きだったから。行き止まり式の地平駅って珍しいんですよ。もっと写真撮っておけばよかった。
あなたの前回の旅行記の中でchくch
- mom Kさん からの返信 2026/08/17 14:21:56
- 好きな風景が消えていく
- へけけ老師、あの頃カメラも持たずに旅していました。Backpackでなく、ショルダーで。お化粧道具も不要。だから若い頃の旅写真はあまりないのです。少年Fのあの機関車とツーショットは羨ましくてなりません。
「行き止まり式の地平駅」、ヨーロッパは普通なのに。そうでしたか。高雄もそうでしたね。40年前、墾丁へはここからバスでした。
台南も地下化は時間の問題ですか。そうしなければならない理由が分かりません。
アジアの駅舎の寿命、短すぎやしませんか。
以前の基隆駅舎が老師の旅日記に登場していないか探索開始。
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