2026/07/19 - 2026/07/19
433位(同エリア831件中)
キャンサー50さん
- キャンサー50さんTOP
- 旅行記111冊
- クチコミ7624件
- Q&A回答4件
- 412,113アクセス
- フォロワー2人
この旅行記スケジュールを元に
2022年4月から改修工事の為休館していた、両国の江戸東京博物館が2026年3月31日にリニューアルオープンしました。
ずっと行きたかった博物館なので、リニューアルオープンからしばらくして奥さんと一緒に訪問してきました。
併せて近隣のすみだ北斎美術館も訪れました。
さらに、両国周辺に点在する、葛飾北斎ゆかりの地も巡ってきました。
2025年12月に、墨田区が、区内で北斎が浮世絵の画題をした場所に案内板を16基設置しました。
そのうち8着がJR両国駅周辺に、8基は都営浅草線本所吾妻橋駅以北へ設置されています。
今回は両国駅近くの8基を、江戸東京博物館とすみだ北斎美術館を訪れる前に巡りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
-
最初に訪れたのは、葛飾北斎案内板①「御厩川岸より両国橋夕陽見」。
JR両国駅から隅田川沿いを北へ600mほどいったところに設置されています。
富嶽三十六景の一つです。
ここは将軍の厩があったことから御厩川岸呼ばれる、現在の東京、隅田川。
そこから対岸を結ぶ渡し舟が、両国橋をバックに描かれています。 -
「御厩川岸より両国橋夕陽見」から、隅田川沿いを刀剣博物館あたりまで南下したところにあるのが、葛飾北斎案内板②「首尾松の鉤舟 椎木の夕蝉」。
北斎作の小冊子『隅田川両岸一覧』の中の一遍です。
蔵前の米蔵が立ち並ぶなか、ちょうど真ん中あたりに生えていた一本の松(首尾松)の近くで、船から釣り糸を垂れる人々を描いています。 -
さらに隅田川沿いを南下、旧安田庭園脇にあるのが、葛飾北斎案内板③「駒止石」。
文政時代(1818~1830)の正月の配り物として摺られた「馬尽」シリーズの一枚です。
寛永8年(1631)の初夏、暴風雨で隅田川が氾濫し、あたり一帯が大洪水に見舞われた際、三代将軍家光が本所地区の被害状況調査を命じたところ、旗本阿部豊後守忠秋ただ一人がその濁流を馬上巧みに渡河し忠誠心を示したという逸話があり、その際に馬を繋いだのが「駒止石」です。
当時は椎の木屋敷の前の隅田川岸にありましたが、現在は旧安田庭園内で見ることができます。 -
旧安田庭園の隣、両国国技館前にあったのが葛飾北斎案内板④「新柳橋の白雨 御竹蔵の虹」。
北斎作の小冊子『隅田川両岸一覧』の中の一遍です。
にわか雨に降られ,傘を持った人々が新柳橋の上を走っている様子が,隅田川の対岸から描かれています。 -
JR総武線をくぐって、さらに隅田川沿いを南下、両国橋の袂にあるのが葛飾北斎案内板⑤「両国納涼一の橋弁天」。
こちらも『隅田川両岸一覧』の中の一遍です。
両国広小路から、納涼の人出で賑わう両国橋をダイナミックに描いています。 -
「両国納涼一の橋弁天」からさらに南、竪川に架かる一之橋の袂にある葛飾北斎案内板⑧「宮戸川長縄」。
水のみせる変化と日本各地で行われていた様々な漁の様子に着目した風景版画のシリーズ「千絵の海」10図の中の一つです。
宮戸川は、現在の隅田川のうち、浅草周辺流域を指す名称です。
長縄は延縄はえなわのことで、1本の幹網にたくさんの枝網を付け、その先に針をつけたものです。 -
「宮戸川長縄」からやや北東、吉良邸跡にある、葛飾北斎案内板⑥「新板浮絵忠臣蔵」。
浮絵で『仮名手本忠臣蔵』各段の場面を描いた11枚の揃物の一つです。 -
吉良邸跡の前にあった、「鏡師中島伊勢住居跡」の説明板。
中島伊勢は幕府用達の鏡師で、宝暦13年(1763)、のちに葛飾北斎となる時太郎を養子にします。
北斎は中嶋伊勢の妾腹の子であったという説もあります。鏡師中島伊勢住居跡 名所・史跡
-
吉良邸後からすこし東へいった、竪川に架かる二之橋の袂にある葛飾北斎案内板⑦「本所立川」。
富嶽三十六景の一つです。
材木が立ち並び、それを加工する職人や、木材を積み上げる職人たちが描かれています。 -
二之橋から300mほど北、榛稲荷神社の境内にある「葛飾北斎住居跡」の説明板。
北斎は生涯で90回以上も転居を繰り返したとされているが、居所のすべてが正確に分かっているわけではありません。
榛稲荷神社の北斎住居跡は、ある程度場所の特定ができ、絵画資料も伴うものとして貴重な例です。葛飾北斎住居跡 名所・史跡
-
榛稲荷神社のすぐ隣、東京東信用金庫両国支店の脇には金色の葛飾北斎座像があります。
2024年1月に設置された、新しいものです。 -
この東信用金庫両国支店は、外観が北斎だらけで、入口上部には巨大な「神奈川沖浪裏」が飾られています。
-
壁にも「ひがしん北斎ギャラリー」と称して、たくさんの北斎の版画や資料などが飾られています。
-
いよいよ今回の目的地の一つ、江戸東京博物館へ。
江戸時代から現代までの東京(江戸)の歴史や文化、生活を味わえる博物館です。
訪問日が日曜日だったこともあり、すごい人手でした。
特別展として「洋館 明治の夢と挑戦」が開催されていました。
明治時代の洋館の資料が多く展示され、ジョサイア・コンドルや辰野金吾など、あまり建築に詳しくない私でも知っている名前が散見されて面白かったです。
ただ、特別展のほうは撮影がほぼできなかったので、写真はありません。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
特別展を見終わって常設展へ。
入口を入るといきなり大きな建造物に圧倒されます。
こちらは明治時代、銀座にあった服部時計店の原寸大。
もうワクワクです。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
服部時計店と対峙するようにあるのが、歌舞伎の芝居小屋「中村座」の原寸大復元図。
江戸時代の芝居小屋なんて、もっとしょぼいものを創造していたので、立派さにビックリでした。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
江戸東京博物館の常設展は、かなりの部分写真撮影OKだったので、相当写真を撮りましたが、あまりに多いので気に入ったジオラマなどを抜粋して掲載します。
こちらは江戸時代の日本橋周辺のジオラマ。
建物も精巧ですが、行きかう人々も、武士がいたり、棒振りがいたり、ひとつづつ違って飽きません。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
大名屋敷のジオラマ。
築地塀や門も精巧に作られていました。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
こちらは江戸城のジオラマ。
天守閣が見えるので、明暦の大火前の様子でしょうか。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
江戸の人々に時を知らせていた、本石町の時の鐘が再現されていました。
江戸東京博物館 美術館・博物館
-
江戸両国橋の賑わい。
こんなに船が行きかっていたんですね。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
神田明神の祭礼の日の様子。
山車を押す人や神輿を担ぐ人が再現されていて活気が伝わってきます。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
江戸歌舞伎座の舞台。
衣装は、展示のサイズの関係でちょっと小ぶりですが、歌舞伎衣装としては本物だそうです。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
時代は明治に移り、明治5年(1872)、兜町に建てられた第一国立銀行。
江戸東京博物館 美術館・博物館
-
明治時代の銀座煉瓦街。
通りにはガス灯が配置され、(鉄道)馬車や大八車、人力車などが走っています。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
最初の円タクである「フォードA型4ドアセダン」。
江戸東京博物館 美術館・博物館
-
明治時代、浅草に建てられた凌雲閣。
12階建ての建物は当時の日本で最も高い建造物で、開業時は大変な人気を博したそうです。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
時代が前後しますが、こちらは江戸時代の駕籠。
大名の女駕籠だそうです。
前後2人づつ、人でも運べそうにないと思う大きさです。江戸東京博物館 美術館・博物館
-
人が多かったので、だいぶ端折ったつもりでしたが、江戸東京博物館には2時間近く滞在しました。
昼時だったので、博物館近くの蕎麦屋さん、はせ川へ。
前から気になっていた店で、毎年のようにミシュランに掲載される名店です。
行列ができており、40分ほど待ちました。江戸蕎麦 ほそ川 グルメ・レストラン
-
オーダーしたのは、季節限定の冷やかき蕎麦。
大粒のかきが4つも入っていて美味でした。
が、蕎麦自体がとっても美味しいので、次回訪問するときはシンプルにせいろを頼みたいと思いました。江戸蕎麦 ほそ川 グルメ・レストラン
-
昼食後は、すみだ北斎美術館に向かいました。
すみだ北斎美術館のある緑町公園には「葛飾北斎生誕地」の説明板がありました。
これによると、北斎は宝暦10年(1760)、現在の墨田区亀沢付近で生まれました。葛飾北斎生誕の地 名所・史跡
-
北斎美術館はメタリックな現代的なフォルム。
隈研吾氏の設計だそうです。すみだ 北斎美術館 美術館・博物館
-
訪問時は、「北斎 広重 ふたりの富士、それぞれの富士」という特別展が開催されていました。
江戸東京博物館と違って、撮影OKの場所が少なかったので、内部の写真はありません。
お土産に買った赤富士(冨嶽三十六景 凱風快晴)のクリアファイルはお気に入りです。すみだ 北斎美術館 美術館・博物館
-
北斎を堪能した後、お土産を買いに、美術館から車道を隔てて反対側にあった東あられ両国本店へ。
-
明治43年創業のあられ屋さんです。
我々のように、北斎美術館から流れてくるお客さんが多いようです。東あられ 両国本店 グルメ・レストラン
-
自宅用に数点購入。
どれも硬さと塩かげんが絶妙で、食べ始めたら止まらない美味しさでした。
訪問が日曜日だったので、ある程度の混雑は覚悟していましたが、江戸東京博物館は想定以上の賑わいでした。
見ごたえも想定以上で、本当に行く価値のある博物館でした。
特に数多く展示さてているジオラマは、精巧で、それだけ見るだけでも満足できるものでした。
北斎美術館も、展示品の数が多く、浮世絵に興味があるなら是非訪れたい場所です。
どちらも見ごたえがあり、結構所要時間がかかるので、1日に2か所巡るなら、間に昼食を挟むことをお勧めします。東あられ 両国本店 グルメ・レストラン
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
36