2024/09/17 - 2024/09/17
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2024年度は、かつてのヴェネツィア共和国の領土を中心に、北イタリアの世界遺産を巡ってきました。
ヴェネツィア観光4日目。午前は、ヴェネツィアン・ゴシック様式の邸宅カ・ドーロの3階、そしてドイツ商館の屋上テラスから、大運河の眺望を満喫しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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ローマ広場からヴァポレット1番線に乗り、Ca’d’oroで下船しました。2日前に購入したグリマーニ宮との共通券を提示して入場しました。
カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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現在は、ヴァポレット停留所から続く小路Calle Ca' d'Oro側が見学入口となっていますが、かつては運河に面した正面から入りました。
カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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船を降りると、最初に列柱が並ぶホールに入ることになります。かつては1階は商館として使われていたので、ここに地中海貿易で買い付けてきた商品を運びこみ、中庭で荷物を仕分けして倉庫に保管しました。
カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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15世紀に建てられた黄金宮殿を購入したフランケッティ男爵は、宮殿をできるだけ中世の姿に戻そうと修復に力を注ぎました。男爵自らが手がけた美しい幾何学模様のモザイク床です。ローマから希少なアンティークの大理石を買い集め、「お手本はサン・マルコ寺院の床モザイクだよ。覚えておいてね。」と、一緒に作業する職人たちの目の前で、モザイクの敷き方を具体的に実演して見せたそうです。驚くことに男爵の遺灰もこの列柱ホール内に安置されていて、現在もカ・ドーロを見守り続けています。
カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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中庭に置かれた15世紀の井戸枠も、男爵が購入して設置したものです。ドゥカーレ宮殿の正門である布告門も手掛けた15世紀の彫刻家バルトロメオ・ボンの作品です。列柱ホールを通り抜け中庭の階段を上がったところが、華やかな客間になっていました。残念ながら2024年に訪れた当時は、2階は修復中で見学できませんでした。
カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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2階が修復中のため、フランケッティ美術館の目玉コレクションは、3階に展示されていました。美術館の傑作とされているマンテーニャ「聖セバスティアノ」もありましたが、個人的には2日前に見たベッリーニ作「聖セバスティアノ」の憂いのある表情の美少年の方が印象に残っています。
ティツィアーノ「鏡に向かうヴィーナス」カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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カルパッチョ「受胎告知」。左上から神様が聖霊の鳩をマリアに送り届けています。マリアの頭上には地上生まれの白い鳩、玄関先に到着した大天使ガブリエルも様々な鳥たちを同伴しています。
カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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パティニール「聖ヒエロニムスのいる風景」。フランドル絵画もかなり展示されていました。
カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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背景には牧歌的なフランドルの日常風景が描かれています。風車もありました。
カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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最後に、3階からの景色を楽しみました。カ・ドーロの正面の眺めです。
カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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カ・ドーロのヴァポレットの浮桟橋の向こうには、魚市場が見えました。大運河を、観光客のゴンドラの他に、荷物運搬船など様々な船が通り過ぎていきます。
カ ドーロ (ジョルジョ フランケッティ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー
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カ・ドーロから歩いて8分、「奇跡の聖母マリア教会」にやってきました。正面ファサードは、円や十字架、八角形の模様が象嵌された大理石で装飾されています。
サンタ マリア デイ ミラーコリ教会 寺院・教会
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Chorus Passを提示して入場しました。教会内部も多色大理石で装飾されていました。
サンタ マリア デイ ミラーコリ教会 寺院・教会
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祭壇の上には、この教会が建てられる原因となった15世紀の小さな奉納画「奇跡の聖母マリア」が置かれていました。聖母像の上には、円が象嵌された大理石を並べてつくった十字架がありました。
サンタ マリア デイ ミラーコリ教会 寺院・教会
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奇跡の聖母マリア教会の隣にある貴族向け分譲住宅Palazzo Soranzo Van Axelにも立ち寄りました。2階と3階で、2家族が住めるようになっています。
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1階は中央で仕切られていて、それぞれ専用の外階段、中庭があり、プライバシーは保たれていました。中庭に置かれた井戸や外階段で主階に上がる設計は、先ほど訪れた大邸宅カ・ドーロと共通です。
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ヴェネツィア・ビエンナーレの展示会場となっていて、中にも無料で入れました。
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キリスト橋Ponte del Cristoを渡った先のCampo Santa Marinaには、一般庶民のための集合住宅がありました。通りで分断された二棟の建物の上にわざわざアーチが架けられていて、ヴェネツィア人の住まいの外観に対するこだわりが感じられます。
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マルコ・ポーロ橋を渡ると、マルコ・ポーロの家があった区画に出ました。現在はMalibran劇場で、ゴンドラでやって来た観客専用の入口になっていました。
マルコポーロの家 建造物
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「ここにマルコ・ポーロの家があった」という銘板が掲げられていました。
ヴェネツィア共和国が宿敵ジェノヴァ共和国との戦いに敗れて、捕虜となったマルコ・ポーロがジェノヴァの牢獄で捕虜仲間に語った旅の思い出話を、後に小説家だった捕虜仲間が編纂したものが『東方見聞録』です。マルコポーロの家 建造物
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Corte del Milionの中庭に、マルコ・ポーロの家の唯一の遺構となったアーチが残されていました。家は火事で全焼し、焼け残った玄関アーチです。
マルコポーロの家 建造物
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マルコ・ポーロ家の玄関アーチは、中世の動植物紋様のレリーフで美しく装飾されていました。
マルコポーロの家 建造物
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マルコ・ポーロのアーチをくぐって劇場前の路地を歩いていくと、サン・ジョヴァンニ・クリソストモ教会前に出ました。教会内にはジョヴァンニ・ベッリーニの最後の作品「3聖人」がありました。中央には、イチジクの木を書見台にして読書に励む聖ヒエロニムスが描かれています。
サン ジョバンニ教会 寺院・教会
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ドイツ商館にやってきました。屋上テラスの予約時間まで1階のお土産売り場を見て回りました。ヴェネツィアというより、イタリア中のグルメ食品が置いてありました。
T Fondaco dei Tedeschi by DFS 免税店
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1796年創業、イタリア最古のチョコレート店Majaniもありました。ボローニャでは時間もなく、またチョコレートが溶けそうな暑さでもあり立ち寄りませんでしたが、2週間経過して晩秋の寒さとなったので、2種類購入しました。
T Fondaco dei Tedeschi by DFS 免税店
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1860年創業Amaretti Virginiaは、ジェノヴァが州都のリグーリア州の伝統菓子アマレッティのメーカーです。ヴェネツィア共和国の宿敵ジェノヴァ共和国のお菓子なのかもと思い、購入してみました。
T Fondaco dei Tedeschi by DFS 免税店
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フィレンツェの茶葉専門店La Via del Tèの商品も少しだけ置いてありました。この星座シリーズは、原材料欄に珍しく日本語でも表示がありました。いつかフィレンツェのティールームも訪れたいものです。
T Fondaco dei Tedeschi by DFS 免税店
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予約時間が近づいてきたので5階で待機しました。メールで送られてきたQRコードを係員に提示して、屋上テラスに出ました。
T Fondaco Rooftop Terrace 散歩・街歩き
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なんと!昨日に引き続き、今日もアックア・アルタ現象が起こっているようです。リアルト市場のCampo Erberia広場が浸水中です。一人だけ取り残されたこの人は、広場が浸水していく状況を楽しんでいるのでしょうか。
T Fondaco Rooftop Terrace 散歩・街歩き
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すぐ下には、リアルト橋がありました。
T Fondaco Rooftop Terrace 散歩・街歩き
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サン・マルコ寺院のドームも見えました。
T Fondaco Rooftop Terrace 散歩・街歩き
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1462年創業、ヴェネツィア最古のバーカロCantina do Moriで一休みです。
カンティーナ ド モーリ イタリアン
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店内に入ると、なぜか天井に鍋がたくさん吊り下げられていました。その理由をAIに聞いてみると、「かつて水不足だったヴェネツィアにおいて、井戸水を溜めるための貯水容器として使われていた歴史があるためです」との回答が返ってきました。
カンティーナ ド モーリ イタリアン
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こちらのバーカロでは、苺のような香りのするワインFragolinoが飲めるとのことなので注文してみると、日本語で「白?それとも赤?」と聞かれました。「元気に営業中」という日本語看板が下がっていることと関係があるのかもしれません。
カンティーナ ド モーリ イタリアン
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