2025/12/28 - 2025/12/31
19915位(同エリア20756件中)
norijiroさん
- norijiroさんTOP
- 旅行記139冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 189,458アクセス
- フォロワー20人
旅の後半は香港島へ宿を移し、これまで行ったことのないスポットを中心にめぐってみた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
香港島での滞在先は合和酒店である。香港島の高層建築の走りとして知られるオフィスビル・合和中心に併設されたホテルで、まだ開業から2年ほどと新しい。前半とは打って変わってグレードアップ。香港のホテルはクリスマス周辺が高かったので(日本もそうか)、クリスマス以降から年内は割とお値打ちだった。
Hopewell Hotel ホテル
-
朝食の調達のため、近くのベーカリー「ベイクハウス」へ。香港に8店舗ほど展開している人気店で、どこの店の前にも常に行列ができている。
ベイクハウス パン屋
-
特に有名なのがエッグタルトらしい。パンコーナーの列に並んでさっそく注文した。併設の喫茶スペースは回転が悪いようで、待てど暮せど微動だにしない強固な列が形成されている。さすがにこれに加わる忍耐力は持ち合わせていないため、軟弱なわれわれ一家は潔くテイクアウトにして正面の小汚い公園で食した。想像していたよりも甘くなく、卵黄感が強い。お菓子というよりは卵料理といった風味で、なかなかいける。
-
エッグタルトを平らげ、いざ出発。香港島のメインストリートには線路が敷かれており、2階建ての路面電車が行き交っている。
-
地下鉄で香港島北東の鰂魚涌駅(読めない)へ。香港随一の繁華街・銅鑼湾駅から4駅と都心に近い場所ということもあってか、駅のまわりには同じような形のタワマンや築古の団地が所狭しと建ち並んでおり、かなりの人口密集地となっているようだ。
鰂魚涌駅 駅
-
駅から5分ほどの大通り沿いにあるのが、こちらのビル、通称「モンスターマンション」である。5つのビルがE字状につながって並んでいて、三方を囲まれた空間が生み出すその規模感、圧迫感はまさにモンスター級。世界の終末すら彷彿とさせる。
モンスター・マンション 建造物
-
採光や通風を考えて南側を開けたE字型にしたのだろうが、後からその空いている南側に隣接して高層ビルが建ったため、片方は完全にロの字の閉鎖空間になってしまった。おかげでごく一部の上層階を除いて一日中薄暗い。元からの住民であれば文句の一つも言いたくなるが、残念ながらここは香港。日照権確保のための斜線制限や日影規制といった概念は存在しない。後から建てたモン勝ちの厳しい世界だ。
-
そんな閉鎖空間で真下から写真を撮るとこんな感じ。どこかの国の写真家がこの構図の写真を撮ったことで、ここが有名観光スポットの一つとして知られるようになったようだ。上下が逆になり、空に落ちていくような感じもする。
-
行きは地下鉄で来たので、帰りは路面電車に乗ってみた。路面電車のコースはほぼ地下鉄と重複しており、停留所が多くて信号でも止まるため速度も遅く、よくこれで存続しているな、と思う。実際、廃止の議論が何度かあったものの、市民の圧倒的な反対で残されているようだ。その割に、乗っているのは観光客ばかりのような……。
-
たまたま空いていた2階最前列から。人は高いところから見下ろすと偉くなった気がするようで、某大佐のように「見ろ!人が○○のようだ」と叫びたくなる。たかが2階で……。
-
路面電車で一度湾仔まで戻り、昼食は靠得住粥麵小館へ。文字どおり粥と麺が主力商品である。
-
相変わらずゴリゴリのコシが特徴のワンタンメン。すっかり癖になった。
-
日本で粥というと病人用のイメージが強い。おそらく「味がない」というのもその一因だろう。香港の粥はしっかりダシが効いており、味も濃いめ。麺とタッグを組んで十分に店を支えられる実力派である。
-
お土産などを買い込んだ後、次の予定まで少し時間があったため、大館に立ち寄ってみた。19世紀半ばから20世紀初頭にかけて建てられた警察・司法関連の建物が10年かけてリノベーションされ、ショップやレストランなどとなっている。
旧セントラル地区警察署 現代・近代建築
-
刑務所も併設されていて、当時の姿が公開されている。ベトナム建国の父、ホー・チ・ミンも1931年から1年半ほどここに収監されていたとか。
-
暗くなったころを見計らい、香港随一の観光スポット、ピークトラムへ。前回来た時は乗車まで1時間以上も待たされた気がするが、今はチケットの事前購入ができるようになっため、かなりスムーズに乗車できるようになっていた。ほぼ待ち時間なし。科学の進歩、文明の勝利!
ピークトラム バス系
-
山頂より100万ドルの夜景を堪能する。ビクトリア湾周辺のきらびやかな商業ビル群が彩るネオンサインは、さすが世界三大夜景に数えられるだけのことはある。一方で、手前の高層マンション群はただのマンションのため、夜は真っ暗になってしまい、今ひとつ。その割に視界が遮られる。ここも全面的にライトアップさせれば1億ドルの夜景くらいにはグレードアップしそうだ。
スカイテラス428 建造物
-
夕食はロースト肉の専門店、竺扶大班焼味へ。周囲は店頭に生肉を掲げた精肉店が集まっており、肉市場のなかにある店のよう。
-
豚、鶏、ガチョウの3種類をいろいろと盛り合わせたメニューが多数ある。店の壁には、これら3種の動物が楽しげに歓談するイラストが描かれていた。君たち、これから食われるんだぞ。中華系の香辛料は控えめで、素材の味を生かしたくせのない風味。食べやすい。が、腹にはたまる。
-
深圳日帰り旅の翌日。ホテルの窓から朝日に照らされた裏山を拝む。ホテルの反対側の部屋からはビクトリアハーバーが一望できそうなので、さぞかし景色がよいに違いない。ただ、われわれは今回、財布と相談した結果、割安のマウンテンビューという「じゃないほう」の部屋での宿泊である。いつものように資本主義の厳しさを知る。
Hopewell Hotel ホテル
-
湾仔駅とホテルをつなぐ利東街はやたらと洋風である。なんでも、ヨーロッパの大通りに着想を得て全面改装されたとか。人がたくさんいるので、そこまで人工的な違和感はない。むしろディズニーランドっぽい。
利東街 ショッピングセンター
-
ホテルの前に、ビルに囲まれた小さな廟があった。1847年の創建で、海の神であるという洪聖をまつっている。
灣仔洪聖廟 史跡・遺跡
-
それぞれに年齢の書かれた像が飾ってあった。60歳まであったので、干支と何か関係があるのだろうか。
-
そのまま金鐘方面へとブラブラ散歩。途中、ガイドブックに「フォトスポット」として紹介されていたカラフルな階段を発見した。すっかり薄汚れて見る影もない。当然ながら、写真を撮っているような物好きな観光客もわれわれをおいて他にいない。廃校になった小学校のプールはこんな感じな気がする。いかがなものか。
-
同じくガイドブックで「ロマンチックな名前の通り」として紹介されていた星街・日街・月街の一角。かつて香港最初のガス工場が建てられた場所で、ガス灯の明かりのイメージから名付けられたらしい(淮南子に「紘宇宙而章三光」という一節があって、この三光というのが星・太陽・月を指すので、この辺りからの発想かもしれない)。お空のキラキラ三兄弟とでも言えようか。その影響なのかどうか、確かにおしゃれ風オープンカフェなどが点在していた。
スター ストリート (星街) 散歩・街歩き
-
地下鉄で西へと向かい、終点の堅尼地城(ケネディタウン)駅へ。香港島北岸の最西端までやって来た。駅近くの運動場はこの人だかりである。いったい何の騒ぎ?
堅尼地城駅 駅
-
皆がフェンスの隙間から撮影していたのは、このビルの狭間に見える切り取られたような海の景色。沖を行く船を見渡すこともできて、これはなかなかのフォトスポットである。このチラッと見えるあたりが香港らしい。
-
同じくフォトスポットだというカフェ。どういう様式美かは知らないが、「カフェ」「自分」のほかに、「通りがかりのタクシー」をあわせた3つを一緒に撮るのが至高とされているらしく、大勢の若者が店の向かいの路上でシャッターチャンスを狙っている(みんなタクシー待ち)。そういう映画でもあったのだろうか。タクシーはいつ来るかわからなかったので、たまたまやって来たバスで代替。
この場所以外でも、随所で写真を撮る多くの若者の姿がみられた。同じように何かに倣った「お約束の構図」があるようで、 何の変哲もない看板の前に写真撮影待ちの列ができていて、似たようなポーズでカメラに収まっていたりする。若いんだからもっとオリジナリティ持てよ!と言いたい(人のことは言えない)。 -
あちこちの交差点から海が見え、どことなく海街の雰囲気がある。香港の湘南と呼びたい。湘南に限界まで高層ビルを生やせばこんな感じだろう。江ノ電っぽい路面電車つき。各種ガイドには「都心の人混みや喧噪から離れたい人向けの穏やかな街」といった紹介がされていたものの、結構な数の観光客がいて、少々話が違う。そのあたりも鎌倉っぽい。
-
駅に隣接の市場で昼食。いかにも市場の食堂といった感じがよい。
-
炒飯に目玉焼き・トマト炒めをあわせた一品。直火の香ばしさが伝わってきた。ワンプレートなので一人前として想定されていると思われるが、炒飯は2人前、トマト炒めは3人前くらいある。香港人はよく食べるなあ。
-
路面電車に乗って東へ。地下鉄のほうがどう考えても速く、通勤・通学であれば絶対に地下鉄を使うだろう。ただ、われわれは時間にしばられない観光客。路面電車ののんびり感は捨てがたい。
-
とんでもない急坂がある西営盤で下車。かつてニュージーランドで見た「世界一の急坂」ほどの斜度ではないが、ここは市街地のど真ん中で、しかも地下鉄の駅前という交通至便の地。郊外の住宅地にあったニュージーランドとは利用頻度がまるで違う。日常に現れた異常な急坂という点を評価したい。さすがに地元の方も毎日上り下りするのは厳しいのか、歩道脇にはエスカレーターが設置されていた。
西營盤街市 市場
-
となれば、やはりやってみたくなるのがこれ、マイケル・ジャクソンの得意技、ゼロ・グラビティである。十分に様になっている。
-
近くにはアートレーンとよばれるストリートアートの集まった一角もあった。一帯がまるまるアートゾーンになっていて、国内外の作家による作品を観賞することができる。
-
こんなところにブルース・リーが隠れている。
-
近くの喫茶店、甜家でひと休み。
-
マンゴープリンが歩き疲れた体に染み渡る。
-
香港名物のクッキーで知られるジェニー・ベーカリーの売り場へとやってきた。ここは常に激しい行列ができているという前評判であったのだが、どういうわけか無人。ラッキーだったのか、何なのか。まあ、混んでいるよりいいか。
ジェニー ベーカリー (上環店) スイーツ
-
帰国後に食べたクッキーは甘さ控えめ、口の中でほろっと崩れるバターたっぷりの昔懐かしい感じ。また、テディベアがデザインされたオリジナルのクッキー缶も人気があるらしい。缶の内側には、クッキーが香港で製造されていること、間違っても中国大陸では製造されていないことが入念に書いてあった。当局からマークされないか心配になる。
-
香港最後の夜はこの旅いちばんの高級店、船記へ。ミシュランのビブグルマンにも掲載されたという名店である。最近、近くの路地からホテル隣りの合和中心に移転してきたらしい。
合和中心 ショッピングセンター
-
ジューシーで肉厚なチャーシュー。
-
茶葉と炒めた海老。
-
土鍋に入った炊き込みご飯風。濃厚な風味が癖になる。さすがミシュラン店だけあって、どのメニューも素材のうま味を生かした逸品で、広東料理の真髄が感じられた。
-
さすがに少々食べ過ぎたので、食後は腹ごなしの散歩。腹ごなしばかりしている気がする。
-
九龍半島の夜景を望む。香港島に比べると控えめな感じだ。
ゴールデンバウヒニア広場 (金紫荊廣場) 広場・公園
-
翌朝。この旅では、基本的に前夜の後遺症であまり朝食を食べることができなかったのだが(情けない)、最後の朝食ということで気合いを入れ、金鳳茶餐廳へ。茶餐廳とは香港独自の飲食店のタイプで、ファミレスのようなカフェ兼食堂とのこと。老舗からチェーン店までいろいろあるという。
金鳳茶餐廳 地元の料理
-
茶餐廳の定番メニュー、パイナップルパン。その名は形からきたもので、メロンパンと同じ原理。味や食感もメロンパンにそっくりで、ここに厚切りのバターをはさむのが香港流。パンの甘さとバターの塩気がマッチする。
-
同じく定番メニューのマカロニ。あまり味はない。もう少しおいしいものがいくらでもあるのではないだろうか。毎日食べる分にはこれくらいのほうがいいのかな。
-
近くの市場、湾仔街市を散策して、帰国の途へ。
湾仔街市 市場
-
空港へとやってくると、イギリスの人気シェフ、ゴードン・ラムゼイ氏の店舗があった。世界屈指のトップシェフだというのに、たまにケーブルテレビで彼の番組を見ると、発言の多くにいわゆる「ピー音」が入るすごいお方。「両耳にパンを当ててみてください。バカのサンドイッチの完成です」の名言でも知られる。
-
というわけで、バカの……ではなく、普通のクロワッサンサンドイッチを注文。ハムと卵の王道の味である。
-
香港よさらば。
-
今回の行程はこれにて終了。もう少し食べ歩きをしたかったが、胃腸と財布の限界であった。円高になったら、胃腸のコンディションを万全にしてまた来たいものである。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
Hopewell Hotel
3.39
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
香港(香港) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2025年一家で香港の旅
0
54