2026/05/01 - 2026/05/01
19196位(同エリア47006件中)
つみきさん
2026のGWは奈良を拠点に過ごしました。
この日は、京都へ「食べたいもん」を買いに行く日。
よくばって、あちらこちらへ寄りました。
女性一人でも、行きやすいところばかりなので
どなたかの旅の参考になれば幸いです。
【訪問先】
いづ重(寿司)
何必館 京都現代美術館
鍵善良房(和菓子)
村上開進堂(洋菓子)
一保堂(日本茶)
まるに抱き柏(和菓子)
フレンドフーズ(食料品店)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日は奈良から北上して四条まで上りました。
八坂神社の目の前にある「いづ重」さんで、まずは腹ごしらえ。
いづ重さんは、最近、店舗を立て直しされたのですが
その際、法律の規制で、通りよりも少し奥へ引っ込まなければいけなかったそうで、お見せの入り口までが素敵な空間になっていました。 -
この奥にお店の入り口があり
お持ち帰りのお客様の為に
お寿司のサンプルが並んでいます。
ただ、そんなにスペースが広くないのと
店内が混んでいる場合、席が空くのを待つ方も
同じスペースに居ることになるので
お持ち帰りの方は、事前に電話で予約された方が良いです。
ちなみに、「いづ重と言えば鯖寿司」ですが
近年は、良い鯖が手に入らなくなったそうで
製造を中止されていますので、ご注意ください。いづ重 グルメ・レストラン
-
お寿司のメニュー。
鯖は無くとも、鯵(アジ)や鰆(さわら)ぶりちらしもありますし
いづ重さんならではの、あわ麩の巻きずしや、海そう巻といった珍しいお寿司もあります。
※海そう巻(あらめ・めかぶ・わかめ・ひじき・のり・こぶ・青のり・とさかのりを渦状に巻いた巻きずし)
ふきのとう巻も気になりますね。 -
お寿司のメニュー
鯖姿寿司も、メニューにあるのですが
店内には「おつくりしていません」と貼られています。
海外の方が、事情を知らずに注文されて
鯖寿司が無いことを知ると、とても残念得そうにされていました。 -
笹巻の寿司には、あゆ・うなぎ・小鯛・はまぐり。
これもきっと、季節によって変わるのでしょうね。 -
数名で行かれるのであれば、色々頼んでシェアすればいいですが、一人ですと食べられる量に限界があります。
そんなときに嬉しいのは「盛り合わせ出来萬寿」の文字。
例えば、いなり寿司は、通常5つで一人前ですが
3つという価格設定もあるのです。
巻物の1/2サイズがあるのも、嬉しいです。 -
こちらは椀物とお酒のメニュー。
私は今回、お酒を「燗」でお願いしました。 -
イートインスペースに入ってすぐが畳敷きの小上がり。
大柄な男性だと、座るのに苦労されるかもしれません。
照明の位置も低いので、頭上注意で。 -
囲炉裏には火が炊かれていて
鉄瓶から程よく湯気が漏れています。
その湯気を眺めつつ
熱燗をちびちびいただくのは至福の時でした。
余談ですが、隣の席に通された若い女性は
「巻きずしといなりを」と注文されたので
お店の方が「じゃ、助六にしましょうか」と仰ったのですが
どうやら「助六」の意味がわからなかったご様子。
お若い方でしたし
誰しも、最初は知らないものです。
いづ重さんで「助六」を知るってのも
良い思い出になるかも。
※助六=いなり寿司と巻き寿司のセット。歌舞伎の演目『助六由縁江戸桜』に由来し、ヒロイン「揚巻(あげまき)」から「揚げ(稲荷)」と「巻き」の語呂合わせにちなんで名付けられました。 -
私が頼んだのは「ぐぢ姿寿司」と「いなり寿司」の盛り合わせ。
※ぐぢ=赤アマダイ
ちなみに、いづ重さんでは
お寿司にお醤油は付きません。
お醤油無しでも、ちょうどいい塩加減なのです。
「ぐぢ」にふわりとのせられた昆布は
口溶けがよく、あっという間に、旨味だけ残して消えていきました。
対して、いなり寿司は、柚子、ごぼう、麻の実などの具材が入り
ふわふわのお揚げと、程よい密度の酢飯、時折ぷちっとはじける麻の実が、良いバランス。
東京では、いただけない
これぞ「京都のいなり寿司」な気がします。 -
イートインスペースに入ると、すぐ小上がり。
奥側の席に座ると、店の入り口側が丸見えなので
どうしても、次々に来店されるお客様が気になってしまうのですが
幸い、窓にも面している席でしたので
視線をそらして、ゆっくりいただく事ができました。 -
いづ重さんを後にして
次の予定は決まっていましたが
ちょっと寄り道。
いづ重さんから200mほど西にある
「何必館・京都現代美術館」何必館 京都現代美術館 美術館・博物館
-
いづ重さんの器、素敵だったなぁと思っていたところで
何必館 京都現代美術館の前を通りかかったら
魯山人の器が公開中だという。
これは、寄らないわけにはいきません。
「花より団子」の私も、たまには「花」モードになります。 -
メインの展示は「サラムーン」という方の作品。
こちらも、独特の世界観で良かったですよ。 -
何必館・京都現代美術館は
最上階(5階)に「光庭」と茶室が設けられた
素敵な空間があります。
山紅葉が植えられた坪庭に光が差し込み
ほんの少し外の喧騒が聴こえるのですが
それがかえって、室内の静けさを惹きたてます。
観光客であふれかえる祇園に
こんな場所があるなんて、すごいですね。何必館 京都現代美術館 美術館・博物館
-
次の目的地は「鍵善良房」さん。
私はこちらの「鍵もち」が大好きで
お店の前を素通り出来ないのです。鍵善良房本店 専門店
-
こちらが鍵餅。
今どきの「映える」とは対極にありますが
これが一番好きなのです。
箱を開けたときの、きな粉の香りもたまりません。
他の土地なら
ここに黒蜜をかけそうなものですが
餅ときな粉の甘さが絶妙で
なにも足さずとも、十分に美味しい餅菓子です。
とても柔らかく
お餅なのに5日ほどもつのもありがたいです。 -
箱には黒文字(楊枝)が添えられていますが
お餅がとても柔らかいので
楊枝をさして持ち上げるのに苦労するかもしれません。 -
四条河原町から京都市役所までをバスで上がりまして
次に向かったのは、寺町の「村上開進堂」さん。
クッキーの詰合せが大人気で
予約しても届くのは数か月先になるのですが
マドレーヌやロシアケーキなどの焼き菓子は
店頭で買う事が出来るのです。村上開新堂 グルメ・レストラン
-
こちらがロシアケーキ。
四角いのがアプリコット。
左はチョコレート。
手前がレーズン。
このベースの記事がとても美味しい。
歯触りも香りも良いのです。
クッキーよりも
ほんの少し柔らかくとても美味しいです。 -
奥がブドウジャムサンド
手前がゆずジャムサンド
それぞれ個包装になっているし
詰合せにもしれくださるので
手土産にもいいと思います。
ただ、日によっては
あっという間に数が減るので
早めの来店をおすすめします。
また週末は行列にもなりますのでご注意ください。 -
村上開進堂さんから、寺町通を少し北に上がると
日本茶専門店「一保堂」さんの本店があります。
お寿司をいただいてから2時間ほど経っていましたので
ちょっと休憩。 -
有名なデパートに出店されているし
紀ノ国屋さんでも変える有名な日本茶専門店ですが
本店には喫茶室があるのです。
海外からいらっしゃる方も多く
本物の日本茶を求める方が、お煎茶やお薄を楽しまれています。 -
この日は、2種類のお菓子があり
どちらか選ぶことが出来ました。
私が選んだのは二条若狭屋さんの「唐衣」。
唐衣(からごろも)は花のカキツバタを模していて
いろんなお店の「唐衣」があり
色味もフォルムもそれぞれ。
叶うなら、食べ比べしてみたいです。
この「唐衣」という名は
在原業平が詠んだ和歌の一首、唐衣に由来。
京都から東京へ旅する途中、
愛知県の八橋というカキツバタが綺麗な場所で詠んだ一首。
から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
旅をしぞ思う
意味は「着慣れた唐衣のように長く付き合った妻を都において、こんな遠くまで旅で来てしまって寂しいな」だそうですが
頭文字を繋げると「か・き・つ・は・た」となる。
この見事な技法で業平の唐衣は有名ですね。 -
私は一人でしたので、カウンターでお茶をいただきましたが
テーブル席もあります。
ちょうど、お客様が途切れたので一枚パチリ。
右手奥の掛け軸を拝見しに行ったら、粽でした。
季節ごとにお軸を変えてお客様を迎える喫茶室。素敵ですね。
ちなみに、ご存じの方も多いと思いますが
先ほど「鍵もち」を買った鍵善良房さんの奥にも
かなり広い喫茶スペースがあり
こちらも、季節ごとにお軸やお花を変えて
お客様を迎えられていて、とても素敵な空缶です。 -
本店限定のお煎茶があったので
買い求めてみました。
普段は「宝泉」と言うお煎茶をいただいていますが
こちらも美味しかったです。
お茶を淹れたあと、急須を開けたら
それはそれは色鮮やかな茶葉でした。 -
一保堂さんのお茶で、一服した後は
またまたバスに乗って烏丸へ出て
小説家の原田マハさんがプロデュースされたという
セレクトショップ「YOLOs」へ。
ずっと噂には聞いていたのですが
試してみたいものがあり過ぎて
今回ようやく叶いました。
連れ帰ったのは「サゴタニ牧農バター」。
ミルク感があって、とても軽いバターでした。
このバターのおかげで、連休中の朝ごはんのトーストが
いつも以上に美味しくなりました。
ちなみに、写真を撮り忘れましたが
中野酢さんの「旨みだし甘酢」も買いました。
これから試す予定です。 -
もう一つ、YOLOsさんで買ってみたのは
人気洋食店「洋食おがた」監修したごまだれ。
以前かった「生姜焼きのたれ」が抜群に美味しかったので
今度はごまだれです。
いわゆる、しゃぶしゃぶようのごまだれとはちょっと違っていて
マスタードが聴いているので、お肉にあうタレでした。
焼いたお野菜にも良さそう。 -
さて、YOLOsの次は
阪急京都線に乗って「西院」へ移動。
わざわざ「西院」までやってきたのは
この和菓子屋さんの為。
「まるに抱き柏」という比較的新しい和菓子屋さんです。まるに抱き柏 グルメ・レストラン
-
以前、東京の高島屋さんが紹介されていて
とても美味しくて、毎回驚きがあり
これまでにも、何度か伺っている和菓子屋さんです。
お店に到着したのは14時頃ですが
まだお菓子があって、ほっとしました。 -
まずは、柏餅。
粒あんは、よもぎのお餅で
手前はこし餡。
さすがのクオリティでした! -
豆大福は、少し小ぶりですが
豆の存在感がありながら
餅や餡とのバランスもよく美味しい!
京都で豆大福と言えば
いつも大行列の「ふたば」さんですが
こちらの豆大福も、かなりおすすめです。 -
はじめて見かけた「茶まんじゅう」も買ってみました。
こちらのお店は、どら焼きなどの定番お菓子ももちろん美味しいのですが
新しいお菓子も、積極的に作られています。
これは、いわゆる薯蕷饅頭なのですが
中身は「濃厚な抹茶餡」!
スッキリした顔して、相当な個性派。
そして美味しい。
こういう驚きがあるのが、こちらのお店です。 -
そして今回「やられたー!」と思ったのが
こちらの茶団子。
一見、とても地味なお団子なのですが
そんなはずは無いので、試しに勝ってみたら大当たり!
一番下の三玉目に何かのってるでしょ?
これが、塩ゆでしたお煎茶の葉なんです。
これが、とてもいい仕事をしているんです。
お団子を、こんな風にアレンジできるなんて予想外でした。 -
「まるに抱き柏」さんから
西院の駅へ戻る途中、こんな場所がありました。
一見何の変哲もないお宅の軒先、無人販売。
帰宅してから検索しましたら
趣味で作っていた七味が評判を呼び
こうして無人販売をされているんだそうです。
奥が深いな…京都。 -
さて、この日の最終目的地はコチラ。
「フレンドフーズ」さんです。
最寄り駅は北山ですが
西院からでしたし、ちょっと歩き疲れてもいたので
市バスで40分ほどかけて、のんびり移動しました。
こちらは、京都屈指の高級住宅街
下鴨に店を構えるスーパーマーケットなのですが
とにかく品ぞろえが素晴らしい! -
まずはオジカソースさんのドレッシング。
定番商品は、東京でもたまに見かけますが
「水尾の柚子」をつかったドレッシングなんて見逃せない! -
こちらは、その名も「カラコッティ」。
南禅寺「服部」さんのお豆腐は
東京でも変えるので、絹やお揚げを時々かいますが
おからで「ビスコッティ」のようなお菓子を作っておられたとは。
ビスコッティよりは密度が高いので
少量で腹持ちしますし、なにより高たんぱく!
これは、よいお菓子を知りました。 -
フレンドフーズさんの魅力を伝えきれないので
以前買った商品をご紹介。
お総菜コーナーに、あの「井上佃煮」さんのお総菜があるんです。
わたしは、このえび豆が大好きで、箸がとまらなくなりますw
「井上佃煮」さんは、錦市場で135年も続いたお店でしたが
2019年惜しまれつつ閉店。
それを惜しんだフレンドフーズの社長さんが
半年ちっかう説得して、復活したのだそうです。 -
そして右の緑のラベルが
予約が取れない「洋食おがた」監修の生姜やきのたれ。
化学調味料・保存料不使用で
とんでもなく美味しい、肉も野菜もおいしくしてしまう
それはそれは恐ろしいたれですwww
長くなりましたが
欲しかったものを山ほど抱えて
北山駅から奈良の拠点へと帰りました。
狙ったわけじゃないけど
北山駅から近鉄奈良駅までつながってるとは知らなかった。
たいぶ歩き疲れていたので、助かりましたー!
以上、食いしん坊の「京都買い出し旅」でした!
最後まで読んでくださったかた、ありがとうございます。
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