2026/02/14 - 2026/02/14
215位(同エリア225件中)
おやじさん
かつての源氏島東端の西之森才勝の不明社から、今度は西に向かい佐屋川を超えた日光川左岸の蟹江新田に向かう。
目的地は尾張温泉東海センター、その駐車場の一角に鎮座する尾張稲荷大社。
尾張温泉のはじまりとなる第一号泉の掘削に成功した際、温泉の守護神として創建された神社。
そこから5分ほどの日光川左岸堤防の下に鎮座する風之宮社今回はこのニ社を紹介します。
- 旅行の満足度
- 2.5
- 観光
- 2.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
かつての源氏島東端の西之森才勝の不明社から、今度は西に向かい佐屋川を超えた日光川左岸の尾張温泉に向かう。
車なら名古屋市内から手軽に源泉かけ流し温泉が楽しめる尾張温泉、ウオーキングでも何度か通りかかり、ひなびた雰囲気に魅かれていた。
今時流行の映える施設ではないが、天然温泉が平日700円と懐にもやさしい。 -
蟹江町の尾張温泉東海センター駐車場の一角に鎮座する尾張稲荷大社。
尾張温泉のはじまりとなる第一号泉の掘削に成功した際、温泉の守護神として創建された神社。 -
社地正面全景。
愛知県神社庁登録神社に登録はなく、尾張温泉の企業神社。 -
社頭は明神鳥居と右側に尾張稲荷大社の社標。
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神泉稲荷の湯の石標と自然石をくり抜いた大きな手水鉢。
昭和41年(1966)、第1号泉の掘削に成功、その温泉が自然石の大きな手水鉢に注がれています。
施設の案内によれば、尾張温泉は50℃の高温度と28℃の低温度の源泉を混ぜて適温にしているようで、ここに注がれているのはどうやら低温泉なのかもしれません。
泉質はごく薄い茶色を帯びた単純泉で神経痛・関節痛に効能があるそうで、浴室の蛇口やシャワーから注がれる湯も温泉が使われ、自分で止めない限り出続ける、少し贅沢な気分を味わえる。 -
拝殿正面全景。
入母屋の銅葺屋根で正面に軒唐破風が付くもので、幣殿と本殿を収める鞘殿を一列に配し、左側に脇殿も付属するもので、企業神社として見ると実に立派な社殿。
昭和41年(1966)、源泉の湧出に伴い、地元の雇用創成にも貢献する温泉施設の守護神として、京都の伏見稲荷から勧請したそうです。
主神の倉稲魂大神をはじめ、大己貴大神、少名彦大神、水波能売大神、大地主大神の5柱を祀り、商売繁盛、家内安全、交通安全の神様。 -
兎の毛通しには稲穂に三つ巴の紋とその下に黄金の鳳凰があしらわれています。
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境内右に境内社が祀られています。
社名札がなく詳細は不明ですが、朱一色の社の佇まいは天王社のように見えます。
さて次は尾張稲荷大社の西側の住宅地に鎮座する風之宮社に向かいます。 -
明治時代の地図で風之宮社を見ると、右に佐屋川と左に日光川に挟まれた中洲の中に鳥居の印が見えます。
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風之宮社は尾張温泉から直線距離で約500mほど西の蟹江新田佐屋川西に鎮座します。
佐屋川西の地名が示す通り、まさしく佐屋川の西にあたり、視点を変えると日光川東でも通用しそうな立地です。 -
上は尾張国絵図(1838)から鎮座地を赤枠で囲ったもので、黄色が源氏島になります。
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上は同時期に描かれた蟹江本町村絵図(1841)から赤枠を拡大したもので、二つの川に挟まれた現地に風之宮社が記されています。
風之宮社は蟹江本町の飛地だった当地の集落の鎮守として歴史は古いようです。
いつものように愛知県神社名鑑(1992)から調べてみる。
『十五等級 風之宮社 旧村社
鎮座地 海部郡蟹江町大字蟹江新田字川東二六番
祭神 志那都比古神、志那都比売神
由緒 創建は明らかでない、明治五年、村社に列格する。
例祭日 十月四日 社殿 木造 流造、拝殿』
とあり、風を司る男神と女神が祀られています。
蟹江町史 本編(1973)では以下のように記されていた。
『現在の大字蟹江新田字観音寺に風之宮社がある。
観音寺新田は、江戸時代、行政的には蟹江本町村に属していた。
飛地の新田であったから、本町村とは別に新田の鎮守神を勧請したのであろう。
郡村巡行記によると、「観音寺新田内風宮、境内二畝、御除地、創建年紀不伝、慶安四卯年修造ス」とある。
明治五年二月の「第八拾五区海東郡社寺調」では、まだ蟹江本町村内の神社とし、「尾張国海東郡第六大区六小区神社調」になると、西ノ森村の神社とし、社格は無格社で、境内地は無税地で東西六間、南北十五間、そこに松十本・雑木一本があった。』としている。 -
社頭から境内全景。
蟹江町史にあるように、スッキリとした境内に10本ほどの松が植えられており、少し奥に社号標と鳥居が立てられています。 -
社号標は「村社 風之宮社」と石造明神鳥居はいずれも昭和4年(1929)に建立されたもの。
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雑草が生い茂ることもなく、手入れされた境内参道から一対の常夜灯と拝殿の眺め。
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風之宮社のはじまりは、慶安四年(1651)修造とあるように、中世、或いは義朝が源氏島に訪れた頃まで遡るのかもしれない。
社殿は瓦葺妻切の四方吹き抜け拝殿と、高い基壇の上に本殿を収める鞘殿が主なもので、右側に社務所がある。 -
すっきりと整理された社殿全景。
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鳥居や拝殿に額は見られないが、鬼板はじめ軒丸瓦、あらゆるところに風の1字が入れられています。
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鞘殿全景。
本殿の造は確認できなかったが、神社庁によると流造のようで、こちらに風の神が鎭まっている。 -
鞘殿前を守護する狛犬、建立年代は確認し忘れました。
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鞘殿後方から社殿を望む
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拝殿から社頭の眺め。
前方に見えている堤の先は日光川だ。 -
堤に上がり上流を眺める。
往古より水と鬩ぎ合ってきた当地。
それを物語るように、日光川の水面は堤の下の住居の屋根の高さにあり、廃川となった佐屋川の水面は更に下になります。
時代は変わり、強靭な堤防と無数の水門、排水施設により護られているとはいえ、鬩ぎ合いの場に変わりないようだ。
蟹江町蟹江新田 『風之宮社』
祭神 / 志那都比古神、志那都比売神
創建 / 不明(慶安四年修造)
境内社 / ・・・
例祭 / 10月3日
氏子域 / 蟹江新田
所在地 / 海部郡蟹江町蟹江新田佐屋川西
参拝日 / 2026/02/14
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