播磨の国の巡礼記（１４）書寫山圓教寺に参拝。

2024/01/25 - 2024/01/27

姫路の名物かどうかは知らないが、姫路城前の大通りにある食堂で豚の串カツを食べ終え、これから書写山円教寺に向かう。以前は駅からタクシーで行って、確か２０００円も掛からない近い距離であったが、今は年金の身、懐も現役時代と比べ心もとなくなっている。いずれにしても市内からは近い場所にあり、バスも頻繁に出ている筈だ。丁度食堂の前にバス停があり、行き先を確かめて、やってきたバスに乗る。

バスは姫路城前のT字路交差点を左折し、町の住宅地を走って約２０分、円教寺前のバス停に着く。以前来た時はここから真っすぐ上に向かってトロッコ式のケーブルカーの軌道があって、見た処大した距離でもなさそうで、その頃は１００名山の登山で足腰もしっかりしていて、軌道の横道を歩いて上まで登った。今は情けなくなる程足腰が弱り、お寺の石段すらも一気には登れない。

以前のトロッコのようなケーブルカーから今はロープウェイに代わり、ゴンドラも大きく、駅舎も随分立派なビルになっている。往復本数も多く、２０分に１本往復していて、乗車すれば１０分も掛からず上の駅まで行ける。ゴンドラ内には案内譲もいて、円教寺の歴史、姫路の観光案内などもしてくれる。お金を集め、設備を近代化し、サービスも豊かになる。これも経済成長の一つの果実だろう。

ロープウェイ山上駅はお寺までのマイクロバスが待っていて、歩けばものの１０分程度だが、折角のバス、本堂の入り口まで運んでもらう。以前はこうしたピストンバスもなく、山道のような参道を歩いて本堂まで行ったのだが、今は何かと便利だ。一段低くなった前方の林の中に円教寺本堂が見える。清水寺よりも立派な懸崖造り。・・果てさて、こんなだったか・・。バス道を作り、別の方角からお寺にやってきたようだ。

エリア 姫路(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0

姫路城の前の食堂でお昼を食べて、これから郊外の円教寺に向かう。

円教寺は以前のレール式からゴンドラのロープウェイになっていた。

山上駅からお寺に向かうバス道。

足が弱っているので、ピストンバスに乗ってお寺までやってきた。

木立の向こうに本堂が見える。

こんな立派な懸崖だったか・・。

記憶が大分薄れている。

何はともあれ、観音様にお参りしよう。