2025/11/23 - 2025/11/23
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2025年11月23日(日)、渋谷周辺の散策と新宿花園神社の大酉祭に行ってきました。
渋谷周辺は國學院大學博物館や氷川神社など、ちょっとマイナーなスポットをハシゴします。若者と外国人でごった返すイメージの渋谷とは違った、静かで落ち着いた散策を楽しめました。
花園神社の大酉祭に来るのは昨年に続いて2度目になります。熊手の販売で有名な酉の市が開かれる境内で、昨年同様、見世物小屋が興行しています。今年はなんとカッパ3人娘が登場しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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表参道駅から本日の散策はスタートします。東京のオシャレエリアにはほとんど足を踏み入れることがないので、とても新鮮です。この巨大な顔は韓国発のアイウェアブランド「GENTLE MONSTER(ジェントルモンスター)」というお店の展示品。なかなかの気持ち悪さです。
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根津美術館の広い庭園をぐるっと回り込んで、補陀山長谷寺(ほださんちょうこくじ)にやって来ました。
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こちらのお寺には麻布大観音と呼ばれる十一面観音菩薩像が安置されています。大和長谷寺、鎌倉長谷寺と同木同体の日本三大長谷観音と称せられているそうです。先日奈良県旅行に行って大和長谷寺を参拝したばかりなので、なんだかずっと仏様と一緒に生活しているみたいです。
ここの観音様のお顔はとても女性的です。 -
ここは曹洞宗の永平寺東京別院なんだそうで、本堂はすっきりしています。
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白根記念渋谷区郷土博物館・文学館にやって来ました。
白根記念渋谷区郷土博物館 文学館 美術館・博物館
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ハチ公がお出迎え。
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展示はよくある郷土資料館と同じような感じでした。地元の小中学生が歴史の勉強で訪れるのにちょうど良い場所です。
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続いて國學院大學博物館です。大学附属の博物館で入場無料で入れます。
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企画展「中世日本の神々ー物語・姿・秘説ー」をやっていました。
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これは三神図、天照大神、春日大明神、八幡大菩薩の神々なんだそうです。
大学博物館なので展示がかなり専門的で私にはよくわからないことが多いです。
でも珍しいものがたくさん見られて良かった。 -
考古学資料も充実しています。
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石の棒。用途は不明。
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無料で入れる博物館の中でも展示の充実度は最強レベルだったと思います。良い博物館を見つけられてラッキーです。
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続いて渋谷氷川神社にやって来ました。境内まで急な階段があります。この辺りは起伏の多い土地なので歩いていても景色が複雑に変化して楽しいですね。
渋谷氷川神社 寺・神社・教会
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お稲荷さんがありました。
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狐さまがたくさんお出迎えしてくれます。
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やんちゃそうな顔つきの狐様がいます。
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シュッとしたお顔。
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ここの狐さまはバラエティに富んでいて面白い。奉納された時代によって様式が違うのでしょうか、それとも作者の個性なのでしょうか。
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狛犬については調べている人が多い気がしますが、お稲荷様は数が多すぎてわからないのかも。
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ここは狛犬も個性的でなかなか良かったです。
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着物を着たお姉さんたちが境内で撮影会をしていました。
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神社の近くの塙保己一史料館の入り口にあった像。
江戸時代後期に活躍した盲目の学者で、驚異の暗記力で様々な学問をきわめ、大文献集「群書類従」を編纂したすごい人。資料館の建物自体も国の有形文化財に登録されているのですが、入り口に車が駐車してあって写真が撮れなかったので、次の機会までお預けになりました。塙保己一史料館 美術館・博物館
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氷川神社に戻って境内を下りてきました。振り返ると境内はうっそうとした森に囲まれていました。都会のオアシス的な存在になっています。
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次も神社です。
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金王八幡宮。寛治6年(1092年)に平武綱によって創建された神社です。平武綱は前九年の役・後三年の役で活躍した人で、その子供の重家は堀河帝より渋谷の姓を賜り、渋谷城(現在の金王八幡宮)を築いて渋谷氏の祖となったとのことです。
金王八幡宮 寺・神社・教会
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江戸時代に入ると将軍家の信仰を得て、たいそう発展したそうな。
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境内のイチョウがとてもきれいです。
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寳物館に入れます。
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狭い部屋にぎっしりお宝が置いてあります。真ん中に2台の神輿があります。手前のものもは都内最古の神輿です。奥のものは「鳳輦(ほうれん)」というもので、「屋根に鳳凰の飾りのある天子の車」の意味があり、天皇の正式な乗り物の意味なんだそうです。現代では神社の祭りなどに使われる、鳳凰の飾りのある神輿のことを指します。
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古そうな獅子頭もあります。
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これは算額ですね。
一つ一つ興味深いのですが、せっかくのお宝をちょっと詰め込みすぎな感じです。もう少し広い部屋にゆったり展示したら良いのかな、と思いました。 -
拝殿も見学。カラフルでなかなか良い感じです。
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彫刻も凝っています。
境内は七五三のお参りに来ている人が多くてにぎやかでした。 -
隣には豊栄稲荷神社があります。
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隣接する金王八幡宮の兼務社であり、境内もせまいのですが、朱色の鳥居が並んでいて面白い。
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この神社は、1961年(昭和36年)渋谷駅近くにあった田中稲荷神社と道玄坂にあった豊澤稲荷神社が合祀されて建立された神社なんだそうです。境内の隅に集められた庚申塔(?)が歴史を物語っているようです。
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境内は地味でした。
渋谷の散策はこれでおしまい。これから新宿に移動します。 -
新宿は渋谷以上に混雑していました。昼食を食べようと思っていたお店も行列になっていたので、比較的すいていた松屋というお店に入りました。
焼き豚丼などを頼んでみたのですが、「早い、安い、うまい」と三拍子そろった素晴らしいお店でした。 -
世界に誇る日本のファストフード。
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お腹を満たして新宿散歩開始です。新宿2丁目にある浄土宗霞関山本覚院太宗寺にやって来ました。
太宗寺 寺・神社・教会
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閻魔堂。
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入り口に金網があって内部が見にくいのですが、隙間から見ると閻魔様がこちらをにらんでいます。
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さらに左側に奪衣婆がいました。
子供が見たらトラウマになりそうな形相です。 -
お堂の中にも像が安置されています。
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三日月不動像
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新宿山の手七福神 布袋像。
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塩かけ地蔵尊。
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自分の痛むところを地蔵にあてはめ、その部分に塩をかけて祈願するというそうです。
雪だるまみたいになっています。 -
2丁目と言えば、有名なゲイの町です。そんなお店が乱立しています。
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花園神社に到着。すでに境内は大混雑です。
花園神社 寺・神社・教会
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鳥居をくぐるとすぐ左手に今年も見世物小屋が建っています。
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昨年の11月に初めてこの見世物小屋に入って、すっかりファンになってしまいました。
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毎年だしものは変わるらしい。今年はカッパが出演するとのこと。
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昨年とおなじおばちゃんに入り口でお金を払って小屋の中に入ります。
中はもちろん撮影禁止ですが、メスのカッパが3匹出てきて歌を歌ったり手品をしたりします。双頭の仔牛のミイラも見せてもらえました。
ほぼ意味不明の内容ですが、勢いで押し切られたかたちで今年も大爆笑してしまいました。 -
今年も大満足の見世物小屋でした。
入り口に戻ると、サービスでメスのカッパが1匹窓から覗いていました。こうしてみると人間そっくりですね。 -
今年もたくさんの熊手が販売されていました。
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あちこちで景気良い声で手締めの掛け声が聞こえます。
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薄暗くなってきて提灯が明るくなってきました。きれいです。
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参拝客の行列も相変わらずすごいです。
私はめったに都会に来ないので人の多さに目が回りそうです。 -
神社の横にはゴールデン街があります。
ゴールデン街 名所・史跡
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外国人観光客が多いです。雰囲気は良いのですが、私はお酒をやめたのでもう縁のない世界になってしまいました。
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新宿駅南口にやって来ました。
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駅前は来るたびに風景が変わっている気がします。どこを歩いているのかよくわからなくなります。
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イルミネーションが始まっていました。昔に比べて地味になったような気もしますが、一つ一つのオブジェが結構きれいです。
2年連続で花園神社の酉の市で1年の締めくくりをしてしまいました。なんだか粋な大人になった気分で本日の散策は終了です。
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