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12月1日から6年ぶりにベルギーへ旅行しました。今回は初めて経由便でブリュッセルを目ざします。10月初めに予約した香港経由のキャセイパシフィック航空が格安でした。往復で10万6千円、行きの香港~ブリュッセル間の座席指定料込みで11万3千円です。座席指定は、往復4行程を取ると2万円越えで、48時間前のチェックインで指定すれば良いと感じました。それだと座席指定料は0円です。<br />成田空港第2ターミナルは、出発時間の午後には、元気のよいフィリピンの<br />若者グループや香港へ戻る中国の旅行客などで一杯で、日本人の少ないことアウェー感を早くも感じました。<br />香港まで4時間半、空港で3時間の滞在、香港から14時間の飛行と疲れました。成田空港を夕方5時前に出発して、香港空港から夜中の1時半に出て、朝の7時過ぎにブリュッセル空港到着です。<br /><br />成田を飛び立ち、南西諸島、台湾海峡を越えて香港に着くのですが、今政治で最もホットな台湾周辺での「存立危機事態」発言、高市首相をすぐ思い出しました。この地域で米中が軍事行動をおこして衝突したら、日本の自衛隊が自ら参戦する。日本の領土以外に自衛隊を派遣して米軍と共に戦闘を行います。戦争です。ミサイルやドローンによる攻撃の応酬で多くの日本人も人命を失ったり、負傷することが現実となります。そうならないための努力が必要なはずですが、首相は好戦的な主張を変えていません。<br />中国側の対応も日本人全般に敵意をあおる主張で、理性的な対応とはかけ離れています。そんな心配をしながら香港空港へ到着しました。<br /><br />香港空港の乗り換えは簡単でした。空港内のフードコートで水を買いましたが、成田空港の2倍の値段でした。出発ゲート前で2時間いたのですが、深夜でも多くの出発便があり、人も多かったです。香港からブリュッセルへの直行便でしたが、ほぼ満席でした。座席がエコノミーの前方でしたので、首から上は普通の温度でしたが、腰から下は冷え込んで寒く、置いてあったブランケットでは間に合いません。寝つけませんでした。今回機内食は、LSMLとシールの貼られた減塩食をリクエストしました。高血圧症で降圧剤を服用しているため。良い点は特別食なので他の人の配膳前真っ先に持ってきてくれることです。薄味ですがまあまあです。<br /><br />14時間、中国から中央アジア、黒海上空、ウィーン上空を飛んでブリュッセルへ到着したら入国審査の列が進みません。1時間45分並び入国審査官に簡単にハンコを押してもらいました。まだESSは導入されていませんが、指紋の登録(右側4本の指)がありました。スーツケースは、時間がたっているのか、到着便が表示されていなく、隅のベルトのところで回っていました。<br /><br />空港のバス乗り場から市内へは楽に行けました。事前の下調べ通りです。0階のバスターミナルDでDe LijnバスのR29、ブリュッセル北駅行きです。12分間隔で走っています。乗って運転席脇でタッチ決済をはじめて行いました。料金は3ユーロです。電車ですと11.2ユーロなので安い。しばらく市内まで路線バスの旅です。タッチ決済は運転手脇の端末をタッチするのが良いです。帰りに乗った時、後ろのドアから乗ったのですが、端末をさがしてタッチしたのですが、うっかり2回タッチしました。請求が2回分6ユーロきました。必ず運転席脇の端末でタッチして確認の音を聞くのがよいです。<br /><br />De Lijnバスは、車内での停車する停留所の表示がありませんでした。また放送もありません。ただDe Lijnアプリを登録していたので、アプリを起動して、乗っているバスをクリックすると、運航の詳細がでました。停留所の到着時間と運行地図が表示されますので安心して乗れました。予定より前に停留所に着く場合は-2と表示されることも。ベルギーはロータリー交差点が多く、信号が少ないのでわりとスムーズにバスは走ります。女性運転手も多く、乗ったバスも女性運転手でした。空港周辺の工業地帯から、住宅街、NATO本部前などを通過して北駅一つ手前のRogie広場で下車しました。ホテルは広い通りを渡り切った所にありました。<br /><br />ホテルは、DOME HOTELです。ブリュッセル中心部のグランプラスからは1キロくらい離れていますが安かったので予約しました。ただ、予約サイトには1日4.24ユーロの市税(宿泊税)がかかることは説明されてなく、チャックイン時に16.9ユーロ払うことになりました。カードは利用ごとにメールで利用額のお知らせが直ぐきます。この市税の支払いでは、概算額が1ユーロ188円で計算されていました。ユーロ安が進行してカード会社手数料を加えると、190円くらいまで到達しそうです。<br /><br />ホテルに10時過ぎに到着でしたので、荷物を預けて市内へ歩き始めました、途中のカフェでコーヒーとワッフルを食べ水を購入します。ヌーブ通り(新通り)は歩行者専用でいつも多くの人がいます。まずグランプラスへ。大きなクリスマスツリーが飾られていて、観光客に溢れています。市の観光局に行き、購入してあるブリュッセルカードの冊子をもらいました。小さな冊子に利用できる博物館、アトラクション、ツアー、飲食店、交通関係、店などの情報が満載してあります。<br /><br />ブリュッセルカード(48時間有効)を利用すべく、近くのBelgian Beer World Experience から訪ねます。ここは証券取引所だった大きな建物を改造してビール博物館にしたもので、初めて入りました。展示方法が最新のグラッフィク技術でビールの製造過程、ベルギービールの歴史、様々なビールの特徴、味、匂い、健康への影響、など実際にビール醸造装置が展示されていないけれど、バーチャルで表現されていました。この方法は、他の博物館でも共通していました。この5~6年で展示の仕方が大きく変化しているのを知りました。最後に試飲コーナーで、3種類のビールを飲んで、建物の屋上に上がり、市内の眺望を楽しむことに。天気は曇っていましたがそれほど寒くはなく、日本と変わらない感じでした。<br /><br />次に、小便小僧へ向かいます、人の流れができていて、途中の通りの横断歩道には注目しました。<br /><br />小便小僧を見て、すぐ近くのChoco Story を2番目のカード利用で入りました。ここもグラッフィクと実物を使い、日本語で聞けるオーディオガイドを貸してもらえます。ガイドは入場料に入っていて無料です。カカオの原産地の歴史、チョコレートのできる歴史、ヨーロッパに入る過程などいくつもの場面を日本語で説明されて良かったです。最後に製造しているチョコレートの試食がありました。<br /><br />2か所、グランプラス近くの博物館を見て疲れたので、歩いて3時過ぎになったのでホテルへチェックイン、3階の通りから離れた静かな部屋でした。一人で十分な広さです。<br /><br />夕食をどうするか、長時間飛行機に乗ってきて、時差ボケはどうなったのか、加齢と共になくなったわけではないのですが、ひどくはありません。眠くもなく、不思議な感じでした。来る前に読んだ、ブリュッセル在住の日本人が発行している月間の情報誌「青い鳥」に、アールヌーボー建築物の紹介があり、グランプラスや周りのBourse、ブウケール広場に残っていて、そのうちの一つ カフェLE CIRIOに入りました。<br />7時過ぎですがお客が入り、一人ですが壁側の席に案内されました。 お腹にたくさんは入らないのですが、ベルギー名物のエビコロッケと大好きなビールLEFFE BLONDE、ラザニアを注文しました。いずれも熱々で美味しいです。グループで来ている地元の方が多かったようです。カップルやグループ、一人で来てビールだけ飲んでいる人もいました。3品で38ユーロです。レシートを後で見ると、ビールには21%、料理には12パーセントの付加価値税(消費税)が掛かっていました。内装が素晴らしく、古いカフェの雰囲気が十分あります。<br />食事を楽しんでホテルへ帰りました。<br />

6年ぶりベルギーへ 1~2日目 経由便の旅から

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2025/12/01 - 2025/12/02

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せいじさん

12月1日から6年ぶりにベルギーへ旅行しました。今回は初めて経由便でブリュッセルを目ざします。10月初めに予約した香港経由のキャセイパシフィック航空が格安でした。往復で10万6千円、行きの香港~ブリュッセル間の座席指定料込みで11万3千円です。座席指定は、往復4行程を取ると2万円越えで、48時間前のチェックインで指定すれば良いと感じました。それだと座席指定料は0円です。
成田空港第2ターミナルは、出発時間の午後には、元気のよいフィリピンの
若者グループや香港へ戻る中国の旅行客などで一杯で、日本人の少ないことアウェー感を早くも感じました。
香港まで4時間半、空港で3時間の滞在、香港から14時間の飛行と疲れました。成田空港を夕方5時前に出発して、香港空港から夜中の1時半に出て、朝の7時過ぎにブリュッセル空港到着です。

成田を飛び立ち、南西諸島、台湾海峡を越えて香港に着くのですが、今政治で最もホットな台湾周辺での「存立危機事態」発言、高市首相をすぐ思い出しました。この地域で米中が軍事行動をおこして衝突したら、日本の自衛隊が自ら参戦する。日本の領土以外に自衛隊を派遣して米軍と共に戦闘を行います。戦争です。ミサイルやドローンによる攻撃の応酬で多くの日本人も人命を失ったり、負傷することが現実となります。そうならないための努力が必要なはずですが、首相は好戦的な主張を変えていません。
中国側の対応も日本人全般に敵意をあおる主張で、理性的な対応とはかけ離れています。そんな心配をしながら香港空港へ到着しました。

香港空港の乗り換えは簡単でした。空港内のフードコートで水を買いましたが、成田空港の2倍の値段でした。出発ゲート前で2時間いたのですが、深夜でも多くの出発便があり、人も多かったです。香港からブリュッセルへの直行便でしたが、ほぼ満席でした。座席がエコノミーの前方でしたので、首から上は普通の温度でしたが、腰から下は冷え込んで寒く、置いてあったブランケットでは間に合いません。寝つけませんでした。今回機内食は、LSMLとシールの貼られた減塩食をリクエストしました。高血圧症で降圧剤を服用しているため。良い点は特別食なので他の人の配膳前真っ先に持ってきてくれることです。薄味ですがまあまあです。

14時間、中国から中央アジア、黒海上空、ウィーン上空を飛んでブリュッセルへ到着したら入国審査の列が進みません。1時間45分並び入国審査官に簡単にハンコを押してもらいました。まだESSは導入されていませんが、指紋の登録(右側4本の指)がありました。スーツケースは、時間がたっているのか、到着便が表示されていなく、隅のベルトのところで回っていました。

空港のバス乗り場から市内へは楽に行けました。事前の下調べ通りです。0階のバスターミナルDでDe LijnバスのR29、ブリュッセル北駅行きです。12分間隔で走っています。乗って運転席脇でタッチ決済をはじめて行いました。料金は3ユーロです。電車ですと11.2ユーロなので安い。しばらく市内まで路線バスの旅です。タッチ決済は運転手脇の端末をタッチするのが良いです。帰りに乗った時、後ろのドアから乗ったのですが、端末をさがしてタッチしたのですが、うっかり2回タッチしました。請求が2回分6ユーロきました。必ず運転席脇の端末でタッチして確認の音を聞くのがよいです。

De Lijnバスは、車内での停車する停留所の表示がありませんでした。また放送もありません。ただDe Lijnアプリを登録していたので、アプリを起動して、乗っているバスをクリックすると、運航の詳細がでました。停留所の到着時間と運行地図が表示されますので安心して乗れました。予定より前に停留所に着く場合は-2と表示されることも。ベルギーはロータリー交差点が多く、信号が少ないのでわりとスムーズにバスは走ります。女性運転手も多く、乗ったバスも女性運転手でした。空港周辺の工業地帯から、住宅街、NATO本部前などを通過して北駅一つ手前のRogie広場で下車しました。ホテルは広い通りを渡り切った所にありました。

ホテルは、DOME HOTELです。ブリュッセル中心部のグランプラスからは1キロくらい離れていますが安かったので予約しました。ただ、予約サイトには1日4.24ユーロの市税(宿泊税)がかかることは説明されてなく、チャックイン時に16.9ユーロ払うことになりました。カードは利用ごとにメールで利用額のお知らせが直ぐきます。この市税の支払いでは、概算額が1ユーロ188円で計算されていました。ユーロ安が進行してカード会社手数料を加えると、190円くらいまで到達しそうです。

ホテルに10時過ぎに到着でしたので、荷物を預けて市内へ歩き始めました、途中のカフェでコーヒーとワッフルを食べ水を購入します。ヌーブ通り(新通り)は歩行者専用でいつも多くの人がいます。まずグランプラスへ。大きなクリスマスツリーが飾られていて、観光客に溢れています。市の観光局に行き、購入してあるブリュッセルカードの冊子をもらいました。小さな冊子に利用できる博物館、アトラクション、ツアー、飲食店、交通関係、店などの情報が満載してあります。

ブリュッセルカード(48時間有効)を利用すべく、近くのBelgian Beer World Experience から訪ねます。ここは証券取引所だった大きな建物を改造してビール博物館にしたもので、初めて入りました。展示方法が最新のグラッフィク技術でビールの製造過程、ベルギービールの歴史、様々なビールの特徴、味、匂い、健康への影響、など実際にビール醸造装置が展示されていないけれど、バーチャルで表現されていました。この方法は、他の博物館でも共通していました。この5~6年で展示の仕方が大きく変化しているのを知りました。最後に試飲コーナーで、3種類のビールを飲んで、建物の屋上に上がり、市内の眺望を楽しむことに。天気は曇っていましたがそれほど寒くはなく、日本と変わらない感じでした。

次に、小便小僧へ向かいます、人の流れができていて、途中の通りの横断歩道には注目しました。

小便小僧を見て、すぐ近くのChoco Story を2番目のカード利用で入りました。ここもグラッフィクと実物を使い、日本語で聞けるオーディオガイドを貸してもらえます。ガイドは入場料に入っていて無料です。カカオの原産地の歴史、チョコレートのできる歴史、ヨーロッパに入る過程などいくつもの場面を日本語で説明されて良かったです。最後に製造しているチョコレートの試食がありました。

2か所、グランプラス近くの博物館を見て疲れたので、歩いて3時過ぎになったのでホテルへチェックイン、3階の通りから離れた静かな部屋でした。一人で十分な広さです。

夕食をどうするか、長時間飛行機に乗ってきて、時差ボケはどうなったのか、加齢と共になくなったわけではないのですが、ひどくはありません。眠くもなく、不思議な感じでした。来る前に読んだ、ブリュッセル在住の日本人が発行している月間の情報誌「青い鳥」に、アールヌーボー建築物の紹介があり、グランプラスや周りのBourse、ブウケール広場に残っていて、そのうちの一つ カフェLE CIRIOに入りました。
7時過ぎですがお客が入り、一人ですが壁側の席に案内されました。 お腹にたくさんは入らないのですが、ベルギー名物のエビコロッケと大好きなビールLEFFE BLONDE、ラザニアを注文しました。いずれも熱々で美味しいです。グループで来ている地元の方が多かったようです。カップルやグループ、一人で来てビールだけ飲んでいる人もいました。3品で38ユーロです。レシートを後で見ると、ビールには21%、料理には12パーセントの付加価値税(消費税)が掛かっていました。内装が素晴らしく、古いカフェの雰囲気が十分あります。
食事を楽しんでホテルへ帰りました。

  • 円安が一段と進行しています。旅行には最悪です。

    円安が一段と進行しています。旅行には最悪です。

  • LSML 減塩食の夕食

    LSML 減塩食の夕食

  • 減塩食LSML

    減塩食LSML

  • 中身はチキン、成田空港からと香港空港からの便で同じものが出ましたが、成田からのチキンは固くて不味かった。

    中身はチキン、成田空港からと香港空港からの便で同じものが出ましたが、成田からのチキンは固くて不味かった。

  • ブリュッセル空港からのバス De Lijn のアプリ、空港からの路線です。現在地が表示されていてどこを走っているのかがわかります。上のマークは空港の乗り場。今は知っているのが下のバスのマーク。<br />

    ブリュッセル空港からのバス De Lijn のアプリ、空港からの路線です。現在地が表示されていてどこを走っているのかがわかります。上のマークは空港の乗り場。今は知っているのが下のバスのマーク。

  • バス R26の停留所と途中通過時間が出ます。+4は到着が4分早くなること。このR26のバス、タッチ決済できます。カードでタッチするだけ、3ユーロです。

    バス R26の停留所と途中通過時間が出ます。+4は到着が4分早くなること。このR26のバス、タッチ決済できます。カードでタッチするだけ、3ユーロです。

  • グランプラスへ来ました。ツリーが真ん中にあります。

    グランプラスへ来ました。ツリーが真ん中にあります。

  • 暗くなってからのツリー、時間は8時ごろです。

    暗くなってからのツリー、時間は8時ごろです。

  • 空が晴れていたのは、わずかな時間でした。

    空が晴れていたのは、わずかな時間でした。

  • 小便小僧へ行く途中の交差点で。レインボーカラーの歩道

    小便小僧へ行く途中の交差点で。レインボーカラーの歩道

  • クリスマスマーケットが始まっています。

    クリスマスマーケットが始まっています。

  • カフェ、ル・シリオで飲んだビール、レフブロンド

    カフェ、ル・シリオで飲んだビール、レフブロンド

  • 泡がきれいでした。

    泡がきれいでした。

  • カフェ ル・シリオの店内

    カフェ ル・シリオの店内

  • 小エビのコロッケを切ったところ

    小エビのコロッケを切ったところ

  • 熱いラザニア 美味しかった。

    熱いラザニア 美味しかった。

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