ゆっくりソウル② ロッテワールドタワーモール・coexモール・パルナスモール

2025/11/21 - 2025/11/24

移動日だった１日目を終えて、明けて２日目～３日目。

とうとうモミコがダウン。出発前に１度発熱していたものの、風邪薬と解熱剤でなんとかなるだろう、と見通しを立ててここまで連れてきましたが…。甘かったですね。

それでも一つ隣の「蚕室駅」に直結するロッテワールドタワーモールに、なんとか出かけました。

モミコがこの旅行中、地下鉄に乗って出かけたのはこれが最初で最後になっちゃいました。この後は宿至近のオリーブヤングになんとか出かけたきり、仁川国際空港で元気を少し取り戻すまで、宿でぐったり寝ていることになったのです。

エリア ソウル(韓国)

さて、明けて11/22の朝。今日から本格的にショッピング！…と意気込みつつも、もうモミコは熱が上がってしまってどうにも起きられません。

朝からソルロンタンのお店に出かけて朝食を、と意気込んでいたナヲミでしたがあきらめて、朝食を調達しに出かけました。幸い宿は蚕室セネ駅至近。駅前ですからお店はたくさんあります。

野菜を食べたほうがいいかな、って思って目についたサブウェイに入ってみました。

ここで超便利だったのが、オーダーキオスク！日本のマックにもあるあれですね。英語・日本語が選べて決済までできるんで、韓国語がまったくわからなくても問題なし！

この後、ソルロンタン屋さんでソルロンタンをテイクアウトして持ち帰り、モミコはサブウェイのサンドイッチ、大人二人はソルロンタンを宿のキッチンでチンチンにあっためて美味しくいただきました。

ソルロンタンを買いにいったのは、チョンジュ・ソルロンタン。24時間営業の老舗？らしい。24時間営業で朝早くからソルロンタンやコムタンが食べられます。

https://japanese.visitseoul.net/restaurants/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%B3/JPP006262

ガイドブックやネイバーマップで評価が高かったので、期待していましたが、テイクアウトにも対応していることはわからず、現地で直接入って訊きました。

ソルロンタンにつくキムチやおかずはもちろん、赤米の混ざった雑穀ご飯がたっぷりどんぶり一杯くらいついてきます。グクスも入る、とどこかで読んでいたので、Papagoで「グクスもください」とハングルで伝えたところ、ちっちゃなビニル袋にちゃちゃっと入れてくれました。

ソルロンタン自体は日本の豆腐パックの２まわり大きいくらいの容器にいれてくれ、漏れないように専用の機械でしっかりシールしてくれるので安心。

ソルロンタン１人前：11,000KRW

この日の予定は、ロッテワールドタワーモールでお買い物です。

といっても、山ほど入っているハイブランドやセレクトショップではなくて、ダイソーとロッテマートでパピィとモミコがお土産を買うためです。

まずは地下鉄にのって隣の蚕室駅に移動するために、ウォンの現金を手に入れねばなりません。前述のとおり、空港で両替を怠ったナヲミ。11/22は土曜日で宿近くのハナ銀行は休み。ガーーーン。仕方がないので、朝7:30～23:30開いているATMでクレジットカードキャッシングしました。とりあえず50,000KRW。これは、

１）大人2人の気候同行カード2枚×3,000KRW＝6,000KRW
２）気候同行カード２枚とT-Moneyカードにそれぞれ10,000KRWずつチャージ＝30,000KRW
３）広蔵市場で現金のみの屋台に備えて14,000KRW

という目論見でした（が、結局広蔵市場には行けませんでした……）。

さて、話をロッテワールドタワーモールに戻すと、このショッピングエリアは地下街もくっついているのでどこからどこまでがモールの一部？こっちはモールじゃないの？？？と、とにかく全体が巨大すぎて、しっかり下調べせずに行ったら全然目当てのダイソーとロッテマートにたどり着けず……。最終的にはwebに載ってるシンプルすぎるフロアマップを確認しながら、地下２階の巨大駐車場を歩いて移動する羽目に…（パピィ的にはたくさんの人の隙間を縫って歩くよりも車以外は何もない駐車場を歩くほうがラクとのことで）。

この時点で、すでにモミコはもう虫の息。でもとにかくここまで来たのだから、なんとしても下調べしてきた（そしてお友達に頼まれた）ものを買わないと帰れない！という精神力だけで、歩きとおしました！えらいぞモミコ！

一通り、目当ての買い物を済ませた後、ＭＵＪＩのすぐわきにあるフードコートを２周してようやくテーブルを確保した後、パピィが四苦八苦しつつ頑張って買ってきてくれたキンパ＆ヤンニョムチキンのコンボプレートを３人でつまんで、即、宿へＵターンしました。

余談ですが、ロッテワールドタワーモールのダイソーはすごくちっちゃくてコスメもサンリオグッズも少ないし、ロッテマートもゼッタプレックスに行こうとしたつもりが普通のロッテマートだったりと、色々下調べの穴があったことが判明。しかも、翌日午後、一人で散歩がてら蚕室駅まで出かけたパピィが蚕室から蚕室セネまでの帰り道、大きなダイソーがあった、と報告してきてガーンって感じ。ガイドブックには全く載ってなかった…って思ったけれども、そもそもこのあたりって日本人観光客向けの施設ってロッテワールドがメイン。だからその系列の情報は分厚く載せるけど、ソウル市内のすべてのダイソーを網羅的に載せることなんかしないんでしょうね。

夕食は宿からもう出る気力のなくなってしまったモミコのために、近所の飲食店でナヲミがテイクアウトしてきたものを食べることに。

夕食テイクアウトの１軒目はここ「トサンキンパ」（Papagoによる自動翻訳だと倒産キンパ。倒産って(笑)、ほんとにあってる？）
ソウル特別市 松坡区 蚕室洞 188-7

おばちゃんがやってます。
味も大きさもそこそこ。この程度の味だったら、正直、コンビニのキンパでいいかな、ってナヲミは思いました。

しかもせっかくオーダーキオスクがあって「日本語」ってメニューがあるのに、日本語になってるのは「決済する」とか「カートに入れる」とかのユーザーインタフェースの部分だけで、肝心のメニューが全部ハングル……。

仕方がないので、Papagoの画像翻訳でなんとか注文しました。片手間落ち！

・油揚げのキンパ：6,500KRW

ユッケバルン鮭 蚕室シンチョン店：ソウル特別市 松坡区 蚕室洞 188-7

ここは本当におすすめ！ナヲミが行ったときはカウンターに３つくらい配達業者待ちのテイクアウトが並んでました。いかにも人気なんだな、って印象。

ユッケとサーモンのお刺身を使った各種料理が売りのお店ですが、ナヲミは迷わずユッケ丼をセレクト。ここにもオーダーキオスクがありますが、こちらのキオスクは、メニュー名もインタフェースもすべて日本語で表示してくれます(笑)。

対応してくれたお兄さんもいい感じ。厨房の人たちもテキパキ働いていていい感じ。

もちろんユッケ丼、とっても美味しかったです。キャベツの千切りがご飯にのっていて、その上にユッケがどーーん。ボリュームあるのにこの値段はお得に感じました。

・ユッケ丼：11,900KRW

60鶏チキン＆ビール ソウル蚕室店：ソウル特別市 松坡区 蚕室洞 204

現在のソウルの物価の高さをしみじみ感じたお店。

日本じゃ中華料理店を中心に、デカ盛りの代表メニューになってる唐揚げだけど、決して高くない。むしろ「この値段でこのボリューム？！」っていうのがウリのメニューが多いと思うんだけど、ここのチキンはとても高かった！

それでも昼にロッテワールドタワーモールのフードコートで食べたヤンニョムチキンが美味しかったので「やっぱりソウルは本場だな」って思って、もっとがっつり食べたくてこのお店に入りました。

オーダーキオスクはないものの、お兄さんが一生懸命英語で説明してくれました。
鶏肉の部位を手羽先・手羽元・レッグから選べて、味は醤油や塩、ヤンニョムなどを選べて、１人前分量でどれも29,000KRWとかします。そんなにいらない人のためのハーフサイズがあって、そっちは16,900KRW～くらい。ナヲミはヤンニョム味＆手羽先＆ハーフサイズをオーダー。

揚げたてを渡されてホクホクしながら帰ろうとしたら、なんとお兄ちゃんにはにかみ笑顔で「謝謝」って言われて驚愕！私、ど、どこが中国人ぽかった？！着ているコートは確かに日本人ぽく無かったけど(笑)、若干ショックだったので、店を出るときに大声で『どうもありがとう！』って言って帰りました(笑)。

・ヤンニョムチキン（手羽先）ハーフ：16,900KRW

ＧＳ２５蚕室ジェイル店：ソウル特別市 松坡区 蚕室洞 204-10

滞在中、毎日１回は行ってたコンビニ。見ての通り、店の外にアイスの冷凍庫があったり、ビールが置いてあったり、「どうぞ万引きしてください」って感じの店構え。ソウルって犯罪率低いのかな？それにしても性善説過ぎないか？？？

運がよければ英語を話せる店員さんに、もっと運がよければ日本語を話せる店員さんに遭遇できます。

【ソウルで飲み食いしたものオススメ】
前のＧＳ２５で買った飲むヨーグルトプレーン味がめちゃくちゃ美味しいうえ、１＋１（←要するに半額）とお得なので、機会があったら是非！

仁川国際空港のＧＳ２５でも見かけて、いろんなフレーバー(イチゴ・マンゴー・ブルーベリー)があったんでブルーベリーを買ってみたんだけど、プレーンのほうが美味しいと思いました。

・製造メーカー公式インスタグラム
https://www.instagram.com/p/DJbOPFAhLL1/

11/23の朝が来ました！

当然モミコは起きられません。それでも「午後からネイルモールに行く！」とやる気は満々。

じゃあ、午前中はちょっと一人で出かけるよ、と言ってやってきたのが蚕室セネ駅から２駅の三成駅直結スターフィールドcoexモール（パルミエモールとつながってる）でっす。

何番出口からでようかなーー、なんて迷う必要なく、横断幕がガイドしてくれます。

三成駅 駅

これはcoexモールへ続いている地下鉄通路の壁。

モアレがかかっているのでおわかりでしょうが、これまた壁一面を使った超巨大ディスプレイ広告なのです！

この時はたまたまlululemonの広告が表示されてましたが、帰りに通った時はウィキッド２の映像が流れてました。

三成駅 駅

こんな風に地面にも道案内のラインがひかれています。

親切！ロッテワールドタワーモールにも欲しかったな、これ！！

三成駅 駅

柱という柱、壁という壁が超巨大ディスプレイになって、広告がひっきりなしに流れています。すごい。電気代はペイできるのだろうか(笑)？

COEXモール ショッピングセンター

さあさあ、ここまできたら目指すのは当然あそこ、ピョルマダン図書館ですね！！！

あまり期待してなかったんですが、もう、クリスマスデコレーションがものすごくて圧巻でした！

世界中の観光客がみんな写真を撮りまくってました！

いや～、モミコを連れてきてやりたかった！！！残念。

ピョルマダン図書館 文化・芸術・歴史

これでもか！という電飾。

天井からは星がぶら下がってます。

ピョルマダン図書館 文化・芸術・歴史

中央にあるメインツリーの下は、記念撮影する人が列を作っています。

ピョルマダン図書館 文化・芸術・歴史

エスカレーターの上からパチリ。

クリスチャンの多い韓国の人たちの、クリスマスへの本気度がうかがえる、情熱あふれるクリスマスディスプレイ。はぁ～、ほんとすごい。

ピョルマダン図書館 文化・芸術・歴史

当初、聖水のオリーブヤング旗艦店である「オリーブヤングＮ聖水」に行く予定でしたが、もう無理なのは確定していたので、coexのオリーブヤングへ。

ここにはcoexモール内と隣接するパルナスモール内にそれぞれ１店舗オリーブヤングが入っていて、どちらもそこそこ大きいお店だったので、買いたいものはすべて買えました！店員さんも英語が通じたし。ただし、「人工甘味料が入っているかどうか知りたい」という文の人口甘味料=artificial sweetenerが通じなくて、最後はPapagoに何とかしてもらった！ハングルを見せたら一発で、店員さん向け商品情報サイトを調べてくれて、ばっちりでした。

ガイドブックで下調べしていったものも買えたし、セールになってて安くなってたんで買っちゃったものもあります。

細かい値段とかは、「ゆっくりソウル④　お土産編」で紹介します。

宿にいる2人に、お昼ご飯について連絡したところ、モミコはマックのフライドポテト、パピィはバニラシェークが飲みたい、とのことだったので、自分のお昼ご飯に、蚕室セネ駅４番出口出てすぐにある、イサックトーストでハムスクランブルエッグトーストと、限定発売中だったカスタードクリーム&リンゴジャムを挟んだフレンチトーストを買いました。

ここもオーダーはキオスク。日本語はありませんが、英語があるのでno problem!ちょっと迷っていたら後ろに行列できてたので慌てて譲り、ゆっくり悩んで自分の番が来たらパパっと買いました。

結構作るのに待たされましたね。

でも食べたときにびっくりしたのがスクランブルエッグが甘かったこと！いや～、台北でもなんでもかんでも甘かったけど（お茶とか）、韓国よ、おまえもか…。次は「甘くしないで」とオーダーするつもりです。

・ハム/チーズ/スクランブルエッグトースト＆カスタードクリーム/アップルジャムフレンチトースト：7,600KRW

さてさて、お腹にエネルギー源を入れてちょっとだけ気力の出たモミコが
「（東大門の）ネイルモールは（地下鉄に乗るのはもう無理なんで）あきらめた。でも、近所のオリーブヤングなら大丈夫。コスメを買いに行きたい！」
というので、パピィと３人でお出かけ。

写真のコスメは全部がナヲミのじゃなくって、モミコの買ったのがいくつか混ざってます。

ラッキーだったのか、いつもそういうものなのかはわかりませんが、オリヤンって、化粧品が結構セール価格になっていて（化粧品のセールって、日本は絶対ないよね～）、下手すると10,000KRWくらい値引きされているものもあったりして、そういったセール品を中心に、ちゃんと日本での価格と見比べて、確実にお得なものだけを選んでいる姿には、わが娘ながら「素晴らしい！」と心の中で褒めちぎりました(笑)。

ところで、モミコが言うには、オリーブヤング（を含む）韓国のお店ってのは、テスターを試して買うものが決まったら、店員さんを呼んで、ストックから商品を出してもらうのがマナー？というか決まりらしい。TikTokを中心にそういうことを教えている動画が流れているらしいです。

しかし今回、ナヲミがプチ爆買いしたオリーブヤングパルナスモール店も、モミコと行った宿至近のオリーブヤング新川店も、「勝手に取って、ショッピングバッグに入れてレジまで持ってきてください」スタイルでした。

どっちが正しいのか？店によって違うのか？？よくわかりませんが、心配な人は店員さんに確かめると安心かもしれません。今のところ、英語もわからない店員さんには一人も出会ってませんので、片言でも英語でたずねるか、Papagoで翻訳したハングルを見せれば一発で分かってくれると思います。

レジで会計を済ませた後、パピィが「少し蚕室エリアまで行ってくる」というのでそこで別れ、ナヲミとモミコは宿へ。

早速寝室で眠りについたモミコを見守りながら、リビングでまったりネットサーフィンしていたら、あっという間に夜になりました。

蚕室から１駅歩いて戻ってきたパピィに夕食について尋ねると、
「また買ってきてほしい」
というので、ソルロンタンを提案したら、
「もう俺はソルロンタンはいいから、ナヲは一人で食べてきたら？」
と言ってくれたので、喜び勇んで昨日の朝ご飯を買いに行ったチョンジュ・ソルロンタンヘＧＯ！

心配になるほどガラガラ(笑)な店内で、おばちゃんに「ソルロンタン」と一言。

にっこり笑ってまずはお水のポットが出てきました。

続いておかず（カクテキ・よくわからないゼンマイ？みたいなあまじょっぱいやつ・全然漬かってない(笑)白菜キムチ）と、赤米入りの雑穀ご飯が運ばれてきました。

そして、最後にジャーーーン！ぐらぐら煮え立った状態で、ソルロンタンの登場でっす！

美味しい牛肉が６～７枚沈んだ白濁したスープには、そうめんみたいなグクスが一緒に煮込まれていて、上にはネギがたっぷり。

このままだと味がないので、卓上に置いてあるお塩を入れて自分好みの味にして、いただきます。

ナヲミは雑穀ご飯を半分くらいまでおかずと一緒に＆スープに浸しながら食べ、残り半分をスープに入れてクッパ状にして食べました。きっと最初っから全部入れて、ソルロンタンクッパにして食べるのが本当の食べ方なんだろうけど。

ハァ～～～、熱いものを熱いまま食べるって最高ですね。美味しかったです。

腹が膨れて幸せな気分になった足で、宿至近のＧＳ２５へ。パピィに頼まれたおにぎりを２つ買って帰りました。韓国のコンビニおにぎりは大きいですよね～。

この後、翌日仁川国際空港に移動するためのバス亭を確認しに再度出かけました。そこらへんは次の「ゆっくりソウル③」に続きます。