【楽しや♪初メキシコ】　1/5作目　゜*・「死者の日」前々夜のオアハカへ・*゜

2025/10/29 - 2025/11/05

初めてメキシコへ行ってみた。
行きたいと思った理由は、メキシコのプロレス（ルチャ・リブレ）が面白いと聞いており、観戦してみたいと思っていたからだ。
とはいえ、一人旅するには治安が不安だったのと、プロレスだけのために行くのもと思い、旅の候補先から外していた。
2025年の長期休暇の旅先の選定は、自身のやる気スイッチが入らず、選定に時間を要した。
そんな時、１１月の三連休を絡めて休めば、「死者の日」と「ルチャ・リブレ」を一緒に見ることができるのでは？と思いついた。
決断は８月下旬と遅かったが、両方へ連れて行ってくれる某旅行会社のツアーを見つけ、参加させてもらうことにした。
久々の長距離移動で疲れたが、カラフルで元気な「死者の日」と、以前から観戦したいと思っていた「ルチャ・リブレ」を見れ、ルチャグッズも購入でき、楽しめた。
「死者の日」とは、毎年１１月１日～２日、亡くなった方を迎え入れる日で、メキシコ全土にその風習がある。
日本でいうお盆にあたる。
昔はパレードは行っていなかったようだが、映画「007」「リメンバーミー」の影響で観光客誘致のためパレードを行うようになり、年々、ド派手なパレードになっているのだとか？！
オアハカの「死者の日」は、観光客誘致を意識した派手なものとなっていた。
死んであの世へ行くことは人生の延長とプラス思考に捉えられているメキシコでは、おばけ・魔女・呪術・占い・ＵＦＯなどを信じている人もわりと多い？？ようだ。
原住民の村も多いそうだ。
いつかメキシコへ再訪することがあれば、民俗学・風習に興味がある私としては、従来から地元の人々が行っている本来の「死者の日」の様子を見たり、原住民の村などに行って、魔女・呪術などの様子を見てみたいと思った。
今回の旅行記は、完全な観光ツアーの様子をまとめてみた。


【期間】2025年10月29日（水）～2025年11月5日（水）
10/29：　成田前泊
10/30：　成田→メキシコシティ乗継→オアハカへ。
10/31：　オアハカ
11/1：　オアハカ
11/2：　国内線でオアハカ→メキシコシティへ。
11/3：　メキシコシティへ。夜、国際線でメキシコシティを経ち日本へ。
11/4：　機内泊
11/5：　朝７時頃、成田着。
以上

エリア オアハカ(メキシコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: アエロメヒコ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

●1日目・2025年10月29日（水）●

「成田ゲートウェイホテル」
14：30まで仕事をした後、帰宅後、荷物を取りに自宅へ。
夕方17時台の電車で成田空港駅へ。

ツアー集合時間は朝7時。
翌10/30（木）朝9時台の国際線に乗るために、前泊。
安さ自慢の空港ホテル。
古いが清潔。送迎もあり。
インバウンド客多いため送迎は事前予約が無難。
2019年エチオピアへ行った時以来、2回目の利用。

疲れと寝坊しては行けない緊張のため、ほぼ眠れず朝を迎える。

●2日目・2025年10月30日（木）●

成田空港第一ターミナル
日本でいうお盆時期へ行くメキシコ。
国際線は帰省客メキシコ人と、死者の日目当ての観光客で満席。
オーバーブッキングも出ており、チェックインカウンターで係の人が「搭乗便の変更ができる方は申し出てください」と呼びかけしていた。

メキシコシティのベニート・フアレス国際空港まであともう少しと迫った時、
メキシコシティ天候不良で着陸許可が取れないということで、
ベニート・フアレス国際空港から1時間ほど手前にある「グアダラジャラ国際空港」へ着陸。
メキシコシティの天候が落ち着くまで、機外へ出ず、１時間ほど機内でそのまま待機となった。
ただでさえ搭乗時間が長いのに、この機内待機は、体力を奪ったが、
数時間以上の遅延や、ダイバート（引き返し）になるよりマシだった。
たった１時間の機内待機で済んだことは運がよかった。

「ベニート・フアレス国際空港」

約１時間の遅延で、メキシコシティのベニート・フアレス国際空港へ到着。
メキシコ空港で不思議だったのは、預け荷物は、最終目的地オアハカまで途中ピックアップせずに持って行ってくれるはずだったが、
ベニート・フアレス国際空港で、一旦、ターンテーブルから荷物をピックアップし、ターンテーブル近くにあるＸ線検査へ再び通し、荷物を預けなおさなければならないという工程があった。
この預け荷物を預け直すという無駄な時間もあり、機材の遅延着陸から到着口ロビーへ出られるまで、なんやかんやで３時間くらい経過していたように思う。

遅延などがなければ、この「ベニート・フアレス国際空港」では、オアハカ行き国内線への出発時間まで、当初、８時間くらいの乗継時間があった。

たいして店などが何もなさそうなこの空港で、８時間もの時間をどう過ごせばよいのか？と途方に暮れていた。
離団して空港ホテルへデイユースしようかと思っていたほどだった。
遅延などにより、結果として乗継時間を潰す手間が少し省けた。

メキシコシティ国際空港 (MEX) 空港

「ベニート・フアレス国際空港」

乗継時間を潰すため、約１時間、自由行動。
当初予想どおり、たいして店もない空港。
遅延がなければ、ここで８時間過ごすのは地獄だった。
さらに、工事真っ最中で、ホコリっぽい。

空港や、中心部の一部エリアで見かけたセブンイレブン。
販売している商品は日本とまるで違う。
おにぎりも販売していたがおいしくなさそうだった（笑）。
あとでスポットガイドへ尋ねたら、24時間ではないとのことだった。

「ベニート・フアレス国際空港」


「死者の日」のデコレーション

「ベニート・フアレス国際空港」


「死者の日」のデコレーション

「ベニート・フアレス国際空港」

「死者の日」のデコレーション

「ベニート・フアレス国際空港」

「死者の日」のデコレーション

「ベニート・フアレス国際空港」

一旦、ツアー客と再集合して、国内線の搭乗エリアへ入る。
乗継時間が長いため、電光掲示板に搭乗口ナンバーの表示がなかなか出ない。

ご覧のとおり、首都空港なのに、たいして店がない。
しかも工事中。
当初、対して何も店がないこの首都空港で、乗継８時間も時間を潰すことになっていた。
遅延・荷物ピックで無駄な時間が経過したので、時間潰し８時間→５時間へ減少した。
それがなければ、この空港で８時間も時間潰すのは地獄でしかなかっただろう。

「ベニート・フアレス国際空港」

成田空港で、日本円→メキシコペソへ両替をしたかったが、
搭乗ギリギリでやろうとしたら「ペソは売り切れて両替できない」と言われてしまい、一旦、日本円→米ドルへ両替。

「ベニート・フアレス国際空港」へ到着後、
乗継時間を利用して、米ドル→メキシコペソへ両替。
これ以上、小さい紙幣へ変えてくれず。

「ベニート・フアレス国際空港」

搭乗口ナンバーの表示がようやく出る。
一番下。

「ベニート・フアレス国際空港」

搭乗口の位置をチェック後、
時間潰しのため、再び、約１時間の自由行動となる。

１３：３０過ぎ？
待ち時間を利用して、昼食をとる。
国内線の乗継フロアにあるレストラン数は少なく、どこも一杯。

値段が高そうなレストランへ渋々入る。
値段高めだったが、初めてのメキシコで、タコスを食べた。
日本では１～２回しかタコスを食べた事がないがいずれも不味かった。
このタコスは非常においしかった。ソフトタイプだった。

「ベニート・フアレス国際空港」

ようやく、オアハカ行き国内線へ乗る。
この出発時間まで、とても長い時間を過ごし、疲れ果てた（笑）。

「ベニート・フアレス国際空港」

オアハカ行きの機材へ乗り込む直前、
近くに待機していた違う機材を撮って見た。

「オアハカ　ソソコトラン国際空港」

１７時前、メキシコシティから国内線でオアハカ「ソソコトラン空港」へ到着。
小さな地方空港のため、タラップを使って乗り降りでき、機材を撮れた。
タラップを歩いて乗り降りできることは、ワクワクするので好きだ。

ソソコトラン国際空港 (OAX) 空港

「オアハカ　ソソコトラン国際空港」

振り返って、アエロメヒコのロゴマークを眺め、
メキシコへ来たのだとようやく実感できた。
ここまで、長く、疲れた（笑）

「オアハカ　ソソコトラン国際空港」

今日は１０月３０日（木）。
「死者の日」前々夜。
空港から盛り上がっていることを実感。

「オアハカ　ソソコトラン国際空港」

「オアハカ　ソソコトラン国際空港」

小さな地方空港

「オアハカ　ソソコトラン国際空港」

送迎車
オアハカ空港から中心部まで約７キロ。

「オアハカ　ホリデイイン　エキスプレス」

１８：３０頃？
ホテルへチェックイン。
オアハカの町の北に位置。
（地球の歩き方メキシコ2026年～2027年版279ページに位置記載あり）。

ホリデイ イン エクスプレス オアハカ セントロ イストリコ バイ IHG ホテル

「オアハカ　ホリデイイン　エキスプレス」

ロビーから、「死者の日」装飾でお出迎え。

「オアハカ　ホリデイイン　エキスプレス」

「オアハカ　ホリデイイン　エキスプレス」

「オアハカ　ホリデイイン　エキスプレス」

ロビーに装飾されていた死者の日の祭壇。

「オアハカ　ホリデイイン　エキスプレス」

マリーゴールドは、香りがとてもよい。
マリーゴールドが祭壇によく使用される理由をスポットガイドへお尋ねしたところ、
その理由は諸説あるものの、
マリーゴールドの強めの香りとオレンジの元気な色で、
亡くなった方を導いてお出迎えするのだとか？！

「オアハカ　ホリデイイン　エキスプレス」

「オアハカ　ホリデイイン　エキスプレス」

部屋がとっても広く、びっくり！
死者の日期間中のオアハカのホテルは、１年前から予約しているそう。
死者の日期間中は、国内外から観光客が押し寄せるため、１年前から予約しないと泊まれないのだとか。

この時期、仕事は繁忙期でなかなか休めない。
職場の白い視線を感じながらも（笑）、
無理やり休んでオアハカへ来ることができ良かったと思った。

「オアハカ　ホリデイイン　エキスプレス」

無料の水２本＋コーヒーが部屋に置かれていました。
（茶色のやつは、ミルク等のポーション）

「オアハカ中心部」

１９時過ぎ、中心部を徒歩で歩きながら、夕食レストランへ向かう。
翌日は自由行動のため、歩きながら町の位置関係を把握する。
小さな町のため、ほぼ迷うことはない。
死者の日期間中のオアハカ中心部のことしか知らないが、
観光客だらけということもあってか、治安はすこぶる良かった。

写真は、土産屋さん特設会場。
死者の日で臨時で作られたお土産屋エリアを抜けつつ、中心部へ。

「オアハカ中心部　サントドミンゴ教会」

教会前を通過し、さらに歩く。

サントドミンゴ教会 寺院・教会

「オアハカ中心部」

オブジェが置いてあると思い撮影したが、
あとでわかったことだが、この人形達は、
伸縮性があり背が高く伸びるように作られている人形でした。
現在は縮まっている状況。
パレードの時は、人形の中へ人が入り、操っていました。

「オアハカ中心部」

夜もきれいな装飾だが、
日中で晴れていれば、飾りが映えて、もっと美しいらしい。

「オアハカ中心部」

お父さんへ許可を取り、
死者の日メイクをしている女の子をパチリ。

「オアハカ中心部」

お店の入り口も、ガイコツがお出迎え。

「オアハカ中心部」

「オアハカ中心部」

死者の日メイクをしている女の子をパチリ。

「オアハカ中心部」

「オアハカ中心部」

「オアハカ中心部」

無料配布のホットチョコレートなどをめがけ、
地元の人々が殺到中。
この雑踏の中、無理やり進んで、夕食レストランへ。
途中、熱々の飲み物をひっかけられやしないか、ヒヤヒヤだった（笑）。

「オアハカ中心部　夕食レストラン」

夕食レストラン正面

「オアハカ中心部　夕食」

スープ
名前忘れたが、黄色いお花が入っていた

「オアハカ中心部　夕食」

タコス
右上に映っている　ワカモレ（アボカドとマヨネーズなどのソース）、
ライム、辛味ソースなどを好みでつけて食べる。

高そうなレストランだったが、
生地のトルティーヤと、肉がパサついていた。
空港で食べたタコスの方が美味しかった。

「オアハカ中心部　夕食レストラン」

調理場近く　死者の日　祭壇

「オアハカ中心部　夕食レストラン」

死者の日パン

「オアハカ中心部　夕食レストラン」

死者の日パン
マジパンなどで作ったピンを指している。
死者の日期間中だけ行うようだが、これもお供えものの一つ？？
町のパン屋さんでも売られていた。

「オアハカ中心部」

夕食を終え、徒歩で、同じルートでホテルへ帰る。

「オアハカ中心部」

「オアハカ中心部」

「オアハカ中心部」

ファミリーを撮らせてもらった

「オアハカ中心部」

小さな男の子？が、
パントマイム？のつもりで、横になりパフォーマンス。
本人は固まっているつもりだが、
息をして体が動いているのが分かり、可愛らしかった。

翌１０月３１日はハロウィンですが、
スポットガイドによると。
横に置いてあるお駄賃を入れるためのカボチャの入れ物は、
特にハロウィンと関係ないと思われるとのことでした。

「オアハカ中心部」

「オアハカ中心部」

「オアハカ中心部」

長時間移動で疲れたが、
１日目の夜から、オアハカのエネルギッシュな様子を見て、
明日の自由行動が楽しみとなった。

この後、２２時過ぎ？、ホテルへ戻る。
時差と疲れで、再び、よく寝られずに朝を迎えるのであった（笑）。


～次号へ続く～