2025/05/01 - 2025/05/06
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gyachung kangさん
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今年2月、私は新型コロナ禍明け初6年振りに中国の地を踏み、現在のこの大国の様子をちょっとだけキャッチアップ、成果のある旅になった。で、大型連休を利用して早速の中国シリーズ第2弾を決行。これまで訪れていない甘粛省、ここに入ってみることにした。そう言えば甘粛省にはチベット文化圏があったはず。現政権になってからチベット自治区への個人旅行立ち入りは事実上困難になっている。ならば、自由がきく甘粛省のチベット族自治州、これって穴場では?ま、こんな脳内展開なんですけどね。
ー 迷わず行けよ
行けばわかるさチベット族自治州
チベット文化圏自由旅行の楽しさ、たとえ1ミリでもお伝えできれば幸いです!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
-
ゴールデンウィーク真っ只中、朝の羽田空港
今回の旅の起点になる都市は蘭州
蘭州は甘粛省の最大都市かつ省都になる。日本からの直行便は就航していないので経由して入ることになるが私が選択したのは中国南方航空の広州経由便。航行距離的には最短とは言えないがスカイスキャナーで探した中でこの時期としてはベストに近い良チケットだった。 -
わたくし最近座席指定をサボり気味。だがこの日もツキがあった。チェックインカウンターで足元が広いキャビン仕切りがある最前列を案内してくれたのだが真ん中席の私の両サイドは結局空席のまま出発。てことで一列自由席になった。ではまず広州に参ります。
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琵琶湖を過ぎたあたりでちょうどランチ時間になり機内食が配膳される。ビーフチョイス。チキン、チキンが聞こえてきたので後列お客様のためにバランスを取っておかんとね笑
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ハーゲンダッツ付き。
アイスクリームの季節が来ましたねー。 -
途中で乱気流に突入し揺れにヒヤヒヤしたものの無事広州に着陸。国内乗継ぎラインに乗って入国審査を済ませてあとは夜発の蘭州行き搭乗時刻まで長い待機時間。もちろんラウンジで待機する策もあるけど私は外国の空港をウロウロしてみたくなる派である。広州白雲も久しぶり、バーガーキングがあったので補給をした。ドリンク、ポテトのセットを特恵餐と呼ぶらしい。47.5元なり。
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23時半蘭州中川空港にランディングした。到着時刻が遅いのでスーツケースは使わずに背負いのリュックにしてキャリーオン、1キロオーバーを甘めに認めてくれたキャリアスタッフに感謝である。
この時間だとエアポートバスで1時間ちょいかかる蘭州市内中心部に行く発想はない。空港からタクシーで15分のプチエアポートホテルに予約を入れていた。 -
宿に着くとレセプションが大忙し。私が乗ってきた南方航空の搭乗クルーも一同でチェックインしていたからである。行動が素早いすなあ。
ふう。長旅深夜のチェックインでやっとこさ落ち着ける。
誰もが知る外国資本のミドルクラスチェーンホテルで全く問題ございませんよ。ほにゃららイン、アレですよ! -
翌朝
どんな宿でもどんな部屋でも寝付きと寝起きは安定しているのが私の強み。6時過ぎに目覚めてまどろんだ後はシャワーでスッキリして一階の早餐スペースへ。
このホテル、朝から結構な数の宿泊客がおるな。 -
チェックアウトして空港へ。ここからエアポートバスで70キロも離れた市内中心部に向かう。30元、600円ちょっとか。初めて中国に渡航したのは2002年。円と元のレート変動と中国の経済成長で日本との物価格差はみるみる縮まっているけれど、公共交通機関に関してはまだまだ明らかに割安だと思うんだな。
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リムジンバスはビュンビュンと飛ばして南下
窓の外に広がっている景色は今まで見てきた中国各地のそれとは明らかに違っていた。
漠然と持っていた甘粛省のイメージに、これは案外近いかも。 -
走ること1時間、高層ビルの固まりが現れた。
そして街の中を東西に流れる川が
おおこれが名高い黄河か! -
バスは蘭州市の繁華街にたどり着いた。マップで確認するとこの日私が予約を入れていたホテルまで蘭州の街を眺めながら歩いて行けそうな感じ。
天気も最高、いっちょ歩いてみますかね。 -
大きな通りの路上で早速パイナップルが売られている。
南国じゃあないのにここ育つんですね。こりゃ驚いた。 -
お次はスイカ。これは敦煌やトルファンらの西域へと繋がっている古のシルクロードの香りがプンプンしてくる。イメージどストライク。だが、なんでスライス売り?
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大きなショッピングモールがあって地下にあったスーパーを覗いてみた。いやあ、日本並みに整然としております。これまたビックリ。
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この日蘭州は気温25℃を超えていた。カフェを発見して休憩する。東京のカフェ風景と寸分違わない。
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私の宿は南関十字と呼ばれる2本の大きな通りがクロスする立地にあった。時刻はちょうど正午頃でチェックイン定刻より早いのだがまあ、多分イケるだろうと読んで迷わずレセプションへ。狙いはあたり部屋の準備は整い済みでチェックインが叶った。ゴージャスではないが広く硬めのベッドがありがたい。7階の部屋からは街並みの様子もよく伺える。
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小休止してから蘭州の市内探索に。
エレベーターに乗ると下層階でチーンと扉が開いた。
誰もおらず乗ってきたのがコレ。運搬ロボットですね。無言で真ん中に陣取ってきたので身体を後ろに引くしかない。日本国内のホテルって今どうなってるんですかね。私はお初の対面となった。 -
ホテルを出て昼飯を食べるお店を探す
と、すぐ裏に惹かれる看板のお店をハッケ~ン! -
ここは蘭州
お察しの通り、蘭州牛肉麺だああ -
この蘭州牛肉麺
最初にドンと出てくるときは澄んだ清湯なんであるが、お好みを聞かれてから濃厚な醬が投入された。そしてその醬を箸で麺に絡めるとこんな具合になった。
本場、正真正銘の牛肉麺を初体験。
一口目でガツンと来たね。ガチで旨い。
もう旅の目的を達成した気分であった。
お勘定は8元。ホンマか?どんぶりに拝みたくなる笑 -
蘭州牛肉麺でお腹が満ちたりた私、その余韻に浸りながら市内見学に繰り出した。
私がやってきたのはここ、中山橋。1909年に開通した蘭州のランドマークである。とにかく人でごった返し状態。 -
この下を流れるのは言わずもがなの黄河!長江に次ぐ中国の大河である。このカフェ・オ・レ色の流域から黄河文明が生まれたわけだ。いやあ黄河に対面できてこれまた目標達成感。ちょっと早過ぎだけど。
ちなみに中国では江と書いたらそれは長江を指し河と書いたらそれは黄河のことで江も河も元来は固有名詞だそうです。 -
この中山橋を渡ったその先は白塔山公園。山になっていて一帯には楼閣がある。こちらは大雄賓殿。ハッキリとチベット様式。
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そしてこちらが白塔寺。起源は元代まで遡る。チンギスハーンに謁見するためにやって来たチベットの僧侶がこの蘭州の地で病死し供養のために建立されたと言う。
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チベットから贈られた象の台座の太鼓
もちろんチベットに象はいないはず。ネパールやインドから連れてこられた象がいたのかも知れない。 -
大雄賓殿に戻っていつものように旅の安全をお祈りし
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境内で揚げていた蘭州式?フライドポテトをパクついた
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この白塔山公園からは黄河を挟んで蘭州市の繁華街が一望できるので訪れている人も実に多い
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ところが。サンサンと照りつけていた太陽がみるみるうちに陰りだし公園を下る頃には激変、スモッグのような空に変わった。こりゃあ間違いなくリアル黄砂。さすが甘粛省、私は本場の黄砂まで体験してしまった。
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いったん宿に戻って熱いシャワーを浴びて黄砂を洗い流し気分スッキリ。窓から外を見ると風も収まったようだ。時刻は6時過ぎ、再び外出。すると歩き出してすぐ活気溢れるストリートが出現。
南関民族風味一條街、だって。 -
おっといきなり羊のお頭が焼かれているぞ
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麻辣の串鍋ですね 串の見せ方が鮮やか
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フレッシュフルーツ
蘭州って乾燥地帯に近いイメージがあったんだけどこんなに果物が豊富だとは知らなんだ -
何か肉の塊が入っているが主役は完全に赤唐辛子
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これはウイグルの屋台ですね
火力の使い方が中華料理に負けてない -
チャーハン?いやいやビリヤニ?いやいやプロフと見た。これもウイグル系のお店だった。いってみたいなあ。どうしよう。
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手を出してみたくなる料理がワンサカある中で私が立ち止まったのがここ。水餃子づくりをライブで見せているこの屋台。漢族ではなくてやっぱりウイグルの水餃子である。これじゃあ!
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メニュー表を見ると干餃でも湯餃でも一人前18個とある。餃子の中身によって15元~20元、ということらしい。私はいちばん上をオーダー。これは卵を使っているはず。
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出来上がりました。
お椀が陶器でなかったのが残念だが水餃子は美味だった。イスラムなので日本や中国の餃子と違って豚肉を使っていない。なのに香辛料の技なのかスパイスが効いていて一味違う。 -
このストリート、南関民族風味一條街の主戦力は中国で言うところの回族、すなわちウイグル系民族が営んでいる屋台であった。もう15年程前に西安の街を訪れた時に回坊風情街と呼ばれる屋台街で食べ歩きをした楽しい記憶が残っていたが、ここはまさに西安の清真屋台街の蘭州版。蘭州に来たなら一度はここで食べ歩きするべし、そういうスポットである。
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西安で食べた羊の串焼き、あの味を思い出したらもうスルーすることは不可能。串焼きを注文、ウイグル青年が火炎放射器並みに強烈な炭火で焼きたてを運んでくれた。初夏を感じる夕暮れ時の清真屋台で味わう羊の串焼き。沁みるよなあ。これも日本では絶対に味わうことはできない旨さだ。10本20元。中国という国の底の深さを感じてしまう。いろんな意味で。
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食べ歩き企画であればあと5時間くらいここでロケすることもできそうな気がしたがそうもいかない。明日は朝一番の移動日である。おばちゃんが焼き上げるこのお店で明日のバスの中で食べる補給用のウイグルパンを購入してゆったりと宿に戻った。2個10元。
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旅の3日目
流しのタクシーをキャッチして現金払い。ローテクを存分に駆使して街の南にある蘭州汽車南駅に到着した。中国語に通じている方ならご存知の通り汽車とは汽車に非ずバスを意味する。時刻は朝6時50分。
ところでさあバスターミナルを高層化する目的って何があるんでしょうか。我が日本ならば予算議会で無駄遣いの批判を浴び廃案間違い無し。党が決定すればそれは人民の決定となる中華人民共和国。あー。 -
チケット売り場があるホールに入ると私より先乗りのお客様が5人。窓口に電気がついている。よしよし。
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窓口でパスポートを提示すると小慣れた手捌きで女性が画面に私の名前やらを打ち込んでいく。そして発券。バス情報は合っていた。1日に5便あるうちの第一便8時30分発のチケットを確保できた。
本日の私の行き先は 夏河 シャーハー であります。
甘粛省の南部、青海省との省境に位置するチベット族自治州の核心、それが夏河。チベット語では サンチュ だって。 -
これが私たちのバス 蘭州ー夏河 間違いない。
朝出遅れて始発便のチケットを取り逃がすことは避けたかった。早く来て待つ。人口が多い中国ではこれが鉄則。実際にこのバスは出発時には満席になっていた。
蘭州から夏河まで距離は200キロ以上離れている。古いガイドブックの記載ではバス利用で所要6時間になっていたが、今は3時間ちょっと。道路整備が進んだってことでしょう。 -
草木のない荒々しい山並みの中を走り続けて集落に入ってきた。夏河だ。
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正午前、夏河のバスターミナルに無事に到着
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まずトイレ。いやな予感は当たりトイレは中国伝統様式のまんま。
圧倒的なスピードで経済大国に成長した中国は空港、そして鉄道駅のトイレは今や例外なくピカピカである。だが公共バスターミナルのトイレにはまだ最新化の波が及んでいないようである。いわゆる後回し。この写真をアップするかどうかちょいと悩んだが後続の方のご参考までに上げました。 -
真に重要な情報はこっちです
夏河発の各地行きバス便最新ダイヤ表 -
夏河のバスターミナル建屋は泰然としたチベット様式だった。味気ない蘭州南駅とのこの対比。
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夏河の目抜き通りはこの道一本
ここ、言うまでもなくチベット自治区ではないのだが完全なチベット文化圏内でアムドと呼ばれる東チベットの核心都市である。私は雲南省のシャングリラに行ったことがあるが同じ東チベットでもあのエリアはカムと呼ぶ。
習近平体制以降、チベット自治区の個人旅行は事実上不可能に近くなってしまった。だが、カムとここアムドは個人旅行が可能である。てことはさ、旅者にとってはトレジャーエリア、だよなぁ。 -
通りに面して老舗感たっぷりのホテルが
夏河随一の格式と見えた -
ターミナルから20分歩くと明らかに最近整備されたと思われる両側に商店が入ったモールが登場した。そしてその先は開けている。目指すチベット仏教の僧院ラプラン寺があちらにある。
-
お昼時
この日は朝から車中でウイグルパンを食べただけ。食事が出来そうな店はたくさんある。ゲストハウスも兼ねたカフェに入りランチ休憩。店主が花茶を淹れてくれた。 -
オーダーしたモモ
チベットに来たからにはモモを食べねば、久しぶりだなあ、いつ以来だろうモモ。
で気づいたんですが、モモは中国餃子よりもジョージアの家庭料理であるヒンカリ、あちらのほうが見かけや皮の歯応えが近いと思うんですがね、どうですか?チベットとコーカサス、料理が伝播していると面白いなあ。 -
今日やっかいになる私のホテル
チベット仏教ゲルク派総本山の敷地から徒歩1分のスーパー立地にある。 -
外観チベット様式、部屋内もチベット模様、レセプション担当もチベタンの若い女性であった。
ここ行政区分的な正式名称は甘南蔵族自治州となる。ラプラン寺があるため街の規模の割りには巡礼者用宿泊施設としてホテルが多いのでは推察。 -
ホテルを出て左手方向100メートルにこの看板
ラプラン寺
創建1709年。清代では名君とされる康熙帝の治世時代にあたる。チベット仏教の四大宗派の一つゲルク派、その六大寺院の一つで学問レベルでは最高峰の寺院とのこと。インドのダラムサラに亡命している法王ダライ・ラマもゲルク派の出身である。 -
チケット売り場で票を購入
40元 -
入口からいきなり始まるマニ車の回廊
-
チベット人がマニ車を回しながら歩く
もちろん私も! -
僧侶もマニ車をまわす
この僧侶は尼僧
経文を唱える身であっても回すんだなあ -
そしていました!
五体投地して祈りを捧げるチベタンの子だ -
完全に腹這い
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またまた女子
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これがキメの体勢
-
僧院の中へ入っていく
-
寺院
天守があって両端にイスラムでいうミナレットのような塔がある -
窓の上の庇も特徴
壁は石積みではなくモルタルのように見えるなあ -
僧侶の住まいとなる僧坊は小径によって細かく分かれている
ラプラン寺には今1000人程の僧侶が住み学問を学んでいるとのこと。私がこれまでに訪ねた寺院では修道院も含めて聞いたことがない規模だ。 -
観光施設じゃないんで敷地内の導線のガイドがない。
迷路のような道を気の向くままに歩いたら大きな空間に出た。 -
広場にあるのがタルチョの掲揚ポールと思われます。重しには大きな自然石を投げ込んでいるあたりがチベットらしいなあ。
-
大伽藍が登場
外観は白塗りでスタイリッシュ。中はご本尊があり参拝できるが、もちろん撮影禁止。圧倒される濃密な空間でしばし息を呑む。これを記録としてお伝えできないのは惜しい、惜し過ぎるのだが、くうう、こればかりは。 -
チベット様式のパゴダ
雲南省のシャングリラや徳欣の飛来寺でもあった。 -
さらに奥へ
もはや迷路の散策になっているが、これが実に楽しい。私にとっては旅の真髄である。 -
伽藍の内部空間は撮影禁止。すんごいですけど。
で、、、。伽藍の入口外壁に。チベット仏教美術の一端が。象に獣人、そしてウサギか?チベットにゴリラはいない。これってイエティ?え? -
さらにい。これは、曼荼羅ではありませんか。
この曼荼羅は横2メートル縦3メートル位のサイズ。 -
いちばんの大伽藍は背後に迫る山裾に控えている
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またしても伽藍入り口の外壁に描かれていた曼荼羅
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こちらも
最上部にはリンガとおぼしき意匠が。こうしてみるとチベット仏教にはヒンドゥーとの重なりもあるのかなあと思ったりする。南方からの地理的な影響はむしろあって当然かもしれない。 -
行き交う巡礼者 老女である
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おっと ここにもおった
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身体を投げ出して地面に這いつくばる
この日の天気は曇りから晴れ。夏河の標高は2900メートル、なんでかなり涼しいだろうと予想していたが来てみてびっくり、25℃近くあったと思う。
五体投地、砂まみれ汗まみれの難行である。 -
僧坊の前にドイツ製高級車
高僧のための公用車なんでしょうかね。
五体投地とポルシェが共存しておる
まさかラプラン寺でこんな絵が撮れるなんて。
意外過ぎて面白過ぎる。 -
ラプラン寺の敷地内南側にひときわ目立っているパゴダがある
-
ここを拝観するには別途料金20元を払う必要がある
20元チケットを買って中へ
名前は 貢唐宝塔 -
パゴダの最上部には登っている人が
-
私も登ってみた。それぞれ表情の異なる菩薩が全方位に8体ならんでいる。
-
オリジナルの創建は1805年。しかしながら文化大革命の時代に破壊されてしまい1993年に再建をしたそうだ。文化大革命の失政については今更補足する気も失せるのでやめておくが、とにかく伝統や文化財を破壊することは問答無用で反対。時代が進んだ今これは世界共通の認識になって欲しい。再建できてよかった。
-
チベタンが歩く
その後をついていく私 -
先程遠目に見えていた最深部に出た
右側の伽藍がゴールデンテンプル大金瓦殿 -
道すがらの名も無い建屋に描かれた獅子
こうしてみると眉毛まで描かれているからライオンの描写とは全く違うものと考えたほうがいいのかも。 -
山側からラプラン寺を見下ろすポイント
-
この道でも五体投地する巡礼者に出会った。
なんと、なんと進行方向に対してではなく、頭を僧院の中心側に向けて横に五体投地していく。一回で身体の幅分しか進まない五体投地、ホントかよ。この信仰の篤さ、私は衝撃を受けた。
調べてみると1956年からのチベット動乱は東チベットにあたるここアムドやカムでの北京政府との衝突が発端であったとのこと。アムドやカムでの信仰の篤さを目の当たりにした中国共産党幹部、いや毛沢東は間違いなくビビっただろうな。こりゃヤバいと。おそらくそういうことだろう。 -
僧侶たち
-
ここにも
場所を確保して板付きで五体投地する巡礼者。いろんなやり方があるようだ。 -
食事ができる店はかなりある。私が夕食に入った店はここ。蔵と書いてあるからチベタンの食事ってこと。
-
チベットの麺片 これは初めてのトライ
中国各地、地元色たっぷりのいろんな麺料理があるがこの味はこれまで食べた麺と違っていた。麻辣的なスパイシーさはそれほどないのにスープはコクがある。チベット料理は比較的味が薄いという先入観があったが濃厚で美味かった。日本にももちろん無い。スープの味を文章で伝えるのは至難だなあ。ス、スミマセン。 -
夏河に陽が落ちる
-
生活雑貨店
-
靴屋
-
宝飾品店
-
こんな時間にヤギに出くわした。このヤギは家畜ではなく明らかに野生の山羊だろう
ヤギちゃん今日も一日おつかれさん!
これが東チベット甘粛省甘南の街夏河の夜の風景。
なかなか、悪くないじゃないか笑 -
旅の4日目
夏河朝6時。中国は広い。時間は全土が北京タイムで東の空が白み始めてまもなく夜明けだ。 -
朝の散歩をしていると早朝営業しているお店を発見。
何の躊躇もなくその店に飛び込んだ。 -
目が覚めるような強烈な存在感のある醬
てーことは、、、 -
朝ラーであります
もちろん蘭州牛肉麺 in 夏河だあ~ -
蘭州牛肉麺は夏河でも健在だった。透明と赤のスープの交わりはビジュアル的にもパンチ力抜群。味を語るのはもはや野暮、この朝メシにありつけたことで今日一日幸運が約束されたようなもんだ。
-
朝陽が当たり出して早朝のラプラン寺へ
やっぱりね、朝のコルラは始まっていた。 -
マニ車は回廊だけでなくホールにも
-
チベタンの女子2人組
まだ小学校高学年といった年回り
因みに五体投地を行うための必須アイテムは
・マスク
・エプロン(前かけ)
・両手にはめるプロテクター(手専用ゲタ)
・膝パッド
であることが判明しました。 -
朝行の五体投地、始めるよ~
-
そりゃあ
-
もう一人加わって
-
どっこいしょ~
-
体力をメチャ使う荒行だからスピードは揃わない。みんなバラけていく。しかし歯を食い縛りながら笑顔で五体投地している姿は天晴れだ。清々しい、そのひと言に尽きる。もちろんチベットの小学生の生活を私は知らない。だが不登校とかイジメとか、そんな問題が果たしてあるのだろうか?そんなことをふと考えたね。う~ん、日本はチベットよりもはるかに豊かな国なんだが、何か大きなものが欠けている、のかも。ね。どうだろう。
-
マニ車の長い回廊が終わるとおばちゃん達が待ち構えていた。振る舞っていたのは沸かしたてのバター茶と
-
そして揚げパン
そうです、朝のコルラを終えた人たちに向けて無償のチベット式炊き出しであった。 -
朝イチのお勤めを終えてバター茶と揚げパンでひと息つくチベタン達がそこに
-
アンタもおいで
おばちゃんから手招きされ私もご相伴にあずかった。パンはカリカリ、バター茶は塩が効いてる。
これがラプラン寺の朝のルーティンか
こんな体験ができるとは全く予想だにしなかったなあ。 -
バター茶担当おばちゃんにカメラを向けてお願いすると
ピーーーース!
この貴重な空間にいた外国人はおそらく私ただ一人。全くもって身に余る幸運であります。 -
朝陽を浴びて集う人々
-
朝陽を浴びて励む五体投地
-
朝陽を浴びて佇む伽藍
ラプラン寺の朝の光景は格別だった。 -
僧院の敷地南に小高い丘があり登ってみた。
この丘からラプラン寺の全体像が見渡せる。だがこの画角でも実は東西が全く入らない。私は以前に雲南省のシャングリラで松賛林寺を訪ねた。スケールと美しさとロケーションの素晴らしさに心打たれた名刹だったがラプラン寺のスケールは松賛林寺をはるかに凌駕している。 -
丘の傾斜面に石を敷き詰めたスペースがあった。これは祭礼やイベントの際に大タンカを広げて掲揚するためのスペースだった。
-
東西に流れる大夏河の対岸から望む貢唐宝塔
映えます -
夏河の街なかには至るところで鮮やかな梅の花が満開
-
チベットらしいウォールアート
-
僧侶が履く靴の修理屋
-
チベット仏教の細密画
-
地元の民族衣装を貸し出すコスプレ商売はこの地でも繁盛しているようで
多分ね、漢族の観光客に刺さってるんですよコレ -
歩いている人はみなどこかしら表情が柔らかだ
-
この女の子もあと数年したらラプラン寺で五体投地に励んでいるのかも知れない
健やかに成長してくだされ
夏河が平穏であることを祈ってます -
お昼にはまだ少し時間が早いが私はラプラン寺が目の前に迫る小さな食堂に入った
-
私が頼んだのは卵とトマトの炒め物ぶっかけライス
これを食べ終わったらバスターミナルに向かってバスに乗り長い長い山道を下って蘭州に戻る。
私が食事をしているとラプラン寺の僧侶がふらっと一人、店に入ってきた。メガネをかけた30代半ば、メニューを見ながら何を頼むか真剣に悩んでいる。ちょっと可笑しくなって、同時にここに来れて良かったなあ、と改めて思った。ママを呼んでお勘定は15元。
リュックを担げど去りがたし、ここは夏河。
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