2025年8月3日に開業した広島電鉄の駅前大橋ルート。2025年冬の18きっぷで行こうと思っていた完乗のタイトル防衛戦ですが、急に降ってきた連休とスプリングジャパンで広島まで5,310円（片道総額諸税込み）の航空券をゲットできたので旅立つ事にしました。<br />これと引退説が浮上している283系「くろしお（オーシャンアロー）」に乗れる時に乗っておきたいと思っていたら、グリーン車最前列が取れたので、双方を合わせた旅に出る事にしました。<br /><br />このページでは、スプリングジャパンで広島空港へと飛び、広島電鉄の駅前大橋ルートに乗車。高速バスで大阪へと向かいます。<br /><br />10月30日　<br />京成電鉄　1,141円<br />航空券　スプリングジャパン　IJ621便<br />　成田空港（7時25分）→広島空港（09:10 ）<br />　5,310円（片道総額諸税込み）<br />広島空港バス　1,500円<br />広島電鉄 240円<br />高速バス　ウィラーエクスプレス　WH1403便<br />　広島駅北口（16時50分）→大阪駅（22時15分）　2,900円<br />カプセルホテル　大東洋　5,400円（会社の福利厚生ポイント使用）<br /><br />10月31日<br />乗車券　<br />大阪→新大阪　180円<br />新大阪→東京　12,070円<br />　東京→阪和線→紀勢本線→伊勢鉄道→関西本線→東海道本線→東京　<br />特急券・グリーン券　特急くろしお11号　　6,810円<br />　新大阪（12時13分）→紀伊勝浦（16時16分）<br />勝浦温泉　海のホテル　一の滝　6,500円（会社の福利厚生ポイント使用）<br /><br />11月1日<br />自由席特急券　特急　南紀6号　　2,740円<br />　紀伊勝浦（12時25分）→名古屋（16時12分）<br />新幹線自由席特急券　ひかり660号　　3,400円<br />　豊橋（18時51分）→東京（20時12分）

2025秋休み　1号車【広島電鉄　駅前大橋ルート防衛戦】

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2025/10/30 - 2025/11/01

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広島市(広島)

おはようございます。
まずは浅草線から来る始発のアクセス特急に乗って成田空港へ向かいます。
無事に着席できたので、おやすみなさい。
寝てるだけで着く便利な成田空港に到着しました。
写真の左側、着陸してくるのはアエロメヒコ航空機で、メキシコシティからモンテレイ経由で到着しました。
さて、ニワカ鉄は本日も飛び恥を晒します。
なんだかんだ言っても富裕層の私はリムジンで飛行機に横付けです。

スプリングジャパン　IJ621便
成田空港（7時25分）→広島空港（09:10 ）
座席指定はしてなかったのですが後方のスターボード側の窓際に着席しました。レジはJA03GRです。

着席後に爆睡です。
離陸した記憶も無く、気がついたら空を飛んでました。
まだ眠いので、おやすみなさい。

左上に見えている広島空港へと進入していきます。
本日は西側から回り込んで着陸するようです。
9時10分、広島空港に到着しました。
ほとんど寝てたので広島までワープしてきた感覚です。
バスで広島駅へやってきました。
まずは開店直後のお店で腹ごしらえです。朝が早かったので、お腹すいちゃいました。
さて、ここからが旅の本題です。
前回、2025年7月に青春18きっぷで広島に来た時は開業していかなかった駅前大橋ルートですが、8月3日に開業しました。これに伴いルートと営業キロが変更になりました。
日本の鉄道路線、全線完乗のタイトル保持者の私は乗り直しのタイトル防衛戦です。
新しい広電のホームは4面4線の頭端式です。
左側がAホーム、右側がDホームと言うそうです。
パッと見ると3線しか無いように見えますが、切欠き式のCホームがあります。

この呼び方、思い出す事があって嫌だな...

広島駅の電車線はアルミ製の剛体電車線になっています。
なんてホーム前だけ剛体なんてめんどくさい事にしたの...と、この理由が気になった私は、界隈で流行っている「下を向いて歩こう」の番外編、上を向いて歩こうをしちゃいます。（まぁこの写真は下向きですけど。）
ホームに降りてきて電車線を見上げます。
アルミは溶接が難しいので板を当ててボルトで接合しています。電流が流れるので、ここの部分の温度管理が必要になってくるんですよね。
D線ホームの剛体電車線には、なぜか焦げ跡があります。
セクションオーバーで火花を散らしながら大電流を引きずった時に見られる痕跡に似てますが、ここはセクションではないですし、他の番線には見られない事から、特定の運用か車両が関係していると思われます。
パンタ降下で補機電流を切ってるのか？
ホームの外にはカテナリ電車線と剛体電車線へと移行部があります。
カテナリ電車線の末端は、建物外に設置した右側の白い柱に取り付けられています。この柱はカテナリ電車線の張力（約1t）がかかっているので根本はガッチリとボルトで固定されています。

柱の根本とホームの間には隙間があり、これは建物と高架橋と言う異なる構造物が、地震の際に異なる特性で揺れる事を許容する為と思われます。
その上の剛体電車線もエキスパンションジョイントで縁切りがされてますね。

さて、先ほど疑問だったホーム部分だけを剛体電車線にした理由ですが、私は以下のように推測します。

横方向へと引っ張る力が常にかかるカテナリ電車線と建物を縁切りする事で、建物が特殊な設計や構造になるのを防いでいるのではないでしょうか。

もしホーム部を剛体電車線にせず、カテナリ電車線のまま建物内に引き込んだ場合は4線あるので約4tの横へと引っ張る力がかかります。
建物で横方向に引っ張られる力がかかるのは一般的ではなく、特に地震の際に揺れてエネルギーを受け流す建物を電車線が引っ張る形になり動きを制限してしまいます。そこで、カテナリ電車線は建物の外で終わりとし、建物内は引っ張る力がかからない剛体電車線にしたのだと考えます。
柱には、カテナリ電車線の長さが調整できるようにターンバックルと言う筒状の金具が取り付けられています。
電車線も温度変化で夏は伸びて、冬は縮むので調整が必要になるんです。（いや、いちいち季節ごとに調整をしなくていいように設計をしているハズなんだが...）
それではAホームから広島港行きに乗車します。
混んでて何も撮れないまま比治山下電停で降ります。
とりあえず日本の鉄道路線完乗のタイトル奪還です。
ここからは駅前大橋ルートを歩いて広島駅へ戻っていきます。
比治山町交差点へやってきました。従来は直進していましたが、広島駅へ向かう列車は左側へと曲がります。
奥へと向かう従来のルートは撤去されず、2026年春頃に開業が予定されている環状ルートまで休止となります。

新設軌道区間のレールは50Nです。レールを通って変電所へと帰る電流が流れる帰線ボンドは溶接式です。これから軌道敷も舗装するのでしょうか。
新設された松川町停留場です。
稲荷町交差点です。
奥の広島駅方面から来た本線系統の列車は、写真のように右折します。
この交差点は環状線が開業した際には4方向から列車が来る様になるのでダイヤモンドクロッシングになってるのが熱いとニワカ鉄は思います。
本当は近寄ってダイヤモンドクロッシングを観察したいのですが、交差点の真ん中なので近づけません。
こんな広い交差点で線路のカーブに合わせて電車線を張るために数多くのワイヤーが伸びていて苦心の後が伺えます。
稲荷町停留場です。今回の駅前大橋ルート開業に合わせて移設されました。
途中、現場事務所がありました。
キーワードは「新線、芽吹く」ですね。
列車は駅前大橋を渡った後、2階へと入っていきます。
尾道ラーメンを食べちゃいます。
広島から高速バスで大阪へと向かいます。
2,900円の安さに負けました。

ウィラーエクスプレス　WH1403便
広島駅北口（16時50分）→大阪駅（22時15分）
17時03分、間所出入口から広島高速へと入ります。

17時09分、広島東ジャンクションを抜けて山陽自動車道を神戸方面へ向かいます。
山陽道を10分ほど走ったところで渋滞に捕まりました。
1車線が規制されています。
おや、パトカーに事故って書かれてるな。
何かと思っていたらトラックの事故でした。
17時40分、小谷サービスエリアで休憩します。
ウトウトしていたら、次の休憩場所に到着しました。
19時09分、吉備サービスエリアで二度目の休憩です。
20時08分、播磨ジャンクションを通過します。
本来なら山陽道の三木サービスエリアで休憩の予定だったのですが、駐車場がいっぱいで新名神の宝塚北サービスエリアで休憩になりました。
本日に限り工事のために迂回するとの事です。
21時36分、箕面とどろみインターチェンジで新名神高速道路を降ります。
このインター、何周もグルグルと周回させられます。
「上から見たら、すごい形してるんだろーなぁー」なんて考えていました。
すぐに箕面有料道路へ入り箕面トンネルを抜けていきます。土地勘が無いので「どこだココ？」って思っていました。
でも箕面トンネルを抜けると北大阪急行の箕面萱野駅が見えてきて、ここでやっと地理関係が分かりました。

21時52分、江坂駅を過ぎていきます。

バスはノンストップで御堂筋を走っていきます。先ほど駅に停車していた電車も追い越しちゃいました。
こんな道があるなんて、すげぇな大阪。
北大阪急行のポールスターがやってきました。
22時04分、定刻より10分ほど早く到着しました。
今夜の宿へとやってきました。
万博が終わったにも関わらず大阪の宿代が高騰していて、カプセルホテルに5,400円もしてしまいました。。
部屋です。
大阪から新潟まで583系「急行きたぐに」をライブで経験した私からしたら、ベッドの幅も十分あり2段寝台なので快適ですね。
先ほど高いと申しましたが、「急行きたぐに」の寝台料金（上段）は5,250円でしたので、それに比べればまぁまぁでしょうか。

カプセルホテルって他人のイビキとか気にならないかって？
そんなのこっちが先に寝ちゃえばいいんですよ（笑）
って事で、おやすみなさい。