2024/12/11 - 2024/12/15
643位(同エリア1332件中)
Mr.noone specialさん
- Mr.noone specialさんTOP
- 旅行記46冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 11,355アクセス
- フォロワー2人
ANAが減額マイルキャンペーンを実施するとのことで覗いてみたら、中国路線が多数あり一人8500マイルで往復できるという。乗るしかないこのビックウェーブに・・・と思い、香港好きとしてはその祖ともいえる広州がいいと決めて予約した。その旅行記の抜粋。完全版は下記URLに記載。
https://aamns2021.livedoor.blog/archives/cat_234951.html
************************
広州に行くことになって色々調べると、酒家で百年老店と呼べるものに広州酒家と陶陶居・蓮香楼があり、広州酒家と陶陶居は同じ資本で前者はチェーン系、後者はキラキラ系であるとのことで食指は伸びず。三つ目の蓮香楼は菓子店としての小売店舗は数多く抱えているものの、酒家としては数軒に絞った出店をしており、古風な味を保っているという。香港の蓮香楼の源流でもあることから親近感もあり、今回はその本店に通い詰めるべくすぐ近くの亦是酒店に宿をとって滞在した4日間毎日通った。結論から言うとこの選択は正しかった。
-
【1日目】
広州に到着しての第一食として夜に訪問。菓子店としてのイメージが強いからか、朝や昼の飲茶の時間帯は混むようだが、夜に入るとゆったりしているとの大衆点評の書き込みを見かけたので、予約も取らずに19時ごろ出かけると3階席に通される。確かに2階席は使用しておらず、夜は空いているようだった。店内は比較的明るく新しめの内装で、蓮の花を模したシャンデリアが目を引いた。
やっぱり開口一番は「お茶は何を?」と聞かれたので「寿眉(サウメイ)」と香港で慣れ親しんだお茶をお願いしたら一瞬首をかしげて「ショウメイ?」と聞いてくるのでそうそうと頷くと注文が通った。広州は香港と異なり公用語は普通話であることをこの時に改めて知った。 -
メニューを覗いてあれこれ吟味していると、保温ランプに火がつけられてやかんと急須がセッティングされる。一気に雰囲気が出て気持ちが盛り上がる。
-
夜は朝昼とはメニューが異なり、ラミネート加工がされたものを指さしして店員に伝えて注文するスタイル。お酒の部には「諸葛亮」という銘柄のものがあったが、度数が高い白酒のようなので見送り。
-
注文した内容は伝票に印刷して持参してくれる。この晩の注文は上記の通り。この旅のもう一つのテーマは「鳩三昧」ということで、店名を冠した鳩(鴿)と野菜系を一皿、広東名物の蒸しスープ(炖)1人前を二種、それに地元のビール珠江精純を注文。
-
鳩は写真に相違してタレに浸されて登場。鼓油乳鴿(鳩の醤油漬け)と間違えたのでは・・・と思ったが、店員は印字されたメニュー名を確かめてから爪で線を引き消し込んだのでこれで正しいようだ。これは日本のタレ味の焼き鳥とほぼ同じで少し面食らったが、鳩としては初めての味わいでその変化球ぶりを楽しんだ。甘辛具合も程よくこれはこれで旨い。
-
野菜系として注文した「泮塘五秀」の泮塘はため池とのこと。水辺で採れる蓮根やくわい・セロリなどをあっさりとした塩味で炒めたもので火の入りといい、塩の加減といい精妙な調理が伺える逸品で飽きの来ない味わい。
-
蒸しスープは羊肚菌(網笠茸)と鮑のものと、アフリカ産の果実だという海底椰といちじく・豚肉のものを頼んでみる。写真は前者のもの。ごくあっさりとした風味ながら、様々な素材の風味が渾然一体となっていてしみじみと身体が喜ぶ味わい。網笠茸は豊富な栄養と免疫賦活の効能があるそうで、冬は多用されるようだ。家人の飲んだ方に入っていた海底椰を少し分けてもらったが、梨のような風味と歯触りで肺を潤し呼吸を楽にするらしく、これも寒い季節にはありがたい薬膳。以上で188元(約4100円)と百年老店と知られた店としては拍子抜けするほど安くて嬉しくなる。
-
【2日目】
翌朝早茶をしようと7時半過ぎに店に行く。この日は二階に通されたが、開店早々で流石に人はまばら。朝と昼はテーブルに置かれた紙のメニューにチェックを入れて注文するスタイル。その全容を貼っておく。 -
-
-
-
ここまでは点心類で朝から注文できるが、次の一品料理の欄は昼の営業(11時~)にならないと注文できない模様。点心類は価格によって「皇」「超」「特」「大」などとランクが分かれていて、紙面の下の方にそれぞれいくらなのかが記載されている。
-
-
この日の注文は上記の通り。
-
焼売の滑らかさな舌触りと弾力、
-
湯葉巻のあっさりした仕上がり、
-
咸水角の愛らしさ(卵は胡麻団子!)、
-
蓮の実餡まんの肌の美しさ・・・
いずれをとっても流石と思わせる逸品の数々。味は言うまでもなくどれもこれも旨くて舌を巻く。そうしてお勘定をしたところ、朝は点心類が15%引きになっていて、お茶代込で100元(2200円)と破格のお値段。 -
素晴らしいな蓮香樓!と上機嫌で階段を下りていくと、堂々と掲げられたプレートが。この国家五鉆級酒家の称号は国を代表するような酒家にのみ政府から与えられるとのことだが、その看板に偽りはなかった。3日目・4日目の後編に続く。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 鳩蓮三昧広州游
0
19