ミャクミャクに会いに行こう！大阪万博　EXPO2025　2日目～3日目②

2025/09/05 - 2025/09/06

大阪万博2日目、昨夜は大阪駅中央改札方面から出て少し迷ってしまった。
大阪駅は凄くキレイになっていてルクアとかKITTEとか、ヨドバシカメラとかここは東京ですか？
私の勤務していた頃には全てなかった、駅の北側は貨物庫でした(これもいつの時代ですが)
御堂筋口から地上に上るのが、大阪駅へのアクセスとしては一番分かりやすい。

エリア 大阪ベイエリア(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます！
今日は朝食後直ぐに万博に向かいます。
思っていた以上にメニューが豊富で、ゆっくり食べたかったけれど、それは明日するとして今日は1日万博を堪能しなくちゃ～

ホテル法華クラブ大阪 宿・ホテル

万博まではEXPOライナーという桜島まで直行の電車がありますが、始発の時間が遅いので環状線でやってきました。
雨が降る中でたくさんの人がバスを待っています。

2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント

バスは次々に来るものの、ベビーカー連れの家族など見ると大変だなあと思います。
大阪湾の埋め立て地に作ったのだから、交通の便は仕方ないよね。

西ゲートは空いていると言われていた9月初旬、それでも開場時は雨もあって大混雑。
周辺の人と雑談しながら待つのは大阪らしい。

パナソニック館の予約が9時30分、混み具合から間に合うのか心配でしたが、何とか入れました。東ゲートまで急げ～急げ！

パナソニック館『ノモの国』の予約が取れていたので急ぎます。
その途中で当日予約で友人が頑張ってくれて、日本館の予約も取れ、幸先いいかも！
スマホの当日予約に振り回されなくて、純粋に楽しめます。
雨も止みました。
パナソニック館は花びらのようなカラフルな造形で、とってもきれいです。

入って直ぐは暗い部屋にプロジェクションマッピング、ここからノモの国に入るのだというメッセージ性を含んでいる。

1人1人が結晶を手に取り、パビリオンの中を進んでいく。
あまり気にすることもなく、身近な青い結晶を手に取った。

この結晶を部屋の中にある、台座にかざすとほのかに光る。

心の赴くままに結晶を台座にかざす、子供達は光った～！と楽しそうですが、大人の私は３～４回やると飽きてしまう。

結晶の光からは様々な未来を写すメッセージになっているのでしょうね。

次の部屋には黒い石の上に結晶を置くと、メッセージが浮かび上がる。
それぞれが違うメッセージが浮かび上がるようになっていて、
やがて「君のココロが蝶になって結晶に宿った、蝶が飛び立っていくよ！」と全員の蝶が飛びたっていきます。

出口で結晶を返却しますが、代わりにカードを貰います。
カードをQRコードで読み込むと、それぞれの性格を表すメッセージ。
左が私で右が友人、何となく当たっているのか…当たっているように思いこませてしまうマジックに掛かっているのでしょうね。

さてまだ午前中、大国のパビリオンに1つは入りたいよねと言う事で、フランス館に並んでみます。
延々と続く列にも思えましたが、2時間と表示されていましたが、45分くらいで入れました。

メディアでも取り上げられているヴィトンの大量トランク。
いや～壮観です。
その国の特産物を展示している国々ですが、見せるものがいっぱいあるのがフランス。
皆が大好きブランド物の宝庫ですものね。

ノートルダム大聖堂の守り神キメイラともののけ姫のアシタカを同じ画面に…
同じく聖なるものを護る存在と捉えているのでしょうか？

トランクで形成された球体に、宇宙空間のような映像が投影されています。

ダンスの映像、これ多分、ポンピードセンターの屋上から見た景色だと思います。
同じ情景を見たことがあるもの！これパリ旅行で色々周った者の強みです。

ディオールの展示も、多くのデザインの服装が並んでいます。
さすがファッション大国、誰もまねできない圧倒的な力を見せつけ、皆が憧れてやまない国であり続けます。

南欧から持ってきたという樹齢1000年のオリーブの木。
意外と小さいです、ロクシタンのポスターみたい。

最近始まったショーメの展示、渋滞になってしまうから『写真を撮らず進んで下さ～い』とスタッフの声が聞こえます。
以前、三菱一号館でショーメ展見たけれど、美術館なら絶対に写真撮影禁止でしょうね。

最後はモンサンミッシェルと厳島神社、同じ海上に浮かぶ聖地という括りなのか…
どちらも歴史があるけれど、モンサンミッシェルの壮大さにはかなわないという印象。

こちらもノートルダム大聖堂と首里城。
共に火災に遭いました、ノートルダムの方はあっという間に寄付が集まって再興されました。

これも世界からの注目度の違い…全てに行っているからこそですが、卑屈になっているわけでもなく、日本の歴史的建造物は日本では素晴らしいのですが、モンサンミッシェルやノートルダムに比べるとまだまだ印象が弱い感じでした。
同等に扱ってくれたフランス政府さん、ありがとうございます。

次はマレーシア館、そう長い行列でもないので並んでみる。

エキゾチックな外見。

テーマは「調和の未来を紡ぐ」、視覚だけでなく、嗅覚や聴覚でも楽しめるような演出が随所に施されています。

調和の木、素材は竹らしいですが、マレーシア産の物と京都産の物を掛け合わせて制作されているらしいです。
この後は座れる場所を探して、廃校を利用したいのちのあかしにも行ってみました。

屋根のある休憩所で一休み。
もう夕方に差し掛かっているのに日差しは強いまま、万博GOという待ち時間アプリを見ながら、近くに有るオマーン館に入ってみることにしました。
真っ赤な外観、思ったより並びました。

でもパビリオンは水墨画のような大型スクリーンでの映像。

次から次へ繰り出されるダイナミックな映像。
アラビアンな雰囲気とは無縁でした。

オマーンはアラビア湾に面した中東の国。
乳香(フランキンセンス)の産地で、乳香は、瞑想や宗教儀式にも用いられてきた古い歴史を持つ精油です。
かつては貧しい国でしたが、今や石油や天然ガスGDPの40％を占めていて、高い生活水準の国。
カフェもありますが、暑くて涼しいところで休みたい。

その後は予約した近大養殖マグロレストラン、近大マグロレストランは東京にもありますが、養殖マグロを食するのは初めてです。

ここも物凄い人数が並んでいました、予約をしていると伝えると直ぐに通してもらえました。
これも予約してくれた友人のお陰です。予約があるって万博では凄い威力なんですよ(笑)
しかしメニューはほぼ売り切れ、この2択しかないようです。

養殖マグロだけではなく、ぶりや鯛の掛け合わせの手桶寿司。
養殖でも天然と変わりなく美味しくいただけました。
とにかく涼しくてゆっくり座れて満足です、トイレもゆっくり入れました。

食べられたらマグロは卒業だって、ちょっと切ない卒業ですね。

日本館の予約までまだ時間はある。次はチェコ館に並んでみます。
行きたい国の１つではあるのです。
心配していた台風も、パビリオンに入っている間に降ったりしていたようですが、全く降られることはなく、関東の方がむしろ荒天だったようです。

全長260mのゆるやかな螺旋通路を歩きながら4階、やがて屋上テラスに誘う構造になっています。
歩きながら様々な壁画を見ていきます、何気に上り坂でおばちゃんにはしんどい。

チェコの代表的な産物、ボヘミアングラス。

画家、アルフォンス・ミュシャの生まれ故郷、彼を連想させる壁画もあったものの、
沢山の絵画は落書きの域を出ないものに思えてしまう。
石破ちゃんの落書きもあり、彼もアニメ、漫画すきなのよね。

夕闇迫る大屋根リング、これを見ただけでも万博に来た価値はあります。

さて日本館観覧の時間になりました。
物凄い人が並んでいる、フランス、アメリカ、イタリアにも負けてないくらい！

日本館のテーマは『循環』
ゴミを微生物の力で分解し、再生を促す。

暗闇の中の光は、ゴミを分解する発酵タンクです。

微生物と濾過技術によってゴミから作られた水、暗くて澄んでいるかどうかは分かりませんが、まさにサスティナブルで持続可能な世界。

これが目玉の火星の石、その前にビニール越しに隕石にも触れることが出来るのですが、触感がよく分かりませんでした。
この火星の石は1枚限り写真が撮れます。

水から素材へ、藻類の力を知ることが出来る。
藻類の仮装をしたキティちゃん、とってもかわいいフォトスポットです。
それぞれの藻類の特徴を学べます。

緑のキティの新鮮さも相まって、お土産ショップで商品化しているのですが、これは買っちゃいますね。

藻類で作られたカーテン、地上の植物よりも光合成の効率が良いとか、時代と共に新しいエネルギーが開発されていくのです。
美しい建物と重みのある展示、開催国ならではの素晴らしいパビリオンでした。

すっかり日は暮れました、おばちゃんにはちょっときついですが噴水ショーも見ていきましょう。
予約席には入れませんが、9月初旬にはまだ予約席続きの端には座れました。

『アオと夜の虹のパレード』予約席なら中央のフレームに、アオと妖怪たちの姿を見ることが出来るのですが、それでも豪華で壮大なショーでした。
妖怪が大阪弁なのが笑えました。

その後、直ぐにドローンショーも始まります。
ドローンを何機使っているのでしょう？
全てが大掛かりで最先端の技術を見せてくる、万博が皆に受け入れられたのはそこでしょうね。

疲れたけれど楽しい1日でした。
なんだかんだで朝から終了まで居ました、もう日本で開催される万博を見ることはないでしょうが、いい思い出になりました。
明日は朝寝坊して買い物をして帰ります。
歩数は22040歩、9月5日の入場者数は187396人(内関係者)19000人。
今日もよく遊びました。

3日目はゆっくり朝食を取り、買い物に出かけます。

ホテル法華クラブ大阪 宿・ホテル

大丸の万博のオフィシャルショップに行ってしまう。
物凄い人でした、早めに行ったから良かったのでしょう…その後入場規制になったのではないかな？
お茶をしたり、お土産を買ったり、足を痛めた友人のサンダルを買いに行ったり…さすがに大阪駅周辺はどこへ行っても行列でした。

大丸梅田店 百貨店・デパート

遅めのランチは担々麺(汁なしと汁あり)とデザートは豆花。
辛目は避けたつもりだったのに、本場仕様なのか辛かった( ;∀;)
でも久々の豆花は美味しかった、東京でも食べられる所探していってみたい。

騒豆花 ホワイティうめだ店 グルメ・レストラン

伊丹空港に着くと最後にミャクミャクと記念撮影。
すっかりミャクミャク病に視覚感染してしまいました。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

お土産もミャクミャク中心に買いまくってますね。
キャッシュレスだと、ついつい買いすぎてしまいます。
りくろーおじさんのチーズケーキも大阪土産のお約束ですが、値上がりしたと言えやっぱり美味しいです。

駆け込み万博で今では連日20万越え・・・
もう予約枠は満員で買えないそうですが、10月には25万越えなんて言ってるかも…
台風で天候も心配でしたが、これ幸いで入場者数が少なめだったのかもしれません。
今回も天気の神様に助けられたのだろうと感謝しています。

9月4日～5日にかけてゆっくり休みながらでしたが、それなりにパビリオンも楽しめました。。
でも万博は思った以上に広大で、ほんの一部しか体験できませんでした。
混んではいても楽しくミラクルな体験でした。
どこか海外と繋がるようで、又、海外旅行に行きたくなりました。
歩き回って数日はあちこち痛かったけれど、元気なうちにまだまだ出かけて、新鮮な経験をしたいものです。
3日目の歩数は11158歩。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

覚書(1人分)
万博2日分入場券当選分＋譲渡分3000円
羽田～伊丹　ANA17号　8090円
伊丹～羽田　ANA38号　8090円
ホテル法華クラブ2泊3日　38520円(1人分19125)
交通費＋宿泊費＋チケットのみ38305円