2025/09/03 - 2025/09/12
2位(同エリア5件中)
youさん
インド洋に浮かぶ島、コモロ、マヨット島、レユニオン、モーリシャス、セイシェル、ブララン島、ラディーグ島を、S社10日間ツアーで巡って来ました。
旅程は下記。
9月3日 成田→ソウル→
9月4日 アジスアベバ→グランド・コロモ→首都モロニ観光→コモロ(泊)
■9月5日 モロニ市内観光→空路マヨット島→マヨット島観光→空路レユニオンの県都サン・ドニ(泊)
9月6日 レユニオン島観光→レオ火口ハイキング→県都サン・ドニ(泊)
9月7日 レユニオン島観光→サン・ポール観光→空路モーリシャス(泊)
9月8日 モーリシャス島観光→空路セイシェル・マヘ島(泊)
9月9日 展望台へのハイキング→ビクトリア観光→セイシェル・マヘ島(泊)
9月10日 フェリーにてプララン島→ラディーグ島→セイシェル・マヘ島(泊)
9月11日 午前中フリー→夕方セイシェル→アジスアベバ経由
9月12日 夜 成田
この旅行記は、上記■印の所で、主としてフランス領マヨット島を掲載しています。
表紙の写真は、マヨット島のパマンジ島高台から見るグランド・テール島側の風景。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
インド洋島国巡り(1)---コモロ編のつづきです。
9月5日 12時過ぎ モロニ市内観光を終えて、空路でフランス領マヨット島に向かっています。コロモ諸島は、グランド・コロモ島、モヘリ島、アンジュアン島、マヨット島からなり、マヨット島はフランス領となっています。これらの島々間の移動は、船か航空機で、60人ほど乗れるこの飛行機はほぼ満席でした。 -
グランド・コロモ島とマヨット島との間は、約1時間のフライト時間。
上空から見るマヨット島の町は、平たい屋根の家が沢山並んでいますが、良く見るとブルーシートやテントなどで覆われている家も散見され、昨年2024年の12月に島を襲ったサイクロンによるダメージみたいです。 -
こちらがコモロからマヨット島まで飛んできた機体。EWA航空のプロペラ機です。
-
降機して徒歩で空港ビルに向かいます。滑走路の奥にマヨット島の本島グランド・テールの山々が見えています。
-
フランス領マヨット島の地図です。地球の歩き方 マダガスカル/モーリシャス/セイシェル/レユニオン/コロモ 2017~18年版から転載。
マヨット島は人口約32万人、本島となるグランド・テールとその右側にあるハマンジ島などからなり、小さな島のハマンジ島に空港があります。ハマンジ島のザウジは、1962年までコモロ諸島全体の首都だったところです。対岸のマムズは、マヨット島最大都市で現在の首都となっており、フェリーが頻繁に行き来しています。 -
空港壁面、マヨット島地図が描かれ看板。
地図上に到着便名が表示されたモニターがあります。それによれば午後便は5便となっており、結構コロモ諸島との間で飛んでいるみたいです。 -
13時過ぎ フランスの海外県への入国ですが、スムーズに入国手続きを終えて、空港ビル内に出てきました。
-
空港ビルの入口。
木製の柱がむき出しで天井が高く造られていて、空港ビルのロビーと共に、著名な日本の建築家がデザインしたかのようなお洒落な造りです。 -
空港ビルから出たところの風景。
広い駐車場が広がり、奥の丘上にビル等が見えていて、コモロの空港に比べると小奇麗な空港で、フランス領らしいとの第一印象です。 -
迎えのツアーバスで、マヨット島の中のパマンジ島の観光に出ます。ヤシの木々が見られる南国風の市街地を抜けて、火山の火口にできたと言うディアニ湖(Lac Dziani)に向かいます。
-
道路脇にツアーバスを止めて、御覧のような坂を上って行きます。
-
ディアニ湖はこの島の観光ポイントのようですが、湖に向かう山道は途中から御覧のような非舗装の道となり、炎天下の中を進みます。
-
山道の周囲は折れた木々が散乱しているような場所もあります。2024年末に島を襲ったサイクロンによって折れたりして散乱しているとのことでした。そのサイクロンは、マヨット島の多くの家々に被害をもたらし、現在も修復が継続しているそうです(現地ガイド)。
-
少し上った高台から見る島の風景。
-
イチオシ
こちらも。正面の島が本島となるグランド・テール。
-
眼下にザウジの街並みが見えてきました。
-
ディアニ湖を見下ろせる展望台に麓から30分ほどかかって上ってきました。
火山で出来たクレータ内に、水が溜まってできた火口湖で緑色をしています。塩分や硫黄などを含んでおり、遊泳不可とのこと。 -
こちらは展望台から振り返った風景。
奥のグランド・テールとこちらのパマンジ島の間にも小さな島が連なって見えています。 -
山を下ってビーチに向かいます。
その途中に、ゴミの焼却とリサイクルとを行う施設が見えます。 -
こちらは厳重なフェンスに囲まれた通信基地。
どちらの設備とも、グランド・コモロ島では見かけなかったもので、フランス本国からの支援で造られているのでしょう。 -
ビーチに到着。海の向こうにグランド・テール島が見えています。
-
ビーチに近接して子供たちが遊ぶ公園などもあります。
-
遠浅のビーチのようで、子供たちが青い海に浸かって楽しんでいました。
-
ビーチに建てられている東屋では、家族でBBを楽しんでおられます。
-
こちらの東屋では、顔に白い日焼け止めパウダーを塗った陽気なご婦人方が井戸端会議中。ボンジュール♪~声かけたら、フランス語の挨拶が返ってきました。ここはフランスの海岸県、公用語は勿論フランス語デス。写真掲載了承。
-
金曜モスクがあります。マヨット島の住民の大多数はイスラム教徒で、他のコモロ諸島と同じように多くの住民らのご先祖様らは、アフリカ大陸やマダガスカルから渡って来たとのことです。
-
洋服屋さん。
-
島で採れた野菜などを売る市場に来ました。
-
トマト、キャベツ、キュウリなどが並んでいます。
お客さんはまばら・・・やる気のなさそうなおばさんが店番しています。 -
バナナ、トマト、キャッサバなど量り売りされています。トマト1Kgで8ユーロ、安いのか高いのか。。。手ごろな価格かもなぁ。。。
-
のんびりした漁村に立ち寄ります。
-
魚釣りのお兄さんたち。釣れても釣れなくとも、海を眺めてぼ~とする時間がいいような~。平和な時間が流れていま~す。
-
ビーチを眺めながら移動中。
-
ビーチを眺めながら移動中。
-
ラグーン沿いの防波堤道路を移動中。
-
ザウジの先端にあるフランス領行政地区に来ました。
-
こちらは行政官の邸宅みたい。立派な門とフェンスに囲まれています。
-
こちらも。
フランスの旗が靡いています。フランスの海外県だから当たり前ですけど。 -
サン・ミッシェル・カトリック教会。
サイクロンで屋根が飛ばされたためかシートで覆われています。
グランド・テール島にもう一つカトリック教会があり、マヨット島全体では約4000人の信者がいるとのこと(現地ガイド)。フランス本国からの移住者は島に何人くらい住んでるの~とガイドに聞けば、いい質問だけど分かりませんと。。。。 -
正面の建物の屋根の上に職人らしき人が見えます。サイクロンで破壊された屋根を修復中のようです。
-
こちらも。
-
こちらは大きな木が根をむき出しにして倒れています。サイクロンで倒れてしまったのでしょう。。。
-
バルコニー付きの住宅のようですが、こちらも屋根の一部が剥がれているようです。
-
桟橋のある港に来ました。対岸はグランド・テール島です。
-
桟橋につながる広場。商店がありますがお客様は見当たりません。
-
桟橋のある浜辺に出てきました。沖合にフェリーが航行中。
海岸沿いには瓦礫が散乱していますが、これもサイクロンの影響でしょう。 -
広場に面した建物の壁に描かれていた壁画。
島の近辺にはこれらのクジラやイルカなどが泳いでいるのでしょう。。。 -
大砲などが設置されている公園に来ました。正面にはバウバウの木が見えています。
-
公園に面して、19世紀に建てられた旧知事公邸があります。
現地のガイドが管理人に交渉して、フェンスの中に入れてもらい前庭から撮影しました。この建物の屋根もサイクロンで飛ばされてしまったようです。サイクロンの襲来から10ヶ月ほど経ちますが、その傷跡は未だ至る所に残っているようです。 -
こちらも。
-
こちらも。
かってのマヨット島の博物館だった建物。屋根がシートで覆われています。 -
緩やかな坂を下ってザウジのフェリー乗り場に向かっています。
-
フェリーに車が乗込み終わったところのようです。対岸のマムズまで約15分、30分ごとに往復しています。
-
フェリー乗場に繋がる道路は、次のフェリーを待つ車が既に沢山並んでいます。2つの島の間は、結構交通量が激しいようです。
-
フランス本国に本社を持つこちらのスーパーマーケットに立ち寄ります。
-
商品の一例。
ミネラルウォーター500mlが0.5ユーロ、オレンジジュース1Lは2.95ユーロ・・・
ほとんどが輸入品となるので住民にとってはお高くなっていると思われます。 -
ザウジの市街地で見かけた集合住宅。バルコニーに洗濯物が干されていて、一見日本の公団住宅みたい。。。こちらの建物はしっかりできているのか、サイクロンによる影響は一見なかったみたい。。。
-
閑静な住宅地を移動しています。
-
こちらも。
-
18時前 マヨット島の空港に到着。空港ビル外のベンチに座り、配布されたボックス弁当の夕食をとります。ポテトサラダみたいな質素な弁当ですが、ツアー仲間との会話が弾んで美味しく頂きました。
-
今回のツアーの地図。S社旅行社の資料から転載。
マヨット島(コモロ諸島)から次に空路でマダガスカルの上を横切ってフランス領レユニオンに向かいます。フライト時間は約2時間。
レユニオン行きのフライトUU-275便は、18時35分発のところ、1時間30分遅延して20時発となり、レユニオンには現地時間23時10分(マヨット島との時差+1時間)に到着しました。
インド洋島国巡り(3)----フランス領レユニオン前編につづく。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
インド洋島国巡り
-
インド洋島国巡り(1)----コモロ
2025/09/03~
モロニ
-
インド洋島国巡り(2)----フランス領マヨット島
2025/09/03~
ザウジ
-
インド洋島国巡り(3)----フランス領レユニオン前編
2025/09/03~
サン・ドニ
-
インド洋島国巡り(4)----フランス領レユニオン後編
2025/09/03~
サン・ピエール
-
インド洋島国巡り(5)----モーリシャス
2025/09/03~
ポートルイス
-
インド洋島国巡り(6)---セーシェル前編
2025/09/03~
マヘ島
-
インド洋島国巡り(7)---セーシェル後編
2025/09/03~
プララン島
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ インド洋島国巡り
0
61