トルコぐるっとひとり旅③ イズミルからパムッカレ

2025/08/21 - 2025/08/30

エーゲ海の港街「イズミル」から、バスで「デニズリ」へ、バス大国トルコは、都市間の移動といえば高速バスになる。しかも、競走が激しいためサービスは抜群。デニズリを拠点に.遺跡と石灰棚の街「パムッカレ」を楽しむ。

エリア パムッカレ(トルコ)

イズミルのオグラクチオグロ パーク ホテル、朝食は午前7:00から。デニズリ行きのバスの出発時間が早いので助かる。

レストランは、1階。

バイキングスタイル。チーズ、ハム、オリーブの種類が豊富で楽しい。

一番乗りだったので、窓側の席を確保。通りを眺めながらの朝食はテンションが上がる。

チーズ、ハム、ヨーグルトを見繕っていただきました。どれも、目新しくておいしい。

イズミルのオトガル(バスターミナル)は、郊外にありホテルからは遠かったので、路線バスで向かうのはあきらめてタクシーで向かうことに。600TL(2,000円強)。バスと比べると高いがここは無理せずに。

オトガル(バスターミナル)は、かなりでかい。トルコは、長距離バスの運行会社が多く、同じ路線を複数の会社が運行している。そのため、競争が激しく全般にサービスがいい。

キオスク(売店)には、飲み物から軽食、おやつまでひと通り揃っている。

バスは、円形の建物に突っ込む感じで止まる。

行き先もバラバラ。乗り遅れないように、間違えないように気をつけなければ。英語はほとんど通じない。ポケトークを使ってトルコ語で行き先を尋ねる。ちなみにチケットは、12GOで買っておいた。

いました。デニズリ行き9:30発のバス。10分遅れで出発。

バスには飛行機さながらCAさん(男性だが)が乗っていて飲み物やお菓子を提供してくれる。

クラッカーとジュース。

片側2車線の高速道路を走る。渋滞もなくスムーズに走る。

イズミルを出て1時間ほどでSAに入る。休憩タイムだ。

停車時間は15分ほど。

この人がドライバーさん。

SAは新しくきれいです。

さら、3時間ほど走る。車窓にはオリーブ畑が続く。

デニズリの街に入る。

イズミルと比べるとかなりこじんまりとしている。華やかさもない。典型的な地方都市。パムッカレ観光の拠点だが静かな感じ。

土曜日の昼間ということで人出も少ない。

て、こちらが本日のお宿。

ラオディキヤホテル。税込み8,000円。朝食付き。

こちらが部屋。意外に広い。

部屋もきれい。

バスタブなし。これは気にならない。

部屋の窓からは、デニズリのオトガルが正面に見える。

ホテルから200mほどのところにあるトルコ料理店。RAMAZAN USTA'NIN YERİ　地元で人気の店。

この人がご主人。

ドネルケバブが看板メニュー。鶏肉と牛肉が選べるが牛肉がおすすめ。おいしい！翌日もう一度食べたくなって訪れたが、日曜日は定休日でした。

遅い昼食のあと、デニズリのオトガルへ。ここの地下からは近距離のミニバスが出ている。パムッカレ行きのバスを探す。

パムッカレ行き発見！

満席になれば発車する。

パムッカレまで57TL≒200円。

オトガルを出て。

まずは高速道路を走る。

途中、幹線道路をはずれ、小さな集落に寄りながら進んで行く。地元の人たちの足でもある。

この寄り道が楽しい。

30分少しでパムッカレのヒエラポリスに到着。

ユネスコ世界遺産、ヒエラポリス遺跡と石灰棚エリアのゲート。外国人観光客の入場料は、30€≒5,000+α円！しかも、1回限り。ムムム

気温は38℃。

40分ほどかけて、古代都市ヒエラポリスの遺跡を見て回る。

BC2世紀に作られたそう。ローマ時代に最盛期を迎えたが、2回の地震で崩壊したそう。

遺跡はすごい！しかし、暑い！湿度は低いが日差しがキツくてこたえる。

ヒエラポリス遺跡を抜けると石灰棚にたどり着いた。

土曜日とあって観光客が多い。ここにいるほとんどの人は、ゲートからミニバスに乗ってヒエラポリス遺跡を観光してきた。遺跡を歩いて観光してきた人は一握り。暑いからね。

石灰棚の横で靴を脱いで入る。石灰棚の中は原則裸足。

裸足で歩くと足の裏がめちゃくちゃ痛い！

靴やサンダルを手に持っている人は、麓のゲートまで石灰棚を歩いて降りていく。

少し歩いただけでも、足の裏が痛くて思い通り歩けない。

ほとんど、先に進めないまま写真を撮る。

どうする？先に進むか、戻るか。

景色は素晴らしい。この先にはもっと素晴らしい景色があることはわかっている。でも、、

結局断念！

ヒエラポリスの石灰棚をミニバスで降りてパムッカレを後にする。

デニズリへ戻る。ところで、山に上がっている煙は、山火事！このところ、トルコでは山火事が相次いでいるらしい。この山火事も、山一つ丸ごと燃えている！

さて、晩御飯をどうするか？街をうろうろしているとカボチャの様なものを山ほど積んだトラック発見！

スイカもある！ひょっとして、この黄色いのはカボチャじゃなくてメロン！どこから運んできたのだろう？

で、結局ホテルのそばに戻ってきて入ったのは、昼間からたくさんのお客さんで賑わっていたシシカバブ屋さん。

じつに美味しそう！

愛想の良いこのおじさんから、シシカバブサンドを買って、これが晩御飯。かなりボリュームがあって、しかもおいしい。コーラとセットで、たしか250TL。満足！さて、今日、足が痛くて断念した世界遺産のパムッカレの石灰棚を明日再チャレンジするか？迷っているうちに、眠っていた。