2025年夏　台湾夫婦旅　嘉義・阿里山・台北【阿里山・台北】4泊5日後編

2025/08/31 - 2025/09/02

2025年の夏休みは台湾の阿里山へ。
阿里山の山の中に泊まりご来光を拝みたい。
嘉義も初の都市なので楽しみ。
嘉儀名物の火鶏肉飯や魚頭スープなど、ここにしか無い食事も楽しみにしています。
帰りは台北桃園空港からなので、台北も1泊します。


【旅の工程】
成田空港→高雄空港
嘉義2泊　　　
阿里山1泊
台北1泊
桃園空港→成田空港


阿里山は、台湾の夏休みが終わる8月31日に、人は少なく森林鉄道も混雑はなく、ゆったり楽しめました。
台北も寄れたので満足です。台湾の日本統治時代の建物も巡りができた。

エリア 阿里山周辺(台湾)

3日目

ホテル近くで朝食。ホテルの朝食はついていたけど台湾の街の朝食が好きなので、こっちが良かった。
清潔な店舗で、若い女性がテキパキ働いてて気持ちいい。
台湾はホテル朝食より街中の朝ごはん屋さんが好きです。

早安美芝城

ホテルをチェックアウト。
徒歩で嘉義駅へ。
8時50分に嘉義駅に集合
阿里山に向かいます。
阿里山は10年以上前にNHKで阿里山森林鉄道とご来光のドキュメンタリー番組を見て台湾と日本の関わりや神秘的なところに興味を持ちましました。
いつか行きたい、でも行くのは大変、難しいと思ってました。
旅行記やYouTubeを見て、
阿里山まで、便利な阿里山クルーズスタイルシャトルバスがあることを知りました。

一般的な阿里山へ行く方法は森林鉄道か路線バスとなります。
森林鉄道は、予約が難しい。
路線バスは、混んでると座れないこともあるらしい。

このクルーズバスは、確実に座れることと、値段も良い。ただ、金曜～月曜の運行になる。
英語か台湾語で観光案内があります。
クルーズバスおすすめです。

https://alishan.welcometw.com/tour/RwBQ

台鉄嘉義駅 (嘉義火車站) 駅

バスに乗り込みます。
嘉義駅からガイドさんに連れられてバスまで5分ほど歩きます。
予約の際にメールでもらったQRコードを提示します。

台鉄嘉義駅から私たち2名と1家族4名乗車し、その後高鉄嘉義駅に向かい2グループ4名が乗り込みました。座席はガラガラでした。

眺めのいいバスの先頭座席に座ることができました。

行きの行程表

帰りの行程表

帰りは触口ビジターセンターに寄るみたい
どう見てもいらない気がするけと。
無しに１票！

道中のお供。

山の中は便利なお店もないよね、と思ってコンビニで軽食を購入しておきました。ラッキー台湾のカード利用。

可愛いディズニーのパン。
一口で食べられて、食べやすい優しい味で気に入りました。気づくとほとんど夫が食べちゃいました。

二延平で1時間の自由時間。
2つの景観台まで行ったら戻るように言われました。
整備されてる階段を登っていきます。

二延平の地図。
周辺に茶畑。

高地ですが、竹が生えてる。
日本だと標高が高いところには無いかな。

この辺りの標高は1300メートル。

烏龍茶の畑。
ここで阿里山烏龍茶は作られてます。
綺麗な景色。

景観台より。少し曇り。
2つ目の景観台で戻って来てとガイドさんは言ってましたが、3つ目はすぐ先なので、3つ目まで行き、もどります。

青空では無いけど、気持ちよく散策出来ます。
整備された階段がほとんどなので歩きやすいけど昇が多く足が悪い人はきついですね。
歳を取っても健康を保ち足腰鍛えないと行けないとと実感します。

下ったところに野生愛玉を販売する車。

美味しそうなので、いただきました。

柔らかい食感。
夜市で食べるのと比較は出来ないけど、産地で食べるで、きっと最高に美味しい。（味は無いが食感）
シロップをかける。

低カロリーなので嬉しい

阿里山のバスターミナルに到着
歩いて、ホテルに向かいます。

阿里山には台湾の人たちは車で来るようです。大きな駐車場を通って、阿里山の中心にやってきましま。

お昼ご飯は、欣欣餐庁
こちらで昼食。牛肉麺と牛肉水餃子。
大根が入っていて味が染みてて美味しいけど全体的には
普通。
温かみのあるお店でした。

ご飯ものを食べている人がいたけど、そっちの方が美味しそうに見えた。

宿泊の青山別館
先程の駐車場広場から下がったあたりにホテルがいくつか立ってます。
このホテルの横には階段があり、そこから行くとショートカットになります。夜は灯りがあるので良かったが、登りは足が疲れる階段。

古い建物で、雰囲気はペンション的な感じです。
場所柄、お値段を考えると良いホテルです。
受付の方からアップグレードしたと言われました。
広い部屋にしてくれた。
入り口で靴を脱ぐので、リラックスできます。

夜、星空を観るツアーがあって外から声が結構聞こえて真夜目が覚めたのは、ちょっと不満だった。
仕方ないですが。

ご来光を見るためには3時50分くらいにはホテルを出発よ！とフロントの方に言われてたので、3時半に起床。
声や物音が聞こえて寝てる人を起こさないようにそっと支度をしました。

チンシャンヴィラ (青山別館) ホテル

ホテルに荷物を置いたら
阿里山森林鉄路の阿里山駅へ。

ここの駅からは3つの支線が出てます。
神木駅
沼平駅
ご来光のためだけの朝1便の祝山駅
正確には2つの支線。祝山は沼平を通りその先にある。

切符は有人窓口で購入。
こらから向かう神木駅への切符と明日朝のご来光を見に行く祝山駅までの列車の切符を購入。
神木駅片道　100台湾ドル
祝山駅往復　300台湾ドル

明日のご来光列車は、4時40分発です。

木を生かした綺麗な駅舎で素敵。阿里山駅のホーム。

駅のホームからは古い使われなくなった蒸気機関車と木材運搬車。
駅のホームも綺麗に整備されてて素晴らしい。

神木駅までの列車がホームに入ってきた。
すごくワクワクします。

神木駅は、霧が出て高山に来たことを実感。
木をふんだんに使った美しい駅。

神木 山・渓谷

阿里山から神木駅の往復だから、停車も10分くらいかな。乗ってきた列車もゆっくり撮れる。

駅員さんたちどことなくゆったり、観光客を温かく迎えてくれている。

紅檜の森林
檜の香りがして心が浄化される
そんな気がする。

歩道がしっかり整備されて歩きやすい。
アップダウンがあり、どちらかというと登りが多め。

雨が降っていないことに感謝。

2本の木が絡み合って巨木になっている。
太さの迫力が写真では伝わらないな。

神々しい森林空間

山登りといっても階段で整備されてて歩きやすいけど、上り坂は辛い。
神木周辺は高低差あるところを歩く。

1時間ほど散策して神木駅に戻ります。

電車が既に駅にきていました。
ポイント切り替えは手動

もう1台列車が入って来た。

この列車は、豪華客車福森号です。
嘉義駅から阿里山駅に行く途中で、神木駅でスイッチバックするので、神木駅で見ることが出来ました。

肝心な客車内、見えましたが、豪華なシート、ワインなどが見えました。すごいな。写真は撮れてない。

電車に乗って阿里山駅に戻ります。

こちらでお茶をいただくことにしました。
翠雅堂 Honest Charlie Honest Tea

阿里山烏龍茶と阿里山紅茶
阿里山烏龍茶は、金色で綺麗。

ここは烏龍茶も販売していたので、女主人との会話も楽しめ烏龍茶沢山買いました。
支払いは日本円で1万円くらい。結構な散財だったかな。

セブンイレブンが阿里山にはあります。
便利に慣れている私達にはありがたい。

阿里山は現金しか使えないお店が多いから、現金を下ろせて良かった。

夜ご飯は石頭火鍋
山賓餐庁でいただきます。

人気店のようで20分くらい待ちました。

タロ芋饅頭だったかな。
お腹に溜まるデザートだった。

阿里山というか台湾は筍料理が有名なのよね。炒め物。

全体的に日本人に馴染める味でしたが、全般的に普通の域。

早朝、ご来光を見るために早起きしました。

4時前ですが、ちらほらご来光を目指してる人がいます。

昨日は8／31で、雲が多かったみたいで、ご来光は見れなかったのね。
今日はどうかしら。

みんな防寒してます。4時半前で、ホームに並びます。

ご来光の列車が入って来ました。
10分前くらいの入線。

列車内は、立っている人もいるくらい。
9月1日の早朝なので、平日でこの混雑。

列車は25分乗りますが、座席を確保するために早めに並びました。前には1人のおじさんだけ。気合い入れてきました。
おかげでホームの列車の並ぶ位置はいいところを確保。
当日朝に切符を買う人は1回の窓口で並ばないと行けないので、切符窓口が開くのは少し後だったので、前日購入で、改札に早めに並ぶのが良いです。

祝山駅につきました。
改札の前の階段を上がりその先に景観台。

朝焼けがいい感じ。
期待出来ます。

朝焼けが綺麗。
左の尖った山は玉山。

真珠湾攻撃の暗号、新高山に登れの新高山は玉山のことだそうです。
富士山よりも高い。

ドラえもんのカステラ。阿里山のセブンで前の日に購入、ご来光のお供。
YouTubeゾロさんも美味しいとオススメしてました。
ご来光を待ってる時に食べました。

おっと！
すでに日が登ってしまったではないか。
まさかの雲で、ご来光は見れませんでした。

残念でしばらくはここからは離れられなかった。諦められないけど、仕方ない。

すぐのところに、
ご来光前は辺りが暗くて夜市かと思うような光景でした。
朝早くからご苦労様です。

コーヒーやら食べ物などを販売。

帰りの列車も1本だけ。

これを逃すわけにはいかない。

帰りの列車はそんなに混んでなかった。
バスも運行されててそれで帰る人もいたみたい。

朝食はホテルではなくこのお店で食べる朝食券を配られました。ご来光の後に来た人で混雑。
ザ台湾飯。
お皿を持って並び入れてもらうスタイル。

こんな感じ。
ビーフンが美味しかった。

今度は沼平駅の近くを巡ります。

車内の天井は、桜。阿里山は桜も有名みたい。
日本が持ち込んだ桜。台湾でも楽しまれてるのは嬉しい。

沼平駅からは下りが多くて楽だわ。

霧で霞んでいるのが神秘的。
天気が少し崩れて来ているけど森の精が近くに潜んでそうだわ。

象鼻樹（ぞうびじゅ）と呼ばれる木
2つの木が根元で繋がっていて、このような形になっています。

天気はまだ良いけど。この後少しずつ崩れます。姉妹湖

姉妹潭 滝・河川・湖

沼平駅から下りやや神木駅に近いところにフードコート

パッションフルーツの入った飲み物。
さっぱりした甘さでなかなかおいしかった。
お値段は500円ほど。

この後雨が降り始めました。帰る時に降ってきたので良かった。
阿里山鉄道で行く山の散策は雨が降ってるとちょっとつらいかもしれません。雨が降ってなかったので運が良かった。山の天気だからすぐに変わるから雨具は必須です。

雨は本降り。ホテルに荷物を取りに戻り阿里山駅のベンチでバスの時間を待ちます。

阿里山からバスに乗り1時間くらい
奮起湖を観光

列車がほとんど来ないから自由にホームに入れます

みんな写真を撮ってました。

奮起湖駅の看板もいいね。

九分に似た老街が奮起湖にもありました。

山わさび、ドーナツなどが名物

奮起湖の名物お弁当屋さんの看板
食べたかったが、お腹は空いていなくて断念。
旅も後半は胃が重たいので、毎度あまり食べられなくなる。

奮起湖に阿里山森林鉄道のミニ博物館のようなものがあります。

奮起湖を後にして触口ビジターセンターに立ち寄りましたが、ほぼトイレ休憩的な感じ。お店は既に閉店時間だった。必要なかったと個人的には思った。

高鉄嘉義駅から新幹線に乗って台北に。

予約を変更して1本前のに乗れた。30分ほど早く台北に着くのはありがたい、

台北駅から10分くらいのこちらのホテル

部屋をアップグレードしてくださいました。
清潔で機能的。

寧夏路夜市に。
ホテルから10分もかからず着きました。
私のお目当ては牡蠣オムレツ。

寧夏路夜市 散歩・街歩き

夜市の中にある店舗。屋台ではないけど、人気店。

アサリのスープ

台湾の牡蠣オムレツはここが一番好きだな。

鴨頭
台南の名物という鴨頭。
上級者向け。夫が好んで食べてます。

謎スパイスをふりかけてます。

締めはスイーツ
夜市の近くの人気の豆花店。

左が私　仙草、ピーナッツなど
夫　タロ芋、あずきなど

お店は注文のところは混んでますが、2階にある座席は余裕があります。

豆花はやっぱり台湾で食べないとならない。必食グルメ。

朝ごはんはここに歩いてきました。
ホテルから徒歩10分くらい。

ここはお気に入り。
そんなに混んでなくて、美味しい台湾朝ご飯
ついついこちらに来ちゃいます。
安定の味です。

四海豆漿大王 (中山國中駅) 地元の料理

泊まってるホテル
右と左は同じ系列
1つのホテルに見えるけど2つ別々の建物になってます。

新驛旅店 台北車站二館

シティイン ホテル タイペイ ステーションブランチ II ホテル

桃園空港からエバー航空で帰国するので、台北駅のインタウンチェックインが使えます。
ホテルをチェックアウトして、荷物をここで預け入れすれば後は成田で受け取れます。
身軽になって街観光に出かけます。

台北駅の南側にある郵便局。

レトロな貴重な建物。

1930年代に建てられた「旧台北郵便局分局（保安郵便局）」で、日本統治時代のアールデコ様式建築。
戦後も郵便局として使われていて、現在は改装をしてスターバックスが入居。
歴史的建物を活かした「文化財スタバ」のひとつ

国立台湾博物館も素敵
日本統治時代に「台湾総督府博物館」として建設されたもの。
今日は、入りません。

旧三井物産台北支店だったとおもう。
歴史建造物がこの地区は多い。

台湾銀行。
総統府の向かい側にあり日本統治時代の建造物で、現在は建物の歴史的価値が認められ、台北市指定の古蹟となっています。また、TBSのドラマ『華麗なる一族』のロケ地としても使用されたそうです。
正面ではなく横からの写真です。

目的地
総督府
今日はここの見学にやってきました。

この界隈にある歴史的な建築物の紹介地図。

総督府から見えるこの建物は台湾銀行文物館
後で行きます。

総督府の裏に見学の入り口があります。

歴代の総督

総督府の中庭

台湾銀行文物館にも寄りました。

台湾銀行文物館

展示してた古いATMが日本製だった。

さっき見た歴史的建造物のスタバに入ります。

ドラゴンフルーツとマンゴーの飲み物を頼んでみました。さっぱりして美味しい。

スタバの2階
簡素な感じですが、レトロ感ある

ルーロー飯を最後に食べて帰ります。

大稻埕魯肉飯

ここで待てと。かき氷屋さんなのに。
同じ系列なの？
ここにお店から運んでくれます。

シンプルに美味しいルーロー飯。
日本人好みの癖のなさ。

帰りの時間が迫ってで急いで食べることに。もう少し味わって食べたった。
台北最後のご飯となりました。

無事、空港へのMRTに乗車。

桃園空港

免税店はスルーして。

第二ターミナルのカードで入れるラウンジではここが落ち着く。

台北桃園のラウンジ

ここはゆったり過ごせる椅子があって良い

搭乗口の前にあるお店。
最後にラッキー台湾が使えたので、烏龍茶と回転焼き（タロ芋）を買いました。機内で食べた回転焼きなかなか美味しかった。また見つけたら買います。
大体、タロ芋とあれば美味しいから買う我が家。

機内は空いていました。
9月に入ってすぐの火曜日。

機内食は、シーフードパスタ。
私的には、パスタよりご飯物の方がエバーは美味しいと思った。次回からエバーはご飯ものにしようと、心に刻む。

これはお土産大集合。
左下にあるのは台湾の形のスポンジ←なぜこんなの買うのか的な土産
右下は、檜のチャプの匂い袋

お茶が今回は多かった。
中央の紫は、タロ芋の饅頭。かなり美味しかった。
上中央はデーツにマカデミアナッツが挟まれているお菓子←これは前回からの定番となったお土産。台北駅近くで帰るのが良い。

お土産
ラッキー台湾で買ったお土産


2025年夏の台湾旅行
最後までお読みいただきありがとうございます。
阿里山、嘉義を中心に楽しんだ台湾でしたがまた機会があれば訪れたいです。