2025/08/27 - 2025/08/27
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Longchampさん
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8月は22日から26日までは東京・関東周辺の旅をして来ました。
最終日は羽田から福岡に到着し、自宅に戻らず博多で1泊し翌日の8月23日に博多駅から別府までJR九州の観光列車「かんぱち」に乗車をしました。
今回は、久しぶりに全席グリーン車となっているJR九州のD&S列車の「かんぱち・いちろく」号。
過去全席グリーン車仕様の列車に乗車したのは、JR東日本の「サフィール踊り子号」旅行記公開中とJR九州のD&S列車「36ぷらす3」旅行記はまだ未公開。
そしてこれから乗車したいと思うのは、JR西日本運行している季節ごと運行区間が変更となる「はなあかり」
最初に運行した敦賀-天橋立-城崎温泉間は普段乗車する事が無い区間だったので、またこのような区間運行があれば予約をしたいと思います。
またJR東日本が2027年春に導入予定の全席グリーン個室タイプの夜行特急列車が気になります。
日程
2025年8月26日(火)
羽田空港 16時00分 JAL325 福岡空港 17時50分
(東京7日間旅行の帰り)
2025年8月27日(水)
博多 12時19分 かんぱち号 別府 16時59分
別府 17時53分 ソニック50号 小倉19時03分
小倉19時20分 5196M普通 下関19時32分
画像は予約した2名BOX席の様子
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
2025年8月27日(水)
天ヶ瀬(あまがせ)駅を通過します。
「かんぱち」号と「いちろく」号はおもてなし駅が違います。
この後「かんぱち」号は 進行方向右側に見える慈恩の滝を見るため減速運転となります。 -
観光列車なので見どころでは減速運転となりました。
定期運行のD&S列車の「ゆふいんの森」号も同じように慈恩の滝の解説と減速運転となります。 -
慈恩の滝が見えて来ました。
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真横まで来ると滝は上の方からも流れているのが確認できます。
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並走していた国道210線を離れます。
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北山田付近を走行。
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豊後森駅の手前から進行方向右側に見える標高685mの伐株山(きりかぶさん)
切り株の形に見える山、晴れた日にはパラグライダーが見えるとの車内案内が有りました。 -
進行方向右側の4名BOX席は空席だったので、しばらく伐株山を見ながら車窓の景色を眺めていました。
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田園風景から玖珠町の街並みが見えて来ると間もなく豊後森駅に停車します。
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14時45分、列車交換の為、豊後森駅に停車。
(旅行記では到着と停車を区別して記載しています)
到着駅:かんぱち号のおもてなし駅 田主丸駅・恵良駅と降車出来る駅 湯布院駅・大分駅・別府駅
停車駅:列車交換や通過待ちなどの運転停車でドアが開かない駅 当駅など -
ホームの中央に有る小さな鳥居には、童話の里と書かれてます。
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別府発、博多行きの「ゆふ4号」と交換します。
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豊後森駅を出発するとすぐ豊後森機関庫が見えて来ます。
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旧豊後森機関庫のターンテーブル跡の先に静態保存している9600(キューロク)型蒸気機関車。
ここまでが、久大本線の見どころが多い進行方向右側の景色でした。
自分の2名用BOX席に移ります。 -
松木川を渡ると間もなく、おもてなし駅の恵良駅に到着します。
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14時53分、恵良駅に到着すると井上陽水さん?がお出迎え!
おもてなし時間の間、井上陽水さん1970年初期の頃の名曲をいろいろ聞かせてくれました。
髪型も70年代の陽水さん(笑) -
恵良駅に到着した「かんぱち」号
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☆恵良駅
日田駅方向の景色。 -
先頭車両を撮影、他の乗客はすでにおもてなし駅の駅舎に行ってしまいました。
列車を撮影する事が最優先です。 -
恵良駅は列車名の由来になった麻生観八氏再興の酒蔵「八鹿酒造」が有る駅で八鹿吟醸などのお酒の試飲が出来ました。
画像のとおり駅舎内には麻生家の業績を讃える資料などが展示されている先哲史料館となってました。 -
駅舎には、特急「かんぱち」号の列車名の由来となった麻生観八氏の紹介が有りました。
ここには記載がありませんが、久大本線の全線開通に尽力した功績から、
「いちろく」の由来となった衞藤一六氏は由布院への鉄道誘致に尽力した功績からとネットで記載されています。
列車名で鉄道関係で功績を遺した人物の列車はいつまでも残ってほしいものです。
「かんぱち・いちろく」の前身「いざぶろう・しんぺい」号も肥薩線が災害から復旧再開営業した時は、山縣伊三郎氏と後藤新平氏の功績を残すため復活してほしい列車です。 -
恵良駅も改札を出て駅舎を撮影しました。
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15時6分、約13分のおもてなしを受けて「かんぱち」号は恵良駅を出発しました。
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九酔渓付近を走行、鳴子川を渡っています。
間もなく引治駅を通過します。 -
豊後中村駅を通過。
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湯布院駅に到着前の有名な一六(いちろく)曲がりと言われるカーブを通過します。
「いちろく」号の由来となった衞藤一六氏、由布院一帯の線路施設の際に一六氏の運動によって生まれたカーブと言われています。
衞藤一六氏は由布院への鉄道誘致に尽力した功績からとネットで記載されています。 -
15時42分定刻で由布院駅に到着しました。
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ゆふいんの森号も発着する駅なので、駅名標も撮影。
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駅舎側の湯布院駅
いちろく号を撮影する方もいますねぇ。 -
別府発博多行きの「ゆふいんの森」4号が入線して来ました。
以前乗車したゆふいんの森号(Ⅰ世&Ⅲ世)の旅行記も有ります↓
2022年GW JR九州 ハロー!自由時間ネットパスで行く北部九州鉄道の旅(1) ゆふいんの森Ⅲ世乗車編
https://4travel.jp/travelogue/11752365
2022年GW JR九州 ハロー!自由時間ネットパスで行く北部九州鉄道の旅(2) ゆふいんの森Ⅰ世乗車編
https://4travel.jp/travelogue/11752827
(今回と同じ区間の乗車なので車窓の景色は同じ画像が多いのはご了承下さい) -
15時48分、由布院駅を出発しました。
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かろおじて由布岳を見る事が出来ました!
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湯布院-大分間は約1時間、もう少し「かんぱち」号の旅を楽しみましょう。
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みたびラウンジ「杉」に来ました!
樹齢約250年の一枚板カウンター圧巻です。 -
湯布院駅を過ぎたらデザートを食べようと思っていました。
このような列車に乗るといきなり心と行動が10代の子供時代になってしまうのが、自分の弱点です。 -
KANROKU DOLCE~牛乳ジェラート IWASITA 岩下粒あん添え
いただきます! -
小野屋(おのや)駅を通過後、ラウンジ「杉」では五感で味わうかんぱち・いりろくという映像が上映されるとのアナウンスが入りラウンジ「杉」に向かいました。
解説付きで上映されます。 -
ラウンジ「杉」では、「かんぱち・いりろく」号が、土地の食や風習、風景を五感で楽しむ列車と題して綺麗な映像が解説付きで上映されました。
左上:視覚の映像
右上:聴覚の映像
左下:臭覚の映像
右下:味覚の映像
最後は触覚でした。 -
視聴が終わるとアテンダントさんから金平糖のプレゼントが有りました。
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湯布院を過ぎてから空席も有ったので、いろいろな座席を紹介したいと思います。
座席予約情報
・自分が予約した2名BOX席が一番最初に予約が埋まります、2名座席を1名で利用する乗客も多いと思います(実際4個の2名BOX席の内自分も含め3個が1名利用でした)
・この画像の3号車4名BOX席(最小人数3名)は比較的予約の取りやすい座席です。 -
写真はありませんが、1号車に1室だけ4名用の個室が有ります。
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自分が予約した2名用BOX席の窓割を見て行きましょう!
3号車の2名BOX席(4名用も同じです)の窓枠の位置と形状
左上:34番BOX席は進行方向逆側の窓が極端に小さい(いちろく号は進行方向側)
右上:33番BOX席は座席の間に柱があるが窓は大きい。
左下:32番BOX席は座席の間に柱があるが窓は大きい。
右下:31番BOX席は座席の間に柱が無く一番大きな窓で車窓の景色を見るには最高(今回指定したBOX席です)但し片側は車椅子対応となってます。 -
3号車の2名BOX席のラウンドシートと車椅子対応シートの違い
左側の画像は32番33番34番BOX席、ラウンド状となっているため半個室のような感じです。
右側の画像31番BOX席は車椅子対応座席のため木製の取っ手が有りラウンド状の座席ではないですが、反対側座席の窓まで良く見えます。 -
3号車の後方車両(車掌室の前)に有る畳個室(4名から6名利用)この個室は大きな窓と左右の景色が見えるので最上級の座席でしょうか。
個室に入る入口前に下駄箱が有ります(もちろん個室内は土足厳禁)
車掌室の内ドアが有る関係でテーブルの位置が中央ではなく左寄りに有るので、食事をする場合は左側のシートに集まるのかな? -
右側のシートはテーブルが遠いのでゆったり出来そう!
でも、ベンチシートが内向きなので車窓を眺めるのは少し難点そう。 -
1号車へ向かいます。
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1号車の先頭車の1番前に有る4名から6名利用の畳個室、この個室は大きな窓と左右の景色が見えるのがいいですね。
食事の場合、テーブルが必要なので左に見える席をテーブル席に移動していただくのかな?
こちらは3号車の6名用の畳個室と違ってBOXタイプのソファーシートが並びます。
運転席ドアの窓から前方の景色を見る事が出来そうです。
こちらも個室に入る入口前に下駄箱が有ります(個室内は土足厳禁) -
1号車の3名利用のソファー席、赤色のシートが鮮やかです。
(13番、14ばん、15番、16番、17番)
1号車の3名利用ソファ席の窓割の位置は一致しています。 -
窓側から見た3名利用のソファー席はこんな感じです。
他の12番の6名用向かい合ったソファー席が1つ有りますが。窓割が悪く1部窓が小さくなっています。 -
南大分駅で列車交換による停車。
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16時34分、大分発湯布院行きの普通列車と交換。
この駅を出発すると停車駅(降車駅)の大分駅です。 -
210号線と交差し、左カーブの先が大分駅です。
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16時40分定刻で大分駅に到着しました。
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大分駅で5分ぐらい停車、次の駅が終着別府駅です。
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大分駅を出発すると進行方向右側には別府湾が見えて来ます。
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先ほどアテンダントさんに聞いたら最終駅の別府まで乗車するお客さんが一番多いようです。
自分も始発駅から最終駅が基本なのでその中のひとりです。
画像に見えるのは大分マリーンパレス水族館「うみたまご」大分マリーンパレス水族館「うみたまご」 動物園・水族館
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16時59分定刻で終着の別府駅に到着しました。
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別府駅に到着した「かんぱち」号。
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3号車の窓枠。
外から見ると、今回予約した手前の31番BOX席だけ大きな窓になっているのが良く分かります。 -
「かんぱち・いちろく」号
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別府駅に到着したら、激しい雨と近い位置でゴロゴロと稲光も伴なって歩くのは危険なので、別府観光は中止しました。
予定ではとり天定食料理と竹瓦温泉での日帰り風呂、グローバルタワーで夜景見学を予定していたので少し残念。
ソニック号の予約を変更して予定の時間より早く小倉・下関に帰りました。
前後半2回に渡りD&S列車かんぱち号の旅行記に訪問いただきありがとうございました。
2025年9月2日 投稿
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