またまたなぁ～んにもしない大分旅。ゆったりのんびりして、いいところですよ。

2025/08/22 - 2025/08/25

大分に行ってきました。３泊しました。
いいところですよ。ゆったり、のんびり。Doing nothingの贅沢。みなさん、行ってみてね。

エリア 大分市(大分)

　浜松町からモノレールを利用。去年まで品川まで行って京急で羽田に行ってたんですが、JAL MaaSというサイトでモノレールの切符を購入すると60マイル獲得できるキャンペーンをやっていたので、利用することにしました。車両は可愛らしいイラストが描いてありました。

　内部もかわいいイラストが。日本語の「かわいい」は今や世界共通語ですよね。

　羽田空港につきました。友人への東京土産を買ってスーツケースに入れてからチェックイン手続きに行きましょう。今回は11人分プラスα。

　ダイヤモンドステータスから平JGCに陥落したので、手前のファーストクラス用ではなくこちらのJGC会員チェックインカウンターから。それでも、セキュリティチェックも含めてあっという間に終わります。

　国内線のサクララウンジ。あれ？もしかしたら、羽田の国内線サクララウンジは初めてかも…。ダイヤモンドプレミアラウンジにあるようなおにぎりやパン、スープはありませんが、飲み物類とあられ類はサクララウンジにも同じものがあるんですね。知りませんでした。

　搭乗機は毎度おなじみのB737-800です。

　座席はいつもの15A。クラスJのすぐ後ろです。足元はクラスJよりむしろ広々としています。

　夏の雲がニョキニョキ。富士山は雲の下に隠れています。

　どのあたりかな？静岡県あたりでしょうか。

　羽田空港でドアが閉まってからの1時間半。あっという間に到着という感じです。

　大分空港のバゲッジクレームエリアではサンリオのキャラクターがお出迎え。

　空港から40分ほどのところに、サンリオのハーモニーランドがあるんですよね。子どもや孫が小さい時に何度かつれていってあげたよな～。
　
　前回来た時までは荷物に先立ってお寿司が流れてきてたんですが、なくなってる。あれ好きだったのになぁ。コンパクトな地方空港は預け入れ手荷物が比較的すぐに出てくるので、待ち時間が短くていいです。

　ロビーにも、キティちゃん。ご入浴中。非制限エリアに出てすぐ左側には足湯もあります。さすがおんせん県おおいたの空の玄関口！
　
　

　大分空港と大分市街地を結ぶ高速艇「ホーバークラフト」が何十年かぶりに復活就航したとのことでしたが、本格運行という感じではなく、本数も少なくまだまだ試験運行状態と言った感じでしょうか。

　というわけでちょうどいい便もなく、今回も、バスを利用します。2年前まで4枚券を購入すると1回あたり確か1,000円だったか1,100円だったかで利用できました。とってもお得だったのですが、今はその切符が廃止されて、２枚で3,000円、つまり実質運賃1.5倍になりました。ちなみに通常の片道運賃は1,600円（2025年8月時点）です。

　空港から大分市街地に向かう途中、別府湾の景色が見えてくると「おおいたにかえってきたなぁ。」という気分になります。

　高崎山と別府湾のコラボは大分県民心の原風景です。

　大分駅に到着しました。乗車時間は約1時間。西大分に到着するホーバーだと35分だそうです。でも、そこからまたタクシーで10分余りかかるので、わたしは多分これからもバスを利用するだろうと思います。

　JR大分駅。

　今回も3泊のうちに2泊はこちらのルートインホテルを利用します。

　駅から徒歩３，４分で、立地がよいのと、無料の朝食がつくから、よく利用させていただいてます。

　お風呂（大浴場）もあるんですよね。

　人工温泉ですけと…。

　ごく普通のビジネスホテルです。

　お腹が空いたので、何か食べに行きましょう。今夜は一人ですので、大分駅構内にある居酒屋横丁みたいなところでちびりちびりといきますか。

　チキン南蛮と焼き鳥に瓶ビール1本で1,200円！安い！！このチキン南蛮、レモン風味でさっぱりしてこの季節にピッタリでした。

　大分のカボスってご存じですか。四国のスダチとよく比較されます。関東ではスダチはよく見かけますが、カボスはあまり見かけません。かなり酸味が強いです。

　大分では焼き魚にかけたり、焼酎のカボス割りなどが大人気ですね。

　二日目。高校の同級生6人で飲みに行くことになっているのですが、それまでは特に何もすることはありません。

　ほぼ一日中部屋にこもってミニキーボードを弾いてました。夕方になるのを待ち、こちらに住んでいたころに行きつけだった美容院に行って髪を短く整えてもらいました。
　

ホテルルートイン大分駅前 宿・ホテル

　ホテルに戻ってシャワーを浴びてから出かけました。お店はホテルから徒歩5、6分。

　集まった友人は一人を除いて昨年の夏、ちょうど今頃一緒にマレーシア旅行をしてクアラルンプールで同窓会をした仲間です。楽しくて4時間あっという間に過ぎて、ホテルに戻る頃には大分駅の周辺は多くのお店が営業を終える頃で、ひっそりとしていました。

　翌朝。ホテルの朝食メニュー。

　無料の朝食とは思えない内容です。

　大分駅上野の森口（南口）側の広場。大分駅周辺は大規模な再開発がなされて、特にこの南口はおおいたいこいの道という名の幅100メートル、長さ444メートルの芝生広場があって、実に開放的です。モニュメントの向こう側にみえる建物はホルトホールという名の複合文化施設。

　南口の駅前広場から見た大分駅。めっちゃ広々としていて、この開放的な空間がわたしは大好きです。

　ホルトホール内1階の市民図書館。2階はこの4、5倍の広さ。外は暑いのでしばらくここで涼むことにしました。

　大分駅構内。週末や休日などには構内に機関車型ミニバスが走ります。屋上にはミニ軌道列車が走っていて、なんだかのどかというのか、全体的にのんびりとしていています。

　駅ビルのショッピングセンター（アミュプラザおおいた）1階通路に駅ピアノがあります。ちょっと弾いてみました。

　駅前のコーヒーショップでバームクーヘンを食べました。大分に帰ってきたらよくここで時間潰しをします。

　竹町商店街。

　中央町商店街。駅前から数100メール続く二つの商店街が交わる地点です。地元のテレビ局で、街角インタビューをするときは大抵この場所で行われます。

　ここ数年は、むかしからの個人店はどんどんと減ってしまいました。くすり屋さんのチェーン店や飲食店が沢山あって、一時のシャッターストリートからは脱却しつつあります。夕方になると結構賑わっているようです。

　3日目のお宿はこちら。今回も、JALマイルが2倍貯まるホテルを利用しました。
　
　チェックインの際に名前を告げただけで「いつもご利用いただきありがとうございます。」と言われました。そう言われてよく見るとこちらのカウンターの方、これまでにも何度か見覚えがあります。

ホテル日航大分 オアシスタワー 宿・ホテル

　西向きのお部屋を用意してくださいました。別府湾と高崎山。やっぱりこの景色にホッとします。きっと鹿児島の方にとっては、錦江湾と桜島の景色に同じ感覚を抱かれるのだろうなぁ。

　右側が大分銀行本店、その奥は大分中央郵便局、道路を隔てた左側奥が大分市役所。

　こちらは、大分に住んでいた頃の自宅がある方角。ここからだと徒歩7、8分。
　
　では、そろそろ出かけるとしましょう。今夜は、かつての職場の幹部職員が集まります。ちょうどわたしが定年退職を迎えようとしていた時に、大分市内でも新型インフルエンザに感染した方が増え始め、懇親会の類は一切禁止となっていたのですが、あれから5年余り経ち懐かしい人たちと再会できました。とても嬉しかったです。

　今回の旅行は二つの飲み会に参加するのが目的でしたが、もう一つ別の目的もありました。

　それは、ワンワールドの上級ステータスであるエメラルド復帰です。2月から始めた世界一周で、JAL便のFOPをあと1.3万ポイント貯めればJGCプレミアには到達できそうだったので、途中帰国中に羽田～大分、最終フライトとなるニューヨーク～羽田のあとに、そのまま札幌/旭川～羽田などのフライトを追加していました。

　それでも不足しそうな分についてどうしようか悩んでいたら、いつもいろんな的確なアドバイスをいただけるフォートラ仲間のHさんから、OKAタッチを勧められました。コスパが良くて、2往復2回で概ね補充できる見込みでいました。

　しかし、当該便のスケジュール変更内容が適切に通知されなかったことにより搭乗できませんでした。そのあおりで、別途予約していた乗り継ぎ便（ロサンゼルス～東京のJAL便）のチケットが往復ともに「無効」となってしまったのです。一応、JALさんに相談はしましたが、他社便の遅延欠航により搭乗できなかったため返金はできないとのことでした。

　このトラブルにより、単にYYC-LAXに搭乗できなかっただけでは終わりません。この航空券の購入代金の損失に加えて、LAX-TYO往復で見込んでいた約6千FOPもそっくり欠損することになってしまいました。さらに、当面の予定をすべて見直さなきゃならなくなりました。

　当然、カルガリーから帰国するための航空券も別途購入しなければなりません。これについては、その日にウェストジェットが成田に直行便を出している日で、直前でしたがさいわい預け入れ手荷物込みのエコノミーチケットが9万円程度で残っていました。

　しかし、わたしはロサンゼルスから一旦帰国したのち9月にロサンゼルスから世界一周の終盤の旅程を再開することにしていましたので、さらに東京～ロサンゼルスの片道チケットを改めて確保しなければならなくなりました。そちらをJAL便で購入し直そうとすれば、かなり高く（エコノミーで30万円近くに）なります。しかも、それでもまだエメラルドステータスには届きません。

　悲しいやら腹立たしいやらではありますが、少し冷静になって考えてみることにします。ここでさらに費用をかけてまで上級ステータス復活を目指す？追加費用は一体いくらになる？世界一周完了後に達成したとして、そのメリットを享受できるのはどのくらいの期間？その間にどれくらいワンワールドのフライトを利用する？

　そんなことをいろいろと考えているうちに、エメラルドステータス復帰をあきらめることとにしました。仮に、クアラルンプールにビジネスで往復するか、またはシドニーにプレエコで往復すれば上級ステータス復帰に必要となる残りのFOPは概ね補充できそうです。しかし、タイムセールなどのキャンペーンを利用したとしても、その額は35万円程度となります。これまでに被った損失と合算するとコスパが悪すぎます。

　頭を抱えながらわたしはなんとかもっと安くロサンゼルスまで行けないか考えました。JALマイルを使って燃油サーチャージがかからないアメリカン航空の便を確保することにしました。当然、マイル交換の特典航空券では搭乗マイルもFOPも加算されませんが、この方法なら費用的には数千円で購入できます。

　一方、わたしは、本来被る必要がなかった損害の補償に関して、代理店とのやり取りをかれこれふたつ月ほど続けています。その中で、航空会社からは全額返金に応じていただいたものの、代理店側からは7月18日の段階ですでに全面的に自らの非を認めていただいているにもかかわらず、なかなか進展は見られません。
　
　なお、カルガリー で何が起きたかの詳細は「7/9完　第3章第2幕　帰国直前に最悪事態発生編（世界一周　中盤　欧州と北米12か国巡る7週間）」に記載しています。もし関心がおありでしたら、こちらのURLからご覧ください。

　https://4travel.jp/travelogue/11989443

　朝一番、始業前にかつての職場に顔を出して後輩たちと少しお話をしました。そのあと、空港バスの待ち時間にまたまた駅前のドトールコーヒーに立ち寄りました。モーニングセットのホット・サンドイッチとコーヒーをいただきました。
　
　復路便の90分前に空港に到着しました。大分空港は市街地から遠いのであまり評判はよくないらしいですが、途中の景色は良いし、チェックインからセキュリティチェックを済ませて搭乗口まで移動距離も短く、混雑していても20分あれば十分なくらいスムーズです。地方空港のよさですね。わたしは大好きな空港です。

大分空港アクセスバス (大分交通) 乗り物

　国際線ロビーはこちら。そう言えば、友だちに会いに行くのに、随分前にここから釜山行きのt-way航空を利用したことがありました。

　いまはそのルートはなくなって、コロナ禍の頃は国際線は完全休止状態でした。今は、ソウル（チェジュ）と台北（タイガー）の路線が飛んでいるみたいですね。もう、ここを利用する機会はなさそう。

　そう言えば、大分空港はスペースポートになるって数年前に話題になっていましたが、その後どうなったのでしょうね。

　ホーバーターミナル。この時間は閉まっていました。

　羽田空港にもどりました。沖止めでした。バスでターミナルビルまで案内されました。途中、ターミナルビル拡張の工事現場が見えました。工事現場の方々、暑い中本当にお疲れ様です。

　ターミナルビルに到着するとA350-1000の機体が間近に見えました。世界一周の最終フライトでニューヨークから帰国する際にこちらの機材のフライトを利用します。

　実は、フォートラで仲良くしていただいているHさんから「ワンワールドエクスプローラーのビジネスクラスだから45,000マイルでファーストクラスにアップグレードの申請ができるよ。」と教えていただき、ヨーロッパ周遊中に申請してました。キャンセル待ちでしたが、実は先月中旬にカルガリーから一時帰国した直後にJALさんから、アップグレード可の連絡がありました。ビジネスクラスのさらに上を行くんですよね。初のFクラス。シートもアメニティも食事や接客も、すべて楽しみ。

　人生、谷あり山ありですねぇ。世界一周の終盤（北米、中・南米）は2週間後に再開します。次回、またお会いできたら嬉しいです。

　では、今回の旅行記はこれでおしまい。ご覧いただきありがとうございました。