新潟佐渡　2025年７月

2025/07/20 - 2025/07/22

　有休がとれ、天気も良さそうなので、佐渡に行きました！！！

エリア 佐渡島(新潟)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

定刻の８時に松山空港出発。

伊丹空港で乗り換え。

越後平野と阿賀野川。越後平野は、日本最大の沖積平野。阿賀野川や信濃川が形成した平野ですね。

さすがは米どころの風景です。越後平野は、全国第２位の広大な農地面積を持ち、特に米の生産量は日本一を誇ります。昼夜の寒暖差が大きい気候と、雪解け水がもたらす清らかな水が、おいしいコシヒカリを育てます。

１１時には新潟空港に到着しました。

新潟空港 空港

米る（まいる）くん。

新潟港までは、ミニライナーに乗ります。

ミニライナー。

新潟港に着き、ジェットフォイル乗り場へ。

新潟港 (フェリーターミナル) 乗り物

ジェットフォイルに乗り、１２時５５分出航。船体を海面から浮上させて航行する「海の飛行機」。時速約80kmで航行し、揺れが少ないです。

佐渡島が見えてきました。日本海最大の離島。見えるのは、大佐渡山地かな。

１４時０２分、両津港到着。海洋性気候だから、夏は少し涼しいと思っていましたが、気温３３度です。

両津港 乗り物

島内は、路線バスを使います。３ｄａｙパスを購入。

両津港佐渡汽船バス停から、南線の路線バスに乗ります。１４時１２分に出発。

２０分ほどで、トキの森公園到着。

トキの森公園 公園・植物園

資料展示館とふれあいプラザに入ります。

まずは資料館へ。

剥製などが見れ、トキについて勉強できました。トキはかつて日本各地で身近な鳥でしたが、明治時代以降、乱獲や農薬の使用、生息地の開発などによって数を激減させました。1981年に佐渡島で最後に残った野生のトキ5羽が保護され、飼育下での繁殖が試みられました。しかし、2003年に最後の日本産トキ「キン」が死亡し、日本産のトキは野生・飼育下ともに一度絶滅しました。

続いて、トキふれあいプラザへ。

トキふれあいプラザ 動物園・水族館

ガラス越しにトキを見れました。トキは、1999年に中国からつがいが贈られ、人工繁殖が再開されました。2008年からは、佐渡島で放鳥が開始され、再び日本の空を舞うようになりました。

サドッキー。

トキのポスト。

再び路線バスに乗り、佐和田バスステーションへ。

佐和田バスステーションから歩いて１５分ほどで、宿泊場所である「島のホテル」に到着。

島のホテル 宿・ホテル

ホテルと同じ建物内にある「されどおにぎり」で夕食。

夕食。佐渡産コシヒカリは、魚沼産と並ぶブランド米として高い評価を受けています。佐渡産は「ややさっぱり」とした上品な食感で、バランスが良いと評価されています。冷めても美味しさが持続するため、おにぎりやお弁当にも最適とのこと。

佐和田の海辺を散歩。水平線に沈む夕日を見ようと思いましたが、日は二見半島に暮れていきました。二見半島の段丘地形が見れました。

佐和田海水浴場 ビーチ

この砂浜は、６０００年前ころからでき始めた砂州が発達し、砂丘になったものだそうです。

宿舎に戻り、休みます。

２１日、宿舎を出発。

島のホテル 宿・ホテル

６時５３分、佐和田バスステーションから、本線の路線バスに乗ります。

７時１３分、相川のバス停に着きました。

旧相川税務署本館前を通ります。

西坂を登っていきます。

佐渡版画村美術館の前を通過。

佐渡版画村美術館 美術館・博物館

佐渡奉行所跡。佐渡は江戸幕府の財政にとって非常に重要な場所。江戸幕府の直轄地（天領）でした。佐渡奉行所の最大の特徴は、一般的な奉行所（行政、裁判、警察などを担う）の機能に加えて、日本で唯一、金銀の精錬や貨幣製造の機能も併せ持っていたことです。

佐渡奉行所 名所・史跡

まだまだ歩きます。

金山の片鱗が現れてきました。

佐渡金山の表示。2024年に「佐渡島の金山」として世界文化遺産に登録されました。

旧佐渡鉱山採鉱施設間ノ山下橋を通過。

相川のバス停から約４０分の散歩でした。

宗太夫坑（そうたゆうこう）。江戸時代初期に開削された手掘りの坑道。

宗太夫間歩(佐渡金山遺跡) 名所・史跡

８時からだからまだ開いていません。

佐渡金山遺跡 美術館・博物館

佐渡金山コース１５００円のチケットを購入。開館を待ちます。

いざ開館。一番乗りです。

まずは、江戸時代の採掘坑道「宗太夫坑」コースへ。

坑道内は、採掘作業の様子を、人形を使って再現していました。かなり涼しいです。

重量１２．５㎏の本物の金塊。時価２億円以上とか。金塊はケースの中にあり、実際に触れます。

佐渡金山 展示資料館 美術館・博物館

入り口に戻ります。続いて、明治以降の機械掘坑道「道遊坑（どうゆうこう）」コースへ。

坑道の中の気温です。

トロッコのレールや、採掘に使われた機械類がありました。

江戸時代のコースとは異なり、採掘の近代化が見てとれます。平成元年（1989年）に400年近くにわたる操業を終え、閉山しました。

坑道から一旦外に出ると、佐渡金山のシンボルである「道遊の割戸（どうゆうのわりと）」が見れます。掘り進んだ結果、山がV字に割れています。

道遊の割戸 自然・景勝地

この金山が江戸幕府の財政を支えたのですね。江戸時代の最盛期には、世界最大級・最高品質の金を産出しました。

約３時間、佐渡金山遺跡を満喫しました。１０時４０分、バスに乗り、次は宿根木へ行きます。本線で佐和田バスステーションへ行き、そこから小木線に乗り換えます。

１２時３７分、宿根木到着。

宿根木の町並み 名所・史跡

海岸では、たらい舟体験ができます。海水の透明度も抜群でした。

宿根木は、廻船業と造船で栄えた集落です。

国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。

狭い路地に沿って、土地の形状に合わせて建てられた三角形の家屋。

１時間ほど宿根木を散策し、路線バスに乗って佐和田バスステーションに戻ります。

バスの中から、日本海を眺めます。

　佐渡産コシヒカリがつくられているのかな。
　トキ資料館の説明によると、絶滅したとされたトキが野生復帰した佐渡島では、トキの餌となる生き物を育む環境を維持するため、農薬や化学肥料の使用を減らす「生きものを育む農法」が導入され、トキの餌場となる環境づくりが進められています。この取り組みは、国際連合食糧農業機関（FAO）から「世界農業遺産」に認定されました。
　野生のトキも見たかったな。

２２日、最終日です。朝の散歩。佐和田海岸からの眺め。

９時１３分、佐和田バスステーションから本線の路線バスに乗り、９時５６分両津港に着きました。

両津港 乗り物

このカステラをお土産に買いました。

１１時１５分、両津港発のジェットフォイルに乗ります。

新潟港まで運んでくれる、ジェットフォイル「すいせい」。

佐渡汽船 ジェットフォイル 乗り物

素敵な思い出をありがとう、佐渡島。

この旅行記へのコメント （1）

• こつまなんきんさん 2025/12/02 21:40:19

  フォローありがとうございました

  ゆきたびひろ様　フォローありがとうございました。
  
  新潟の旅、勉強させて頂きました。いつもレンタカーを
  使用しない旅なので佐渡ヶ島は不便なんだと思っておりましたが
  ゆきたびひろ様の旅行記でこれは行ける！と思いました。
  
  私の行きたいところを旅されていますので、旅行記
  ゆっくり拝見させて頂きたいと思います。
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  こつまなんきん