初めての重慶 女二人旅part3 火鍋と洪崖洞

2025/08/08 - 2025/08/11

2025年8月のお盆休みを利用して旅行した重慶の旅行記です。part3では重慶観光のハイライトでもある洪崖洞について書きます。

エリア 重慶(中国)

洪崖洞へいざ出発。ホテルのある朝天門からも歩けそうでしたが、暑さが厳しいため地下鉄を使い小什字駅から向かいました。

街を歩いているとアナログな看板を発見。電話番号などが書かれていました。

洪崖洞の頂上部が見えてきました。

ちょうど夕暮れのタイミングで、夕焼けが綺麗でした。橋から重慶の街並みを眺めます。光景だけでいくと、香港と近しいものがあるかもしれません。

洪崖洞のモチーフを発見。この場所の特徴をよく表しています。

入り口には大きな地図がありました。しかし、見てもよくわからないのが本音です。

入り口から少し内部を覗いてみます。防空壕を改装して作った火鍋屋さんの看板がありました。ただし実際には防空壕がない場所でも同じ名前でお店を出しているようです。

上のフロアにいるうちはまだまだ明るく日が暮れそうにないため、目に入った火鍋屋さんで夜ご飯を食べることに。洪崖洞の名前が入った酸味の効いた飲み物を注文しました。

メニューの中で気になったじゃがいもの千切りが到着。食品ディスプレイのように箸が浮いています。

辛い火鍋にはゴマだれとごま油をつけるのですが、ごま油は一人一瓶未開封のものが用意されます。こちらはお通しのような感覚で、初めから料金に含まれるものです。辛さを中和してくれる、魔法の調味料でした。

火鍋の辛さを満喫したあとは、いざ夜景を見に出発です。日が暮れたこともあり、人が多いです。

お店を出て、ザワザワしている方向を見るとドローンショーが開催されていました。遠くからでもよく見えるため、かなりの台数が投入されていることが伺えます。

少しずつ姿を変える様子です。ずっと眺めていたいところを堪え、11フロア分の下り階段を目指します。

内部の階段を下っていると、観光地お馴染みの看板「〇〇であなたを待っています」に遭遇しました。

内部もさぞかし混んでいるのだろうと覚悟していましたが、場所によりけりでした。こんなふうに人っ子1人見当たらない路地があることにも驚きです。

ちょうど半分くらい階段を降りたところで外に出ました。左右には屋台やお土産屋が並び、上海の豫園に似た雰囲気を感じます。

中腹から外を見た様子。夏休み期間のため、人の多さもピカイチです。

屋台の食べ物はこんな感じ。定番の串焼きや臭豆腐、フルーツジュースのお店などが多くありました。

中にはこんなふうに立派な暖簾がまえのレストランもあり、観光客で賑わっていました。

再び室内に入り階段を下っていきます。室内はこうした写真撮影のための貸衣装店が数百の単位であり、客引き合戦がものすごいことになっていました。

子供向けのお土産屋さんではラブブの偽物がたくさん販売されています。香港の女人街でも今のトレンド商品が偽ラブブだったことを思い出しました。

先ほど上から見ていた橋のふもとへ来ました。のんびりお土産屋さんなどを見ながら歩いたこともあり、40分以上はかかりました。

橋のふもとから地下の駐車場エリアを抜け、とうとう、憧れの洪崖洞の夜景が目の前に。重慶の街ならではの立体感あふれる光景に、疲れも吹き飛び興奮しました。

高低差が激しいため、真後ろにはすぐ高層ビルが広がるダイナミックな光景です。

3歩あるくごとに一眼で写真をとってくれる客引きに声をかけられていたのですが、頑なに無視していたところ、俺ならこんなふうに撮れると見本を出してくる人に遭遇。混雑もあり、素人のスマホ写真では限界があったためお願いし何枚か撮ってもらえました。加工ありで1枚30元。英語も話せて、日本への旅行経験もある親切なお兄さんとの束の間のやりとりを楽しみました。

反対側の側では数分おきにド派手なクルーズ船が通ります。船上から眺める重慶の夜景もきっと素晴らしいものでしょう。

1番人気の撮影スポットを抜けると、人はもうまばらになります。そのまま1.5キロほど先のホテルへ歩いて帰ることを決めたため、最後はのんびりと夜景を目に焼き付けました。

まるで不夜城のような見た目をしていますが、ライトアップは日没から4時間程度のようでした。ただし、火鍋屋さんは24時間営業の店が多いため、夜まで別の場所に出かけた際に立ち寄るにも便利そうでした。

ホテル近くへ一気にワープできる階段を見つけることができました。階段の途中にも民家(マンション)が建ち並びます。

重慶ならでは！を満喫した1日でした。