【杭州～上海】4泊5日現金ゼロ旅 -- 後半・上海 編

2025/06/10 - 2025/06/14

20年ぶり(！) の上海と初杭州。
電子決済や清潔さや交通の進化ぶりに驚きつつ、こんなにスムーズに楽しめた旅行は初めてかもと感じた4泊5日の記録・後半の上海編です。

今回は気になっていた施設や、上海市街から疲れずに移動し楽しめる老街などを中心に巡りました。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機

ホテルの朝食バイキング会場から見える西湖。
晴れていたらとっても眺めがよさそうです。

今日は上海へ向かいます。
杭州東駅は人がたくさん。

帰りの便もTrip.comでさっくり予約。
結構直前でも席は取れます。

高鉄の駅は、決められた搭乗時間までこのエリアで待つ必要があり、ゲートが空いて初めてホームに降りることができます。

私も搭乗口で待機中。15分前には並んだほうが良いようです。
飛行機みたいですね。

駅はきれいで、食べるところやお手洗いも十分揃っています。

杭州東駅 駅

上海虹橋駅到着。
本当は途中で水郷の街などにも寄りたかったのですが、体力的にしんどかったのと、待ち時間などがいまいち読めなかったので今回はキャンセル。

位置的に上海から気軽に楽しめる七宝老街へ向かいます。

移動前にスーツケースを預けるため虹橋駅の地下に来ました。
QRコードをかざして預け入れから支払まで完了するロッカー。
今回はこれに挑戦。

その横にあったレンタルバッテリーも中国で初挑戦。
肝心のスマホとQRの充電はレンタルバッテリーで補充します。
どこにでもあるし使った時間だけ料金がかかるものなので安心です。

地下鉄で七宝駅まで移動し、老街の入口に来ました。

七宝の街の犬。

スイカジュース推しだったので一杯いただきます

整えられた老街もいいけど、対岸のうらびれ加減が刺さります。

広すぎず、でも老街のエッセンスをふらっと気軽に楽しめる場所でした。

夜はホテルにチェックイン後、夕飯を求めてふらふら歩いていたら南京路に着きました。

横道に入った小吃店で夕飯にします。
店員さんとお友達らしき人たちがワイワイ。

お店おすすめの牛肉麺です。
肉にもスープにも味がしっかりついていて日本人好みの味だと思います。
美味しかった。30元くらい。

歩いて宿に戻る途中の大世界。

一夜明け、実質中国最終日です。

お目当ての場所に向かう途中の病院の裏口にあったスローガン。
「混ぜればゴミ、分ければ資源」って日中共通で使うフレーズなんだな～と思ってパシャリ。

1933老場坊に来ました。

1933 老場坊 散歩・街歩き

モダンな建物のここは、食肉用動物たちの元屠殺場だそうです。
今はリノベーションされて商業や事務所、スタジオなどが入った施設になっています。

日本ではなかなかない感覚に興味があって訪れました。

1933 老場坊 散歩・街歩き

1933 老場坊 散歩・街歩き

1933 老場坊 散歩・街歩き

1933 老場坊 散歩・街歩き

1933 老場坊 散歩・街歩き

1933 老場坊 散歩・街歩き

1933 老場坊 散歩・街歩き

1933 老場坊 散歩・街歩き

老場坊の道先案内ネコ

1933 老場坊 散歩・街歩き

施設を出て駅へ。
このあたりの雰囲気はどこか東欧的な異国情緒があります。

中国に来てからずっと本場のチャーハンを食べようと思っていたのに、私の行く先にはどこにもチャーハンがなく。
ところが見つけました！
日月光ショッピングセンターの地下、奥の方のお店です。
お値段は40元程度でボリューム満点のエビチャーハンいただきました。

ここには他にも日系のおなじみの店から美味しそうな一人火鍋の店などたくさんあり、選び放題です。

日月光中心広場 ショッピングセンター

食後の腹ごなしにショッピングセンターを見ていると、スーパーに生鮮食品が並んでいました。
半玉で12元。安い！それでもここは上海の一等地なので
ローカルなお店ならもっともっとお安いのでしょう。

えのきにいたっては0.9元！

田子坊も来たことがなかったのでさらりと覗いて楽しみました。

上海で一番美味しいエッグタルトと聞いたので一つ購入。
濃厚でおいしかったです。
エッグタルトって普段日本でなかなかお目にかからないなぁ。

地下鉄移動で緑地繽紛城へ来ました。
なんとなく六本木ヒルズ的な雰囲気があります。

お目当ての映え本屋さんこと鍾書閣です

大きくはありませんが、天井の鏡張りや照明が映えを演出します。
日本でも蔦屋書店の台頭であまり珍しい感じはなくなりましたが、他の国の本屋さんはやはり楽しいですね。
日本の書籍の中文訳も多かったです。

鍾書閣内部

ずっと地下鉄移動で上海の町並みを見ていなかったなと思い、
帰りはDiDi（滴滴）に挑戦しました。

アプリで呼び出し、あらかじめ決まった額を決済します。
その後タクシーが着いたら自分の電話番号下四桁と運転手さんと確認する、という仕様。
下四桁の中国語発音が聞き取りできれば、とりあえず使えます。

ホテル預かりの荷物を受け取りにホテルに戻りました。
こちらは徒歩と電車移動の場合、場所がちょっと微妙に距離がありましたが
便利な立地でした。
豫園も新天地も徒歩圏内なので観光地巡りには良いホテルだと思います。

夕方まで荷物を預かってもらっていたのでそれを受け取り
浦東空港近くのホテルへ移動し、朝イチの飛行機で帰ります。

マグニフィセント インターナショナル ホテル（新天地 人民広場） ホテル

翌朝6時の浦東空港から見る高速道路。
ようやく晴れのようです。

朝から頑張って早起きしたのに、飛行機は2時間遅れ。。。
（前日メールが来ていたのに見逃していた）
誰もいない空港でyoutubeなど見てのんびりします。
電源もあって至れり尽くせり。

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ここまで結局１元も現金を使うことはなく旅を終えることができました。
しかもAlipayはデビットカード登録で使えるので本当に便利でした。

上海も杭州も街がとてもきれいで、なにより
蒸し暑い6月の旅行なのにもかかわらず嫌な異臭などが全く無いことに驚きでした。

少なくとも観光に力を入れているエリアでは
衛生的に眉を潜めるような光景などを目にすることはなく
全工程快適な旅立ったと思います。

春秋航空便は座席のリクライニングがありません。
が搭乗時間は2時間半くらいなので、
好きなラジオ番組を聞いている間にあっというまに茨城に到着。

駐車場は無料で利用でき、そこからすぐ家に帰れるせいか、
なんだか帰宅しても海外に行っていた疲れはあまり感じることがありませんでした。

そしてなにより不快や面倒くささをほぼ感じず
純粋に楽しく観光できた今回の上海杭州旅行でした。

特に杭州はまだまだ見どころがたくさんで、
自然も街も文化も楽しめるエリアでした。近い内にまた行きたいです。