バングラデシュ　一人旅　ダッカ

2025/08/02 - 2025/08/07

　2025年7月23日から8月7日までスリランカ、インド、バングラデシュを一人旅で回ってきました。どこも貧しいアジアの国々ですが、コロンボ、チェンナイ、コルカタ、ダッカと都市を移動するたびに旅行に関して治安と衛生状態の難易度が上昇していき、ラスボスはバングラデシュのダッカでした。アジアの最貧国、衛生状態はアジア最悪、道路は水たまりだらけでボコボコ、歩道のタイルはほぼすべてあさっての方向を向いています。車、CNG（三輪タクシー）、リキシャ、単車の警笛音はなりっぱなし。排気ガスは町中をおおい、とにかく空気が悪いです。
　無法地帯のカオスです。でもこの国の人々は超親日的でした。「おまえはどこからきた？チャイナか？」「ジャパンから来た」「おお、ジャパンか。JICAはすごい、メトロを造ってくれた。皆、日本人大好きだ」。別にリキシャやCNGが安くなることはなかったけど、コルカタよりはるかに人間が親切でした。国は貧しくても心は温かい。
　大気汚染、不衛生、悪路、超渋滞、でもここの住人は善人ばかりです。この旅行の目的は列車の屋根に乗っている人々の写真を撮ることでした。雑誌やネットで見たことはあったけど「ほんまかいな？」という感じでした。ダッカ中央駅、空港鉄道駅に合計3回チャレンジして、ついにカメラに収めました。バングラデシュのお盆の時期だけではありません。列車の屋根に乗る人々は寒くない時期はたぶん、いつも存在します。寒い時期はわかりません。超危険な場所で無賃乗車で移動して彼らはどこへ行くのでしょう。
　ダッカの街はカオスそのものです。規制というものが全くないような世界です。バイクやリキシャは好きなように移動しています。道を渡るにも命懸け（信号がほとんどありません）。地元の人のあとについて渡ります。1日３回ぐらいリキシャやバイクに接触します。ただの打ち身であれば幸運。私は運がよかった方だと思います。海外旅行の経験が少ない人にはここに刺激が強すぎます。この国は65カ国目ですが、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、インドあたりを旅行してからここに来れば違和感は少ないと思います。
　帰りはタイ航空でダッカから大阪へ。一番安いチケット（ダッカから大阪まで片道約44000円）なので座席の予約は出発24時間前にならないとできないと言われましたが、ネットで24時間前に試みたが座席は決められなかった（座席指定不可のチケットらしい）。仕方なく２時間半前に空港でチェックイン時に「通路側がほしい」といったらダッカ-バンコク、バンコク-大阪間をどちらも通路側にしてくれました。おまけに左は空席でビジネス席のすぐ後ろのほうの席。エコノミーでは良い部類の席のような気がする。眼鏡をかけた無愛想なお姉さんだったけど、かなり親切な配慮だった。やっぱりバングラデシュ人は超親日か？JICAの威力はすごいのか？
　私は海外旅行するときに、予防注射をしたことはことはなかったですが、今回は「ジフテリア、破傷風、百日咳の3種混合ワクチン」を2回接種しました。これは短期旅行者のメニューですが長期滞在者は多くのおすすめワクチンがあります。ネットで調べてください。

エリア ダッカ(バングラデシュ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ダッカの中央駅　　Kamalapur Railway Station
屋根の上の乗客はいるか？
昨日に続いて今回で２回目の駅訪問。

ダッカの中央駅　　Kamalapur Railway Station

駅の時刻表。全く読めません。

Kamalapur Railway Station
ダッカの中央駅
切符を買わなくても入ることが可能でした。

Kamalapur Railway Station
一人だけ屋根の上の乗客、発見。寝ています。

Kamalapur Railway Station
一人だけ屋根の上の乗客。起こそうとしている？
「お兄さん、到着してますよ」

Kamalapur Railway Station
一人だけ屋根の上の乗客
今日は一人だけでした。

ガムチャのハンカチ　1枚36円　（10枚ぐらい買えばよかった）
ガムチャ　ロングサイズタオル　240円
綿織物のタオルのような生地です。綿製品です。肌触りがいい感じです。

これはメニュー。左上のRICE BALLを注文。
Masala Chicken
マサラ=複数の粉末の香辛料を混ぜ合わせたものらしい

Rice Ball 激辛チキンライスでした。
メトロの終点の近くの店で食べました。
３時間ぐらい胃の中が燃えていました。

ホテル近くの中華レストランでワンタンスープを注文。味はBマイナス
三人分ぐらいあった。やや古い肉の味がしたので心配したがお腹は無事であった。
野菜サラダはドレッシングがベトベト。Cマイナス

ダッカ中央駅は諦めて、メトロの終点でで空港近くのウッタラノース駅から電動リキシャで「空港鉄道駅」に来ました。途中で、道路の反対側に下ろされて7～8分歩かされましたが、徒歩で駅にやってきました。空港から徒歩10～15分らしい。歩道橋から駅の方を見ると、列車の上に人が乗っているのが見えました。これは写真を撮れる可能性が高いか?

駅構内に入って列車が来るのを待ちます。プラットホームをつなぐ陸橋の上で列車を待ちます。約20分待機しました。このためにスリーフォーサーズの望遠レンズも持参。陸橋の上ではバングラデシュ人が私のところにやってきます。「どこからきた？」「ジャパン」「ジャパンか、すごいな」「そのカメラはすごいな（PanasonicのLumix)。俺を撮ってくれ」こんな会話が延々とつづきます。5人ぐらいが私の撮影を見ています。「おい、列車が来たぞ。チャンスだぞ。」みんな私の撮影を応援してくれます。

ついに列車が来た。あれ？すでにだれか屋根に乗っている。

間違いありません。すでに誰か乗っています。

すでに屋根に誰か乗っています。

乗り込み開始？

屋根の上に移動する方法。

乗り込み完了。

屋根の上の乗客。

屋根の上の乗客。

二人は同郷？

屋根の上を前方に移動しています。

屋根の上を前方に移動しています。

屋根の上で待機。

屋根の上を前方に移動しています。

屋根の上を前方に移動しています。

屋根の上を前方に移動しています。

屋根の上を前方に移動しています。

もうすぐ列車は発車です。

もうすぐ列車は発車です。

もうすぐ列車は発車です。

この辺で座ろうか。

もうすぐ列車は発車です。

もうすぐ列車は発車です。すべらない？大丈夫？

すべらない？大丈夫？

検札が来ないぐらい内部は混雑している模様。プラットホームで待機している人の数が異常に多かった。

Baitul Mukarram National Mosque　ホテルから徒歩10分
バイトゥル ムカラム、正式にはバイトゥル ムカラム国立モスクは、バングラデシュの国立モスクです。バングラデシュの首都ダッカの中心部に位置します。このモスクは 1968 年に完成し、42,000 人以上の礼拝者を収容できます。ウィキペディア

バイトゥル ムカラム国立モスク

バイトゥル ムカラム国立モスク

バイトゥル ムカラム国立モスク

バイトゥル ムカラム国立モスク

バイトゥル ムカラム国立モスク

バイトゥル ムカラム国立モスク

バイトゥル ムカラム国立モスクの外側は露店が並んでいます。
これはサトウキビジュース販売。

バイトゥル ムカラム国立モスク近くの露店

バイトゥル ムカラム国立モスク近くの露店

バイトゥル ムカラム国立モスク近くの露店

今回のホテルはCentral Inn
まずまずのホテルです。一泊約3400円はコスパ最高。ロケーションもよかった。

持参したPCをTVにつないでMLB野球鑑賞。AbemaTVに1ヶ月入りました。
筑波大学の無料VPNを使用して鑑賞しました。HDMIコードは持参。
ここまでして野球見る？　私はMLB大谷選手の信者です。
100年に一度の選手なら、この選手が最初で最後の二刀流でホームランキング。
長生きはするもんじゃ。すごい選手を見ることができた。

ホテルの部屋16階から見たダッカ市内の風景。大気汚染がひどいのでススボケています。

周辺お道路はこんな感じ。歩くたびに足裏のマッサージになります。
ダッカに済むと空気が悪く、衛生状態が良くないので寿命が5～8年短くなるそうです。私はもう短くなってもあまり変わらないので大丈夫。

単車は二人乗りが多い。4人乗りまで見ました。エンジンは125ccぐらいです。
道はどこも大渋滞です。

メトロ車内。皆、大人しく乗車しています。

Ahsan Manzil Garden　アッシャン・モンジル
アフサン・マンジルは、バングラデシュのダッカ、ブリガンガ川沿いのクマルトリ地区に位置する歴史的な宮殿です。かつてはダッカのナワーブ（太守）の住居兼本拠地であり、オールド・ダッカ遺産に指定されています。現在は博物館として利用されています。 ウィキペディア

Ahsan Manzil Garden　アッシャン・モンジル

Ahsan Manzil Garden　アッシャン・モンジル

Ahsan Manzil Garden　アッシャン・モンジル

Ahsan Manzil Garden　アッシャン・モンジル

ブリゴンガ川　Ahsan Manzil Gardenの近くですが水の汚染は酷い。

ブリゴンガ川
泳いでいる人を別の場所で見ました。昔の道頓堀川より汚いと思う。
臭いがひどいので汚染がひどいと思う。川の向こうは貧しい人のスラム地区らしい。そこを見学するツアーもあるとのこと。500円ぐらいで案内するよと言われたけど遠慮しました。

ブリゴンガ川
ゴミが多い、臭いがひどい

ブリゴンガ川を移動する船舶の乗り場。
川を下って南の都市チッタゴン方面に行くことができる。
この周辺はオールドダッカと呼ばれる地域で、道は狭く、商店が集中している。歩くだけで神経をすり減らす地域です。

Lalbagh Fort ラールバーグ砦は、バングラデシュのダッカ旧市街に位置する歴史的な砦です。その名は、近隣の「赤い庭」を意味するラールバーグに由来しています。ラールバーグという用語は、ムガル建築における赤みがかったピンク色の色合いを指します。最初の砦はオーランガバード砦と呼ばれていました。 ウィキペディア

Lalbagh Fort ラールバーグ砦
ここだけ広々しています。この周辺は超過密な地域で、歩くのも大変です。

Lalbagh Fort ラールバーグ砦

Lalbagh Fort ラールバーグ砦

Lalbagh Fort ラールバーグ砦

Lalbagh Fort ラールバーグ砦

Lalbagh Fort ラールバーグ砦

Lalbagh Fort ラールバーグ砦

SREE SREE DHAKESWARI NATIONAL TEMPLE
ダケーシュワリー寺院　　ヒンズー教寺院
12 世紀に建てられたセーナ朝様式のヒンドゥー教寺院。

SREE SREE DHAKESWARI NATIONAL TEMPLE
ダケーシュワリー寺院　

SREE SREE DHAKESWARI NATIONAL TEMPLE
ダケーシュワリー寺院　

SREE SREE DHAKESWARI NATIONAL TEMPLE
ダケーシュワリー寺院　

ホテル周辺の道路

街は革命１周年記念の行事がいくつかありました。
平穏でトラブルはありませんでした。

街は革命１周年記念の行事がいくつかありました。

街は革命１周年記念の行事がいくつかありました。

街は革命１周年記念の行事がいくつかありました。

ホテル周辺の露店

ホテル周辺の道路

ホテル周辺の道路
イスラム教徒の女性

ダッカ　メトロ　Rapid Pass。　ICOCAのようなカードで超便利。
ダッカメトロの利用に便利なアプリとして MRT Buddy (for Dhaka City) があります。このアプリは、ダッカメトロのICカードの残高確認、取引履歴の確認、運賃計算などが可能です。「MRT Pass」の新規購入は、窓口でのみ可能。
ただし購入時に電話番号（現地sim の電話番号表記シールを見せた）、氏名（パスポートのコピーを見せた）が必要。料金800タカ。購入時は600タカの料金込み?

MRT Buddy (for Dhaka City)アプリの残高表記
まだ402タカ使えます。誰かにあげたいけど、名前、電話番号が登録済みなので持ち帰りました。