岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

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2025/07/30 - 2025/08/01

26位(同エリア265件中)

エリア

各務原(岐阜)

海老名からは大山が見えました

レンブラントホテル海老名宿・ホテル
夕方は都心が混んでて、厚木まで思う以上に遠く、泊まることに
海老名泊は、圏央道と東名の分岐点でとても便利
おそばがおいしい

遠州森町PA (下り) 道の駅
飛鳥

かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫美術館・博物館

サルムソン

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館美術館・博物館
航空機の黎明期

日本は欧米から学ぶことから始まった
飛燕

昭和を生きた女性パイロット

かみなか　すずこ

上仲鈴子ってどんな人?

岐阜県で生まれ育った女性パイロット。男性に伍して働きたいという強い意思をもって飛行機の操縦に挑んだ。二つの大きな功績はいずれもサルムソン2A2で達成された。
1912年　高山市で生まれる。
大阪-東京単独無着陸飛行

1933(昭和8)年7月、サルムソン2A2に搭乗し、女性パイロットとしては我が国初となる、大阪・東京間の単独無着陸飛行に成功した。元々は満州への語間飛行に向けての練習として行われたもので往復ともに車独無霸陸飛行を行う予定だった。住路では 6月27日に東京を出発し、7月2日には大阪へ到着したものの、悪天候に阻まれ単独無着陸とはいかなかった。7月10日、成功を期して挑んだ復路は順調で3時間42分のフライトの後、東京の羽田飛行場に着陸した。

鄉土訪問飛行

当時は操縦士による郷土訪間飛行がよく行われており、1935(昭和10)年9月。サルムソン2A2に搭乗し、土訪問飛行を行った。飛行場では多くの人が出迎えた。その中には父之助の姿もあった。この郷土飛行の成功を後に操士を引遅した。
ゼロ戦
堀越博士の日記
堀越二郎(1903-1982)

日本海軍の主力戦闘機「零戦」の設計者

1903(明治36)年、群馬県生まれ、小学生の頃、第一次世界大戦で活躍する「航空機に夢中になる。

1927(昭和2)年、東京帝国大学(現:東京大学)工学部航空学科卒業、同期に、「飛燕」の設計者・土井武夫や「航研機」の設計者・木村秀政らがいた。

1927(昭和2)年、三菱内燃機製造(現:三菱重工業)入社。入社5年目に28 使のさで設計主任となった。1936(昭和11)年に九六式艦上戦闘機で成功を修め、次いで、雷電、烈風を設計した。戦後はYS-11の開発に参加。三菱重工業退社後は、大学等で技術者の育成にあたった。

この人がこの飛行機を開発できなかったら、特攻隊もなかったかもしれないと考えてしまいます…

土井武夫(1904-1996)

各務原の地で数多くの名機を手がけた航空機設計技術者

1904(明治37)年、山形県生まれ。

1927(雨和2)年、東京帝国大学(現:東京大学)工学部航空学科卒業。同期に、「零」の設計者・堀越二郎や「航研機」の設計者・木村秀政らがいた。 1927(昭和2)年,川崎造船所飛行機部(現:川崎重工業)に入社、ドイン人フォークト博士の下で航空機の設計を学び、博士の帰国後は設計降のリーダーとして活躍した。「飛燕」をはじめ、終戦までに手がけた航空機は実に 20を超える。戦後は、P-2J対潜哨戒機、国産旅客機YS-11の開発に多大な貢献をした。年は、名城大学の教授として後進の指導にあたった。
土井武夫
堀越二郎

マクドネル・ダグラス三菱

F-4EJ改戦闘機

全天後戦闘能力を持つ複座型超音速戰降機

MoDoomm

大柄の機体に強力なエンジンを2基装備し、運動性・上算力・加速性に優れた戦闘機で、F-4ファントムⅡは世界12ヵ国で約5、200機が運用された。

日本ではF-104Jに続く航空自衛隊の撃戦闘機として、アメリカ空軍の F-4Eを基本にしたEJ型が採用され、三菱重工業が1971(昭和46)年から 1981(昭和56)年まで11機をノックダウン生産。127機をライセンス生産した。

このうち主翼・後部体・足質は各務原で製造された。

展示の07-8431号機は、レーダーや電子装備を近代化し防空能力を向上させたF-4EJ改の試改録1号機で。1985(昭和60)年に基地で実用試験が行われた。
エストール　STOL

はじめてきいたけど、ミリオタユーチューブばかり見てる息子はしってた
ショートテイクオフ　ランディングの旅客機開発は国家プロジェクトだったらしい
なぜ、実用化されなかったかはわかりませんでした
やっぱこれでも、実用化されないなら、空飛ぶクルマなんて、無理だよね。凡人が普通に考えても、空飛ぶクルマなんてありえないよな。それは、ヘリコプターだろう。
初のSTOL離陸

1987年10月8日、「飛鳥」はSTOL離陸に初めて成功した。STOL離試験は当初、基本形態( Bundary Layer On では基本形の諸元が固まっていなかったため、本試験はエルロンBLCを使用せずに行われた。

初のSTOL着陸

STOL離陸

794m

新地上滑走糖:639m

STOL離陸成功から半年後1988年3月22日「飛鳥」はSTOL着後に初めて成功した。翌日には公開飛行試験が行われ、多くのメディアや関係者の前でSTOL着を披露。「飛鳥」とSTOL着に成功したニュースはテレビや新聞などで大きく取り上げられた、STOL試験に合わせて、「飛鳥」の能力 STOL離陸試験も行われ、素晴らしいSTOLの性能を示した。

STOL着陸距離439
離陸　509
飛鳥の操縦士たち
おわりに

現在、私たちは「飛鳥」のようなSTOL能力を持った「STOL放客機」に乗ることも、見ることもできません。残念ながら、「飛鳥」は日本では最後のSTOL実験となり実用化されることはありませんでした。実用化されなかったことは、その経験が全く無駄であったということではありません。当時の技術者や研究者は試行錯誤を重ねて1機の実験機を作り上げ、実験を行い、そしてSTOL機開発という大型国家プロジェクトを進行しました。航空機はその時代の技術の結晶ですが。「飛鳥」の開発はSTOL技術のみならず、日本の航空技術基盤の高さを国際的に認知させる契機ともなりました。その結果が、今日の航空宇宙関係の国際的なプロジェクトに日本が参加することにつながっています。何よりも、「飛鳥」の研究開発に参画した人々が、その後の日本の航空技術開発の発に大きな貢献をしたという事実は、人材育成を通じた技術の継承という観点から見ても大きな成果といえるでしょう。そう遠くない未来、再び日本で航空機に関する大きな国康プロジェクトが行われるかもしれません。その時には、「飛鳥」によって先人たちが学んだことが生かされることでしょう。

最後に、スペースボックスから渡り廊下を抜けてA3ゾーンに出ると、目の割には「飛鳥」がいまもを休めています。本企画で紹介した「飛鳥」の一生を思い出しながら新しい発見をしていただければ幸いです。
実物の飛鳥　もし実用化していたら、どんな世の中だったんだろう。防衛費出してる分で、開発できたのではとも思うな。