奈良市内へお寺参り　たくさんお参りしました。（2025年7月8日）

2025/07/08 - 2025/07/08

奈良市内へお寺参り（2025年7月8日）

元興寺（がんごうじ）で桔梗の花が見頃を迎えているとのことで、鑑賞に行ってきました。

奈良市内へのお寺の拝観は久しぶりなので他にもたくさんのお寺を回ってきました。
法華寺、海龍王寺、元興寺、十輪院、新薬師寺です。
東大寺や奈良公園周辺は大変な数の観光客で賑わっていました。
観光の人気スポット以外の場所は、ほとんど人は見掛けずにゆっくり拝観できました。
拝観料でかなりの出費をしましたが、駐車料が回ったすべてのお寺で無料だったので助かりました。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

最初にお参りしたのは法華寺門跡です。
本尊の十一面観音像（国宝）は公開期間ではないため、拝観できませんでしたが、精巧に作られたご分身（レプリカ）を見ることができました。
素晴らしい仏像です。
維摩居士像も国宝指定されていて、拝観できました。

境内の華楽園では、白に紅色に縁取られた花びらが美しい「法華寺蓮」が可憐に咲いていました。

藤の花

桔梗も咲いていました

桔梗

華楽園のすこしおくまったところにも法華寺蓮がさいていました。

法華寺蓮

法華寺蓮

法華寺本堂（重要文化財）
藤原不比等の邸宅跡に造られた光明皇后ゆかりの門跡尼寺として知られています。
御本尊十一面観音像はほんとに素晴らしい仏像です。

法華寺護摩堂周りの池には蓮が咲いていました。

色鮮やかな黄色の蓮です。

海龍王寺
法華寺近くの海龍王寺です。
和銅3年（710）の平城遷都の際、藤原不比等は土師（はじ）氏から土地を譲り受け、邸宅を構えた際、北東隅にあった寺院は壊さずに残しました。この寺院が海龍王寺の前身です。
遣唐使の玄昉が唐からの帰路、暴風雨に遭遇するも『海龍王経』を唱え無事に帰国を果したことにちなんで、寺号が海龍王寺と定められました。

海龍王寺本堂
このお寺の御本尊の十一面観音菩薩像もとっても煌びやかです。
御開帳されてはいませんが帳の奥にうっすらとご尊顔を拝むことができました。
以前御開帳時に拝観しましたが、保存状態も良く美しい仏像です。

海龍王寺　西金堂
国宝　五重小塔が安置されています。

海龍王寺
国内最小・国宝建造物　国内最小・五重塔（国宝）

元興寺（がんごうじ）　東門
蘇我馬子が飛鳥に建立した日本最古の本格的仏教寺院である法興寺（飛鳥寺）が、平城京遷都に伴って平城京内に移転した寺院です。

元興寺
本堂（極楽堂）国宝指定されています。

本堂と禅室です。ともに国宝です。

本堂・禅室南側にある浮図田に祀られている石塔・石仏の間に供養花として約1,000株の桔梗が植えられ、紫・白色などの花が咲いています。

桔梗が可憐に咲いています。

本堂・禅室南側にある浮図田に祀られている石塔・石仏の間に供養花として約1,000株の桔梗が植えられ、紫・白色などの花が咲いています

行基葺きと言われる瓦で、飛鳥時代に作られたものが今なお使われています。

国宝の禅室です。

十輪院

十輪院　本堂
国宝です。
本堂を拝観予定でしたが、法要の為できませんでした。
全て花崗岩の切石を用いた日本では非常に珍しい石仏龕を見ることができませんでした。

十輪院
境内には蓮が綺麗に咲いていました。

十輪院　蓮

新薬師寺です。
聖武天皇の病気平癒を願って、光明皇后が創建したお寺です。
本堂　国宝です。
木造薬師如来坐像、塑造十二神将立像はほんとに素晴らしい仏像です。
もちろん国宝です。

堂内入り口では拝観券が自動販売機で販売されていました。珍しいです。
堂内は撮影禁止です。
猛暑の中、頑張って回りました。