2025年6月　クロアチア・スロベニア・モンテネグロ13日間　【3】スプリト→ドブロブニク・モンテネグロ編

2025/06/13 - 2025/06/25

クロアチアのザグレブ3泊、スプリト3泊、ドブロブニク5泊合計11泊13日間の旅行に行ってきました。
滞在中、ザグレブから日帰りでスロベニア、ドブロブニクから1泊2日でモンテネグロに行ってきました。

個人旅行でのスーツケースの持ち運びが大変な事を考慮し、各都市連泊のゆったり行程を優先しました。


以下4編に分けて記載しました。
【1】クロアチア/ザグレブ・スロベニア
【2】クロアチア/プリトヴィツェ・スプリト・トロギール編
【3】クロアチア/スプリト→ドブロブニク・モンテネグロ編←★コレ★
【4】クロアチア/ドブロブニク編　


是非
【1】クロアチア/ザグレブ・スロベニア編
【2】クロアチア/プリトヴィツェ・スプリト・トロギール編
　も、ご覧ください。

エリア モンテネグロ

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜【2】クロアチア/プリトヴィツェ・スプリト・トロギール編からの続き＞


【７日目(木曜日)】

この日はスプリト→ドブロブニクまで移動です。
前々日にFLIXバスホームページから予約しました。
https://global.flixbus.com/

スプリト12:30→ドブロブニク17：15
1人28.89ユーロ
座席指定も座席表を見て出来ました

https://traveling.com/en/
↑このサイトはFLEXバス以外も検索出来ます。

アパートを10時に出て、バスターミナルまで5分ほど移動です。
時間があったので、途中のカフェで朝食とお茶をしました。

ターミナル5に行きバスを待ちますが、ドブロブニク行きバスが来ません。
ターミナル内にいたお姉さんに聞きに言っても
「ターミナル5、遅れてるなんてしらねーよ」位の口調で言われるし。

そして、ショートメールを見るとFLEXバスから「120分遅れる」という連絡が入っていました。
2時間！！！！！！！

バスターミナルは、室内の待合所的な空間はないに等しいです。ベンチも少しだけです。
移動してカフェで待つことも出来たのですが、大きいスーツケースを持っての移動も面倒になったので、木陰で座っていました。
他に14時に出るバスもあったのですが、長時間で座席がバラバラになるのも嫌だったので、変更せずじっと待ちました。

この分でいくとランチも食べられないので、持参していたおにぎりを車内で食べました。
お水で60分で出来るので非常食として助かりました。日本の味！

結果として2時間半以上遅れて、誰も詫びることもなく(笑)、バスはスプリトを出発しました。

高速道路は前半だけで、後半は一般道を走ります。
一般道のほうが速度は落ちますが、景色がよいです。
2022年に新しく出来たペリェシャツ橋です。
この橋が出来たおかげで、ボスニア・ヘルツェゴビナを通らずドブロブニクまで行く事が出来るようになったそうです。

今回のバスは、停車が多かったのでグルグルまわります。
ボスニアヘルチェコビナ国境近くのメトコヴィチという町でも人が結構降りていました。

結果としてドブロブニクバスターミナル到着は20時を過ぎていました。

朝10時にスプリトのアパートを出て10時間かけてドブロブニクにやっとたどり着きました。

予約したバスは他の時間のバスより少し安くなっていたので、購入したのですが、失敗でした。
バスにより所要時間が異なるので、よく確認した方がいいですね。

バスターミナルでお迎えしてくれたニャンコ
この旅イチ馴れ馴れしい子で私に一定時間スリスリしたしたら、満足したようで横に座りました。
可愛くて、長時間の移動の疲れも吹っ飛びました。


バスターミナルからアパートはUberで移動です。

本日からアパートに5連泊します。
アパートからはキレイな夕日が見れました。

アパートの場所は悩みましたが、バスターミナルと旧市街の中間付近にあるTommy Hipermarket（広くて品揃え豊富でした）Studenac Market近くのアパートです。
歩くのが好きなので、バスターミナルも旧市街も歩けると思ったのですが、、、
結果として暑過ぎて旧市街は歩けませんでした。（暑さに弱い）

またドブロブニクは急坂が多く、大通りから少し入っただけで急な坂道&階段をスーツケースを持って移動する羽目にならないようによく調べて予約しました。
バスターミナルから旧市街に続くバス通り周辺は比較的なだらかなですが、山側に数分入るだで急坂となります。


当日気づいたのですが、この日はクロアチアの祝日でした。
祝日･日曜日はクロアチアはスーパー、コンビニともに本当にどこも閉まってます。
この日もオープンしていたのが、アパート近くのレストラン1件だけで軽く済ませました。

【8日目(金曜日)】
今日から1泊2日でモンテネグロにバスで行きます。
（ドブロブニクのアパートにスーツケースは置きっぱなしです）

ドブロブニクバスターミナル10：00→ブドヴァ12：30

前日に「12go」というサイトから予約しました。
一人36.29ユーロ

座席指定出来る画面がなかったのですが、予約順に割り振りされていくのかも知れません。
バスが結構オンボロで、リクライングが倒れたままの座席が複数あり、その後ろの席にあたると狭くて大変そうでした。

届いたメールには30分前にはきてね、と記載がありましたが、バスターミナルは座席も少なくそんなに早く行かなくても大丈夫そうです。

バスは出発10分位前に到着、バス車内でおばさまがチケットを目視で確認していました。
私はメールで届いたPDFを見せました。

満席で時間通り出発
初めてバスで国境越えを経験しました。

バスターミナルを出発して40分位でクロアチアの検問所に到着。
国境では、全員降りてパスポートチェックを受けます。
パスポートチェックを受けている間にバスは、数メートル前に移動してそこから乗車します。

そこから20分位走るとモンテネグロの検問所に到着。
同様にパスポートチェックがありました。

それぞれ検問所が混雑していたので、ブドヴァ到着は14時頃でした。
ブドヴァのバスターミナル（Budva Central Bus Station）はリゾート地に来たような雰囲気がありました。
街中もやしの木が植わっており、何となく熱海風？な場所もありました笑

バスターミナルから徒歩で12～13分程歩いて、本日のブドヴァのホテルに到着です。

15時前でしたが、お部屋に入れてくれました。
フロントのお姉さんがとても親切で、モンテネグロに来た目的の１つ『スヴェティ・ステファン』の行き方も詳しく教えてくれました。

Hotel Villa Gracia ホテル

ベランダからの眺め。

お部屋もきれいで使いやすかったです。

最初「コトル」や「スヴェティ・ステファン」のホテルを探していましたが、高い割には設備が下がるため、ブドヴァに宿泊にしました。
ブドヴァはリゾート地のため、ホテルは複数あり、穴場だと思います。

翌朝の朝食ビュッフェ

種類がすごく多いことはないですが、全て美味しかったです。
地下ですが、風が吹いて心地のよい空間でした。

ホテルから10分弱歩いて「スヴェティ・ステファン」行きのバス停へ。
クロアチアから来たバスターミナルではなく、旧市街の手前、Tourist Information Officeの近くです。

大きいバスを予想していましたが、中型のバンでした。
車内に乗り込んで来たチケットボーイ？に支払います。
各停留所にチケットボーイが待機しており、こういうところは、アナログだな。と思いました。

バス代は片道一人2.5ユーロです。

スヴェティ・ステファンまでは、朝から夜まで15分おきに出ているようです。

約20分で「スヴェティ・ステファン」近くのバス停に到着です。

バスは少し前から大通りから海側の小道に入り、バス停も大通りではなく、海に近い小道にありました。

バス停からすぐに見えました「スヴェティ・ステファン！！」
逆光（泣）

中に入れないのはわかっていましたが、橋を渡っていきます。

かつては潮の満ち引きで陸続きになったようです。


両側は海はとってもきれいです。 陽が長いので夜まで泳いでいる人もいました。

島の入り口

アマンリゾートが管理、冬は閉鎖しているのようですが、暫く入れないようです。
橋の手前にある「Aman Sveti Stefan」も6月のこの日は営業していませんでした。
真夏だけの営業なのでしょうか？

「モンテネグロ版モンサンミッシェル」

逆光なのでうまく取れていませんが、折角ならと大通りにあるHotel Adrovicまで上ってきました。
このホテルにカフェがあり、そこからこの絶景が撮れます。

最初このホテルの宿泊も考えましたが、宿泊費が安くはないのです。
他のホテルも結構高くて今回は止めました。
折角なら宿泊もありですが、周辺にお店は多くないので車がなければブドヴァ宿泊がいいのかと思いました。

雷雨が振ってきたので、カフェに1時間位滞在しました。

行きに降りたバス停まで下がるか悩んでいたら、近くにバス停があってブドヴァに帰れると聞きバス待ちをしました。

行きとは異なる大型バスが程なくして到着　
金額は一人2.5ユーロ、チケットボーイは夜はいないようで車内でドライバーに支払いました。
大型バスは、PETROVACと言うもう少し先とブドブァを往復していて大通りを通っているようです。
到着は乗車した停留所と同じ場所でした。

Hotel Adrovic ホテル

折角ならと、ブドヴァの旧市街へ。
小さいのですぐに一周出来ます。
大雨後なので虹が出ていました！

ブドゥヴァの城塞 史跡・遺跡

この時点では、ドブロブニクの旧市街をまだ見てなかったのですが、こじんまりしてて人も多過ぎず。素敵な街でしたが、あっという間に一周してしまいました。

事前にチェックしていたレストラン「JADRAN」へ
すごい数の言語のメニューがありました。
日本語もあったので、疲れている時にはラクでした。

店内とテラスがありましが、何となく雰囲気の良いテラスへ。
陽が暮れる前ならマリーナの景色が素敵だと思います。

店内はクロアチアはほぼレストランも暑かったのですが、モンテネグロはレストランもスーパーも涼しかったです。

イカの海老詰め
ボンゴレ

ボンゴレって勝手にパスタだと思ったら、アサリオンリーでした（笑）

パンとクリームチーズ（上にオリーブ）

いずれも中々美味しかったです！
ウェイターのお兄さんもちゃんとしていました。

お会計しようとした所、派手な格好の女性お客様が、自分の会計がおかしいと大騒ぎしててお店の人が気の毒でした。
他の人のオーダーが、自分に計上されてる的な事を言って、1件ずつ周辺の人の会計を一緒に確認してまわってたので、私達も帰れませんでした。
その場で確認しろって感じ。

夜も人が結構出ていましたが、ホテルに帰る途中、公園のようなところを通るときに怪しいそうなおじさんがいました。
たまたまスーパーがあったので入り付け回されることはありませんでしたが、やはりアジア人は少ないので、特に夜間は注意も必要だと思います。

【9日目（土曜日）】
ブドブァからコトルにバスで移動します。

前日に下記のサイトから予約しました。
ブドブァ10:43→コトル11:18
一人5.35ユーロ
https://busticket4.me/

モンテネグロは、バスチケットの印刷が必要です。
印刷をしていないと一人2ユーロも取られます。
下記アドレスへチケットを添付してメール、窓口で支払いと言う流れです。
混んでいると乗り遅れる可能性もあるので、可能であれば事前に印刷する事をお勧めします。
[e-mail]

ケーブルカーは、当日朝公式サイトから購入しました。窓口で買うより安いです。
https://www.kotorcablecar.me/
一人14.40ユーロ

届いたメールにQRコードがあるので、左側の優先レーンに進んで、待ち時間無しで乗れます。
到着したときは、チケット売り場は少し並んでいました。

コトルからケーブルカー（ロープウェイ）乗り場までタクシーを利用するつもりでしたが、バスターミナルからシャトルバスが運行されていました。
ほぼ30分おきに出ています。

ケーブルカー購入者は無料？？と思ったら往復一人10ユーロもかかりました。（約10分）

モンテネグロでタクシーを利用していないので相場がわからないですが、タクシー利用もアリなのかもしれません。
バスターミナル、ケーブルカー乗り場両方にタクシーは数台停まっていました。

麓駅から山頂まで約15分で到着します。
1グループで1台ずつ乗ってる感じでした。

ゴンドラ（ロープウェイ)からの眺めも絶景でしたが、やはり頂上からの眺めもすごいです。

頂上駅から10分ほど歩くとある「MONTE 1350 BAR」
標高1350mにあるようです。

折角なので、ここで休憩

このゴンドラの日本語の情報がほぼなかったのですが、コトルに来たらマストポイントだと思います。ホントに絶景！来てよかったです。
この日はたまたま大型クルーズが入っていませんでしたが、この景色と一緒にクルーズ船や航跡が見られたらさらに素敵だなー、また見に来たいなーと思いました。

コトルはドブロブニクから日帰りで来られますが、日帰りだとこのゴンドラに来るのは少し忙しいかと思います。

結局頂上で1時間15分ほど滞在してコトル旧市街に行きます。

頂上駅近くには山肌を駆け抜けるコースターがありました。
ゴンドラ代と一緒に買うと少し安くなります。
これも時間があれば乗りたかった笑
時間があれば、もっとゆっくり滞在したかったですね。
余裕で半日以上ゆっくり滞在出来ます。

シャトルバスでバスターミナルまで戻り、そこから歩いてコトル旧市街へ
南門入り口までは5～6分でしょうか。
左側にヨットハーバーを見ながら歩きます。
途中右側にスーパーマーケットもありました。

南門 (コトル) 史跡・遺跡

実際、コトル旧市街は約1時間の滞在のため、駆け足で周りました。
素敵な街だったので、ゆっくりしたかったな。

正面玄関にから入ってすぐ目の間にある時計台

時計搭 (コトル) 建造物

トリプン大聖堂
残念ながら中に入る時間はありませんでした。
1166年に建ったそうです！

聖トリプン大聖堂 寺院・教会

コトル旧市街にはかなりのニャンズがいて癒されました。
近づいても我関せずな子たちが多かったです。

約1時間のコトル旧市街観光を終了してバスターミナルへ戻ります。
ここからの乗車も事前にチケット印刷が必要なため、少し早めにターミナルに戻りました。

実はゴンドラに乗る前に印刷したく窓口に並んでいたのですが、PC不具合があったようで窓口のおばさんがキレる、並んで待っている人も全然列が進まないことにキレると言うことがありました笑
結局20分程待ちましたが直らず、諦めてバス乗車前に印刷しました。
時間がもったいないので可能であれば、ホテル等で印刷されることをお勧めします。

コトル15:55→ドブロブニク17:35
12goのサイトから予約しました。
一人32ユーロ

事前座席指定なしのため、来た人順です。
余裕を持ってバスターミナルへ行きましたが、結局バスは20分程遅れて出発

国境がかなり混んでいたので、結局ドブロブニクバスターミナルには19：15の到着となりました。
バスは遅れるものと思って行動したほうがいいですね。

モンテネグロは日本で下調べをあまりせずに来ました。
小さな国（福島県と同じ位だそうです）ですが、魅力的な街や絶景があり、また行きたい国の１つとなりました。
逆に今回下調べをちゃんとしてくれば、コトル旧市街ももっと余裕を持って楽しめたかなと反省です。

コトルバスターミナルから出発するバス見ていたら、モンテネグロの首都ポドゴリツァや、サラエボなどへのバスがありました。
ドブロブニク行きのバスが遅れていたので、周辺国の事を調べていたらバルカン半島への旅も興味がわきました。



【4】ドブロブニク編に続く、、、

コトルの城壁 史跡・遺跡