リゾートしらかみで行く青森と宮城 1日目 不老不死温泉へ～大人の休日倶楽部パス2025夏

2025/07/02 - 2025/07/04

2025年夏、大人の休日倶楽部パスの旅

リゾートしらかみに乗車することが第一目的の青森から不老不死温泉、秋田を経由して宮城松島をめぐる2泊3日の東北ひとり旅です。
出会った方とお話したり、一緒に行動したり楽しい旅行となりました。

1日目 (2025.7.2)
東北新幹線はやぶさ51号で東京から新青森へ
3回目の青森。まだ行ったことのない三内丸山遺跡を見学後、リゾートしらかみ4号に乗車し不老不死温泉に宿泊。しらかみに乗車中雨が降りどんよりとした空色でしたが、それ以外は晴れ間も出て良い天気でした。

エリア 白神山地(青森)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京6：56発　はやぶさ51号で新青森まで一気に行きます。

東京駅 駅

はやぶさ1号はほぼ席が埋まっていましたが、次の便の51号はガラガラでした。
隣はずっと空席。空いていて快適でしたが、盛岡を過ぎたあたりから飽きてしまいました。

東京駅 駅

新青森駅に到着しました。
3度目の青森。(2025冬の青森旅は、まだアップできていません)

東口に出てきました。
予約したリゾートしらかみ4号の出発時刻まで約3時間あるので、まだ行ったことのない所へ。

新青森駅 駅

ここから「ねぶたん号」に乗って、三山丸山遺跡に向かいます。
片道300円、時間は15分ほど。

乗客は、大人の休日倶楽部パスを利用中と思われる年代の方ばかり。
行きも帰りもSuicaの残高不足の乗客が数人いて、後ろが閊える。自分も気をつけなきゃと思う。

あおもりシャトルdeルートバス (ねぶたん号) 乗り物

三内丸山遺跡に着きました。とても立派な建物です。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

世界遺産登録3周年だそうです。観覧料は500円、券売機でチケットを購入します。

11：30から無料のボランティアガイドツアーがあるので、それまで縄文時遊館を見学します。常設展示室(さんまるミュージアム)から。

重要文化財や縄文人の生活を再現して展示してあります。

教科書で見たことがあるような重要文化財の出土品

こちらは土偶

ずらっと出土品が並んでいます

当時の暮らしが再現されています。

下の階に降りると

壁面に縄文土器のかけらをちりばめた縄文ビッグウォールがあります。

一般収蔵庫。
棚に土器がずらっと並べられている様子を見学できます。

11：30になったので、ボランティアガイドがスタートしました。
予約は不要、途中参加、途中退出OKのガイドツアーです。

こちらは「環状配石墓(復元)」というお墓で、道に沿って並んでいます。

縄文のムラが広がっています。

「南盛土」
土器や石器、土偶などが土と一緒に捨てられ、千年間でこのような丘になったそうです。ドーム型の屋根は、保護するために作られた現代ものです。

「竪穴建物(復元)」
中に入って見学することもできます。中央には炉があります。

これまでに550棟以上見つかっているそうです。

「掘立柱建物(復元)」
高床式の建物です。

「北盛土」
南盛土と同様、屋根で保護されています。

北盛土の内部
捨てられた壊れた土器が広がっています。

このように立て看板もありますが、ガイドさんが詳しく楽しく説明してくださいます。

「大型掘立柱建物跡」
屋根で覆われ保護されています。穴(柱)の間隔は4.2ｍで等間隔に並んでいます。

「大型掘立柱建物(復元)」

「大型竪穴建物(復元)」

まだ発掘中の場所が何か所かあり、作業している人の姿もありました。

日影がないのでとても暑かったのですが、ガイドツアー良かったです。

「ねぶたん号」に乗って、新青森駅に戻ります。

新青森駅に着きました。
リゾートしらかみ4号の出発時刻まで時間があるので、駅弁やおやつなどをNEWDAYSで購入しました。10％引きはありがたい。

新青森駅 駅

13：58発　ブナ編成のリゾートしらかみ4号に乗車します。
先頭車両の後方の海側を予約しました。正直、進行方向がどっちなのかよくわからず予約しました。
8，9割くらいの乗車率でしょうか。ウエスパ椿山で降りるまで、隣の席には誰も乗ってきませんでした。

新青森駅 駅

電車の中で食べようとずっと空腹を我慢していたので、発車してすぐにNEWDAYSで購入した「青森の贅沢弁当」を食べました。とても揺れるので、お弁当が落ちないか心配しながらさっと食べました。

私が乗っていた先頭車両で人形芝居が始まりました。最後尾に座っていたためモニターでよく見えませんでしたが、雰囲気は味わえました。

車窓はほぼ田園風景でした。
あいにく曇っていて、岩木山は良く見えませんでした。

弘前駅です。

弘前駅 駅

川部駅は五能線の始点です。

川部駅 駅

反対側も田園風景です。

五所川原駅
くまげら編成とすれ違いました。

五所川原駅 駅

1月に乗車した津軽鉄道が見えました。

木造駅

木造駅 駅

もうすぐ鯵ヶ沢というあたりで、海が見えてきました。
どんより曇り空。

鯵ヶ沢駅

鰺ケ沢駅 駅

雨が降ってきました。晴れていたら、もっと良い景色だったのでしょう。

千畳敷駅に到着しました。15分停車するので、千畳敷まで行くことができます。停車時間を設けていない便もあるので、下車できる便を確認して予定を組みました。

千畳敷駅 駅

かつて千畳もの畳を敷いてここで宴を開いたといわれているそうです。

千畳敷海岸 自然・景勝地

奇岩や隆起してできた岩浜が広がります。

奥の方まで行ってみます。

わらわらと人が降りてきました。この時間を狙ってお店の方が食べ物を売っていました。

早めに戻ります。

停車している間に、車内を散策します。
最後尾に来てみました。

乗車記念のスタンプを押しました。

空いていたボックス席を撮らせてもらいました。次は誰かと乗ってボックス席に座りたいです。

車内の壁にもブナの絵が。

以前はカフェか何かあったのでしょうか？
海側は展望席になっていました。

そろそろ発車の時間です。

この辺りも田んぼが多いです。

太陽が出てきました。

運転席からの景色

色んな表情の海岸線に出会えました。

深浦駅で青池編成とすれ違いました。

深浦駅 駅

16：54　ウエスパ椿山駅に着きました。
本日の宿泊先、黄金崎不老ふ死温泉の送迎バスに乗り込みます。さっとバスを降りてチェックインを済ませ、ささっとお部屋に直行したので、今日はホテル内の写真は撮りませんでした。

ウェスパ椿山駅 駅

本館3階のシングルのお部屋です。
見た目も実際のにおいも昭和の香りがする古いホテルですが、必要最低限のものは揃っているし快適に過ごすことができました。

黄金崎不老ふ死温泉 宿・ホテル

本館は海辺の露天風呂に近いです。たぶん1番古い棟だと思います。
窓の外は、屋根が邪魔をしていますが、一応海も見えます。
屋根の先に露天風呂の囲いが少し見えました。

休憩後、海辺の露天風呂に行きました。
大浴場で体を洗って、また服を来て海辺の露天風呂に歩いていきます。
混浴に入らなくてもいいと思っていたのですが、湯あみ着を着て女湯に入りました。女湯の温度が低く、全く体が温まりません。最初は一人きりでしたが、夕暮れに向けてぞくぞくと人が増えて、みなさんと青池の話題で盛り上がりました。
お話をしているうちに、湯あみを着ているのだから混浴の方へ入ったら？と誘われ、ご夫婦で来ていた女性と混浴へ。こちらはちょうどよい温度で体が温まりました。

黄金崎不老ふ死温泉 宿・ホテル

太陽が出ていたので期待しましたが、雲に隠れてしまい露天風呂から夕焼けを見ることはできませんでした。

夕食のバイキング
お刺身、天ぷら、さざえなど地元の食材を使った料理がたくさんありました。私は食べきれないので、地元ならではのメニューを選びましたが、他にもたくさんの料理がありました。

食事の後、新館のお風呂に行くつもりだったのですが、うっかり寝てしまい結局行きませんでした。
が、翌日、月明かりがとても綺麗だったと聞き、後悔・・・