2025/06/09 - 2025/06/10
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goemonpさん
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この旅行記のスケジュール
2025/06/09
この旅行記スケジュールを元に
始まる前はさっぱり盛り上がっていなかった大阪関西万博ですが、始まってみればお祭り好きな日本人のこと、連日大入りで黒字も見えてきたとのことで、大変おめでたいことです。というわけで、goemonp家も大阪関西万博に行って参りました。
天気はいまいちでしたが、参加各国や企業が工夫を凝らしたパビリオン巡りはなかなか楽しく、最後のドローンショーまでしっかり万博を満喫することができました。翌日は50年以上前に実施されたExpo70の跡地を巡り、かつての盛況ぶりに思いを馳せてきました。
本篇は大阪関西万博編?。人気のイタリア館等人気パビリオンも回ります。人が多すぎたので我家のマスコット、桜文鳥雛ぬいぐるみゴエモンの露出は控えめです。
ゴエモン「なんでだ~。」
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イタリア館へ行く前最後のパビリオンを訪問。
面積ではアフリカ最大の大国、アルジェリア館に行ってみました。2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博 祭り・イベント
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アルジェリアは実は隠れた文化大国で、伝統的な音楽である「ライ」という音楽は、フランスのアフリカ移民を中心に広まり、世界的にも注目されることになった他、2022年にはUNESCOの無形文化遺産にも指定されたのだそうです。
ゴエモン「どんな音楽か知らないけどね。」 -
映像によるアルジェリアの名所紹介。
こちらは首都アルジェにある歴史あるモスクだそうで、創建は11世紀でアルジェリア最古のものとされています。ただし外側の建物は19世紀にフランスのコロニアル様式で建築されたものだそうな。 -
アルジェリア南部にある荒涼とした山岳地帯Hoggar Mountains。ちょっと地球離れした景色ですが、実は太古の昔から住んでいる人がおり、先史時代の壁画などが多数発見されている地でもあります。
ゴエモン「行けないだろうけど、ちょっと行ってみたくなる国だね。」 -
アルジェリア南部にはまた広大なサハラ砂漠が広がっており、砂漠の拡大を阻止するため、様々な努力を行っているとのことです。
ゴエモン「国によっていろいろな問題があるのだな。日本には鳥取砂丘くらいしかないからね。」 -
さてさて、いよいよ話題のイタリア館です。
ゴエモン「さすがイタリアだけあって、なんだか外観もファッショナブルだね。」
ちなみにたとえ1分であっても予約時間前には入場できないので注意。 -
イタリア館の入場前のスペースには、イタリアの工芸職人たちが実際に工芸品を作成する作業を行っていて、仕事ぶりを見ることができます。
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イタリアは地域によって工芸品の種類も変わるとあって、一定期間ごとに職人たちも入れ替わるようです。我々が行った時はシチリアの順番で、シチリアの職人たちが作業をしていました。
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ゴエモン「さすが職人さんたちで手際がいいね。僕は鳥なので手がないからこういうことはできないので尊敬しちゃうな。」
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入館すると、まずはイタリアの歴史に関する短いビデオを見せられます。
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ビデオが終わると、壁が開いてメインの展示室へ。
ここら辺の演出もなかなか凝ってます。 -
イタリア館のシンボル的存在であるアトラス像。ローマ時代の作だとか。
ゴエモン「このおじさんはどうして重い荷物を持って苦しんでいるのかな。マゾなのかな。」
ギリシャ神話で巨人族が神族と戦った際、敗れた巨人族の一員アトラスが罰として天空を背負わされたという話に基づいているらしいよ。 -
よくわからん心臓の像もありました。
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来年にはイタリアミラノで冬季オリンピックが開催されるとのことで、オリンピックで使われる聖火のトーチが展示されていました。
こちらのトーチは大阪万博開催と同時に、大阪とミラノで初のお披露目がされたものだそうです。
今回イタリアのパビリオンが大変気合が入っているのも、オリンピックの広報予算が付いているのかもしれません。 -
ゴエモン「露出狂の像?」
罰当たりなゴエモンは置いといて、こちらはミケランジェロ作とされる「キリストの復活」。
制作は16世紀。 -
カラバッジョ作「キリストの埋葬」。制作は17世紀。
ゴエモン「本物を日本にいながらにして見られるというのはすごいな。持ってくるだけでも大変な手間とお金がかかっただろうに。」 -
動物や植物などの形をしたパン。何に使うのでしょうか。
ゴエモン「シチリアで儀式に使うパンなんだって。鳥の形をしたパンもあるぞ。」 -
そしてかの有名なレオナルド・ダヴィンチのコーナー。
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レオナルドダヴィンチの自筆図面が展示されています。写真は撮れますが、正面で長く停止するのは禁止。
ゴエモン「きれいな図面だなあ。きっと几帳面な性格だったんだろうね。goemonpとは大違いだ。」 -
感動のイタリア館の見学を終えてちょっと疲れたので、オーストラリア館の売店で飲み物をいただくことにしました。
ゴエモン「『飲み物』じゃなくビールでしょ。」 -
こちらで販売しているビールはCooper's breweryという会社のビールで、南オーストラリア州都のアデレードに本拠を置く、オーストラリア産の原料と伝統的製法にこだわったビールを製造している会社の手によるものらしいです。
すっきりした味わいのビールでした。お値段は一杯千円と万博価格ですが。 -
するうち予約してあった電力館の予約時間が来たので、大屋根リングをくぐって電力館へ。
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電力館では「可能性のタマゴたち」というタイトルの通り、入館するとご覧のようなラックから好きな色のタマゴを一つ取って進むシステムです。
なんとなくパナソニック館「ノモの国」とコンセプトが似ているような。 -
タマゴを持ってアクティビティに参加するところも似ています。
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ただし「ノモの国」ではアクティビティが光る石にクリスタルをタッチするだけだったところ、電力館では制限時間内で自由に会場内のいろんなアクティビティに参加でき、内容もクイズのようなものや、ご覧のようにゲームっぽいものなどいろいろな種類があり、より楽しめるものとなっていました。
子どもさんなどもこちらの方が楽しめるのではないかしらん。 -
最後のホールでは美しいシャンデリアのような光のページェント。
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次々と変わる色や形。
ゴエモン「きれいだなあ。」 -
なかなか見ごたえのある展示でした。
パナソニック館「ノモの国」と似た点もありますが、どちらを取るかと言われたら、個人的には電力館ですかね。 -
これにて予約の手持ちはなくなったので、後は並ぶしかありません。妻のリサーチによれば、クウェート館が評判よさそうだったので、スタッフの人が「待ち時間2時間です!」と連呼していましたが、頑張って並ぶことにしました。
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確かに待ち行列はかなり長かったのですが、思ったより早いペースで進み、30~40分ほどで入場できました。最初のホールでは、球体をしたスクリーンにいろいろな映像が映し出されてクウェートを紹介してくれます。
ゴエモン「これはアニメ風だね。鳥も登場しているぞ。」 -
いかにも中東的な映像もあります。
ゴエモン「ここにも鳥が。」
君のチェックポイントはそこだけかい。 -
こちらはクウェートを体感できるコーナー。
実はこの下はリアルの砂漠の砂で触ることもできます。とても細かい粒でさらさらとした感触でした。 -
その他にも映像技術やITを駆使した展示が豊富でなかなか楽しめる内容となっています。
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そして圧巻なのが最後のお部屋での展示。
お部屋の中には寝転がれるスペースがあり、暗いホールの天井一杯に夜空が映し出されます。まるでクウェートの砂漠に寝転がって星空を眺めている気分になれる展示です。 -
ゴエモン「どうして夜空にラーメンがあるのかな?ラーメン座なんて聞いたこともないぞ。」
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ゴエモン「これはクジラかな?日本ではあまり有名じゃないけどクジラ座は全星座中でも4番目の大きさを持つ星座なんだって。」
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花のような美しいデザインなどもあり、見事な展示内容となっていました。クウェート館、多少並ぶことになっても見る価値のある展示だと思います。おすすめ。
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そろそろ夕食時になったので、併設のレストランで夕食をいただくことにしました。
混んでいましたが、幸い15分ほどの待ちで入店できました。 -
SIDRAとはコーランに出てくる聖なる木の名前なのだとか。
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全ては万博価格なので、メイン料理は3,800円なり。
しかしここは清水の舞台から飛び降りる気持ちで「ラムマクブース」とカクテルを注文。
ゴエモン「大げさな。」 -
Ginger Passion Spritzという名前のカクテル。
クウェートはイスラム教の国なので、当然のことながらノンアルコール。
ゴエモン「残念だったね。」 -
そしてこちらがメインディッシュのラムマクブースなるお料理。
お値段の割に見た目はファミレス並みではありますが、食べてみるとなかなか美味しかったのでまあよしとしましょう。 -
夕食を食べ終わるとそろそろ夜。
後はドローンショーの時間まで、入れそうなパビリオンを冷やかして歩くことにしました。こちらはポルトガル館。 -
16世紀種子島への鉄砲伝来を嚆矢として、日本とポルトガルの間には貿易やキリスト教布教など様々な関係がありました.
しかしポルトガルが日本への布教に積極的であったのに対し、1637年の島原の乱以後、キリスト教の拡大に対して安全保障上の懸念を抱いた江戸幕府により、両国の関係はついに断交に至ります。
しかしながら今でもポルトガル語由来の言葉は我々が日常使う日本語の中にも沢山生きているのでした。
ゴエモン「『シャボン』『カステラ』とかは知ってたけど、『バッテラ』や京都先斗町の『ポント』もポルトガル語由来という説があるのか。意外といろんなところに痕跡が残っているのだな。」 -
こちらは海をテーマにした展示が多く、なんとなく隣国スペインの展示との共通性を感じました。
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お次は近所にあったアラブ首長国連邦のパビリオン。面積は各国パビリオンの中でも屈指の広さを誇るそうです。
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パビリオンのテーマは「大地から天空へ」。
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そのテーマを示すかのような、床から天井に向けて林立する巨大なナツメヤシの柱の数々。
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体験型ではないので何か面白い経験ができるというわけではないのですが、なかなか凝った展示内容で独特の雰囲気を楽しむことができました。
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その近所にあるカタールパビリオン。
ゴエモン「もはや見境なく入っているな。」 -
夜空に映えるユニークな形状のパビリオン。カタールの伝統的な船舶の帆をイメージした外観なのだそうです。設計はかの有名な隈研吾氏。
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ご覧の砂漠のようなディスプレイは実際のカタールの砂を使って作られているのだそうな。パビリオンのテーマは「文化をつなぎ、未来をかたちづくる。」
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メイン展示のディスプレイではカタールの自然や文化、発展したカタールの高層ビル群等が映し出され、なかなか見ごたえがあります。
カタールは石油や天然ガスで豊かになった国ですが、古くから日本とは取引関係があり、カタールの天然ガスを世界で初めて輸入したのも日本です。というわけで両国の間には長い友好の歴史があるのでした。 -
最後のパビリオン訪問はベトナム館。
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これはハノイ等で見られる伝統的な水上人形劇の舞台ですかね。我々が行った時はもう遅かったのでやってませんでしたが、午後4回くらい公演があるらしいので、どうせ訪問するなら時間を要チェック。
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かつて行ったホイアンを思い出すランタンの展示もありました。
ゴエモン「懐かしいな。」 -
さて、レジオネラ菌検出のせいで水上ショーは中止となっているため、残るお楽しみは9時過ぎから開催されるドローンショーのみ。
大屋根リングに登って待機。人気パビリオンのフランス館とアメリカ館が目立っています。
ゴエモン「いかにも目立ちたがりの国同士だね。」 -
時間になると夜空になにやら光の線が現れました。
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次々に形を変えていきます。
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一体何機のドローンが飛んでいるのでしょうか。
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人間の女性が宙に浮かんでいます。
ゴエモン「幻想的な光景だね。」 -
蝶々と樹木。
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そして「One world One Planet」のスローガンが表示されてドローンショーは終了。
閉場は午後10時なのですが、パビリオンもほぼ9時閉館ですし、実質的にはこのショーが終わるとみなさん帰途につく方が多いです。というわけで、ここから地下鉄の駅までは大混雑。入場より辛いとの声も多いそうですが、幸い我々は雨模様のせいで早めに帰った人も多かったのか、そこまでひどい目には遭いませんでした。 -
地下鉄で本町駅へ。本日のお宿は本町駅直結のアパホテル御堂筋本町駅タワー。
ビジネス・観光の拠点として素晴らしい立地のタワーホテル by goemonpさんアパホテル&リゾート 御堂筋本町駅タワー 宿・ホテル
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アパホテル初宿泊ですが、意外にいろいろ合理的にできていて、さすがは日本最大級のホテルチェーンに成長したブランドだけのことはありますね。
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カランなども時間がたつと自動的に閉まる機構が組み込まれており、うっかり開けっ放しにして水を無駄にすることがないようになっています。
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社長の著書等が部屋に置いてあるのはさすがカリスマ社長だけのことはありますな。社員は楽しく働いているのでしょうか。
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というわけで、長かった万博観光も終了。
コンビニで買ったビールで疲れをいやすgoemonp。
ゴエモン「またかいな。でもなんか折り鶴とか置いてあって僕も癒されるな。」
明日はかつて1970年に行われた大阪万博の跡地を訪ねます。
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