ヨーロッパ最後の旅はリガにした！その１

2025/06/03 - 2025/06/09

古希を迎え、もう長いフライトはきついなぁと思えてきました。でも、最後にもう一度ヨーロッパ納めをしておきたい。そう思って候補地を探していました。どうせならユーロが使える国がよいし。そんな時「旅サラダ」の海外の旅で、バルト三国の特集をしていました。私としては同じ都市に滞在したい。ビルニュス、リガ、タリンを中心に調べてみると、リガの手工芸品が目についてリガが第一候補になってきました。ガイドブックを見てみたのですが、コロナ以降のものがなくフリマサイトで「持ち帰りたいラトビア」というのを取り寄せてみました。
そして出会ったのが、「森の民芸市」です。６月の第一週の土日にあると知って、ここに行こう！！と決めました。
リガ一都市４泊の旅です

エリア リガ(ラトビア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

出発４日ほど前にFinnairからちょうどヘルシンキに着く日に地上乗務員のストがあり、何便か欠航になりそうなので予定変更の可能な方はあらかじめ変更してくださいとメールがありました。幸い私たちの便は飛ぶことになったのですが、ロストラゲッジの可能性もあるとのこと。雨の中ドキドキの出発でした

あらかじめ変更した方が多かったのか、全席うれていたはずのプレミアムエコノミーにはかなりの空席がありました。この朝食のオムレツ、私の機内食史上最高でした。木のフォークとナイフのデザインも可愛い！

ヘルシンキ空港。朝５時５０分の気温は６度！！
乗換時間が１時間半くらいしかなかったので、心配していたのですが、とてもスムースで余裕でした。
それにしても、リガ行の搭乗口までまぁ遠い遠い！

リガまでは、なんとプロペラ機でした。外を歩くので、６℃の外気をしっかり感じました

プロペラ機なので下がとてもよく見えます。写真に撮れなかったのですが、菜の花の広大な畑がまっ黄色で、初めは何だろうと思ってしまいました。

リガの空港で初めてBoltで車を呼んで、大聖堂の隣のホテルJUSTUSに9時半くらいに到着しました。ホテルのチェックインは14時のはずで、荷物を預けて観光することになるだろうと思っていたところ、10分くらい待っていれば部屋に入れるとのこと。
ありがたく部屋に入れていただきました。
古い建物をそのまま生かしてホテルにしているので階段などとても趣がありました。

大聖堂はホテルの三軒先くらいです。次の日からの天気予報があまり良くなかったので、晴れていないと面白くないことをできるだけやってしまおうと思いました。
大聖堂の前に緑？の2連の電動カートが止まっていました。もうすぐ出発するとのことで、石畳の道を歩かずに日本語のイヤホンガイドを聞きながら回ることにしました。

水曜日の午前中ということもあって、街は比較的すいていましたが、それでもウォーキングガイドのグループは通る、ビールを飲みながらみんなで漕ぐ大きな自転車は通る、たまには車も通る、一方通行は多いで、カートの運行も大変そう。主だった建物は見られましたが、カートの中からの写真撮影はちょっと大変。
これは火薬塔です

これは、ブラックヘッド。後ろが市庁舎です。左には犬とRIGAのモニュメントがあります。
この広場には観光案内所もあるので、何度も通いました。

ブレーメンの音楽隊の像です。どこの国の人々も鼻を触りたいのでしょうか？鼻だけピカピカ光っていました。

猫の家です。猫が2匹いるので、カートの中からでは写真が撮れませんでした。

天気が良いので運河のところから出る遊覧船に乗ることにしました。
その前に腹ごしらえ
「地球の歩き方」に出ていた「Daily」を発見
半地下でした

カフェテリア方式でしたが値段の出ているものと、そうでないものがあり、ちょっと不安。どうも値段が出ているものはスープと主菜で、それ以外はざっくり一皿いくらだったみたいでした。これで二人で14.3ユーロは安いと思います。
シーフードグラタンが一番美味しかったかな

自由記念碑のある広場の手前には猫のRIGAのモニュメント。
お土産用のTシャツに猫が多いのはこれのためかしら?

運河の上にある橋に自由記念碑があります。みんな見上げて写真を撮るためか、周囲にはあまり人がいません
運河沿いの緑地は花壇も整えられてとても気持ちがよいです

運河から出る遊覧船は３ヶ所あるようですが、ここが一番自由記念碑から近いです。
解説はイヤホンガイドではなく船に一斉に流れるもので、英語、ラトビア語、ドイツ語、フランス語などから一つだけ選べます。船長さんに近いところに座っていたので英語をお願いしました。

運河から広いダウガヴァ川に出ると、旧市街と新市街の両方が見えます。
新市街には高いビルがいくつかあって、デザインが素敵でした。
海にも近く川幅も広いので、軍艦が停泊していたり、大きな客船が泊まりそうな桟橋がありました。

運河に戻って緑の中を進むととても気持ちがよいです。５０分くらいで２０ユーロでしたが、価値はあると思います

聖ペテロ教会の塔に上りました。エレベーター代を含めた入場料が９ユーロです。
エレベーターに昇るには３階まで階段で行かなければなりません。
旧市街には高い建物がないので、本当によく見えます。
公園の脇の金ぴかな屋根が気になりました。リガで唯一の正教会だそうです

中央市場が見えます。やっぱり大きいですよね

真ん中の塔が大聖堂だとすると、私たちのホテルはどこ？と探すのも楽しかったです。天気の良い時に上ってこられて良かったです。

楽しみにしていた中央市場。３時過ぎていたので買い出しの市民は少なく、観光客ばかりで少しがっかり。鮮魚もありましたが、主には燻製でした。タコの燻製もあって気になったのですが、結構大きくて、値段を聞くには至りませんでした。
フードコートは観光客で混んでいて、空席がみつからず残念でした。
多分野菜の建物が改装中で、野菜と果物は外のテントでした。イチゴ等のベリー類とサクランボが美味しそうでした。

晩ご飯は市庁舎の近くにある広場のビアガーデンのようなテントの連なるお店
海老のシーザーサラダには野菜の量よりたくさんのチーズがかかっていました。
上は２人前のビールのおつまみセット。イカのリングフライとオニオンリング。鳥の手羽中のバーベキューソース的なもの。黒パンのガーリックトースト。このガーリックトーストがおつまみに最適でした。