2025/05/23 - 2025/05/24
1138位(同エリア6975件中)
jatiさん
世界一周飛行航空券での旅、2カ国目イタリアに入りました。
今回の旅で実はイタリアが一番緊張する国だと思っていて、スリが多いとかオーバーツーリズムとか心配になるような情報が多く、そこに法皇がお亡くなりになってコンクラーベがあったり、なんだか色々どうなることかと緊張していたのですが・・・色々あったものの、やっぱりこんなに人が集まるだけのことはある素敵な街で大好きになりました。
今回はローマだけ駆け足で回っています。まずはバチカン市国へ。
この日は聖なる扉をくぐるという特別な体験もありました。
(6/27 追記: バチカンからの返金について書き加えました)
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ウィーンからはBritish Airwaysのビジネスクラス、ロンドンヒースロー経由でローマに向かいます。(ワンワールド世界一周航空券利用分)
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ビジネスクラスと言ってもヨーロッパ域内は片側3席ずつの座席で前から5列くらい。モニターもなし。エコノミーとの違いは軽食が出ることと片側3席の真ん中ブロックして二人で座れることくらいでしょうか?
最初のウィーンからの軽食です。イギリスのエアラインの機内食ってはっきり言って全く期待していなかったのですが、なんと全部今回食べた機内食の中で一番美味しかったです。びっくりでした。 -
ヒースローでは3時間くらいの乗り継ぎ時間。なんとこの時イギリスはバンクホリデーが26日という3連休だったので、びっくりするくらいヒースロー空港が混んでいてBAのラウンジはどこにも座るところがなく一部の人は立って食事していたほど。ターミナルの反対側のラウンジを係の女性に教えてもらい行ってみたのですがそちらも激混み。結局空港内を彷徨った挙句ラウンジは諦め外のベンチで座って待つこととなりました。こんなの初めて・・。
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ヒースローからローマまでもまた片側3席真ん中ブロックのビジネスクラス。この機内食も美味しかったです。
そのときナニーさんをつれた御家族がそばに座っていらして機長さんが挨拶に来たり空港についたら係の人が出迎えにきたりして…気になっていたので時間が経つのが早かったかもw。 -
無事にローマフェウチミーノ空港に到着。
空港から市内テルミニ駅へはレオナルドエクスプレスで向かいます。
ちなみにウチは海外でのデータ通信はahamoのローミングを使っていますがどこでも問題なく使えています。空港についたら海外ローミングをオンにするだけ。それで従来の月30G(20と誤記していたので訂正)まで追加料金なしなのでホントに便利です。ただ月に15日まで、それをこえると速度がめちゃくちゃ遅くなるようですが、それを越えて旅したことはないので没問題。 -
テルミニ駅には20分くらいで到着。そこからは歩いてホテルへ。
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こちらのホテル、口コミにも書きましたが個人的にはとても気に入りました。
クラシックなホテル by jatiさんベットーヤ マッシモ ダツェリオ ホテル ホテル
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写真でもちらっと見えるように、バスタブ付き。歩き疲れる旅なので嬉しい!
あと洗面所にスツールがあって座れたのもよかったし、ハンドタオルがタオルではなくてリネンなのも個人的には好きだったポイント。なんとなくクラシックな感じが好き。
この日はホテルのそばの中華料理のお店で簡単に夕食を済ませました。(なんだかんだやっぱり疲れた時はアジアンフードに頼りがちな私たち)クラシックなホテル by jatiさんベットーヤ マッシモ ダツェリオ ホテル ホテル
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翌日、さてこの日は予定がたくさん。
まずはホテルの朝食を食べて地下鉄でバチカンに向かいます。
ホテルの朝食がついているのは楽でいいですね。
こちらのホテルの朝食は必要最低限のものは揃っていて会場も明るくてよかったです。 -
歩いて5分のテルミニ駅にある地下鉄駅へ
テルミニ駅 駅
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ローマの地下鉄は、特にテルミニ駅からバチカンへ行く路線にスリが多い!とあちこちで見かけたのでこの時は緊張がピーク!斜めがけバッグのチャックを握りしめて警戒中。
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乗ってみたら意外と普通に皆さんスマホ見たりしてました。朝だったからかな?
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何事もなく(!)バチカンの最寄駅Ottaviano駅に到着
オッタヴィアーノ駅 駅
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歩いてサン・ピエトロ大聖堂に向かいます
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ついにきました!サン・ピエトロ広場
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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大聖堂側から広場を見るとこんな感じ
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入場!
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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もうとにかく隅から隅まで豪華。言葉にならない。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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ミケランジェロ作 ピエタ像
ラ ピエタ モニュメント・記念碑
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この日は特別なミサがあるらしく、この時間は入れる場所が制限され椅子が並べられていました
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イチオシ
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ベルニーニ大天蓋。イベントがあるためか、近くにはいけないようになっていました。
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ギフトショップに行く途中にあった歴代法皇の名前の彫られたプレート
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イチオシ
とにかく凄すぎて写真をとってもとってもまだ終わらない感じ。さすがカトリックの総本山という荘厳さでした。
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早朝からこちらにきたのは、バチカン美術館の予約の前に朝一番でクーポラに上るため(日中は行列がすごいらしいので)。エレベーターで途中まで上がります。エレベーターを降りるとこんな感じでクーポラがすぐ目の前
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エレベーターの出入り口を振り返ってみたところ
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クーポラ内に入るとこんな感じ。こちらに通路がありクーポラ内を一周回れます
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下を覗くとこんな感じでした
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上を見ると天井が近い
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壁一面、モザイクに覆われています
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拡大するとこんな感じ。これが全部を覆っているって、どれだけ時間がかかったんだろう
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階段を登ります。この写真の階段は広い方。(ほとんどの場所はもっと階段狭いので途中で止まることもできずここまで写真撮れませんでした)。エレベーターの係の方に聞いたら300段とのこと。階段、狭くて斜めになっているので平衡感覚がわからなくなるような場面も。
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イチオシ
一番上に到着。上からの景色はこんな感じ。
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景色を堪能したのでおります。降りる方が怖かった。
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エレベーターのところまで戻ってきました。
このカモメさんって、あのコンクラーベの中継の時に子育て中だったあのカモメかな?人馴れしている感じで、近づいても全く逃げません -
広場を見下ろしていた聖人の皆さんの後ろ姿
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エレベーターで降りてきました。大聖堂の中に出ます。出口を振り返ってみたところ。大聖堂にはまた来るので、一度出てバチカン美術館に向かいます。
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スイスの衛兵さんたち
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ぐるっとバチカン市国の城壁を回って(もう5月末のこの時点で結構暑かったので夏は大変そう・・・)
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バチカン美術館の入り口・・・と言いたいところなのですが、なんと!この日は新法皇のミサがシスティーナ礼拝堂で行われるので開館は1時に延期!私たちの予約は11時。結構予約取るの大変だったのに、この予約はどうなるのか。係の人に聞くととにかく1時以降じゃないと入れないの一点張り。仕方なくまた来ることにしてホテルに戻りました。
この日は5時から予定があったので、2時ごろ戻ってきたところ、入るには入れたのですがもう一度料金を払えと窓口で言われ(前の分は払い戻されるからというのですが・・とにかく入りたかったので支払って入場。本当にはらいもどされるのかな?)
(6/27 追記: 7月分クレカ利用の明細に見覚えのないところからの返金があってよくみたら金額がバチカンで予約した入場券の金額と同じ・・ということで調べたら返金先はバチカンでした。すごい!多分この日の1時以前の予約の人みんなに返金したんだろうけど。返金すると言われて「How?」と聞かなかったので、そんな手続きしてないのにどうやって?と疑ってすみませんでした。さすがバチカン!バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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まあとにかく入れたからよしとする。入場!
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入場した後すぐにある広場から見える大聖堂
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ピーニャの中庭
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ピオ・クレメンティーノ美術館の八角形の中庭
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あの有名なラオコーン像
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動物の間。動物の彫刻などがたくさん(ゆっくりみたかったけど人が多すぎて・・)
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どこも床のモザイクが見事
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そしてこちらは有名な
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ベルヴェデーレのトルソ。ミケランジェロも影響を受けたという。
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円形の間。赤大理石の一枚岩でできた巨大な杯が。
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この日は多分、アメリカ、イギリスのバンクホリデーということもあったのだろうと思いますが、とにかく欧米系のツアーが多くて館内めちゃくちゃ混んでいました。写真を撮るのも大変。
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アルテミス女神。多数の乳房をもつ豊穣の女神として知られているそう
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タペストリーのギャラリー
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地図のギャラリー
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この後システィーナ礼拝堂に行きましたが、写真撮影禁止なので写真なし。あとラファエロの間を見逃しました・・・。とにかく人が多すぎてほとんど何かを見るどころではなかった。システィーナ礼拝堂も周りの通路部分以外は人がぎっちりでした。
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・・知らない間にこの有名な階段に出ていた私たち。ローマは全般的にガイドさんについて回る前提な感じで、詳しい館内地図も配っていないし館内に案内も少ないのでわかりにくいです。事前によーく下調べをしていくことをお勧めします。
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(・・・また来ないとね。次回はガイドさんについて回ってみたいかも)
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ということで少しカフェで休んだ後、5時にpiazza piaというサンタンジェロ城の近くのポイントに行きました。
今年はカトリックの聖年で、サン・ピエトロ大聖堂を含む四つの大聖堂で聖なる扉が開かれる年。この扉をくぐると信者は罪の赦しをえるとされています。信者以外でも登録するとくぐれるということなので、オンラインで予約して行ってきました。遅刻しそうだったので走って指定場所に到着(滝汗)。テントがあるのでそちらで手続きすると目の前の広場で十字架を持って待機しているグループに参加してと言われ、そのグループについていくことに。(アジア系私たちだけ。なんとなく「この人たち誰?」という雰囲気はあるものの、皆さん静かに受け入れてくださった感じでした) -
ちょっと進んでは止まり、進んでは止まりを繰り返しながら大聖堂の方へ進みます。(巡礼?の人用の専用通路を進んでいきます)
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そしてたどり着いた聖なる扉!扉の手前にあるのが私たちのグループを率いてきた十字架。(他の方も写真を撮っていたので手前でだけ写真撮らせていただきました)
聖なる扉 建造物
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ついに!
聖なる扉 建造物
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扉をくぐりました。くぐった瞬間に今まで感じたことのないほどの鳥肌が!(家人も同じ経験していたそう)
奥に見えるのが振り返ってみた聖なる扉 -
この後まだ一行は解散しないのでついていくと(説明が全てイタリア語なので全くわかっていない)
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ベルニーニの大天蓋の下にある聖ペテロの墓所(?)らしき地下の部分を近くで見ることができました。
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本当に貴重な経験でした。感謝。
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すごく疲れたけれど充実した一日でした。
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この日はまたホテル近くのイタリア料理のお店で夕食を食べ就寝。この日がこの度での歩数最高記録で25000歩でした。
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ベットーヤ マッシモ ダツェリオ ホテル
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