2025/05/11 - 2025/05/27
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dashxさん
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先月、長年勤めた会社を退職しました。これを機に、まだ身体が動く間に行きたいところへ旅に出ようと思い、まず選んだのは死ぬまでには行きたいとずーっと憧れていたヒマラヤをテーマにネパールへ退職記念旅行を計画しました。もう有給休暇を気にすることがないので、今までの最長の17日間の旅となりました。
今回のテーマはとにかくエベレスト山を間近で観ること、ヒマラヤをバックにパラグライダー、そしてチトワン国立公園で野生動物に出会うこと。そして旅友はいつもの日本大好きマレーシア人。たまたま彼が会社を辞めて次の会社に勤めるまでの時間があったため、この長期旅行が実現しました。
ネパールは初めて訪れる国で、ヒンドゥー文化圏であることや衛生面などで少し不安はあったものの、素晴らしい自然と歴史、文化、そしてフレンドリーで親切なネパール人に出会えて今回も素晴らしい旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- マレーシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
関空からネパールへの直行便がないため、クアラルンプール経由でカトマンズに向かう予定でしたが、関空からクアラルンプールへのMH(マレーシア航空)は満席。久しぶりのJL(日本航空)で成田から出発です。成田も何十年ぶりで、随分と変わっていました。
マイルが貯まっていたのでビジネスの特典航空券を使わせてもらいます。JL便も満席でした。 -
さすがJL。機内は清潔でアメニティのスリッパも高品質。CAも皆さん親切でフレンドリーです。でも座席はちょっと狭いかも。私の座席は通路側ですが、隣の窓側シートの狭さ感でお分かりいただけると思います。
残念なのは機内食。JLのエコノミーの食事はとても美味しいのに、ビジネスの食事は不味くはないのですが、美味しいとは言えない。凝っているのは分かるのですが・・・無難さを追求したような中途半端な料理に思えます。 -
映画を観てひと眠りしたらアッと言う間にクアラルンプールに到着。
明日の朝の便でカトマンズに向かうため、今夜は空港直結のサマサマ・ホテルに泊まります。到着ロビーからカートでフロントロビーまで送迎してくれるので助かります。サマ - サマ ホテル クアラ ルンプール インターナショナル エアポート ホテル
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イスラムの祝日、イドルフィトリ(正月のようなもの)の飾りつけがまだロビーにありました。一気に異国情緒が盛り上がります。
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翌朝、7時にホテルを出てMHカトマンズ行にチェックイン。ビジネス客はリムジンで登場ゲートのあるサテライトまで送ってくれます。ここはリムジンの待合室です。
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リムジンバスかと思っていたら、なんとメルセデスベンツ。VIPになったような錯覚に陥りました。
何でもターミナルビルとサテライトを結ぶシャトルトレインが修復中で、それが完成するまでのサービスだそうです。尚、このリムジンはMHだけのサービスで他のエアラインの場合はバスです。 -
搭乗機です。ちょっと小さめのB737
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いよいよ搭乗です。
初めての行き先、「Kathmazu」の表示を見るだけでワクワクします。 -
機内食は朝食です。食べかけの写真ですみません! MHの食事は美味しくて、今までハズレはありません。
4時間ほどのフライトですが、座席はフラットシートではなく、モニターもありません。アメニティもなし。しかし機窓の景色は素晴らしく、眺めている間に到着してしまいます。 -
ミャンマーとバングラデシュを過ぎてネパール領空に入ってきました。
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険しい山々が続きます。
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ヒマラヤを遠くに眺めながら、着陸態勢に入ります。
日本、シンガポール、タイ、そしてマレーシアからカトマンズに向かう場合、座席は進行方向右側の窓側にされるとネパールの山々が見れます。 -
山沿いの村々も見えてきました。
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間もなく着陸です。
高層ビルもなく、建物が独特でかわいいです。 -
カトマンズ、トリブヴァン空港に到着です。
この後、トラベラーのPATAさんとtoroppeさんに教えていただいた要領でVOA(visa on arrival)を取得し、時間もかからずスムーズに入国できました。貴重なアドバイスありがとうございました。 -
到着ロビーで頼んでおいたホテルのドライバーが迎えに来ており、駐車場に向かいます。初めて訪れる国はタクシーなど不安があるので車を手配するようにしています。割高ではありますが、安心なのと、特にネパールは物価が安いので円安の今でも余裕で使えます。
この時のドライバーが親切で人懐っこくて、この後何度もお世話になりました。 -
カトマンズは大気汚染が酷く、うるさくて、交通渋滞も酷いとの事でしたので、ホテルは市内ではなく郊外の山間部にあるリゾートホテルを予約しました。カトマンズ観光を主目的とする場合には不便な立地ですが、あまりカトマンズには興味がなかったので空気がきれいで眺めのいいゆったりとしたホテルを選びました。
噂通り、カトマンズ市内は埃っぽいです。人も車もバイクもいっぱいで、混沌としていますが、何故か「好きだな~」と思ってしまう街です。 -
渋滞の市内を抜けて郊外に出て山道を登っていきます。空の色、空気が市内とは全く違います。緑も豊か。
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ホテルが見えてきました。
空港から約1時間かかりました。 -
到着です。
セキュリティがしっかりしていて、宿泊客以外は入れないような雰囲気です。 -
チェックインして部屋からの眺めです。
カトマンズ市内の空気はよどんでいます。 -
部屋で荷物を整理していると、ノックが・・・。
ドアを開けると、なんと!!!
このケーキが届けられました。
Happy Retirement (退職おめでとう)
感激のあまり、言葉を失ってしまいました。
実は今回の旅友が事前にホテルに電話して手配してくれていたのです。 -
感激していると、急にお腹が空いてきました。
今日はランチをとっていないので、早めの夕食をホテルのレストランでいただきます。
ウェイターに「今日初めてのネパールに到着したので、ネパール料理が食べたい」と頼むと、前菜に野菜とスパイスの聞いたクレープ、 -
そしてネパール料理定番のモモ。
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メインはネパールの国民食ダルバート。
どれも食べやすく美味しかったのですが、どれも凄い量。この後、分かったのですがネパールの料理は1品あたりの量が多くて1人前でも2~3人分はあるように思います。 -
満月とカトマンズの夜景を見ながら、今夜は早めに床につきます。明日はエベレスト観光のヘリコプターツアーに参加するため朝5時半に集合です。
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6時ごろにトリブヴァン空港国内線出発ターミナルに到着。早朝なのに多くの乗客で混雑しています。
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こちらの事務所でチェックイン。体重も計測されます。90キロ以上の人は料金が倍だそうです。
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セキュリティチェックを済ませて、バスでヘリポートへ向かいます。
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ヘリポートが見えてきました。思ったより多くのヘリコプターが駐機しています。ほとんどがエベレスト方面に向かうそうで、次々と離陸していきます。
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いよいよ搭乗です。パイロット1名と乗客が5名です。2列配置で、座席は2-4です。ラッキーなことにパイロットの横(副操縦士席)に座れました。この後、座席はローテーションです。
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離陸しました。
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カトマンズ市上空を通過します。
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山岳地帯に入ってきました。
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かなり高度を上げてきたように思います。
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雪をかぶったヒマラヤの山々が見えてきました。
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この風景で乗客は興奮気味。
カトマンズからここまでで45分ほどのフライトでした。 -
エベレストに行く前にベースキャンプ近くでいったん着陸します。エベレストの高度まで上昇するには、乗客5名では重すぎるため、2名と3名に分ける必要があるとのことです。
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私たち2名は最初のフライトになりました。他の3名はこちらで待機です。
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パイロットが酸素マスクのつけ方などを説明してくれます。また、窓は絶対に開けてはならないと念押し。
酸欠、高山病が少し心配でしたが、全く大丈夫でした。私は(スマホとカメラを持っていたため)酸素マスクもつけませんでしたが、問題なかったです。 -
離陸です。山に向かって進みます。
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森林限界をはるかに超えているため植物は見られず、岩と雪解け水だけの台地です。
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映画の世界に入ったよう。地球とは思えない風景が広がります。
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パイロットが山の名前を教えてくれるのですが、とても覚えきれず、どれがどれなのか分かりません。どの山も同じように見えて・・・
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そしてエベレスト!
この後、ヘリコプターは目前にまでエベレストに接近してくれました。気流状態が良好で雲もなく、パイロットいわく「とてもラッキーだ」
この壮大さ、華麗さに言葉がでません。撮影も中断して見入ってました。 -
エベレストの右側斜面です。
もう手が届きそうなくらいの距離。 -
名残惜しいですが、他の乗客も待っているのでエベレストに別れを告げて中継地点にもどります。
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キャンプが見えてきました。
次の3名がエベレストに行っている間、こちらで待機です。晴れ渡っているせいか、それほど寒さは感じませんでした。もちろん厚手のダウンジャケットを着用しています。この日は摂氏1度程度だったと記憶しています。 -
全員がそろって、今から朝食に向かいます。
場所はホテルエベレストビュー。 -
ホテルから少しはなれた空き地に着陸します。
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レストランは屋内もありますが、天気がいいのでテラス席にしました。
周囲はヒマラヤ杉の森林です。・・・しかし、こちらの標高は富士山より高いはず。なのに森林があるのは何とも不思議です。呼吸も普通で、まるで六甲山にいるかのような感じ。 -
それでも目の前はヒマラヤの大パノラマ。
ちょっと雲がでてきましたが、サングラスがなければ厳しい日差しです。 -
そして朝食はこんな感じ。フレンチトーストとオムレツ、ジュースにコーヒーです。パンと卵料理は選ぶことができます。
ツアーにはこの朝食代金が含まれていません。お値段は東京やホノルルの5★ホテル程度です。 -
名残惜しいですが、そろそろ帰路の時間となりました。
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座席はローテーションのため、今度は後部座席になります。
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給油のためにルクラ空港に寄ります。
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この空港は世界一危険な空港と呼ばれているスリリングな空港です。
ヘリコプターだからそれは体験できませんが、航空機の場合、前方に谷に向かって短い滑走路を進んでいくのですから、かなり怖いかも。残念ながら私たちが給油中に、航空機の離着陸は見れませんでした。 -
ヒマラヤの山々に別れを告げます。
この便の乗客は私たち二人とオーストラリア人男性1名、ドイツ人男性2名で、ぶっちゃけた表現をさせてもらうと、こんなところまで来る物好きな連中ですから、直ぐに仲良くなります。 -
カトマンズが近づいてきました。
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間もなくトリブヴァン空港です。
今までの澄み渡った大気とはかなり違うカトマンズの空です。 -
トリブヴァン空港ではいつものドライバーが待っていてくれ、ホテルに戻ります。早朝だったことと感激の連続でかなり疲れました。しばらくは部屋で休憩して、早めの夕食。ホテルの中華レストランでいただきます。
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やはり物凄いボリュームです。二人では食べきれませんでした。でも美味しかった。シェフが挨拶に来てくれて、彼はこちらと、メインのレストランをシェフを兼ねているそうです。フロントのマネージャーやスタッフをはじめ、全員がとても気さくでフレンドリーなLemon Tree Premier Buddhanilkantha Hotel。快適なステイでした。
明日はカトマンズ観光にでかけます。
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