2023/12/01 - 2023/12/01
240位(同エリア2152件中)
とーりさん
一泊二日の「空旅short」、第4弾は高知地区です。高知県は首都圏からだと何とも遠く、四国のうちでも瀬戸内に面した他の3県に比べ隔絶したところとの印象が強いところでした。今回はその中心である高知市周辺を観光することにしました。
高知はかつて観光したことはありましたが20年以上前で、しかも鉄道で回れる市内周辺のみでしたが、今回はレンタカーを駆使して回ったこともあり、訪れにくいところにも足跡を残すことができました。郊外は交通量の少ない懐かしい田園風景や山間部は谷が深いものの、登坂・下坂は少なくゆったりと気持ちよくドライブでき、独特の青く美しい風景に出会う事もできました。食に関しては?というところもありましたが、概ね満足な旅をすることができました。
日程は以下の通りです。
1日目(12/1)羽田 ⇒ 高知・・・龍河洞・・・アクトランド・・・桂浜/高知市内・・ホテル
2日目(12/2)ホテル・・中津渓谷・・にこ淵・・沈下橋・・高知市内・・高知空港 ⇒ 羽田
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さて南国市の海洋堂Space Factoryを出ていよいよ高知市内に入りました。訪れたのは中小工場が建ち並ぶ一角にあるこれも工場の「野村煎豆加工店」です。
(野村煎豆加工店13:27~13:40) -
特に目立つ建物でもなく観光客が立ち寄りそうもないところですが、ここが全国にも売り出されている「ミレー」というビスケット菓子製造店なのです。工場の入口にいた作業員の方に聞くと、そこの事務所で販売していますとのこと。早速入ってみます。
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入った事務所はまさに事務所で小さいカウンターがある先は事務の方が電話や経理などを忙しくしており小売客が入るのは場違いな雰囲気、申し訳程度にアウトレット製品が棚に置いてあるくらいです。恐る恐る事務手続き中の係員の方に「ミレーが欲しいんですけど」と言うと迷惑そうな顔など全くせずにこやかに写真付きの商品目録を見せてくれました。たいした量を買う訳ではないのにお忙しいところありがとうございました。
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思ったより色々な種類のものがありましたがプレーン味は地元でも売っているのでいくつか変わったものを買いました。まずこちらは「にんにく味」。これはなかなかイケます。全国展開してもいいと思います。
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こちらは「トリュフ味」。渋いとこを突いて来ます、味は悪くないですが今ひとつパンチが弱いかな。
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そして「コーヒー味」。ビスケットにコーヒーはミスマッチに見えますがなかなかどうして美味しくて一番気に入ったのがこちらです。最近地元のスーパーでも見かけました。全国展開し始めたのかな。
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旅の目的のひとつ、ミレーも製造元で無事買えたので次なる目的地へ移動します。しかしそこへの道はこんな感じで細い田舎道です。
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ようやく到着しました「濱口雄幸生家記念館」。高知市内ですが周りはとてものんびりした田舎です。
(野村煎豆加工店13:40 ⇒ 13:55濱口雄幸生家記念館) -
濱口雄幸といっても今の方は全く知らないと思いますが、戦前の政党政治華やかなりし頃立憲民政党を率い第27代内閣総理大臣となった人物です。そんな国のトップになった人の生家にしてはあまりに慎ましいところです。
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こちらが生家、平屋の小さな家です。季節柄落葉が狭い庭を赤く染めています。こちらは記念館といっても誰もおらず自由に見て回れます。入口のところに案内のパンフが置いてありました。
(濱口雄幸生家記念館13:55~14:06) -
こちらがこの家の主「濱口雄幸」。内閣は金解禁など失策もありましたが人物としては謹厳実直、統率力を発揮して内閣を組織するなど私の好きな総理大臣のひとりです。
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記念館の中にはその濱口が東京駅で狙撃された直後の写真がありました。この時は救命措置で一命をとりとめましたが、この傷が元で翌年亡くなりました。戦前の苛烈な時代を写す一枚です。
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裏庭も落葉でいっぱい。誰もいない京都のお寺のような雰囲気を味わいました。
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色々回ってとうにお昼は過ぎていましたがこの辺りで昼食とします。という訳で来たのは「土佐タタキ道場」です。
(濱口雄幸生家記念館14:06 ⇒ 14:18土佐タタキ道場) -
ここは高知名物カツオの藁焼きタタキを自分で焼くことができるという人気のお店です。平日の昼を外した時間ということもあり空いていました。
(土佐タタキ道場14:18~14:39) -
店内に入ると大量の藁と何やら火鉢があります。
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という訳で藁焼きに挑戦です。カツオ肉の塊を鉄箸のようなものに付け先ほどの藁の入った火鉢にセットします。
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店員さんが点火すると豪快に藁が燃え、炎がカツオを炙ります。いやいやこれは面白い。
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暫く炙って少し焦げたくらいで終了。後は店員さんが適度に切ってくれます。
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店内はこんな感じ。好きなところで食べるスタイルです。
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さてこちらがカツオの藁焼きタタキの刺身です。高知に来る前に職場の同僚から「塩とにんにくで食べる高知式カツオは地元で食べる醤油と生姜のカツオとは別物のようにうまいぞ」と聞いていました。ここ高知に来た主目的のひとつがカツオを味わうことでしたので、さて如何にとひと口。食べた感想はというと「?」という感じ。正直言って塩とにんにくで食べてもカツオはカツオ。まずくはありませんがそんなに美味しいとも思いませんでした。少しがっかりです。
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