2025/04/21 - 2025/04/21
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Pメテオラさん
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現代のリスボン都市圏はテージョ川対岸のアルマダ地区まで広がっている。たまには、対岸からリスボン旧市街を眺めてみるかと思ってカシーリャス航路のフェリーに乗ったら、船着き場からMTSというLRT:路面電車、が出ていたのでふらりと体験乗車してみた。アルマダは新興住宅地で、ほぼ観光要素なし。リスボン都心でせっせと働く中堅サラリーマンや店員さんの住んでいる街という感じであった。観光客が押し寄せるバイシャやシアド地区に比べると若い人たちが多い。またまた、リスボン体験が広がって、やっぱりあちこち出没してみるもんだと改めて実感した。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
-
【カイス・ド・ソドレ駅が起点】
朝起きたら急に思い立ってリスボン都心の眼前に横たわるテージョ川の対岸に行くことにした。フェリーの発着場は2カ所あるが、下流のカイス・ド・ソドレ駅直結の方に来た。 -
2025年現在、リスボン式のスイカは、「ナベガンテ」。数年前までは「ビバ・ビアジェン」という名前であったが、クレカのタッチシステムの導入にともない、交通カードも大幅改名。1枚0.5ユーロ、1年有効のペラペラなカードだ。機能は前とあまり変わらず、1回券、1日券などなど。ただし、複数の機能は入れられない。
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【カシーリャス航路の少しおんぼろフェリー】
カイス・ド・ソドレの埠頭から対岸のカシーリャス:Casilhas 港までは15分から20分おきにフェリーが出ている。通勤通学航路だ。だから、いちいち船の時刻表を確認せずに気軽に船に乗れた。 -
フェリー改札口脇で見ていたら、ものの数分でカシーリャス行きの折返し船が入ってきた。実用一辺倒の、少し古びた船だった。別な言い方をすれば、リスボン市民生活感100%の船だ。
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フェリーは、もやい綱を結わえて船を固定すると到着客を降ろし、船員さんが下船終了の合図をすると、建物のなかで待っていた乗船客を誘導した。折返し作業はものの5分で終わり。のんびりしているように見えて、なかなか見事な手際の良さだった。
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朝の下り便は写真のようにガラ空き。後方窓側に陣取って、遠ざかるリスボン中心街の景色を眺めることにした。
日本と違って、アナウンスやうるさいくらいの注意喚起もなく、ボーッという汽笛一声で出港した。 -
【川面からリスボンを眺めて】
初めはテージョ川下流方向に進むので、飲食店のいっぱいあるシアド付近の坂のある街並みが見えた。
どの方角から見てもリスボン旧市街は濃いオレンジ色の屋根が特色だった。 -
進行方向右の彼方に4月25日橋。
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橋の下のさらに奥には、ベレンの塔と大航海記念碑(発見のモニュメント)が霞んでいた。
「ニッポンは、彼らに『発見』された覚えはないぞお・・・」 -
リスボン旧市街を背景に進む、船体が小ぎれいなので、多分、テージョ川クルーズ船。
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目線を移せば、リスボン城址や大聖堂も見える。岸辺の茶色い長い屋根の建物はコメルシオ広場を囲む建物だ。
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【カシーリャスはリスボンとは別世界】
約10分で対岸のカシーリャス港に到着した。
それでも50人ほどの乗客は、さっさと下船して散った。 -
みんなについて歩いていき船着き場の建物(写真)を抜けると、電車とバスの発着場があった。
「多くの人たちは、ここに行ったのね」 -
【行き当たりばったりでもLRTみっけ】
まず、おっかなびっくり周囲を観察。どうやら奥の方に広がるアルマダという地区に行くLRT(現代風市電)乗り場らしい。会社名はMTSで路線網はY字型だ。ナビガンテ・カードで乗れることも分かった。よく考えれば当たり前だが、その時は、リスボンとは別のカードの区域かなと思ったのだった。 -
LRTは10分から15分毎に発車、1回乗車運賃は0.85ユーロだった。
「小雨模様だし、座れそうだからLRTで一周してこよっと」 -
気を落ち着かせて観察すると、4両の連接車で新しいそうな車両。デザインは、ヨーロッパのあちこちで見かけるスタイルである。
そして、「リスボン対岸にもLRT:路面電車、があるんだ!」 -
初めは、大学前:ウニベルシダッド 行き電車に乗った。車内も典型的な低床式スタイルで、どこにでもある感じ。ゴミも落書きもないから安心、安全だ。
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【ウニベルシダッド:大学前終点です】
約20分で終点に着いた。電車は、新興マンション街と広めの緑地が点在する、小ぎれいな郊外風景のなかを走った。 -
休日なので、ひと気のない大学前周辺。住宅もあるので、折返し電車にもパラパラと人は集まってきた。
「ところで何大学なんですかね?」 -
【プラガルでフェルタグス線も見えた】
MTSだろうが何だろうが、1回乗ればコツや雰囲気は大方わかる。折返し便で景色を見ていたら、プラガル駅付近で、フェルタグスと呼ばれている通勤型の電車に出会った。車両も大きくスピードも速い。リスボン都心に行く乗客の一部はプラガル駅でフェルタグスに乗り換えるようだ。残りの乗客はアルマダ中心部の商店街とか、カイス・ド・ソドレ付近の都心にに向かうようだ。 -
【三又分岐のラマーリャ駅と住宅地】
プラガル駅の次は、広い緑地と高速道路を突っ切って2分ほど走ったラマーリャ停留所。ここでいったん下車して、線路が三又に分岐している様子を見ることにした。
「暇つぶしだね」 -
ラマーリャ駅の周辺は、緑の多い、かなり質の良さそうなマンション街である。ポルトガルの平均的なイメージより清楚で静かなたたずまいであった。
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イチオシ
ラマーリャ駅に到着するLRTの電車。建物はポルトガル風だが、電車はどこでも見かけるユニバーサルデザイン。
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ラマーリャ駅から200メートルくらい東(カシーリャス方)へ走った場所が、線路が複線で分岐している場所だ。坂の傾斜地に線路があるし、三角形も大きいので、線路の内側にも少なくない数のマンションが建っていた。
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三角形のもう一つの分岐点。芝生を敷いた線路が20世紀風のLRT感を醸し出していた。
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【南の終点はコロイオス:Corroios駅】
分岐点のラマーリャ駅から約15分で、Y字型の3つ目の終点コロイオス駅に着いた。こちらもフェルタガス線の駅に隣接した新興住宅街のなかの現代的で広々とした空間だった。 -
コロイオス駅の中に入ってガラス越しにみたMTS線の折返し電車。MTS線は、いまのところ全部の電車が同じ形式、同じ色である。
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【緑多き新興住宅街を走る】
コロイオス駅近くに広がる緑地を突っ切って線路が敷いてあった。お散歩がてら線路につかず離れず歩いていると、10分とたたないうちにLRT電車が通る。 -
青と白のツートンカラーの4両連接式のMTS電車。
ヨーロッパでは連接車を普通に見掛けるが、ニッポンではほとんど走っていないのはなぜだ? -
イチオシ
【ポルトガル風ニュータウンとLRT電車】
しばしMTS線、コロイオス付近の電車風景を眺めよ、の世界だ。
ポルトガルでは、LRTはクルマと同じく右側通行、普通の鉄道は左側通行。 -
LRTはゼロから設計できたので線路と歩道の段差がなくバリアフリーも徹底している。おじいさん、おばあさんも難なく電車に乗り降り、ホームから歩道に出て歩いて去って行った。
「次の電車に乗ってカシーリャス港に戻ろ!」 -
【カシーリャスの街を海鮮食堂体験でミニ観光】
カシーリャスに戻ってきたら正午すぎだった。
「せっかくなので、このあたりで食べてからリスボンの街中へ帰るか」という気分になった。 -
カシーリャス駅前の旧市街っぽい風景。この一角だけは、昔ながらのポルトガルっぽい感じがした。
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雨模様の中でLRTに全部乗ったら3時間ほどかかった。駅付近のカジュアルそうな海鮮食堂に入ってタコ料理を食べて、おしまい。
無計画な割には、期待以上に実り多きカシーリャス行きフェリー体験であった。了
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