2024/09/26 - 2024/09/28
874位(同エリア2317件中)
五黄の寅さん
日本神話の里、出雲を訪ねてきた。
出雲空港からレンタカーで周る。
1日目
加茂岩倉遺跡 銅鐸 風土記の丘
神魂(カモス)神社 日本最古の大社作りの社殿 国宝
黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)イザナギノミコトが逃げ帰った
二日目
松平不昧公茶室 明々庵 大名茶人
出雲大社 古代出雲歴史博物館 野見宿禰神社 稲佐の浜
竹野屋旅館 竹内まりや実家
日御碕灯台 石造りで日本一の高さ 夕陽の絶景
最終日
出雲文化伝承館
西谷墳墓群 四隅が長い独特の方墳
JR大社線旧大社駅 D51運転席に座る
荒神谷遺跡 銅剣358本出土
万九千(マンクセン)神社 出雲に集まった神々がこの神社から出雲を去る
菅原天満宮 菅原道真は出雲で生まれた
野見宿禰墓 菅原家の祖 奈良で當麻蹴速と相撲を取る
中身の濃い楽しい3日間だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ここは加茂岩倉遺跡。
出雲空港から12kmほど南に行った所にある。 -
最初にガイダンスを聴く。
銅鐸が多数発見された遺跡。 -
ガイダンスを聴いた後、遺跡が発掘された現場を見学する。
1996年に銅鐸が38個発見された。
一箇所で見つかった数は日本最多。 -
加茂岩倉遺跡から30km程の所に有る、島根県立八雲立つ風土記の丘博物館を訪れる。
松江市南郊の大庭地区・竹矢地区、東西5㎞、南北4㎞の範囲を「八雲立つ風土記の丘」と称し、点在する史跡群をフィールド・ミュージアムとして総合的に保存・活用している。
ここは展示学習館で、風土記の丘地内の出土品や出雲国風土記写本などが展示されている。 -
風土記の丘からすぐの所にある神魂(カモス)神社にお参り。
本殿は現存する日本最古の大社造りで国宝。
近くには須佐之男命が読んだとされる『八雲立つ 出雲八重垣 妻篭みに 八重垣つくる その八重垣に』
の歌で有名な『八重垣神社』もある。 -
神魂(カモス)神社から30分程の所にある、黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)入口にやってきた。
ここから黄泉の国の出入り口に向かう。 -
上り坂の薄暗い林の道を10分程上って行くと、開けた所に出た。
どうやらここが黄泉の国の出入り口の様だ。 -
ちゃんと説明板が設置されている。
説明を読んで、しばし昔読んだイザナギ・イザナミの伝説を妄想する。 -
1日目の予定が完了。
ホテルにチェックインして居酒屋に向かう。
飛び込みで入った居酒屋が大正解の良いところ。
気の良い女将とお喋りしながら、美味しい酒の肴と出雲の地酒を堪能した。
これは秋雲と書いてあきもと読む。 -
ここから2日目。
ホテルをチェックアウトして武家の茶道を創り上げた松江藩主、不昧公ゆかりの茶師を訪ねる。
ここが松江藩主不昧公縁の茶室、明々庵。 -
明々庵の茶室でお茶を頂く。
-
庭で松江城を背景に記念の1枚を撮る。
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宍道湖の北を西へ、40km程で出雲大社に到着。
出雲大社の大注連縄 左が龍の頭右が尾。 -
本殿の前に翻るでかい日章旗。
畳75畳分の大きな日の丸。 -
雲大社からほど近いところにある割烹・和食堂 看雲楼。
宮内省の料理人であった安井熊市氏により、明治15年に創業された、出雲大社にゆかりの深い店。
看雲楼(かんうんろう)で出雲大社ゆかりの食事「うず煮」を頂く。 -
食事の後は古代出雲歴史博物館を訪れる。
正式名称は島根県立古代出雲歴史博物館。
古代の出雲大社の本殿は何度見ても、そのスケールに圧倒される。 -
出雲大社の門前にある竹野屋旅館。
創業140年以上、出雲大社の正門前に位置する老舗純和風旅館として、多くの人に愛されている。
歌手の竹内まりやの実家でもある。 -
出雲大社の参道を通って野見宿禰神社にお参りする。
-
野見宿禰神社にお参りする。
出雲大社宮司家の先祖が野見宿禰だそうです。
更には菅原道真も野見宿禰の子孫だそうで、なんとも凄い人やった。
古墳の人柱の代わり、埴輪を考えたのも野見宿禰とか。 -
出雲大社を後にして、10km程の所にある日御碕灯台に行く。
島根半島の最西端の断崖にそびえる「出雲日御碕灯台」。
明治36年(1903)に設置され、海面から灯塔の灯火までは63.30m。
地面から塔頂まで(塔高)が43.65mあり、石造灯台としては日本一の高さを誇る。
真っ白な外壁は、松江市美保関町で切り出された硬質の石材、内壁はレンガ造りで、外壁と内壁の間に空間を作った特殊な二重構造になっている。 -
夕陽が綺麗に海を照らしている。
-
光度は48万カンデラで、夜間は約40km沖合まで達し、100歳を越えた今なお現役で海の安全を守っている。
夕方になるとライトアップされ、色を変えて映し出される姿が美しい。 -
夜はホテルのレストランで夕食。
お疲れ様でした。 -
三日目最終日
まずはJR大社線旧大社駅に向かう。
何と駅舎は改修中だった。
建物の覆っている壁に設置された歴史や改修工事の様子に目を通す。 -
改札口を抜けて駅舎の裏に回るとそこにD51がいる。
-
記念写真をしたあと、早速D51運転席に座って運転手気分に浸る。
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駅舎後から来るまで10分前後の所にある、出雲文化伝承館を訪れる。
出雲文化伝承館は、今の時代に失われつつある出雲地方の伝統を今に伝え、訪れる人々が出雲の歴史と文化に触れることができる憩いの場として平成3年に開館した。
出雲地方特有の築地松(ついじまつ)に囲まれた敷地には、出雲平野の大地主であった江角(えずみ)家の母屋と長屋門、庭園を移築したほか、松平不昧公(ふまいこう)が愛用した茶室「独楽庵(どくらくあん)」があり、ここで抹茶を頂く -
次に20km程離れた、西谷墳墓群遺跡公園「出雲弥生の森」に向かう。
ここには四隅が長い独特の方墳がある。
長辺が40mを超え、四隅突出型墳墓としては全国最大級のもの。
そのため、代々出雲王が葬られた墳墓と考えられている。 -
墳墓の中が整備されていて、このようなホログラムが見れる。
古墳に眠っている王族の姿を再現。 -
出雲に全国の神様が集まる事は良く知られている。
さて、ではこの神様達はその後どうされるのか。
ある場所に集まって、そこから全国にお帰りになるのです。
そこが、
万九千(マンクセン)神社
出雲に集まった神々は、この神社に集まって出雲を去るのです。 -
境内には沢山のネズミがいてるけれど、それは
祭神の内、大穴牟遅命(おおあなむちのみこと=大国主神の若き日の別名)と
深い縁がある。
大国主神が素戔嗚尊に攻められた時にネズミが助けた縁がある。
又ネズミは五穀豊穣、子孫繁栄を象徴している。
等の理由があるから。 -
次に訪れたのは、8km程の所にある荒神谷遺跡。
銅剣が358本出土した事で知られる。
ボランティアの方に案内して頂き、興味深い話を沢山聴けた。 -
旅も終わりに近づいて来た。
ここは、荒神谷遺跡から15分程の所にある「菅原天満宮」。
菅原天満宮
寛文3年(1663年)不昧公(松江直政)が建立。
菅原道真公はこの地で生まれたと伝わる。
奈良県に住んでる私としては、菅原町にある産湯の跡との関連が知りたいものだ。 -
拝殿にお参りする。
-
境内の一角に、菅原道真公の先祖と言われる野見宿禰の墓があるのでお参りする。
野見宿禰墓
菅原家の祖であり、第11代垂仁天皇の命により奈良で當麻蹴速と相撲を取り相撲の神様となる。 -
旅の終わりに、出雲空港で出雲の阿国さんにご挨拶。
今度来ることがあったら、墓に詣でますね。
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