2025/04/27 - 2025/04/29
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ミータさん
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2024年1月の地震、同年9月の豪雨と2つの災害に見舞われた能登半島を訪れた。昨年10月にも能登半島を訪れたが、豪雨の直後だったため輪島などに行くことは避けた。今回は輪島や珠洲なども奥能登地方も訪れた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4月28日は月曜日だが、私の職場は土曜日が勤務の代わりに月曜日が休みになる。そのため27日から29日にかけて3連休になった。そこで能登半島に出かけることにした。能登空港(のと里山空港)へはプレミアムクラスで向かう。サンドウィッチの軽食が就ている。
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窓からは富士山も見えていたが、うまく撮影できなかった。
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立山連峰はよく見えた。
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10時頃に能登空港に到着。空港からバスで輪島に向かうが、本数は少ない。10:36の便に乗る。輪島までは約30分である。
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地震とそれに伴う火災により輪島の朝市通りは多くの犠牲者を出した。
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朝市通りの付近にあった建物は撤去され、更地になっていた。焼け焦げた木がここであった出来事を伝えている。
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朝市通りの一角に雑貨屋兼カフェがあり、コーヒーをいただく。
KALPA グルメ・レストラン
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港方面に向かう。
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港近くにある「輪島朝市むすび」というお店。震災ボランティアで炊き出しを行っていた人たちが、常設店舗でおにぎりやお弁当を販売を行っている。
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営業している飲食店は少ないので、この「輪島朝市むすび」でお弁当と炊き出し汁なるものを購入して食べる。
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歩道のタイルが盛り上がっている。
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能登といえば「白米千枚田」。そこに向かう路線バスがあるが、平日は3本、休日は2本のみ。輪島駅前を12時半前に出る。時間的に輪島駅前まで戻る余裕はなかったので、弥生町というバス停まで歩いた。その手前にもバス停があったのだが、通り過ぎてしまった。
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道の駅千枚田ポケットパーク。グーグルマップでは休業中となっていたのに営業していた。
道の駅 千枚田ポケットパーク 道の駅
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営業再開かと思ったら、ゴールデンウィークのみの期間限定の営業だった。
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能登を代表する風景の千枚田。地震と豪雨という2つの災害によって、田んぼは崩れてしまった。何割かは修復され、水を湛えて田植えの準備が行われているが、半分くらいは崩壊した状態だ。
白米千枚田 自然・景勝地
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千枚田の背後の山も崩れた跡がある。
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田植えの準備が進む千枚田。
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一方で畔が崩れた場所。
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千枚田。
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帰りのバスは1時間後。バス停の後ろの崖も豪雨の時に崩れたようだ。写真の右端に写っている建物の内部に土砂は入り込んでいた。
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道の駅「輪島 ふらっと訪夢」。輪島駅前というバス停だが、現在鉄道は廃線となっている。
道の駅 輪島 道の駅
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鉄道があったころの名残り。敷板は地震のため浮き上がっている。
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輪島駅のホームの名残り。
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15:20のバスで空港に向かう。バスの本数が少ないので事前の下調べを行わないと、宿にたどり着けない。
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能登空港からの能登町方面のバスに乗り、縄文真脇温泉口という停留所で下車。そこからさらに徒歩で2,30分の所にこの日の宿「真脇ポーレポーレ」はある。案内の看板を見て歩いたら、遠回りのルートだった。それでも17時半頃宿に到着。何でも飛行機で来たお客さんは2000円キャッシュバックというキャンペーンを珠洲市や能登町の宿泊施設は行っているらしい。飛行機の予約番号など控えていないよと思ったが、探したら予約確定のメールが見つかり、2000円キャッシュバックしてもらえた。このお金をまた被災地に還元しますよ。
縄文遺跡の隣 by ミータさん真脇ポーレポーレ 宿・ホテル
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部屋からの眺め。遠くに海も見える。
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千枚田ポケットパークでは少ししか買い物をしなかった。右のカシューナッツは輪島駅前近くのドラッグストア兼スーパーでお札を崩したくて購入したもの。
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夕食。
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2000円のキャッシュバックがあったので1200円の地ビール「奥能登伝説」を注文。
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能登牛のしゃぶしゃぶ
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お造り。
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能登牛のステーキ。
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デザート。
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これは翌朝の朝食。
9:21の珠洲行きのバスに乗りたいので、8時半過ぎにはチェックアウト。 -
バス停が「縄文真脇温泉口」とあるように、宿の近くには縄文時代の遺跡が発掘された。この像はその発掘品の拡大複製したものだそうだ。
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竪穴式住居も復元。
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竪穴式住居の中。
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円形列柱も復元。
真脇縄文遺跡 名所・史跡
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円形列柱の説明。
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遺跡のある広場。
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能登町の辺りは古い家屋が多く、。何件かの家の屋根の棟がブルーシートで補修されているのが見えた程度で、震災の被害は外からではよく分からなかった。
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真脇からバスで40分程、見附島口というバス停で下車。能登の風景で千枚田と並んでよく紹介されるのが軍艦島とも呼ばれる見附島。
見附島 自然・景勝地
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鐘があったが、土台の柱などが地震で壊れていて、鐘を鳴らすことはできない。
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見附島自体、崩れて形が変わってしまった。
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見附島に隣接した休憩所も地震で壊れて営業していない。併設のトイレは使えるようだったが、トイレットペーパーがなかった。公園内の別のトイレはトイレットペーパーもあった。
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見附島付近は倒壊した家が多く残されていた。地震から1年半近くたっているのに、解体が追い付かないのである。
次のバスは昼過ぎ。歩いて道の駅「すずなり館」を目指す。グーグルマップでは6.1㎞となっていたが、もう少し歩いた。 -
橋も通行止め。海の近くに戻り、別の橋を渡る。その橋も通行止めだったが、他にも歩行者が渡っていたので、まあ、歩行者なら良いのだろう。
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これはさらに歩いたところにあった橋。車道と歩道の連結部分に隙間ができていた。
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上戸気多神社。鳥居や石灯篭が倒壊していた。
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何とか11:30頃に道の駅「すずなり」に到着。
道の駅 すずなり 道の駅
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土産物などを売っている「すずなり館」に隣接して仮設店舗の食堂がある。
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そこそこメニューも豊富。学生ボランティアと引率の先生らしき一団もいて、にぎわっていた。
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カキフライ定食をいただく。
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珠洲市は製塩でも有名なところらしく、塩ソフトも売っていた。
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珠洲駅も廃線のためにホームだけが残されている。
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レールも一応残されている。
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空港行きのバスの便は少ない、12:45発のバスに乗らないとこの日の宿にたどり着けなくなってしまう。見附島から頑張って歩いたのはその為だ。
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空港に向かうバスから見えた土砂崩れ跡。家が土砂に押しつぶされているのが見えた。こういう土砂崩れの跡は至る所にあり、豪雨の被害の大きさもわかる。
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能登空港にも地震の被害を伝えるものが残されていた。
のと里山空港 空港
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空港からのバスは少し遅れたために、予定していたのと鉄道の便に乗れなかった。元々、4分の乗り継ぎ時間は厳しいなと思っていたのだ。1時間ほど穴水駅周辺をブラブラする。写真はすずなり館や穴水駅の物産館で購入したもの。能登ミルククッキーとその下の包まれた物(シュークリーム)は和倉温泉、"ANSAND”は宿提供の茶菓子。
続く
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この旅行記へのコメント (2)
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- gontaraさん 2025/04/30 15:52:34
- 復興支援
- の旅、ご苦労様でした。
こうして各地の災害に心を寄せられて、ホントに敬服します。
って、自分では行けませんが・・
機会が有れば、能登空港は未着陸なので飛んでみたいと思います。
こちらにも千枚田が有ったのですね。
田植えの為の水をたたえた棚田を見ると、明日への希望が見いだせるような気がしますが、実際は厳しいのでしょうね。
そうそう、すき焼きじゃ無いけど、鍬のような鉄板、これ良いですね。
GONTARA
- ミータさん からの返信 2025/04/30 19:24:52
- Re: 復興支援
- 千枚田の修復はほぼ手作業でしょうから、大変ですよね。まあ、田植えから収穫まで機械化は困難なので、維持すること自体が大変なのですが。
珠洲は意外と若い人たち(関西の国立大学のゼッケンを着けていました)の姿もあり、全国から訪れているようです。
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