2025/04/05 - 2025/04/05
75位(同エリア231件中)
まりも母さん
今年も桜が咲きました。
お花見には行きたいが 混雑している所は嫌です。
住まいからさほど遠くない
桜がきれいそうで かつ 空いてそうな場所をいくつか廻った一日。
素敵な桜に会えました。
坂東市と土浦市の桜です。
茨城県にはまだまだ 穴場的お花見スポットがあって良かった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
最初に向かったのは茨城県坂東市の「逆井城跡公園」
戦国時代末期 後北条氏の北関東進出拠点として築城された城跡です。
ここ 実に18年前に一度だけ来ています。
ふと、そういえば桜の木があった気がする・・・
と 調べてみたら なんと桜の時期にお祭りまで開催されるような公園だったのです。 -
桜まつりは1日開催。この日は前日の土曜日。
公園入口の駐車所は小さいもののまだ空きもありました。
ソメイヨシノはほぼ満開です。
門の手前に池があり そのあたりにも桜が沢山。 -
青空の下 満開の桜。
やはり 日本人としてはこれを見なければって感じます。 -
今日は娘の家族と一緒にここへ来ました。
ランチの準備もしてお花見なのです。
ソメイヨシノの手前にピンクが濃い桜もあります。 -
この ピンク濃いめの桜は地元生まれの「紅猿島(ベニサシマ)」
坂東市(旧猿島町)の園芸会社の畑で発見された品種です。 -
この紅猿島の特徴は
濃いめのピンク 花弁の内側中央に真っ赤な星形の模様。
寒緋桜と山桜の自然交配だろうと考えられるとか。
アップで見るとなるほど 赤い星が素敵な桜です。
ガクにあたる部分が花びらの内側から透けて見えているのでしょうか・・・? -
毬のような丸いかたまりが枝いっぱいに咲いています。
ソメイヨシノより少し満開が早かったのか
つぼみはほとんど無く
そろそろ花びらが散り始めてきていました。 -
木の足元はピンクの水玉模様。
女の子たちがせっせと花びらを拾い集めていました。
すてきなピンク色だもんね。おうちにもって帰りたくなっちゃうのですね。 -
お城の建物が復元されています。
>櫓(やぐら)門、橋、塀、主殿、二層櫓などが復元
との事で 戦国時代の景観が再現されています。
(櫓にあがる事もできます) -
明日は「逆井城まつり」開催日で 準備が進められていました。
>戦国時代をイメージした出陣式、火縄銃演武
ふれあい農業祭、ステージ、模擬店などなど盛りだくさんの内容だそう。 -
園内には沢山の大きなソメイヨシノがありました。
多分 今日で満開と言った様子。
良い時に来られました。 -
明日より今日の方がお天気は良さそう。
今日はちょっとゆっくり目のスタートで
芝生広場の奥 桜の下にシートを広げて 皆でランチにしました。
お祭り日の前日なので 人も少なく 私たちにはのんびりできました。
こんなにお天気良くて桜も満開なのに空いてます。 -
公園の外周にあたる場所には土塁や外堀が残っています。
解説板などもあり 戦国時代のお城に興味がある方には楽しい場所でしょう。
まりも母は知識不足で・・・。 -
土塁の外まで行くと畑の向こうにも桜並木が。
その更に先には筑波山のシルエットが見えました。 -
東側の土塁のあたりには山桜の木もありましたね。
-
楼門と橋も復元されています。
遺構が見つかったと書かれていました。
復元は 遺構保存の為 実際あったであろう場所からは
ずらして建てられているそうです。
土の中に遺構が残っているからなのか この辺りには桜は植えられていません。 -
昔の掘りの感じが良く判りますね。
戦国時代末期のものが手つかずのまま残っていたと言うのも
驚きであります。
それだけ、開発の手が入らなかった。
田舎であると言う事でしょうか・・・。
宅地とかにならずに良かったのでしょう。 -
掘りや土塁の外にはソメイヨシノが植えられ
人々の憩いの公園と整備されています。
明日は大変な賑わいになるのでしょうね。 -
観音堂は旧岩井市にあったものを移築・復原したものです。
天正16年(1588)建立の棟札があったそう。 -
青く広がる空。
見あげれば この瞬間も咲き開いていそうな桜のフレームが。
のんびりランチとお花見の時間を過ごし
逆井城跡公園を後にします。 -
娘の自宅へ戻り 帰宅がてらダンナと2人でご近所の桜を見に行ってみました。
2日前雨の中 咲き具合を見に来た土浦市の小さな「新川」へ。
桜は2日の間に満開となり 夕方の淡くなりつつ陽射しが
柔らかな空気感を醸し出していました。 -
イチオシ
土浦市内を東西に流れる「新川」は約2キロに渡り 桜が両岸に植えられています。
下流は土浦港近くで霞ヶ浦へ流れ着きます。
静かな川面に両岸からの桜が映り
ほんの少し落ちた花びらが 水面の枝に花を加えているようでした。 -
急に暖かくなったせいか 葉っぱの出も早く
緑を背負った花も。 -
たまに少しの風が吹けば 川面に映った桜の揺らめきも楽しく。
-
上流方面に向かい川幅が狭くなり
その分両岸の桜が迫り 重なるように見えるのです。
川縁がコンクリートでかためられていない草地の場所もあり
小川のような雰囲気も素敵なのです。 -
手すりが木製の橋もいくつか。
手すりは最近架け替えられたようで 新しいものでした。 -
車も通れる橋ですが、幅も狭く雰囲気があります。
この橋で写真を撮っている方も数人いましたね。
お花見に来ているらしいビール片手に歩いている二人連れも。
こんなに良い景色でも花見客はまだ数人程度です。 -
下流方面へ歩いてみます。
昔はガードレールもありませんでしたね。
保育園の送迎にここを車で通ると「車が川に落ちる」と娘が怖がったものです。
桜まつりの提灯が飾られています。
夜は提灯の明りで夜桜が楽しめるそうです。 -
土浦税務署に近い辺りまで来ると川幅は広がり
脇の道路も広くなります。
この辺りには後から植えられた枝垂れ桜などもあります。 -
桜の枝を下から覗くと 夕空に白い半月が。
-
神天橋のあたりでつくばりんりんロードと交差します。
りんりんロードは土浦駅から桜川市岩瀬までつながるサイクリングロードで
サイクリングロード沿いに桜が植えられています。
新川と交差するあたりは こんな様子でした。
時間は17時を過ぎ 夕暮れ近くなりました。
最後にもう一ヵ所 桜のきれいな場所に寄って行こうと思います。 -
最後にやってきたのは 「土浦市立真鍋小学校」
土浦市の桜見物では外せない名所です。
校庭のど真ん中にソメイヨシノの巨木が5本あります。
なんども全国放送でテレビ中継されたりしています。真鍋の桜 (真鍋小学校) 花見
-
もう暗くなりかけの時間です。
でも入れ替わり立ち替わり そこそこの人たちが見に来られています。
明治40年(1907)にこの地に学校が移設された記念に植えられた桜。
今年で118年目。 -
一番太い木の幹回りは5mを越えるそうです。
貫禄の巨木です。 -
知らずに来たのですが、この日4月5日は
この小学校出身の俳優で
2020年に逝去された三浦春馬さんのお誕生日でした。
早い時間にはファンの方々が沢山訪れていたようです。
校舎に展示されたメッセージボードに春馬さん宛のメッセージも沢山ありました。 -
この晩 土浦港ではファンの方々による 追悼花火も打ち上げられました。
真鍋小学校の桜には
そんな ただのお花見だけじゃない思いを持って見に来られる方もいらっしゃったのですね。
今年は ここ数年内ではちょっと満開時期が遅く
ぴったりお誕生日の日と重なった訳です。 -
国内でも最古に近い樹齢100年越えのソメイヨシノ。
支柱は以前より増えたように思いますし
校庭ですから根元も子供たちが走り回ります。 -
決して条件の良い場所ではありませんが
大きく洞になった幹の中からも新しい枝が太く育っています。 -
花付きも悪くありません。
丸く珠のように咲く花を沢山つけていました。 -
ソメイヨシノの寿命が およそ60年とされるなら
もう その倍生きている真鍋の桜。
昨年の記録的な酷暑などを思うと
今年もその花が見られたのは本当にうれしい限りです。
来年も この桜に会えることを願い 今日は帰ります。
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