2025/04/19 - 2025/04/20
9296位(同エリア12738件中)
なかじもさん
毎度のごとく、土日で現地を満喫する旅。
今回は鹿児島です。
行きたいスポットは沢山あったけど、天候に恵まれず、急遽現地で面白スポットを検索して回る旅に。
個人的には楽しかったけど、撮れ高はやや不満かも。。。
リベンジ必須やね!
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回も一泊二日の短期間で鹿児島を一周しようという無謀な旅。
朝4時半起き、始発の飛行機で鹿児島に向かい、9時から移動開始!
今回の旅のお供はスズキのソリオ。車高が高いので、座高の違い私でもゆったり乗れる、いい車でした。 -
まずは空港から薩摩半島南部に向けて走り出す。
途中、指宿スカイラインという道路を通る。
途中にはいくつか見晴らしの良い展望台があり、ここ須々原展望台からは鹿児島市内や桜島の雄大な景色が眺められる…はず。
やや霞んでるけど、桜島が空に浮かんだるみたいで幻想的。 -
次は錦江台展望公園。
展望台までは吊り橋を渡るねんけど、人が通ると長渕剛の「乾杯」や「幸せになろうよ」が流れ出す。
鹿児島県民、どんだけ長渕好きやねん。
この後、音響道路という、高速道路とかにたまにある道路の溝がメロディーに聞こえる場所があり、そこでも「乾杯」が…
わかったわかった、よーくわかりましたよ。 -
最初の目的地、知覧の特攻平和記念館に到着。
言わずと知れた、特攻隊が飛び立った飛行場があった所。特攻隊員達の遺書や手紙、顔写真などが沢山展示されている。
中の展示は基本的に撮影禁止なので、撮影していいのは一部のみ。 -
隊員の遺書や手紙はだいたい3パターンあって、
「一撃轟沈」みたいな勇ましいもの、
「家族を大切に」「親不孝をお許し下さい」みたいなもの、
「いっちょやってくるか」みたいな強がっているものがあった。
どれも明日には死ぬかもしれないという恐怖を前に、20歳前後の若者が必死に自分の人生を見つめ直して、その短い生き様を残そうと踠いているのが伝わった。
隊員が家族に宛てた手紙を読んでいると涙が止めどなく出てきて、ハンカチ必須。自分以外にも、あちこちに鼻をすすりながら泣いている人がいる。 -
日本人って、その場の空気や雰囲気に意見する人、少ないよね。んで、周りや上司の声に流されて、本心を偽ってでもその場の空気に追従する人が大半やんね。大人になって会社で勤めていると特にそう感じる。
特攻隊になんかなりたくないのに、それで英雄になれると仕立て上げられて、死んでしまった人達。当時はその空気に逆らうだけで、逮捕されたり処罰されたりする時代やったので、仕方なかったんやろうけど、今の日本で自分の意見を真っすぐ言える人がどれだけ少ないことか。
自分も空気を読む側になる場面が多くて、これじゃいかんなぁと思いを正す。 -
記念館がある公園にはまだ桜が少し残っていて、風に吹かれて花びらを散らしていた。
亡くなった人達を単に美化するだけではいけない。ここから学ぶべきことはたくさんある。 -
昼飯は何を食べようかと、平和会館の周辺を検索。
見つけたのがここ、地鶏「大摩桜(だいまおう)」の直売所。
平和会館から車で数分。 -
一般的な若鶏の3倍以上の期間をかけて育てたブランド鶏。
買って帰るだけでなく、生の鶏肉は鳥刺しとしてここで食べることもできる。
他にから揚げも売ってて、1個から注文できます。 -
と、いうことで鳥刺し1人前を注文。6種類の切り身を2~3切れずつ盛り合わせてくれる。
これに九州ならではの刺身醤油(甘いやつ)をかけて、割り箸もつけてくれる。
全部で300グラム以上あって、見た目は多いかなぁと最初は思ったけど、部位ごとに味や食感が楽しめてペロリと食べてしまいました。 -
お腹もいっぱいになって、さらに薩摩半島を南下する。
知覧はお茶も有名やね。茶畑の向こうに見えるのが次の目的地。
薩摩富士とも呼ばれる、綺麗な形の山が見える。 -
指宿市にそびえる開聞岳。高さは924メートルとそこまで高くないけど、海から富士山が突き出たような、美しい山体。ザ・火山という感じやね。
本当は登りたいけど、1,000メートル弱を登るのは結構大変なので、今回はパス。 -
代わりに、薩摩半島の最南端の岬「長崎鼻」へ。火山性の土地なので、海岸には噴火で飛んできたであろう岩がゴロゴロしてる。
向かい側に見えるのは大隅半島。 -
長崎鼻に向かう途中の土産物屋。
「ナニコレ珍百景に出た」のをアピールしてるあたり、ちょっと狙いすぎかな。
普通に営業してるし・・・
とはいえ、客数もそこまで多くない土地なので、目立つのは大切やね。 -
ハートのオブジェをバックに、おじさん一人の記念撮影。
-
指宿まで来てやりたかったのが、砂蒸し温泉に入る事。
この地ではあちこちから温泉が湧いてて、海岸沿いの砂を少し掘ると温かい蒸気が湧き出てくる。
砂蒸し風呂に入れるところは何か所もあるけど、向かったのはここ、休暇村指宿。 -
ここの砂蒸し風呂は全天候型ということで、屋根と窓があるので、雨の日でも砂蒸しが楽しめる。大き目の砂場という感じ。
そしてもう一つ、ここをおススメする理由は・・・ -
写真を撮ってくれるのだ。
普通の砂蒸し風呂はスマホ持ち込み禁止が多い中、ここはパラソルや「I♡IBUSUKI」とデコって撮影してくれる。
埋められて顔にタオルを巻いたおじさん一人が、嬉しそうに撮影されるシュールな画・・・。隣にいた女性客二人組は明らかに困惑してました。。。
10分~15分ほど埋まっていると、全身ポッカポカに。汗が全身から噴き出てきます。
隣の大浴場で更に温まり、大満足。
風呂上がりは半袖でもなかなか汗が引かないくらい。 -
まだまだ観光は終わらない!
指宿には九州最大の湖、池田湖があり、そこからの開聞岳の眺めがよいということで向かってみる。
あいにく山頂は雲に隠れてたけど、、、 -
池田湖の名物、オオウナギ。体長は最大で2メートルにもなる、でかくてぶっといウナギ。
いい顔してるねぇ~ -
池田湖と言えば、イッシー!
ネス湖のネッシーに似たUMA(未確認動物)が目撃されて有名になった湖でもある。
昔、イギリスのネス湖までネッシーを探しにいった身としては、ここはどうしても外せないスポットなのです。。。
実はイッシーはオオウナギを見間違えたのでは、という説もあるけど、夢は夢のままで。 -
今日の観光はここまで!宿のある鹿児島市へ向かう。
鹿児島港から明日向かう桜島を眺める。こちらも山頂は雲がかかってるけど、やっぱり大きいね~。
ただ、今夜から明日は雨の天気予報・・・晴れてくれるかな。 -
長時間の運転の疲れをビールとキビナゴの刺身で癒す。この後は…焼酎の沼にハマるが、これ以上お見苦しい姿を見せられないので、今夜はここまで。
(期待してた人、ごめんなさい…誰も期待してない?) -
翌朝の朝食はホテルで。鶏飯が胃袋と肝臓に沁みる~!
-
車ごとフェリーに乗り込み、桜島へ。
雨が降ってて、昨日よりも山が見えない。。。これはマズい。
桜島ではレンタサイクルを借りて、一番山に近づける湯之平展望所へ行こうと思ってたけど、この雨では厳しいなぁ。
そもそも、電動自転車をレンタルしている国民宿舎レインボー桜島が休館してました。。。 -
なので、車で湯之平展望所へ。
何も見えんやんけー!
最初からわかってはいたが、残念。
足早に次の目的地に向かう。 -
桜島の東側にある黒神埋没鳥居へ。
桜島は大正時代の噴火でマグマがあふれ、大隅半島と地続きに繋がって今に至っている。その時の噴火で大量の火山灰が降り、当時あった神社の鳥居が埋まってしまった跡地が残っている。
次また大噴火する事はあるのか… -
そのまま大隅半島へ移動し、道の駅たるみずへ。
ここは大きな足湯が人気らしいが、雨のため入れず。。。
桜島は相変わらず雨雲がかかっていて、上半分が見えん。 -
たまたま、道の駅開設20周年記念のイベントをやってました。
おぉ、自民党の大物、森山幹事長が居るではないか。 -
途中に見かけた、日本初(?)の海ぶどう自販機。
海ぶどうだけでなく、刺身も売ってる。刺身の自販機?? -
売ってる刺身は熟成した地物のカンパチやヒラメ。
試しに1パック買ってみる。醤油ないけど大丈夫かな…と思ったけど、熟成された身は味が凝縮されてて、そのままでも美味しい。
錦江湾の恵みを感じるねぇ。 -
どんどん車を走らせ、県北部へ。今回の旅の締めくくりにやって来たのは霧島市の霧島山。いくつもの火山やカルデラが連なり、雄大な景色が楽しめる…はず。
最近噴火した新燃岳も、ここ霧島山のひとつ。
まずは麓にある霧島神宮へ。雨はほぼ止んだかな? -
御神木の大杉。確かに太くて高くて立派な木。
-
ここは天孫降臨の地。ニニギノミコトを祀っている。
歴史は好きやけど、寺社仏閣にはそこまで興味がないので、サラーっと眺めて次の目的地へ。 -
向かったのは霧島山の最高峰、高千穂山のふもとにある高千穂河原。
霧島神宮も元々はここにあったのを、噴火のために今の場所に移したとのこと。天孫降臨の地ということで今も祀られてる。 -
奥には祭壇らしきものが。ここは正式名称は霧島神宮 古宮址天孫降臨神籬斎場と言うらしい。難しい。
-
高千穂河原から、御鉢と呼ばれる噴火口まで行こうと思ってたけど、標高が高いせいか、雨と霧で山すら見えないので、噴火口に行っても何も見えないやろうと諦める。
天気はどうしようもないけど、、、雨男の本領をこんなところで発揮するとは。 -
新燃岳方面に向かう道路は閉鎖中。
御鉢に登らず、新燃岳も見えず、モヤモヤが募る。
何しにはるばる鹿児島まで来たんやと悲しくなりながら、来た道を引き返す。 -
クヨクヨしても仕方ない!代わりに鹿児島の美味いもんを楽しむのだ!
ランチはチキン南蛮!チキン南蛮は宮崎が有名やけど、鹿児島のチキン南蛮は黒酢タレがかかってて、ザクザク&ジューシー。しかもデカい。
腹パンになりましたです。 -
霧島山の観光ができなかったので、余った時間でどこに行こうかと地図とにらめっこ。
鹿児島と言えば西郷どん!霧島市に日当山西郷どん村という、西郷隆盛ゆかりの温泉があるので行ってみた。
現地にはキュートな西郷どんがお迎えしてくれる。 -
昔、西郷どんが何度も泊まった旧家を再現した宿と、レストラン、土産物屋が併設されている。
池には鯉もいて、ちょっとした道の駅みたいな感じ。 -
足湯があったので、高千穂で冷えた身体を癒してみる。
熱めのお湯で、足だけやけど全身温まる。数分浸かるだけで足が真っ赤になりました。気持ちいい~ -
土産物屋には、県内の名産品が色々売られてる。
これは…薩摩川内市の銘菓、敢えて名前は書きませんが…どんな味がするんやろ。
冷凍なので冷たくて硬そう… -
土産はもちろん芋焼酎。涙と汗で失った水分を補給するんや~!
今回の旅は天気が今ひとつやったけど、県内の名所をたくさん回って、結構楽しめました。
見逃したスポットは、次回のお楽しみという事でまた行く理由もできたし、楽しい旅でした!
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