2023/09/21 - 2023/09/21
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frau.himmelさん
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クレジットカードがATMに飲み込まれたドイツのアーヘンを後にして、この旅5か国目のオランダのマーストリヒトにやってきました。後期高齢者3週間の長旅は2週間を経過し、残すところあと1週間。
思えばいろんな事件に巻き込まれました。
出発前に詐欺メールにひっかかったり、コインロッカーに入れた荷物が無くなったり、ホテルや鉄道のバウチャーが入った袋や、スマホの充電器をホテルに忘れてきてしまったり、集団スリに狙われて現金やクレジットカードが入った荷物を盗まれたり、クレジットカードがATMに飲み込まれたり・・・。
まだまだあります。
予約したホテルから前日になってキャンセルのメールが来たり、タリスの運行取り止めで、予約したチケット代理店から代替えのチケットどころかキャンセル料も返って来なかったり、キャッシングの限度額が足りなくて現金が降ろせなくなったり・・・、本当にいろいろありました。
残りのあと1週間くらいはもう何も起きてほしくない、高齢シニア達の切実なる願いです。
そんな思いを胸に、マーストリヒトの街の散策を続けます。
マーストリヒトは紀元前50年ごろ、ローマ軍が「マース川の渡し場」という居留地を作ったことに由来する名前だそうです。
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前編はマーストリヒト市庁舎の前で終わりました。
マルクト広場に建つ市庁舎。1664年に完成しました。 -
正面に廻ると階段が2つあります。
当時ブラバンド公国とリエージュ司教の2大勢力がお互いに町の支配権を廻って争っていたため、正面玄関には2つの階段が造られたそう。
そういえば、先ほど観光案内所入口の碑銘にもそのような説明がありましたね。 -
そしてマーストリヒトと言ったら「マーストリヒト条約」
さすがに市庁舎の屋根には中央に欧州の旗が翻っています。右側にはマーストリヒト市旗と左側はリンブルク州旗(?)
マーストリヒト条約(マーストリヒトじょうやく)とは、
欧州連合の創設を定めた条約。1991年12月9日、欧州諸共同体加盟国間での協議がまとまり、1992年2月7日調印、1993年11月1日にドロール委員会の下で発効した。協議は通貨統合と政治統合の分野について行われた。本条約の正式名称は欧州連合条約であり、その後の条約で修正が加えられた。条約名は調印されたオランダのマーストリヒトにちなむ。(wikiより) -
足元にあるこの欧州のマーク。もしかしてこれがマーストリヒト条約の記念銘碑でしょうか?
ではないようです。良く判りませんでしたが、持続可能なエネルギーの効率的な使い方や二酸化炭素排出の促進のためのプロジェクトらしいです。 -
↑の欧州マークはこの像の前にありました。
Johannes Petrus Minckeles(1748-1824)
「永遠のガス灯」を持つジャン・ミンケラー。バート・ファン・ホーヴェ作。
ジャン・ミンケラーはマーストリヒト生まれの石炭のガス化と照明用ガスの発明者。
なるほど、エネルギーに深い関係のある人物なのですね。 -
街歩きを続けます。
フローテ・グラハト通り。商店が並ぶ小路です。 -
花やさんの店先。お花を見ると心が和みます。
いろんなことがあったものね~~。 -
ここには私の大好きなエリカの花が。
ちょうどハイデ(エリカ)の時期なのですね。
リューネブルガーハイデ、いつか行きたいと思っていたのにまだ行っていない。 -
オランダらしいレンガの建物。
目の前の車は「日産」のマーク。 -
歴史的なレンガの建物の間に尖塔がのぞいている。
マーストリヒトって落ち着いた素敵な街。 -
旧市街の中心にあるフライトホフ広場にやってきました。
広すぎて殺風景で何となく小学校の運動場みたいだと思ったけど・・。 -
広場に面して圧倒的な存在感を見せるロマネスク様式の聖セルファース大聖堂。
マーストリヒトの守護聖人である聖セルファースに捧げる大聖堂です。後で中に入って見ましょう。 -
そしてその奥に見える赤い尖塔は聖ヤンス教会。
この色も目立ちますね。 -
広場のあっちの方向に何やらカラフルな面白そうな彫像が立っています。紙粘土で作ったおもちゃみたい。
手に手にラッパや太鼓やサクソホンを持ち、先頭のグリーンの彫像が手にしているのは指揮杖ですね。 -
青いリボンをつけたピンクの女性の像が手にしているのは雄鶏じゃない?面白~い。
マーストリヒトは毎年カーニバルが開催され、ど派手な衣装で着飾ってパレードするので有名なのだそうです。見てみたいですね。 -
聖ヤンス教会の赤い塔。
かなり鮮やかな赤色ですが、天候が悪いので写真では余り目立ちません。 -
聖ヤンス教会と聖セルファース大聖堂の間の小路を散策します。
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聖大聖堂の外壁にあった二人の司教の像。
マーストリヒトの第二の守護聖人と言われるムヌルヌスとゴンドレスの像。 -
マーストリヒトは歴史の古い街。かって街を敵から守った城壁が残っています。
その下を通り抜けます。 -
通り抜けて後ろを振り返ります。
まだ聖セルファース教会の建物の続きです。
壁には聖人の像。 -
中庭には第二次世界大戦の犠牲者の碑
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聖セルファース教会と宝物庫の入り口。
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ゴシック様式の入り口。
キリストを中央に、左右に聖ペテロと聖パウロ。そしてその周りを聖人や使徒が囲んでいる。素晴らしい彫刻です。
ちょっとだけ中に入ります。 -
天井は美しい花の環が描かれたリブボールト。
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美しいステンドグラスには聖人が描かれている。
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精密な細工の「受難の祭壇」とその横に聖母子像。
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絵画もいろいろあります。
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こちらのドアから出ます。
ほんとにさっと通り過ぎただけ。礼拝堂出口の壁絵は鷲の紋章。 -
素敵な中庭。引き込まれそう。入って見ましょう。
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聖セルファースの泉。
聖セルファースはマーストリヒトの守護聖人。 -
中庭は落ち着いた静かな空間
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神の子羊たちの像。
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壁にはさりげなくキリストの物語の彫像が。
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マーストリヒトで私たちには行きたいところがあるのです。
美しく花で飾られた通り。ここはフライトホフ広場劇場前。 -
またフライトホフ広場にやってきた。広場を通り過ぎて・・・。
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そう言えば途中にこんなお店がありました。
「Sakura」「桜」、それに桜の花の絵。
何のお店かしらとひとしきり話題になりました。 -
やってきました。まるで教会みたいですが、実は本屋さん。
ここは「世界でもっとも美しい本屋さん『ブックハンデル・ドミニカーネンネン』。 -
出発前から調べていて、ここ行きたいなと思っていました。
ドミニカン教会が18世紀の終わりに閉鎖され、2007年から書店になったそうです。 -
入り口の案内板。
詳しくはグーグルレンズで翻訳してありますので、説明文をお読みください。」 -
本屋さんの内部。
昔のドミニカン教会を利用して造られたので、ゴシック様式の美しい天井はそのまま。確かに美しいと言えば美しい。 -
美しい本屋さんだと思ったのはその時だけ。
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美しい本屋がなんだかよく理解しないで、私は美しく並べられた本に見入ります。
やっぱり外国の本屋さんは美しいわね~。 -
フェルメール、ゴッホ、レンブラント。ダリもあります。
このあと訪れるアムステルダムの美術館に思いを馳せます。
絵画の本は魅力的。 -
アンネ・フランクの家にも行く予定です。
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つい、手に取りたくなる歴史書もいろいろ。
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ウクライナのゼレンスキー大統領と、そのお隣にはロシアのプーチンに粛清されたナワリヌイ氏の書籍も。
胸が痛くなります。 -
やはり美しい本が並んでいる風景って美しいわね~。
「世界で一番美しい本屋さん」が何たるかも全く理解していない私。 -
ユニオンジャック、イギリス国旗のデザインの椅子がここにあるのは何故?
イギリスのガーディアン紙によってこの本屋さんが、世界で一番美しい本屋に選ばれたのだそう。それに敬意を表して置いてあるのかしら?
昔の教会を利用して造られたこの本屋は、内装が「世界で一番美しい本屋」だったのです。
私は並べられた本に夢中になり、美しい内装を全く見ていませんでした。 -
美しい本屋さんに気が逸り、先ほどちらっとしか見なかった聖セルファース大聖堂に引き返します。
回廊が続く中庭より入ります。 -
中庭には何かの記念の大きな鐘と、聖人らしき人の像。
聖人は聖セルファースではなさそう。 -
宝物庫に入ったようです。
厳めしい紋章とラテン語で書かれた写本や古い時計らしきもの。 -
磔刑のキリスト像。
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入り口の扉の取っ手だったかしら?
聖セルファースの顔でしょうか?
宝物庫の中は大変充実していて見どころ満載です。
聖セルファースの墓所の後に建てられた大聖堂ですから、セルファースに関するものがいろいろ見られます。 -
聖セルファースの黄金に輝く胸像とか。
ところがこれがどこにあったのか、探し出せませんでした。 -
黄金の聖遺物箱。
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聖遺物箱の側面の模様。
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絵画も素晴らしいものがあります。
「聖アンナの親族」 -
驚いたのは繊維、つまりテキスタイルが充実していたこと。
聖セルファース教会の中世の繊維の数々は世界でも最も重厚なものと言われているそうです。 -
写真が不鮮明ですみません。
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マーストリヒトの第二の守護聖人と言われるムヌルヌス大司教のガウン。ムヌルヌスの名前は先ほども出てきましたね。
このほかにも聖セルファースのマントもあったようですがどこにあったのかな? -
考古学的発掘調査。
今でも司教や参事会員などの墓や墓碑が発見されるそうです。 -
聖母子像
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美しい豪華な墓碑、さぞかし高貴なお方が・・・。
ヘルマン・フレデリック・ファン・デン・バーグ伯爵夫妻の墓碑だそうです。
私、この方の名前知りませんでした。 -
回廊を通って聖堂に。
大きな祭壇があります。 -
祭壇の両脇には、左は聖セルファースの像、右は聖ランベルトゥス。
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美しい天井の花模様
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聖母子像が飾られた祭壇。
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他にも小祭壇がいくつも。上は聖顔布祭壇。
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十字架と聖杯をもった女性像。
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天井
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聖ヨセフの祭壇。
ヨセフが幼子イエスを抱いている。 -
ステンドグラスもいろいろ。
聖人たちの名前を読み解いてみたいな。 -
上:聖家族
下:たしかマルタとマリア姉妹の話、でしたね。
キリストをもてなす方が偉いかキリストの話をじっと聞いている方が偉いかという話でしたね。 -
パイプオルガンの前には、下には聖母マリアと祝福している天使たち。下は、聖ペテロ、聖セルファース
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この4人の胸像は、6~7世紀の司教だった人達らしい。
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説教壇
(訂正)
この説教壇は聖母マリア教会のものでした。 -
聖セルファース教会を後にします。
礼拝堂・宝物庫・聖堂・それに回廊の中庭、いろんなところを見学しました。
ふぅー、旅行記の方も息切れしました。
マーストリヒト編、もう1回続きます。
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この旅行記へのコメント (5)
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- ねもさん 2025/05/04 06:52:00
- 旅は終盤に?
- himmelさん
ホントいろいろありましたが、旅の終盤もしっかり楽しまれているようで(^^*)
ついつい、まだ何かあったの⁉️と勘ぐってしまう私をお許しください(笑)
私も、プーチン、ネタニヤフ、トランプには敬称を付ける気がしません。
- frau.himmelさん からの返信 2025/05/04 23:02:22
- RE: 旅は終盤に?
- ねもさん、こんばんは。
>ついつい、まだ何かあったの⁉️と勘ぐってしまう私をお許しください(笑)
いえいえ私の方こそ、何も事件が起きない回の旅行記を書くのがつまらなくて・・・(笑)
>私も、プーチン、ネタニヤフ、トランプには敬称を付ける気がしません。
何のことかな?と考えましたら、美しい本屋さんのことですね?
~ウクライナのゼレンスキー大統領と、そのお隣にはロシアのプーチンに粛清されたナワリヌイ氏の書籍も~
確かにゼレンスキー大統領とナワリヌイ氏には敬称を付けてますがプーチンは呼び捨てですね。何も意識しないで書きましたが、これが思わず出た私の心の声です。
もちろんトランプにも敬称はつけませんとも。
敬称と言えば、ねもさんには本来ならば「ねもさんさん」か「ねもさん様」って付けなければならないのでは、と常に思っていました。
これからも「ねもさん」でお許しくださいね。
himmel
- ねもさん からの返信 2025/05/06 07:32:29
- Re:ねもさんさんはやめて!(笑)
- himmelさん 返信ありがとうございます。
何と、無意識だったのですね(゚-゚) そりゃ私より恨みが深いかも⁉️
続編、超楽しみにお待ちしています✌️
-
- ハッピーねこさん 2025/04/23 21:51:51
- 世界でもっとも美しい本屋さん!
- himmelさん、こんばんは。
あっという間に4月も下旬ですね。本当に時の流れの早いこと。
マーストリヒト記にお邪魔しました。
建物が渋くて落ち着いていて、町並みに時折教会の尖塔がのぞき、緑やお花もあって、本当にいい町ですね。
そして今回は何といっても「世界でもっとも美しい本屋さん」に興味津々でした。
さながらドレスデンの「世界一美しい牛乳屋さん」!
でも元が教会だなんて、こちらの方が一枚うわて!(笑)
こんな美しい本屋さん、私も訪ねてみたいです。
himmelさんは美しい内装よりも並ぶ本にお目がいかれたのですね。
よほど本がお好きなのですね。素敵なことです。
最近視力が落ちたのを自分への言い訳に、とんと本を読まなくなりました。反省です。
ハッピーねこ
- frau.himmelさん からの返信 2025/04/24 00:15:01
- RE: 世界でもっとも美しい本屋さん!
- ハッピーねこさん、こんばんは。
本当に時の流れは早いですね。
5月にはヨーロッパにいらっしゃるのでしょう?もう目の前に迫ってきましたね。
さて、今回もコメントありがとうございます。
マーストリヒト。今回の3週間の旅で、何も事件が起きなかった数少ない町でした。だからよけい素敵な町に思えたのでしょうね。
「世界でもっとも美しい本屋さん」。名前につられて行きました。
中に入ったら、なんで美しい本屋さんと言われているのか深く考えないで、美しく並んでいる本の装丁に目がいってしまいました。
そういえば、ドレスデンに「世界一美しい牛乳やさん」ってありましたね。またウィーンには「世界一美しい図書館」なるものもありました。
それぞれに美しさは意味合いがあるのですね。
ハッピーねこさんは目の前に迫った5月にはどんな美しい世界を見ていらっしゃるのでしょうか。
お気をつけて行ってらっしゃいませ。
お土産話、楽しみにしています。
himmel
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