パナソニック「LUMIX TZ99」試し撮りTrip　　指宿と湧水町へ

2025/03/21 - 2025/03/23

コンパクトデジタルカメラのパナソニック「LUMIX TZ99」が
注文から１か月後に手元に届いた。

35mm判換算24-720mm相当の30倍ズームレンズを搭載しているカメラだ。
広角域から超望遠の域までのズームインがどのようなものか試し撮りしてきた。

使ってみた感想を先にいうと、
届いたばかりで使いこなせているわけではないが、旅先で便利なカメラという印象だ。

旅程
１日目　鹿児島中央から指宿へ　指宿泊
２日目　指宿から薩摩今和泉　平川へ
3日目　湧水町へ　JR九州ウォーキング　早春の湧水町を歩く春満喫ウォーキングに参加

写真は、知林ヶ島といぶすき 砂の道 ちりりんロードといわれる陸繋砂州（トンボロ）
クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」というフィルター効果を使用して撮影した。

エリア 指宿(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

鹿児島中央駅からＪＲで指宿へ

指宿駅でキハ40形 国鉄色復刻車両と九州色の混成が停車していた。
連結部分を撮影できたのはラッキーだった。

指宿駅 駅

指宿駅観光案内所で「のったりおりたりマイプラン」１日乗車券を購入した。

１日乗車券を利用して指宿駅から池田湖へ
滞在時間が20分しかないのが残念だ。
もう少し増やしてほしい。

池田湖 自然・景勝地

バス車内で中国語が飛び交う。

指宿から池田湖へ向かう便は、ほぼ満席でギリギリ座れた。
びっくりした。
池田湖から指宿へ向かう便は、席に余裕があった。

スヌーピー山をバス車内から撮影

池田湖から知林ヶ島入口へ

バスのスケジュールだとゆっくり昼ご飯を食べる時間がない。
そこで持参したサンドイッチを知林ヶ島を眺めながら海に面した石段に腰かけていただいた。

少しずつトンボロが出現する様子を眺められてよかった。

知林ヶ島 自然・景勝地

ちりりんロードが現れたので散策スタート

参考になったサイト

令和7年砂州出現予測(第1版 3月～10月)
https://www.ibusuki.or.jp/tourism/docs/%E4%BB%A4%E5%92%8C7%E5%B9%B4%E7%A0%82%E5%B7%9E%E5%87%BA%E7%8F%BE%E4%BA%88%E6%B8%AC%E8%A1%A8%EF%BC%88%E7%AC%AC%EF%BC%91%E7%89%88%EF%BC%89.pdf

ノーマル撮影

中央の島が知林ヶ島
左にポツンと並ぶのは小島

焦点距離 (35mm換算) : 24.0mm

クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」で撮影

「インプレッシブアート」は、劇的な雰囲気を描く画像効果だそうだ。

ちりりんロードの左右から波が寄せては返すのが想像以上に楽しいものだった。
この写真のほうが、その様子がわかりやすいかもしれない。

小島を超望遠で撮影

P（プログラムAE）モードやA(絞り優先AE）モードよりも
iA（インテリジェントオート）モードのほうが望遠になるようだ。
このあたりの仕組みはよくわからず。

ポケットに入るサイズのカメラでここまで撮れるのは旅行で重宝する。

「のったりおりたりマイプラン」の知林ヶ島発のバスは
最終便が知林ヶ島入口発12時55分と早い。
このあたり指宿観光協会も考えてもらえると有難いのだが。

しかたがないので、なのはな館まで約2.5ｋｍ歩いた。
なのはな館は、おもしろい建築だった。

クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」で撮影

なのはな館・ふれあいプラザなのはな館 美術館・博物館

なのはな館

クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」で撮影
このモードはコンクリートや金属など無機質な被写体と相性がいい気がしてきた。

なのはな館

クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」で撮影

なのはな館

クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」で撮影

なのはな館17時10分発最終バスで指宿駅に戻った。

指宿二日目

広角で室内撮影をしてみた。

全体を把握するのも大丈夫そうだ。

焦点距離 (35mm換算) : 24.0mm

高さもこれだけ収められたら雰囲気がわかるので良さそう。

宿泊客しか利用できない温泉なので、
だれもいない時間に撮影した。

クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」で撮影

インプレッシブアート撮影は、やはり天然素材に合わない気がする。

金属に付着した湯の華には適しているかもしれない。

クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」で撮影

JRで薩摩今和泉へ移動

薩摩今和泉駅 駅

「インプレッシブアート」撮影だと、
赤が黒になるようだ。

場所や被写体を選ぶ撮影モードのようである。

薩摩今和泉の「古民家で昼ごはん梅里」でお昼ごはんをいただく。
とても人気のあるお店だ。
予約不可。

島津今和泉家に仕えた武士の子孫が住まわれてい古民家で、築百年を超えている。

A(絞り優先AE）モードで撮影

古民家で昼ごはん梅里 グルメ・レストラン

「インプレッシブアート」撮影だと壁紙の模様がはっきりした。

雰囲気を壊す恐れがありフラッシュを使うのをためらう場面で使えるモードかもしれない。

古民家で昼ごはん梅里 グルメ・レストラン

入口のお猪口たち

古民家で昼ごはん梅里 グルメ・レストラン

クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」で撮影

陶器には合うような合わないようなモードだ。

古民家で昼ごはん梅里 グルメ・レストラン

メニューは、篤姫御前の一種類のみ。
土鍋ごはんが提供される。

食事を終えて外に出たら10人ほど順番待ちしていた。

古民家で昼ごはん梅里 グルメ・レストラン

薩摩今和泉駅前のイッシー本舗で
自家製「元祖手作り 紫いもソフトクリーム」を食後のデザートにした。

こりゃうまいわ。
鹿児島は、本当に美味しいものに恵まれている。

JRで薩摩今和泉から平川へ移動する

クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」で車窓も撮影してみた。

これはこれで映画のワンシーンのようでいいかもしれない。

平川駅から歩いてBlue&Cafe HIRAKAWA Baysideへ。
ここも人気のお店で午後２時50分に着いたら１０人ほど順番待ちだった。
席に案内されるまで30分近く待った。

クリエイティブコントロール：ポップフィルターで撮影

Blue&Cafe HIRAKAWA Bayside グルメ・レストラン

全粒粉スコーン
プリンアラモード
コールドブリューをオーダー

モードダイヤル［SCN］ シーンガイドのスイーツをかわいく撮るモードで撮影

Blue&Cafe HIRAKAWA Bayside グルメ・レストラン

雰囲気といいロケーションといい、湘南だ、ここ。
ダンナと意見が一致した。

クリエイティブコントロール：ハイキーフィルターで撮影

Blue&Cafe HIRAKAWA Bayside グルメ・レストラン

平川バス停から桜島を眺めていたら遠くに白い船が見えた。
超望遠で撮影してみることにした。

PLH-42　しゅんこう　の文字まで撮影できていた。
これは期待以上かも。

調べたら、海上保安庁のヘリコプター2機搭載型巡視船だった。

焦点距離 : 129.0mm
プロパティを見ると
焦点距離 (35mm換算) : 2133.0mm

こちらもPLH-43　あさなぎ　と判読できるズームだった。

海上保安庁最大級の巡視船のようだ。

焦点距離 : 129.0mm
焦点距離 (35mm換算) : 1767.0mm

イメージセンサーは有効約2,030万画素の1/2.3型MOS
35mm換算の計算式　1/2.3型のカメラ：レンズの焦点距離×5.58
129×5.58＝719.82
焦点距離は、35mm換算で24～720mmなのでこれは理解できる。
が、プロパティの数値が35mm換算: 1767.0mmとなっているのがよくわからない。

「LUMIX TZ99」試し撮りTrip　3日目

JRで栗野駅へ向かう。

2025年3月15日開業の仙厳園駅の車窓は、目の前の桜島が素晴らしい。
海も近い駅だ。

隼人で吉松行きに乗り換える

電光掲示ではなく差し替え式のアナログなサボが渋い。

隼人駅 駅

3日目もクリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」の試し撮り

Japanese National Railways、英略称:JNRマークがステキな扇風機

クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」撮影

車内銘板のような文字をはっきり写し記録しておくのに使えるモードだと思った。

クリエイティブコントロールモードの「インプレッシブアート」撮影

栗野駅到着

JR九州　早春の湧水町を歩く　春満喫ウォーキング
に参加する
予約の必要がなく気軽にウォーキングできるので気に入っている。
今回は約8kmのウォーキングだ。

栗野駅 駅

昭和のヤン坊マー坊を発見

こういう発見も楽しい。

アーモンド植栽地

花は咲き始めだった。
満開の頃も見てみたい。

アーモンドの花

花の撮影にも良さそうだ。

焦点距離 (35mm換算) : 500.0mm

狛犬　勝栗神社　

享保二十年（一七三五）頃から明和四年（一七六七）頃にかけてこの辺りで活躍した海老原源左衛門さんの作品だそうだ。

狛犬　勝栗神社　

途中、物産館に寄ったり、
温泉ゆっくりらんどで温泉につかって丸池湧水にもどる。

霧島山麓丸池湧水 自然・景勝地

丸池湧水

アスペクト[１６：９]で撮影

丸池湧水

アスペクト[１：１]　で撮影

撮影時間は14時14分、午後の光加減がいい感じだった。

オオバンが一羽いたので望遠で撮影してみた。

羽の水滴まで写っていた。

動きのあるものも望遠で撮影できるのは、やはり旅先で重宝しそうだ。

上空に飛んできた飛行機も試し撮り

ウィングレット（winglet）のハートマークまで写っていた。

届いたばかりで取扱説明書を見ながらの撮影だったものの旅のお供に重宝するカメラだった。

UHSスピードクラス3のSDメモリーカードを購入したら4K PHOTOを試してみたいと思う。
秒間30コマ連写から一瞬を選び写真で保存する新しい撮影スタイルのようだ。
この機能で動物園の動物を撮ったらどう写るのか気になる。

この旅行記へのコメント （2）

• ４人目のふーさん 2025/03/31 17:24:27

  すごいカメラ！

  kodeyanさん、こんばんはー
  
  すごい！
  すごすぎるカメラですね
  
  最近はカメラが重く感じてスマホでしか撮っていません
  やっぱり望遠がもうちょっと欲しいなぁと思うことも多いです
  
  平川バス停から撮影された白い船
  あんなに遠くにある船が望遠でこんなにも綺麗に撮れるんですね
  すごすぎる
  
  「インプレッシブアート」
  オリンパスのPENの「ドラマチックトーン」と同じような効果がありますね
  この効果、面白くて結構使っていました
  今はPENすらも重く感じて家に置きっぱなしですが・・・
  
  「スイーツをかわいく撮るモード」も面白いです
  確かにかわいくおいしそうに見えます♪

  kodeyanさん からの返信 2025/04/02 14:49:45

  RE: すごいカメラ！

  ふーさん　おやっとさあでございます＾＾
  
  長年相棒だったleica d-lux 2の調子が悪くなって
  カメラ売り場に行ったら、今は驚くほどデジカメの種類が少ないのですね。
  それで限られた機種のなかから選んで予約しました。
  
  デジタル一眼レフのオリンパスE420を今でも使っていますが
  食べ物を無音で撮れるデジカメってやはり必要です。
  
  > 最近はカメラが重く感じてスマホでしか撮っていません
  
  そうですよね、やはりスマホですよね。
  すごく綺麗に撮れますもんね。
  
  > 「インプレッシブアート」
  > オリンパスのPENの「ドラマチックトーン」と同じような効果がありますね
  
  そうなんですね。
  同じような効果がありましたか。
  
  ではではー
  (V)｡｡(V) kodeyan