2023/09/24 - 2023/09/27
590位(同エリア595件中)
ちゃおさん
醍醐寺五重塔は以前の場所に建っていたが、本堂にしても、これから向かう准胝観音堂にしても、以前来た時とはどうも様子が違う。准胝観音堂は五重塔の下、境内の入り口近くにあったと記憶していたが、今はかなり上の方に移動している。以前来たのは何時かはっきりした記憶はないが、かれこれもう40年は経っているだろう。この40年の間に境内の様子が変わったのか・・。
最初にこの寺を訪問したのは、京都で一番古い木造の国宝、五重塔を見るためであって、がっしりした感じの堂々と立っている塔を眺め、流石1000年の風雪を乗り越えた精神性を感じた。それは興福寺の五重塔とも東寺や薬師寺の塔とも違った力強いものだった。その五重塔は以前と同じ場所に建っていて安心したが、この塔を移動させるのは、現代の技術とは言え、中々困難なことだろう。尤も、何か災害や火災などが起きない限り、移動させる必要はないのだが・・。
その五重塔のほぼ向かいに准胝観音堂が建っていた。ガイド案内書には場所を移したなどの記載はないが、初めて見るような建物だった。少なくとも、この本堂の記憶はない。全体がどことなく歴史の浅い感じで、今も尚どこか修復中のようで、本堂正面の階段は使用できず、迂回路で裏側に回って参拝するよう、誘導矢印が置かれていた。裏側に回り、西国観音霊場第十一番醍醐寺准胝観音堂に参拝する。准胝観世音菩薩。観音が八変化、三十三変化するか知らないが、先年巡拝した四国八十八ケ寺にもなく、ここ西国観音霊場にもない珍しい観音様だ。准胝菩薩の真言は知らないが、聖観音の真言、オンアロリカソワカを唱え、御朱印を頂き、上醍醐宝生池に向かった。
- 旅行の満足度
- 5.0
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