2025春　九州旅行①　門司港～博多

2025/03/27 - 2025/03/27

恒例となった春休みの家族旅行。
今年も娘と私は夫よりも一足早く出発し、金曜の夜仕事終わりで合流する夫と現地集合のパターン。

一日目、娘と２人で広島～博多まで行く旅行記です。

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今年も金曜の夜に夫と現地集合という家族旅行。

娘と私は１日早い木曜の朝に家を出て、金曜の夜に夫と合流するまでの旅路をゆっくり楽しみます。

こういう娘との気楽な２人旅ではこれまで青春１８切符を利用することが多かったのですが、去年の大幅改正により１８切符は私たちにはあまり使えない切符になってしまいました・・。
それでも普通のローカル線の旅が好きなので、今回も下関くらいまでなら鈍行で行っちゃおうかな～とぎりぎりまで迷ったのですが、岩国～下関の列車って少し古くて乗り心地があまり良くないのと、４時間乗り換えなしで面白みに欠ける・・・というところで最終的には新幹線を選びました。

お得なこだま切符で。
こだまは車内がゆったりしてるから好き。

広島駅 (JR) 駅

広島から約１時間で新下関駅に到着～。
新幹線構内のふぐのオブジェでしばし写真タイム。

最初の予定では、ここから下関へ移動し、下関から門司港まで徒歩で行くはずだったんですが（人道トンネルで県境を越えたかった）あいにく今日はこれから雨の予報。
キャリーを持って移動しなければならないことを考えると、歩いていくのはちょっとしんどいかなあ・・・ということで急遽下関は素通りして門司港まで電車で行って駅の周りを観光するだけのプランに変更。

新下関から在来線で下関へ移動し、そこから門司港を目指します。
ちなみに本州から九州に入るところはずっとトンネルでした。残念。

新下関駅 駅

門司港到着。
これこれ、レトロなこの雰囲気。
みんな写真を撮っていました。

新幹線で新下関を降りてからここまで在来線の切符を買わずに乗ってこれてしまって（切符を買う場所あった？？）、途中の下関の駅で駅員さんに聞いたら「降りるところで支払ってください」と言われたので、ここで新下関からここまでの料金を精算。
下関～門司はＪＲの管轄が変わるので、普通にＩＣカードでは乗車できないそうですが、私たちは改札出るところで駅員さんに清算してもらってイコカで支払えました。

門司港駅 駅

門司港駅。
素敵です。まずロッカーに荷物を預けて身軽に観光。

大正時代に作られた建物で、鉄道駅舎として初めて国の重要文化財に指定された貴重な駅舎だそうです。2019年には6年にも及ぶ復元工事を終え、大正時代の姿に復元されたとのこと。
木造二階建ての駅舎はネオルネサンス様式で、左右対称の造りが特徴的で「門」を表現しているとも言われているそうです。

私が夢中で写真を撮っている間、娘、外国人らしき女性に写真を撮ってほしいと頼まれて撮影してあげていました。知らない人の前でも堂々とポージングできるのすごい、と娘。
娘ももう中３。まだ自分をよく見せることに興味がないみたいな子。そろそろ君もそういうところ、関心持ってもいいと思うぞ・・・。

駅の目の前にも洋館が。

旧門司三井倶楽部。こちらも大正モダンな建築物で、門司港と同じく国の需要文化財だそう。アインシュタインが来た時に宿泊されたそうです。
一階はレストランになっているみたいでした。

なんか、数年前行った弘前を思い出すね～こういう建物。

こちらの桜は早くも散りかけている！

旧門司三井倶楽部 名所・史跡

関門海峡が見えます。

アジア系観光客が多くて、やっぱり九州だな～と実感。

それにしても天気・・・降らないといいなあ～。
なんか・・・いつも娘との２人旅の初日こんな感じかも？もしかして私雨女？
それとも夫を置いてった罰なのか？

こちらは旧大阪商船。
大正時代に建てられた大阪商船門司支店を修復している建物だそうです。
当時、門司港からは一ヶ月の間に台湾、中国、インド、欧州へ60隻もの客船が出航していたとか。

一階はお土産屋さんとかギャラリーになっていました。

北九州市旧大阪商船 美術館・博物館

まだ９時台で空いているお店も少ないため、この時間から空いている門司電気通信レトロ館を目指してふらふら歩いてみます。

途中で見つけたオブジェ。

ふらふら写真を捕りながらやってきたのはこちら。
駅からは１０分ほど歩いたでしょうか。
見えてきました。

門司電気通信レトロ館 名所・史跡

門司電気通信レトロ館。

なんと無料！

明治から昭和にかけての懐かしい電信・電話機の展示コーナーが設置されています。
中学生の娘も「これがかわいい」とか言いながら楽しんでみていました。

そして私にとって懐かしかったのはこちらの携帯電話のレトロコーナー。

そうそう、最初の携帯ってこんなだった～。みんなアンテナ延ばして使ってたよねえ。通信料も高かった記憶があるなあ。
私が使っていたようなＰＨＳも展示されていました。

懐かしい！
身近なレトロは是非ここで。

その後、たまにぱらぱらと雨に降られたりもしましたが、ギリギリのところで観光を続行。

こちら公式キャラクターのじーもくん。

門司港はバナナのたたき売り発祥の地だったそうです。

「たたき売りって何？」と娘。

謎のバナナマン。

桜をバックにたくさんの外国人観光客の皆さんが写真を撮っているので私もパチリ。

では、そろそろお昼にして門司港を経ちますか。

門司は焼きカレーが名物だということで、門司港駅そばにあったミルクホール門司港さんでランチ。
昨夜カレーだった娘はハヤシライスにしています。
アツアツで美味しかった。

ミルクホール門司港 グルメ・レストラン

そしておいしそうだったのでついついプリンも食後にいただきます。
私好みの固めのプリン。非常においしかったです。

ランチを終えたものの次の電車まで時間があったので九州鉄道記念館へ行ってみることに。

鉄道好きにはたまりません。
入場料は３００円とかなり良心的です。
古い車両とかがどん、どん、どんと並べられていて中にも入れる！
これはテンション上がります。

九州鉄道記念館 美術館・博物館

あー、なんか昔の電車こんな感じだった気がする・・・。
灰皿もあったような。
電車の中でたばこ吸われるとか、今じゃ考えられないけど。

列車の運転シュミレーションもありましたがなんと６０分待ち。
え？そんなに人いる？？？

大人気。

古い車両の運転席に座れたり、ちびっこ向けの電車とかもあって、ここはなかなかいい施設でした。

満喫。

再び門司港駅に戻ってきました。
構内にあるレトロスタバで福岡スタンプもゲットし、ここからは在来線で博多を目指します。
だいたい１時間半ほど。
のんびり電車旅です。


門司港から乗った列車は新しくてかなりいい感じでしたが、乗った車両は欧米人がいっぱいで驚き。

スターバックス・コーヒー 門司港駅店 グルメ・レストラン

ゆったり電車での旅やっぱり好き。

そして到着、博多駅。
久々の博多、え？こんなに駅大きかったっけ？？？
広島は最近駅ビルが新しくなって喜んでいたのですが、博多とのスケールの違いにショックを受ける広島県民の私たち。

博多、すごいな。

博多駅 駅

まずはホテルにチェックイン。
博多から徒歩５分。
３時より早い時間でしたが入れてもらえました。

一番安いダブルのお部屋です。
やはり狭い、けど安かったので文句は言いません。

エスペリアホテル博多 宿・ホテル

お風呂がトイレと別になっているのがポイント高いです。
やっぱり隣にトイレあるとゆっくり浸かれないよね～。

そして洗面はベッドルームにあるのがユニーク。
広くてむしろ良かったです。

ホテルでちょっと休憩したらさっそく博多の街へ出てみよう。
市内に観光地がないと言われる博多ですが、探してみましたよ。

まずは博多町屋ふるさと館へ。

博多町家ふるさと館 美術館・博物館

明治・大正期を中心とした古き良き博多の暮らしが紹介されている資料館みたいなところです。大人２００円、中学生以下は無料でした。

博多のお祭りなどを人形などで紹介してあって面白く拝見していたのですが、おや、こんな博多の祭りの群衆の中に・・・・

我ら広島カープの帽子をかぶってる少年がいませんか？
ねえ？これ赤い帽子にCって書いてあるよね？？？

娘が見つけました。

「カープファンおる！」

町屋棟では見たかった博多塀も見れました。
豊臣秀吉が戦災で荒廃した博多を復興するため「博多町割り」を行った際、戦乱で出た瓦礫の処分方法として瓦礫を新しく建てる塀に埋め込んだものが、現在「博多べい」と呼ばれているものだそうです。

次はすぐそばにあった大きな神社へ。

櫛田神社です。
門が立派！
中は外国人の皆さんがすごい！

櫛田神社 寺・神社・教会

おみくじ多言語対応。
すごい。
日本語以外はもうちょっともらってもいいんじゃない？

ここも桜がきれいでしたが若干葉桜になりはじめているような・・・。
え？早くない？

その後娘が「西日本一のロフトに行きたい」と言うので、中心部（？）へ。

突然出てきた謎の建物。
アクロス福岡という建物、中はホールとかがあるみたいでした。
博多、思ってたよりだいぶ都会。

無事、娘が行きたかったミーナ天神に到着し娘の買い物にしばし付き合いましたが、広島にもあるお店なのに、一体何が違うのやら。
まあ若い子はこういうところが好きよね。

アクロス福岡 名所・史跡

歩き疲れて地下鉄で博多駅まで戻り、駅ビルでもつ鍋を食べて帰ることに。
もつはあまり好きではないはずの娘もおいしいと言って食べました。

それにしても、博多はおいしいものがたくさんありすぎ。１泊２日じゃ足りない。

博多名物 もつ鍋 笑楽 博多駅店 グルメ・レストラン

おなか一杯と言いながら、帰りに買ったコーヒーと明太フランスでお夜食。
明太フランスは絶対食べたかったのでうれしい！

今日は２万歩歩いていました。
疲れた！
しっかり休んで、また明日。