2023/07/24 - 2023/07/24
178位(同エリア719件中)
やまたまさん
この旅行記スケジュールを元に
東京都府中市は、歴史と文化が息づく魅力あふれる街です。
古くは武蔵国の国府が置かれ政治・経済の中心地として栄えた場所で、その国府は1900年以上の歴史を誇る大國魂神社の境内、及びその東側一帯に存在していたといわれます。
また、江戸時代には甲州街道の宿場町として発展した地でもあり、旧跡も点在する地。
そんな府中の街に、大國魂神社参拝と周辺の歴史散歩に出かけてみました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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本日はJR府中本町駅から大國魂神社に向かいましたが、その手前には「国史跡 武蔵国府跡」の広場がありました。
武蔵国府跡 名所・史跡
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ここは飛鳥~平安時代頃に、武蔵国の行政機関の長だった国司の居宅兼執務宅だった”国司館”があった場所。
建物の跡が木柱によって示されており、かつての館の規模を知ることができます。 -
発掘調査などに基づいて再現された、10分の1の復元模型が野外展示されていた。
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イチオシ
模型をアップで撮ると、なかなかそれっぽい世界が現れた。
ちなみに事務所で貸出しているVR専用スコープを借りれば、さらにバーチャルな世界に没入できるようですよ!
一方、江戸時代のこの場所には、徳川家康が鷹狩の際に宿泊・休息をする「府中御殿」があった。敷地の一角には、御殿の井戸跡が残っています。 -
そして大鳥居のある大國魂神社の正面入口に到着。
大國魂神社は約1900年前の第12代景行天皇の41年(111年)に創建されたとされる、大変歴史のある古社です。大國魂神社 寺・神社・教会
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正面の大鳥居を抜けると、日差しが差し込む明るい並木道の参道が続きます。
ここは府中本町駅にも通じる道なので、街の生活道の一部を兼ねている感じかもな。 -
参道の途中に「国史跡・武蔵国府跡」碑がありました。
石碑の後側にあるのは「府中市立ふるさと府中歴史館」で、府中市の歴史に関する展示が無料で見学できます。武蔵国府跡 名所・史跡
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そしてなぜか相撲場が??
さかのぼること天正18年(1590年)8月1日に、徳川家康の江戸入城を賀して天下泰平・五穀豊穣を祈る相撲が奉納されたとのこと。
それが起源となる「八朔相撲祭」が、今も伝統行事として毎年8月1日におこなわれるそうだ。 -
境内入口には高さ8.5mある、大きなヒノキ造りの「随神門」が建っている。平成23年に改築された門です。
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門に納められたこちらの随身像は、豊磐間戸命(とよいわまどのみこと)という神様。
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随身門の先に建っているのは、風格のある「鼓楼(ころう)」。
元々は慶長年間(1596~1615年)に建てられたものだが、現在の鼓楼は嘉永7年(1854年)に再建されたもの。鼓楼とは、太鼓を懸けて時を知らせるための建物。
一般的に時の鐘は寺にあるもので、神社で時を知らせるものは太鼓なんだそうだ。いわれてみれば、確かに神社では鐘はあまり見かけませんよね。 -
社殿エリア入口の「中雀門」は、随神門とは対照的に朱色が鮮やかな門。明治維新百年記念事業として、昭和44年に建て替えられたものです。
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イチオシ
中雀門を抜けた先に「拝殿」があります。明治18年に改築され、昭和にも改修されている建物とのこと。
御祭神は武蔵国の護り神として大國魂大神が祀られています。福神であり、縁結び、厄除け・厄払いの御神徳もお持ちとされる。 -
拝殿には江戸時代中期の書家・勝間龍水による「総社六所宮」と書かれた扁額が架かかる。
府中に武蔵国府が置かれた時代には、武蔵国中の神社を当社に集めて、管轄内の神社の祭典がここ一箇所でおこなわれたそうだ。そのため大國魂神社は「武蔵総社」とも呼ばれています。
神様を一ヶ所に集めてって、結構大胆なことですよね。 -
本殿左右の相殿には武蔵国内の著名神社六社が合祀されており、「六所宮」とも呼ばれています。
六所宮に祀られる神々は以下。
一ノ宮: 小野神社(現、東京都多摩市)
二ノ宮:二宮神社(小河神社)(現、東京都あきる野市)
三ノ宮:氷川神社(現、埼玉県さいたま市)
四ノ宮:秩父神社(現、埼玉県秩父市)
五ノ宮:金鑚神社(現、埼玉県神川町)
六ノ宮: 杉山神社(現、神奈川県横浜市)
ここで参拝すると、武蔵国を代表する神社の御利益が頂けるということですね!これはありがたい。 -
社殿周囲にいくつか境内社があるのですが、注目はこの透塀で囲まれて特別感のある佇まいの「東照宮」。
元和4年(1618年)に、徳川2代将軍秀忠の命により造営されたものだという。
東照宮は、ご存じ徳川家康を東照大権現として祀る神社です。 -
徳川家康は死後に久能山東照宮(静岡県)に埋葬され、その後日光東照宮(栃木県)に霊廟が遷されました。
その際、国府の斎場に一夜逗留し、大國魂神社の宮司が祭祀を務めたというんですね。
その遺跡を後世に伝えるために造営されたのが、この東照宮なんだそうだ。 -
境内にある「宝物殿」。
1階には御輿や大太鼓を展示。2階には各種資料の展示があり、徳川家康をはじめ12通の徳川将軍の朱印状が残っており貴重です。
ちなみに館内での写真撮影は不可でした。
大國魂神社の参拝については、以上になります。 -
大國魂神社の大鳥居から西に200m程離れた場所に、「高札場」跡が残っています。
高札は幕府や領主が定めた法度や掟書などを、木の板札に書いたもの。それを人目を引くように掲げる場所が高札場でした。平たく言うと掲示板ですね。
背後の神社みたいな施設は、大国魂神社の御旅所とのこと。高札場 名所・史跡
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都内における現存の高札場って、結構珍しいんじゃないですかね。
江戸時代当時のこの辺りは、甲州街道と川越街道と相州街道(現、府中街道)が交差する交通の要衝でした。 -
こちらは大國魂神社の北側に続く「馬場大門ケヤキ並木」で大國魂神社の参道にあたる場所。
江戸に入った徳川家康が二筋の馬場を寄進し、両側にケヤキの苗を植えたのに始まるといわれます。馬場大門ケヤキ並木 自然・景勝地
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一帯は国の天然記念物として地域指定されています。
通りの両側にはさまざまなショップが立ち並び、豊かな緑とあいまってとても居心地の良い素敵なエリアでしたよ。 -
そして次に、「武蔵府中熊野神社古墳」がちょっと変わった古墳だと聞いていたので、行ってみることにしました。
府中本町からJR南武線で2つ目の西府駅が最寄りとのことで、ちょいと電車で移動。西府駅からは歩いて10分程度でした。
京王線の府中駅からは、京王バスでも行けるみたいですよ。
到着後、まずは古墳手前にある熊野神社に参拝。 -
イチオシ
はい、こちらがそのお目当ての古墳。
上円下方墳という珍しい形状の古墳で、日本国内でも3例しかないものとのこと。その中でも最大・最古級の古墳で、国の史跡に指定されています。
これは見たこともない、確かに変わった形ですねえ。 -
古墳は7世紀前半に築造されたと考えられるもので、石室は横穴式。
府中は古来より人が集まる場所だったんだな、と感じさせます。 -
近くには無料で見学できる古墳展示館があるのが嬉しい。館内にはトイレの設置もあります。
国史跡武蔵府中熊野神社古墳展示館 美術館・博物館
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展示館では古墳復元の過程などが紹介されていました。
なかなか興味深い内容ですので、訪問の際は是非立ち寄ってみて下さい。
以上、最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。
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