国立・府中・稲城旅行記(ブログ) 一覧に戻る
東京都府中市は、歴史と文化が息づく魅力あふれる街です。<br />古くは武蔵国の国府が置かれ政治・経済の中心地として栄えた場所で、その国府は1900年以上の歴史を誇る大國魂神社の境内、及びその東側一帯に存在していたといわれます。<br />また、江戸時代には甲州街道の宿場町として発展した地でもあり、旧跡も点在する地。<br /><br />そんな府中の街に、大國魂神社参拝と周辺の歴史散歩に出かけてみました。

大國魂神社と周辺歴史スポットを巡ってみた!

26いいね!

2023/07/24 - 2023/07/24

178位(同エリア719件中)

旅行記グループ 神社めぐり

0

27

やまたま

やまたまさん

この旅行記スケジュールを元に

東京都府中市は、歴史と文化が息づく魅力あふれる街です。
古くは武蔵国の国府が置かれ政治・経済の中心地として栄えた場所で、その国府は1900年以上の歴史を誇る大國魂神社の境内、及びその東側一帯に存在していたといわれます。
また、江戸時代には甲州街道の宿場町として発展した地でもあり、旧跡も点在する地。

そんな府中の街に、大國魂神社参拝と周辺の歴史散歩に出かけてみました。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
交通
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 本日はJR府中本町駅から大國魂神社に向かいましたが、その手前には「国史跡 武蔵国府跡」の広場がありました。<br /><br />

    本日はJR府中本町駅から大國魂神社に向かいましたが、その手前には「国史跡 武蔵国府跡」の広場がありました。

    武蔵国府跡 名所・史跡

  • ここは飛鳥~平安時代頃に、武蔵国の行政機関の長だった国司の居宅兼執務宅だった”国司館”があった場所。<br />建物の跡が木柱によって示されており、かつての館の規模を知ることができます。

    ここは飛鳥~平安時代頃に、武蔵国の行政機関の長だった国司の居宅兼執務宅だった”国司館”があった場所。
    建物の跡が木柱によって示されており、かつての館の規模を知ることができます。

  • 発掘調査などに基づいて再現された、10分の1の復元模型が野外展示されていた。

    発掘調査などに基づいて再現された、10分の1の復元模型が野外展示されていた。

  • 模型をアップで撮ると、なかなかそれっぽい世界が現れた。<br />ちなみに事務所で貸出しているVR専用スコープを借りれば、さらにバーチャルな世界に没入できるようですよ!<br /><br />一方、江戸時代のこの場所には、徳川家康が鷹狩の際に宿泊・休息をする「府中御殿」があった。敷地の一角には、御殿の井戸跡が残っています。

    イチオシ

    模型をアップで撮ると、なかなかそれっぽい世界が現れた。
    ちなみに事務所で貸出しているVR専用スコープを借りれば、さらにバーチャルな世界に没入できるようですよ!

    一方、江戸時代のこの場所には、徳川家康が鷹狩の際に宿泊・休息をする「府中御殿」があった。敷地の一角には、御殿の井戸跡が残っています。

  • そして大鳥居のある大國魂神社の正面入口に到着。<br />大國魂神社は約1900年前の第12代景行天皇の41年(111年)に創建されたとされる、大変歴史のある古社です。<br /><br /><br /><br />

    そして大鳥居のある大國魂神社の正面入口に到着。
    大國魂神社は約1900年前の第12代景行天皇の41年(111年)に創建されたとされる、大変歴史のある古社です。



    大國魂神社 寺・神社・教会

  • 正面の大鳥居を抜けると、日差しが差し込む明るい並木道の参道が続きます。<br />ここは府中本町駅にも通じる道なので、街の生活道の一部を兼ねている感じかもな。

    正面の大鳥居を抜けると、日差しが差し込む明るい並木道の参道が続きます。
    ここは府中本町駅にも通じる道なので、街の生活道の一部を兼ねている感じかもな。

  • 参道の途中に「国史跡・武蔵国府跡」碑がありました。<br />石碑の後側にあるのは「府中市立ふるさと府中歴史館」で、府中市の歴史に関する展示が無料で見学できます。<br /><br />

    参道の途中に「国史跡・武蔵国府跡」碑がありました。
    石碑の後側にあるのは「府中市立ふるさと府中歴史館」で、府中市の歴史に関する展示が無料で見学できます。

    武蔵国府跡 名所・史跡

  • そしてなぜか相撲場が??<br />さかのぼること天正18年(1590年)8月1日に、徳川家康の江戸入城を賀して天下泰平・五穀豊穣を祈る相撲が奉納されたとのこと。<br />それが起源となる「八朔相撲祭」が、今も伝統行事として毎年8月1日におこなわれるそうだ。

    そしてなぜか相撲場が??
    さかのぼること天正18年(1590年)8月1日に、徳川家康の江戸入城を賀して天下泰平・五穀豊穣を祈る相撲が奉納されたとのこと。
    それが起源となる「八朔相撲祭」が、今も伝統行事として毎年8月1日におこなわれるそうだ。

  • 境内入口には高さ8.5mある、大きなヒノキ造りの「随神門」が建っている。平成23年に改築された門です。

    境内入口には高さ8.5mある、大きなヒノキ造りの「随神門」が建っている。平成23年に改築された門です。

  • 門に納められたこちらの随身像は、豊磐間戸命(とよいわまどのみこと)という神様。

    門に納められたこちらの随身像は、豊磐間戸命(とよいわまどのみこと)という神様。

  • 随身門の先に建っているのは、風格のある「鼓楼(ころう)」。<br />元々は慶長年間(1596~1615年)に建てられたものだが、現在の鼓楼は嘉永7年(1854年)に再建されたもの。鼓楼とは、太鼓を懸けて時を知らせるための建物。<br /><br />一般的に時の鐘は寺にあるもので、神社で時を知らせるものは太鼓なんだそうだ。いわれてみれば、確かに神社では鐘はあまり見かけませんよね。

    随身門の先に建っているのは、風格のある「鼓楼(ころう)」。
    元々は慶長年間(1596~1615年)に建てられたものだが、現在の鼓楼は嘉永7年(1854年)に再建されたもの。鼓楼とは、太鼓を懸けて時を知らせるための建物。

    一般的に時の鐘は寺にあるもので、神社で時を知らせるものは太鼓なんだそうだ。いわれてみれば、確かに神社では鐘はあまり見かけませんよね。

  • 社殿エリア入口の「中雀門」は、随神門とは対照的に朱色が鮮やかな門。明治維新百年記念事業として、昭和44年に建て替えられたものです。

    社殿エリア入口の「中雀門」は、随神門とは対照的に朱色が鮮やかな門。明治維新百年記念事業として、昭和44年に建て替えられたものです。

  • 中雀門を抜けた先に「拝殿」があります。明治18年に改築され、昭和にも改修されている建物とのこと。<br /><br />御祭神は武蔵国の護り神として大國魂大神が祀られています。福神であり、縁結び、厄除け・厄払いの御神徳もお持ちとされる。

    イチオシ

    中雀門を抜けた先に「拝殿」があります。明治18年に改築され、昭和にも改修されている建物とのこと。

    御祭神は武蔵国の護り神として大國魂大神が祀られています。福神であり、縁結び、厄除け・厄払いの御神徳もお持ちとされる。

  • 拝殿には江戸時代中期の書家・勝間龍水による「総社六所宮」と書かれた扁額が架かかる。<br /><br />府中に武蔵国府が置かれた時代には、武蔵国中の神社を当社に集めて、管轄内の神社の祭典がここ一箇所でおこなわれたそうだ。そのため大國魂神社は「武蔵総社」とも呼ばれています。<br />神様を一ヶ所に集めてって、結構大胆なことですよね。

    拝殿には江戸時代中期の書家・勝間龍水による「総社六所宮」と書かれた扁額が架かかる。

    府中に武蔵国府が置かれた時代には、武蔵国中の神社を当社に集めて、管轄内の神社の祭典がここ一箇所でおこなわれたそうだ。そのため大國魂神社は「武蔵総社」とも呼ばれています。
    神様を一ヶ所に集めてって、結構大胆なことですよね。

  • 本殿左右の相殿には武蔵国内の著名神社六社が合祀されており、「六所宮」とも呼ばれています。<br /><br />六所宮に祀られる神々は以下。<br />一ノ宮: 小野神社(現、東京都多摩市)<br />二ノ宮:二宮神社(小河神社)(現、東京都あきる野市)<br />三ノ宮:氷川神社(現、埼玉県さいたま市)<br />四ノ宮:秩父神社(現、埼玉県秩父市)<br />五ノ宮:金鑚神社(現、埼玉県神川町)<br />六ノ宮: 杉山神社(現、神奈川県横浜市)<br /><br />ここで参拝すると、武蔵国を代表する神社の御利益が頂けるということですね!これはありがたい。

    本殿左右の相殿には武蔵国内の著名神社六社が合祀されており、「六所宮」とも呼ばれています。

    六所宮に祀られる神々は以下。
    一ノ宮: 小野神社(現、東京都多摩市)
    二ノ宮:二宮神社(小河神社)(現、東京都あきる野市)
    三ノ宮:氷川神社(現、埼玉県さいたま市)
    四ノ宮:秩父神社(現、埼玉県秩父市)
    五ノ宮:金鑚神社(現、埼玉県神川町)
    六ノ宮: 杉山神社(現、神奈川県横浜市)

    ここで参拝すると、武蔵国を代表する神社の御利益が頂けるということですね!これはありがたい。

  • 社殿周囲にいくつか境内社があるのですが、注目はこの透塀で囲まれて特別感のある佇まいの「東照宮」。<br />元和4年(1618年)に、徳川2代将軍秀忠の命により造営されたものだという。<br />東照宮は、ご存じ徳川家康を東照大権現として祀る神社です。

    社殿周囲にいくつか境内社があるのですが、注目はこの透塀で囲まれて特別感のある佇まいの「東照宮」。
    元和4年(1618年)に、徳川2代将軍秀忠の命により造営されたものだという。
    東照宮は、ご存じ徳川家康を東照大権現として祀る神社です。

  • 徳川家康は死後に久能山東照宮(静岡県)に埋葬され、その後日光東照宮(栃木県)に霊廟が遷されました。<br />その際、国府の斎場に一夜逗留し、大國魂神社の宮司が祭祀を務めたというんですね。<br />その遺跡を後世に伝えるために造営されたのが、この東照宮なんだそうだ。

    徳川家康は死後に久能山東照宮(静岡県)に埋葬され、その後日光東照宮(栃木県)に霊廟が遷されました。
    その際、国府の斎場に一夜逗留し、大國魂神社の宮司が祭祀を務めたというんですね。
    その遺跡を後世に伝えるために造営されたのが、この東照宮なんだそうだ。

  • 境内にある「宝物殿」。<br />1階には御輿や大太鼓を展示。2階には各種資料の展示があり、徳川家康をはじめ12通の徳川将軍の朱印状が残っており貴重です。<br />ちなみに館内での写真撮影は不可でした。<br /><br />大國魂神社の参拝については、以上になります。

    境内にある「宝物殿」。
    1階には御輿や大太鼓を展示。2階には各種資料の展示があり、徳川家康をはじめ12通の徳川将軍の朱印状が残っており貴重です。
    ちなみに館内での写真撮影は不可でした。

    大國魂神社の参拝については、以上になります。

  • 大國魂神社の大鳥居から西に200m程離れた場所に、「高札場」跡が残っています。<br />高札は幕府や領主が定めた法度や掟書などを、木の板札に書いたもの。それを人目を引くように掲げる場所が高札場でした。平たく言うと掲示板ですね。<br /><br />背後の神社みたいな施設は、大国魂神社の御旅所とのこと。<br /><br />

    大國魂神社の大鳥居から西に200m程離れた場所に、「高札場」跡が残っています。
    高札は幕府や領主が定めた法度や掟書などを、木の板札に書いたもの。それを人目を引くように掲げる場所が高札場でした。平たく言うと掲示板ですね。

    背後の神社みたいな施設は、大国魂神社の御旅所とのこと。

    高札場 名所・史跡

  • 都内における現存の高札場って、結構珍しいんじゃないですかね。<br /><br />江戸時代当時のこの辺りは、甲州街道と川越街道と相州街道(現、府中街道)が交差する交通の要衝でした。

    都内における現存の高札場って、結構珍しいんじゃないですかね。

    江戸時代当時のこの辺りは、甲州街道と川越街道と相州街道(現、府中街道)が交差する交通の要衝でした。

  • こちらは大國魂神社の北側に続く「馬場大門ケヤキ並木」で大國魂神社の参道にあたる場所。<br />江戸に入った徳川家康が二筋の馬場を寄進し、両側にケヤキの苗を植えたのに始まるといわれます。<br /><br />

    こちらは大國魂神社の北側に続く「馬場大門ケヤキ並木」で大國魂神社の参道にあたる場所。
    江戸に入った徳川家康が二筋の馬場を寄進し、両側にケヤキの苗を植えたのに始まるといわれます。

    馬場大門ケヤキ並木 自然・景勝地

  • 一帯は国の天然記念物として地域指定されています。<br />通りの両側にはさまざまなショップが立ち並び、豊かな緑とあいまってとても居心地の良い素敵なエリアでしたよ。

    一帯は国の天然記念物として地域指定されています。
    通りの両側にはさまざまなショップが立ち並び、豊かな緑とあいまってとても居心地の良い素敵なエリアでしたよ。

  • そして次に、「武蔵府中熊野神社古墳」がちょっと変わった古墳だと聞いていたので、行ってみることにしました。<br /><br />府中本町からJR南武線で2つ目の西府駅が最寄りとのことで、ちょいと電車で移動。西府駅からは歩いて10分程度でした。<br />京王線の府中駅からは、京王バスでも行けるみたいですよ。<br /><br />到着後、まずは古墳手前にある熊野神社に参拝。

    そして次に、「武蔵府中熊野神社古墳」がちょっと変わった古墳だと聞いていたので、行ってみることにしました。

    府中本町からJR南武線で2つ目の西府駅が最寄りとのことで、ちょいと電車で移動。西府駅からは歩いて10分程度でした。
    京王線の府中駅からは、京王バスでも行けるみたいですよ。

    到着後、まずは古墳手前にある熊野神社に参拝。

  • はい、こちらがそのお目当ての古墳。<br />上円下方墳という珍しい形状の古墳で、日本国内でも3例しかないものとのこと。その中でも最大・最古級の古墳で、国の史跡に指定されています。<br /><br />これは見たこともない、確かに変わった形ですねえ。

    イチオシ

    はい、こちらがそのお目当ての古墳。
    上円下方墳という珍しい形状の古墳で、日本国内でも3例しかないものとのこと。その中でも最大・最古級の古墳で、国の史跡に指定されています。

    これは見たこともない、確かに変わった形ですねえ。

  • 古墳は7世紀前半に築造されたと考えられるもので、石室は横穴式。<br />府中は古来より人が集まる場所だったんだな、と感じさせます。

    古墳は7世紀前半に築造されたと考えられるもので、石室は横穴式。
    府中は古来より人が集まる場所だったんだな、と感じさせます。

  • 近くには無料で見学できる古墳展示館があるのが嬉しい。館内にはトイレの設置もあります。<br /><br />

    近くには無料で見学できる古墳展示館があるのが嬉しい。館内にはトイレの設置もあります。

    国史跡武蔵府中熊野神社古墳展示館 美術館・博物館

  • 展示館では古墳復元の過程などが紹介されていました。<br />なかなか興味深い内容ですので、訪問の際は是非立ち寄ってみて下さい。<br /><br /><br />以上、最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。

    展示館では古墳復元の過程などが紹介されていました。
    なかなか興味深い内容ですので、訪問の際は是非立ち寄ってみて下さい。


    以上、最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。

26いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP